ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2021年
5/16(日) ハープ&ギター(国立)
6/19(土) ハープ&ギター(雑司ヶ谷)
        ハープ:田中麻里
7/25(日) ウクレレ&ギター サマーコンサート8
10/3(日) 建孝三&長谷川郁夫 クラシックギターコンサート
      (立川・玉川上水駅)

イベント=====================
2020年
4/18(日)  はせがわ音楽教室第25回発表コンサート
11/23(祝) ギターサークル・カノン第20回定期演奏会

 

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2021年2月28日 (日)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~第6曲(カルッリ)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆(パノルモ1847年)
長谷川郁夫(ラコート1828年)

第6曲:モデラート ハ長調
4/4拍子とハ長調が戻ってきました。曲の長さも見開き2ページとなりこれまでの曲よりボリュームがあります。楽曲の構成がハ長調のテーマから経過句を経て属調であるト長調のセクション~ハ長調の主題の再現~エンディングとなっていてクラシックの長い曲で使われるような手法をコンパクトに体験できるようになっています。
この第6曲は現代でも楽譜や演奏を時々目にしますが、3回出てくる冒頭の1st,メロディに毎回シンコペーションのタイを付けられているものがほとんどです。ところが実際に当時のファクシミリ楽譜を見ると3回目だけがタイなのですね。全てにタイを付けている演奏は「それらは本来あるべきタイが失われた、楽譜のミスである」と考えているのだと思いますが、今回の演奏では「これはカルッリ先生の意図的なもの」としてその違いを強調するようにしてみました。

このシリーズ、先日収録した分はここまでです。
次回の収録はGWの予定です。
今後もどうぞお楽しみに!(^o^)丿

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2021年2月27日 (土)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~第5曲(カルッリ)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆(パノルモ1847年)
長谷川郁夫(ラコート1828年)

第5曲:アンダンティーノ ホ長調
3/8拍子で書かれています。3/8拍子は1拍の音符が8分音符というだけで3/4拍子とほとんど変わりませんが、譜面を眺めた時の視覚的にも、また書かれている楽曲的にもリズム(ステップ)の軽やかさが感じられるものが多いです。
この曲では音を同時に出すという部分が多くアンサンブルとして息を合わせる大切さや楽しさが語られているように見えます。一方で曲が始まってすぐ、生徒パートがいわゆるアポジャトゥーラの連続した動きになる部分では先生パートが16分音符になって生徒へ弾き方を示唆するレッスンポイントだったでしょうか。エンディングの手前、切迫するように盛り上がりを見せる部分では小川さんからの提案でちょっとテンポも上げて(accell.)みました。

Sn00001

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2021年2月24日 (水)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~第4曲(カルッリ)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆(パノルモ1847年)
長谷川郁夫(ラコート1828年)

第4曲:ラルゲット イ長調
モーツァルトのアリアを思わせるような可憐なメロディが素敵な作品。冒頭メロディの8分休符がとてもチャーミングに感じます。第1番4/4拍子、第2番3/4拍子、第3番2/4拍子ときてここで6/8拍子が出てきました。6/8拍子は1拍の中が3連符になった2拍子の仲間ですが、先生パートが間を埋める音を弾くことで生徒パートの気分をリードするような楽譜に見えます。演奏はここからパートを交代して小川さんが生徒パート、わたしが先生パートを担当しています。

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2021年2月21日 (日)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~第3曲(カルッリ)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆(パノルモ1847年)
長谷川郁夫(ラコート1828年)


第3曲:アレグロ ニ長調
対位法的に書かれた軽快な楽曲です。はじめはわたしの弾く生徒パートの単旋律でスタートし、同じメロディを先生パートが追いかけてくるのでカノン(輪唱)のような雰囲気がありますがそれは初めのところだけ。続いては冒頭4小節の下行フレーズと対旋律としての上行フレーズの組み合わせが何度かパートを入れ換えて音程も変えて(転調して)出現しますが、必ず4小節ごと両パート同じ音から始まる様子はどこか花が開くような、あるいは美しい螺旋模様を見るような感じもします。
短い曲ながら二つのモチーフをやり取りする楽しさと転調によって刻々と変化する気分、そして古い時代の音楽の雰囲気(バロック調)を味わいながらレッスンが進んだのかなと想像します。

ところでこの曲、昔々中学2年生(だったかな)の時にギター部の同級生と練習した覚えがあります。メロディが重なってくるところがカッコいいなあ、弾きやすいのもいいなあと思って弾いていたのもよく覚えていますが、結局どういう演奏してたかとか、何かに出したのかの記憶もありません。この曲をいま弾くと「う~~ん」一瞬何か思い出しそうな気持になりますが、やっぱりダメだ。なにも思い出せない思い出の曲(笑)。もう40年以上前の話です。

 

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2021年2月20日 (土)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~第2曲(カルッリ)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆(パノルモ1847年)
長谷川郁夫(ラコート1828年)

第2曲:アンダンテ ト長調
3拍子で書かれた短くも穏やかな作品です。わたしの弾く生徒パートはほぼ四分音符の連続ですが、単調にならないよう音楽の表情を意識すると気をつけないといけないところは案外多いものです。きっとカルッリ先生もそんな注意を話題にしながらレッスンをしていたのかなと思います。この曲でも生徒が繰り返しになる部分で先生パートは変化をつけて書かれています。

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2台のギターのための24の漸進的なレッスン~第1曲(カルッリ)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆(パノルモ1847年)
長谷川郁夫(ラコート1828年)

フェルディナンド・カルッリの有名な教本(op.27)の第3部はファーストが生徒、セカンドが先生としたギターデュオによる練習曲が24曲収録されています。今回小川和隆さんとともにこの素敵な作品を当時のギターによる演奏で1曲ずつ紹介していこうと思います。
楽譜は現代ギター社より小川さんの校訂で出版されています。

第1曲:モデラート ハ長調
堂々と晴れやかに響きわたるこの曲は格調高いクラシック音楽の門を進むようでもあり、初めの曲にふさわしい気分があります。生徒パート(わたし)が同じメロディを繰り返すところでも先生パートは単純な繰り返しにならず変化が楽しめるように作られているところにカルッリ先生の愛情を感じます。

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2021年2月17日 (水)

ギタリスト・小川和隆さん


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昨日は小川和隆さんがパノルモを持って遊びに来てくれたので
19世紀ギターを奏でてとても楽しい時間を過ごしました。
アルペジョーネも見てもらいました(^o^)丿
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小川さんは音楽のことレッスンのことや
それに伴った身体のことなどいろいろ掘り下げで研究されいて
それらの話題はどれもとても興味深いものでした。

ところで、
カルッリのギター教本op.27の巻末はギターデュオの練習曲になっていて、
GGから小川さんの校訂で楽譜が出版されてもいるのですが、
これを19世紀ギターの演奏でYouTubeにアップしよう!
というプロジェクトが始まりました(^o^)丿
全24曲順番に収録していこうと思いますのでお楽しみに!
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おがわホームページ
https://suertona.com/

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2021年1月 1日 (金)

年賀動画 ドンジョバンニのセレナーデ(モーツァルト)アルペジョーネとワッペンギター

みなさま、新年あけましておめでとうございます。
2020年は大変お世話になりました。
コロナ禍に見舞われた一年でしたが無事にお過ごしでしょうか。
2021年は世の中が日常が取り戻せるよう願いつつ
みなさまのご多幸をお祈りしております、
我々も明るくがんばってまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

===========================
今年の演奏はモーツァルトを選びました。
オペラ「ドン・ジョバンニ」からセレナーデ「窓辺においで」
アレンジは19世紀のギターリスト・ディアベッリのギターデュオ編や
(現代の)ギター合奏譜を参考に自分たちで作りました。
アルペジョーネとウィーンスタイルのギターで弾くには
最もふさわしい曲かなと思います(^^)

わたしの弓さばきは相変わらずつたないのですが
楽しくやっています。

アルペジョーネ(arpeggione)は19世紀初頭に発明された
ギターとチェロのハイブリッド楽器で
ヴィオロンチェロ・ギターなどともよばれていました。
この楽器は長野の名工、石井栄氏による2019年作レプリカです。

ワッペン型ギターはラベルがありませんが
ドイツ・オーストリア系でおよそ100年から向こうのものです。
シールド(盾)型などとも言われ、
ハウザー1世やワイスガーバーなども作っていました。

この個体はヘッドもスクロールしていて、指板もスカロップ加工と
当時のイカしたギターって感じでしょうね。

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2020年12月31日 (木)

指頭奏法・実践編(3)追伸

最近FBのほうでも指頭奏法の話題が時々見られ
生徒さんにも指頭奏法を試す方が増えています。
そういえばこのブログでも
指頭奏法記事の閲覧がそこそこあったりするんですよね。

流行ってきてるかな?指頭奏法(^^)

そういえばわたしが指頭奏法を試したのは
2014年の正月からでした。
つまり、明日2021年の正月で指坊主満7年になるのですね。
いやー、時が経つのは早いというか。

そんなわけで
何となく過去記事を見直していたのですが
指頭奏法の実践編とタイトルを付けた記事は(2)まであって
あらやだ、ナント!(2)の最後は
===========================
もう少しタッチの研究を進めないといけないかな
そんな気にもなりました。

つづく
===========================
って〆てるじゃないですか!(笑)

2015年の記事でしたが、完全放置ですみませんでした(^_^;)

ということで
今さらですが「追伸」としてちょっとだけ続きを書くことにしました。

実践編(2)では爪がなくなると弦をつかむ感触が変化して
指が滑るような、つかめない状態になったこと
そこから指頭の感覚を養うために
爪と肉の境目に弦が当たるようにタッチする方法を紹介しました。

そしてそれに慣れてくると音も出るようになってくるのですが
爪と肉の境目ではやっぱり爪を当てているわけですから
指頭奏法ではもう一段深く、つまり指頭で弦をつかまないといけません。

でも、爪と肉の境目練習がうまくいっていれば
それはそんなに難しいことではないと思います。
自信をもって進んでください。

大事なのは指先で弦を掴む感触があること。
実際にクイ、クイと弦を弾く方向に押すことができること。
そしてこねくらず。そのまま(そのままですよ!)押して
弦のたわみで弦をリリースできること。
つまり深く指を入れれば弦はつかめるけれどリリースできない
指を浅く入れれば弦がつかめず上滑りしてしまうでしょう?
だからそのちょうど良いところを見つけ
百発百中(←ここ大事)でそこに当たるようにするということです。
こういうことって爪アリの時も同じですよね。
楽器をコントロールするときの最も大事なことに思います。

まあ、急がず慌てずでだんだん身についていけばよいです。

imaに関して、わたしは
…「深爪」の反対は「爪が浅い」って言うんでしょうか
割と先端まで爪が来ているのですが
深爪の人の方がどちらかというと指頭で弦を掴む感じは
得やすいような気がします。
浅爪の人はちょっと爪が伸びるとすぐ減に当たっちゃいますし
丸い手を作って弦にアプローチするとやっぱり爪が当たりやすいです。
浅爪派は十分に爪を削り落としていることが重要です。

p指に関しては2017年の記事で
完全に爪を削り落としたことを書きましたが
現在は少しだけ伸ばしています。

もちろん爪は弦に当たらないようにしているのですが
弾弦時に押される指の肉を押さえる程度の長さはあった方が
音量も音質もコントロールしやすいと感じます。

爪を使わないp指のタッチは
柔らかく軽いアポヤンドが綺麗に決まるようになります。
爪を使った「ギーーン」という音になれていると
初めは音量が無いような、もやっとした音色に感じるかもしれませんが
指も耳も慣れてくると
わたしにはこれが通常では良いバランスに思えてきました。

まあ、この辺は楽器選択にもよる部分があるかもしれませんね。
わたしはモダンギターでも比較的古いものや
オーセンティックなスタイルで作られた物を好むので
そういう楽器に対して「合う」と感じるのかもしれません。

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