ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2025ライブ
5/25(日) 深代朋子ギター・ウクレレリサイタルに共演
イベント=====================
12/8(日) 立川市ギター倶楽部定期演奏会
2025
1/26(日) ギターサークル・カノン第23回定演
2/16(日) 立川市文化フェスティバル(立ギが出演)
4/19(土) はせがわ音楽教室第29回発表コンサート
4/29(火祝)府中ギターフェスティバル(立ギが出演)
11/2(日) 立川市文化フェスティバル(立ギが出演)
11/30(日) ギターサークル・カノン第24回定演
12/14(日) 立川市ギター倶楽部定期演奏会  

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2024年12月14日 (土)

リュート協奏曲 ニ長調 RV.93 /ビバルディ

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https://youtu.be/efUp1tLb8lk

リュート協奏曲 ニ長調 RV.93 /ビバルディ(1678-1741伊)
 編曲:植木&はせがわ
リュートギター2台による二重奏
 演奏:植木和輝 長谷川郁夫
 楽器:(植木)マティアス・バウアー作 1880年頃 ウィーン
    (はせがわ)ヘルマン・ハウザー1世 1914年 ミュンヘン
ガット弦・指頭奏法・A=392Hz

「四季」でよく知られるビバルディがリュートを取り上げた作品。協奏曲(コンチェルト concerto)とは、合奏パートと独奏パートによって奏される音楽を指しており、ビバルディはこのタイプの曲を多く作っていますが、ここでも手慣れた筆致で軽やかに、しかしイタリア人らしい人を楽しませるサービス精神に富んだ音楽としてまとめています。


曲は速い~ゆっくり~速いの全3楽章で構成され、
第1楽章はAllegro giusto(アレグロ・ジュスト)とあり「軽快にそして正確に」というような意味になります。冒頭32分音符による明るく溌溂としたメロディが印象に残ります。
第2楽章は付点音符にのせて奏でられる美しいリュートの歌。繰り返しではいろいろな装飾をつけて楽しみました。
第3楽章は3連符によって踊るようなリズムが醸される賑やかで楽しい音楽。エンディングもキレが良く心がスカッとします。

リュートはビバルディ当時の合奏では通奏低音と言って一種の伴奏のような役割を追うことの多い楽器でしたが、この曲では独奏パートとして活き活きと華やかに活躍しているのが印象的です。現代ではクラシックギターが独奏パートを受け持ちギター協奏曲として演奏されることもあり、ギタリストの中でもなじみのあるレパートリーといえるでしょう。

今回のアレンジは奏者である植木和輝さんとわたしによるもので、主に合奏パートを植木さんが、独奏パートをわたしが受け持っています。リュートギターという楽器と相まってなかなか良い響きが出たと思っております。

【関連情報】
リュートギター解説とデュオ演奏

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植木和輝&長谷川郁夫デュオ演奏集【再生リスト】

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はせがわリュートギター演奏

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2024年12月10日 (火)

主よ人の望みの喜びよ/バッハ リュートギター二重奏 植木和輝&長谷川郁夫

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https://youtu.be/--q3Fshb2Hw

2024.11.18収録
主よ人の望みの喜びよ(ヨハン・セバスティアン・バッハ 1685-1750 独)
 編曲:平倉信行~植木&はせがわ
リュートギター2台による二重奏
 演奏:植木和輝 長谷川郁夫
 楽器:(植木)マティアス・バウアー作 1880年頃 ウィーン
    (はせがわ)ヘルマン・ハウザー1世 1914年 ミュンヘン
ガット弦・指頭奏法・A=392Hz

「主よ人の望みの喜びよ」も先に演奏をアップした「G線上のアリア」と並んで広く親しまれているバッハの作品です。
原曲は教会カンタータ『心と口と行いと生活で(BWV147)』終曲のコラール(合唱による賛美歌)で合唱とオーケストラによって演奏されます。
この曲はマルティン・ヤヌスMartin Jahn (ca.1620 - ca.1682)が書いたテキストにドイツのヴァイオリニスト・作曲家のヨハン・ショップ(Johann Schop, 1590ca. - 1667)がメロディを付けた賛美歌を引用して作られています。冒頭の3連符の連続による旋律はバッハが作ったもので、続く長い音符による旋律(合唱で歌われる)が引用した賛美歌の部分になります。初めそれらは交互に出現しますが曲が進むにつれて二つの旋律は次第に混ざり合い、ついには一体に融合し輝かしく響き合う感動的なシーンを経てエンディングに進み、最後に冒頭のバッハの旋律をもう一度奏でたところで曲を閉じます。

今回の楽譜はギタリスト平倉信行さんのギターデュオ用アレンジをベースにリュートギターにフィットするように少し音を変更しています。

ルネサンス~バロック時代にかけてギターと並び撥弦楽器の花形だったリュート族の末裔にあたるこのリュートギターは19世紀の頃にはドイッチェラウテ(ドイツリュート)とも呼ばれ、ドイツでは自国を象徴するような楽器として存在していました。
ここではそんな背景も感じながら、もう一つのドイツの誇りである大バッハの音楽を弾いたら、きっと百何十歳にもなる我々のリュートギターもさぞ喜ぶだろうと思って取り組みました。

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2024年12月 5日 (木)

G線上のアリア/バッハ リュートギター二重奏 植木和輝&長谷川郁夫

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https://youtu.be/5H_5a8Qf8hg

2024.11.18収録
G線上のアリア(ヨハン・セバスティアン・バッハ 1685-1750 独)
 編曲;アウグスト・ヴィルヘルミ~平倉信行~植木&はせがわ
リュートギター2台による二重奏
 演奏:植木和輝 長谷川郁夫
 楽器:(植木)マティアス・バウアー作 1880年頃 ウィーン
    (はせがわ)ヘルマン・ハウザー1世 1914年 ミュンヘン
ガット弦・指頭奏法・A=392Hz

G線上のアリアはバッハの作った最も有名な旋律の一つです。原曲は『管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068』の第2曲「エール (Air)」ですが、後にヴァイオリニストのアウグスト・ウィルヘルミ(1845-1908独)がピアノ伴奏付きのヴァイオリン独奏用に編曲した際、ヴァイオリンの一番低い弦・・・G線のみで旋律を奏でるようにしたことからこの名がつきました。今回の楽譜はギタリスト平倉信行さんのギターデュオ用アレンジをベースにリュートギターにフィットするように少し音を変更しています。

ルネサンス~バロック時代にかけてギターと並び撥弦楽器の花形だったリュート族の末裔にあたるこのリュートギターは19世紀の頃にはドイッチェラウテ(ドイツリュート)とも呼ばれ、ドイツでは自国を象徴するような楽器として存在していました。
ここではそんな背景も感じながら、もう一つのドイツの誇りである大バッハの音楽を弾いたら、きっと百何十歳にもなる我々のリュートギターもさぞ喜ぶだろうと思って取り組みました。
演奏にあたってはバロックというよりも、どちらかと言えばこの楽器たちの生まれた頃、あるいはG線上のアリアと呼ばれるようになってからのロマンティックなスタイルを標榜しています。

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はせがわリュートギター演奏

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2024年12月 4日 (水)

リュートギターのはなしとデュオ演奏・植木和輝&はせがわ【つれづれ★クラシックギターの5】

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https://youtu.be/ttndY9SPXhg?si=S4L-3i4HtnWvv2mv

つど心に浮かんだ話題でとりとめないギター話を綴る「つれづれ★クラシックギター」の第5話はリュートギターのおはなし。
リュートギターはリュートなのか❓ ギターなのか❓❓
どうぞ今回もお付き合いください。
また、よろしければ皆さんのご感想などもコメント欄にお聞かせくださいネ。
ご質問もどうぞ。わかる範囲でお答えいたします(^^)

おはなし:長谷川郁夫 演奏:植木和輝&長谷川郁夫

演奏曲
スパニョレッタ(作者不詳)
ふたつのリュートのためのレッスン(作者不詳)

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2024年11月29日 (金)

チェンバロ発表会に賛助出演してきました

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去る(2024年)11/24は水永牧子先生のチェンバロ門下生発表に賛助出演してきました(^o^)丿

ギター修業時代の仲間、荻荘さんとのアンサンブル出演はかれこれ5年くらいになるでしょうか、もう恒例となってきた感があります。ギターレパートリーをチェンバロで!というアプローチも「荻荘さんなら!」ということで先生にも周りの生徒さん達にも推しをいただき市民権を得てきたようです。

今回のデュオはアルベニスのコルドバ。有名なプジョール編によるギター二重奏版をベースに相談しながらチェンバロへのフィッティングを作っていきました。 本番は思いの外大きな拍手と荻荘さんへ「ヨカッタョ~❤」の声も各所から集まり、お~、よかったねぇ~♪とわたしもニンマリ(笑)。日々の仕事や家事の大変さ、忙しさの中でも音楽への情熱を決して失うことなく真摯に進んでゆく荻荘さんは本当に立派だなあと尊敬しています。 また次回も一緒に出来たらいいですね!今度はどんな曲に取り組もうか、楽しく作戦会議も致しましょう。

発表会参加のみなさんとは打ち上げもご一緒させていただき、だんだんお顔とお名前と演奏が一致してきました(^o^)

みなさん大変おつかれさまでした。素敵な演奏をありがとうございました。そして、今回2台チェンバロということで生徒さんとたくさんの協演をされていた水永先生もおつかれさまでした。この度も大変お世話になりありがとうございました。

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演奏終了後の集合写真❤
実はこれ、記録動画のサムネイルなんです。
最高の笑顔が撮れてよかったー!

ビデオ記録&編集係を頼まれて一肌脱ぎました。

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これは水永先生宅のレッスンで演奏を聴いていただいている時の写真。
先生に撮っていただきました。ふたりとも意外と緊張~😆

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今回の発表会は2台チェンバロの饗演ということで見て!この豪華さ。どちらも久保田彰氏の手がけたもので手前の絵が描いてある方が18 世紀フランドル様式2段鍵盤チェンバロ 1997 年、奥の白木のものがドイツ様式2段鍵盤チェンバロ・クリスチャン・ファーター1720 年頃の1段チェンバロを拡張再設計し2段腱板としたものということでした。
調律師さんはいつもの倍の仕事量で忙しそうでしたが、おかげで今回も贅沢で素敵な響きが堪能できました。影の・・・でも大きな功労者ですね(^^)

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2024年11月28日 (木)

新潟に行ってきました!

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今月11月は16-19日にかけて新潟に行ってまいりました(^o^)丿
ミッションは主に3つ!ひとつは新潟のギタリスト植木和輝さん企画によるテルツとプライム、2つのシュタウファーギターをフィーチャーしたCDが今度出来上がるのですが、そのジャケットに使う写真撮影。
もう一つはせっかく新潟に来るのならと催していただいた二つのリュートギターによるコンサート。これはおよそ100年ほど前の銀行を移築した雰囲気の良い会場でした。
さらにせっかく良いプログラムが出来たので植木さんのスタジオでそのプログラムのデュオ部分を録画しました。
こちらは近くわたしのYouTubeチャンネルで公開しようと思っています。
まぁアンティークギター尽くしの3泊4日でしたが植木さんもわたしもお互い大好物なんで(笑)話題も尽きず本当に楽しい新潟滞在でした。

トップの写真は11/17におこなった二つのリュートギターによるコンサートです。わたしが持っているのがヘルマン・ハウザー1世によるリュートギター(1914年)、植木さんが持っているのがウィーンのマティアス・バウアーによるリュートギターで19世紀末ごろのものです。どちらもガット弦仕様、A=392Hzとして指頭奏法での演奏です。

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会場は旧第四銀行住吉店で、およそ100年ほど前の歴史的建造物となります。 ちょうど我々のリュートギターとも時代が合致して得も言われぬアンティーク気分が満ちています。

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お客さんもたくさん集まっていただきました。 この日は結構雨風強かったのですが足元のお悪い中本当にありがとうございました。

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楽器の解説も熱心に聞いていただけてよかったです。

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こちらはわたしのソロ演奏。
バッハのチェロ組曲第1番をほぼチェロの楽譜通りに弾くようなアプローチでお聴きいただきました。
ハウザーのリュートギターは人の歌声のような響きを持っていて本当に魅力的です。 この楽器の響きがあってこそ、このアプローチを思いついた次第です(^^)

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翌日は写真スタジオで撮影。出来上がりが楽しみ~!

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これは休憩時間・・・ではなく、こういうカットなんです。演技、演技(笑)

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その後は植木さんのスタジオで動画撮影。 前日のコンサートの演目を収録していきました。 結構集中するんで疲れは出ますが、 大好きなことに時間を忘れて熱中できるのはとても楽しいことですよね。

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なんとか全曲収録出来ました。
充実感&達成感!!
後日YouTubeチャンネルにアップしますので是非ご視聴ください。
植木さん大変お世話になりました。
またこれからもよろしくお願いいたします。

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おまけ!
帰りにちょこっとマリンピア水族館に寄りました。

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2024年11月10日 (日)

深ちゃん&はせどんギターデュオ シーズン4収録してきました

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先日深ちゃん&はせどんギターデュオのシーズン4収録で
深ちゃん先生のレッスンスタジオにお邪魔してきました。

このデュオ企画の収録はおしゃべりあり、笑いあり。
深ちゃん先生、今回も長時間のお付き合いありがとうございました。
なんだか部活みたいで楽しくなってます。

シーズン4のセットは・・・あ、クラシックが無かったですね。
ポップスや映画音楽など耳馴染みのある曲ばかりのラインナップになりました。
今回われわれの緩~い判定基準で「これ出しましょう~!」となったのは9曲。
11/15から隔週金曜日に1曲ずつアップしていきますので
よろしければ是非ご視聴ください(^^)

ちなみに再生リストはこちら。

深ちゃん&はせどんギターデュオ再生リスト
シーズン1~3もこちらで視聴できます。


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2024年10月13日 (日)

ライブ告知:11月17日(日)新潟

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2024年11月17日(日)


植木和輝×長谷川郁夫
2台のリュートギターによるバロック音楽の夜
旧第四銀行住吉町支店(新潟県新潟市中央区柳島町2-10)にて
開場 18:00 開演 18:30
前売り/2500円 当日/3000円
※高校生以下の学生、障害者手帳をお持ちの方及びその付き添いの方は1500円です
お問い合わせ(うえき)
090-6481-6971
uekifg@yahoo.co.jp
11月は新潟で植木和輝さんと共演いたします!
今回のお題はリュートギター。
リュートギターはリュートのボディを持った6単弦のギター調弦の楽器で、元をたどればマンドーラ、コラシオーネなどと呼ばれていたバロック時代(16-17世紀)の小型リュートを発端に20世紀初頭くらいまではヨーロッパで作られていました。
この日は植木さんのバウアー作(ウィーン19世紀後半)と、わたしのハウザー1世(ミュンヘン1914年)、2台のリュートギターで演奏をお聴きいただきます。もちろんアプローチはガット弦&指頭奏法で!
会場の旧第四銀行住吉町支店は1927年に建られた歴史的建造物で、新潟市の歴史博物館敷地内にあり、国の有形文化財にも登録されているとのこと。
楽器とサウンド、会場も相まってアンティークな気分につつまれてお聴きいただければと思っております(^^)

プログラム
リュート協奏曲ニ長調 RV93 (A.ヴィヴァルディ)
G線上のアリア (J.S.バッハ)
主よ人の望みの喜びよ (J.S.バッハ)
無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007 (J.S.バッハ) ほか

 

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立川市ギター倶楽部 定期演奏会12/8(日)立川

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立川市ギター倶楽部定期演奏会
2024年12月8日(日)
たましんRISURUホール(小)にて
13:30開演 入場無料

お問い合わせは
立川市ギター倶楽部HPまで
https://tachikawa-guitar.org/

わたしの指揮・指導する立川市ギター倶楽部の定期演奏会がいよいよ近づいてきました。
今年もたくさんのお客様にご来場いただけることを願っております。
今年の後半に集中して取り組んでいる「ゴエスカスの間奏曲」や
わたしの作曲になります「グリーンスリーブスによるプレリュードと変奏」もイイ感じにまとまってきています!

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