ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2022年

イベント=====================
2022年
4/17(日)     はせがわ音楽教室 第26回発表コンサート

 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2022年1月14日 (金)

ワルツ ト長調~カルカッシギター教本 第1部より Valz G-dur Méthode Première partie/Carcassi【19世紀ギター】

2_20220114233601
https://youtu.be/ZndVwWcsj4Y

ワルツ ト長調
カルカッシギター教本op.59第1部より(マッテオ カルカッシ 1792-1853)
Valz G-dur
Méthode complete pour la guitare op.59 Première partie (Matteo Carcassi 1792-1853)

使用ギター:ルネ・フランソワ・ラコート(1828年パリ)
キルシュナー社リアルガット(羊腸)弦とフィガロ社絹芯の低音弦を使用しています。指頭奏法
Guitar: Rene Francois Lacote (Paris, 1828)
Kürschner real gut strings and Figaro silk core bass strings are used.
And play the guitar without fingernails.

演奏:長谷川郁夫 Ikuo HASEGAWA

ト長調の第2曲もワルツ。
カルカッシの教本では各調にほぼワルツが書かれていて、
ワルツが当時とても親しまれていたことを思わせます。
譜面に書かれていなくても「ブン、チャッ、チャッ」の伴奏が
奥に鳴っているような気持で弾くといいですよ(^^)

冒頭のフレーズは同じ音の連続に対してのスタッカートそして
第4弦の開放D音の消音を丁寧におこなうことで
リズムの歯切れよさを出すようにしています。

ハ長調に転調するところはいわゆるトリオの部分ですね。
ピアノ指示ですが「音量を絞れ!」ではなく
柔らかで牧歌的なイメージ~そして音量は張り上げない
というような感じが良いと思います。
ハリのある冒頭フレーズとの違いをよく出すようにすれば
きっとカルカッシ先生に褒められるでしょう(^o^)丿

楽譜は
ペトルッチ楽譜ライブラリーでいくつかの版を閲覧・ダウンロードできます、
https://imslp.org/wiki/Category:Carcassi%2C_Matteo
が、現代ギター臨時増刊号の
「原典版 カルカッシ完全ギター教則本op.59」
https://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&products_id=142686
がよく検証されていて信頼性が高く特に19世紀ギターを使ってのアプローチではこちらを強くお勧めします。
今回の演奏ではその原典版を使っています。

| | | コメント (0)

2022年1月13日 (木)

アンダンティーノ モッソ ト長調(カルカッシ)~ギター教本 第1部より【19世紀ギター】

1_20220113121301
https://youtu.be/zDKBjIR0epg

アンダンティーノ モッソ ト長調
カルカッシギター教本op.59第1部より(マッテオ カルカッシ 1792-1853)
Andantino mosso G-dur
Méthode complete pour la guitare op.59 Première partie (Matteo Carcassi 1792-1853)

使用ギター:ルネ・フランソワ・ラコート(1828年パリ)
キルシュナー社リアルガット(羊腸)弦とフィガロ社絹芯の低音弦を使用しています。指頭奏法
Guitar: Rene Francois Lacote (Paris, 1828)
Kürschner real gut strings and Figaro silk core bass strings are used.
And play the guitar without fingernails.

演奏:長谷川郁夫 Ikuo HASEGAWA

ギターにとってト長調は主和音を構成するレ・ソ・シが
第4~第2弦の開放で得られるので押さえが楽な曲を作りやすい反面、
開放故に要らない領域まで音が残ってしまうという歯がゆい点があります。
というわけで、ここは意を決して⁉消音を練習してみると良いと思います。
第1小節目で言えば2拍裏の8分音符G音が鳴るときに
他の音が残っていなくてG音だけが鳴る状態にすればよいのですが、
この演奏ではG音を弾く直前に右指が弦に触れるようにして
前の響きを消しています。

消音はメンドクサイ技術と言えばそうなんですが(^_^;)、
やっぱりやると聴いた印象が違ってきますから、
「おお、やっぱり違う!」とその効果を感じながら実践していくと良いと思います。

楽譜は
ペトルッチ楽譜ライブラリーでいくつかの版を閲覧・ダウンロードできます、
https://imslp.org/wiki/Category:Carcassi%2C_Matteo
が、現代ギター臨時増刊号の
「原典版 カルカッシ完全ギター教則本op.59」
https://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&products_id=142686
がよく検証されていて信頼性が高く特に19世紀ギターを使ってのアプローチではこちらを強くお勧めします。
今回の演奏ではその原典版を使っています。

| | | コメント (0)

2022年1月 5日 (水)

「タランテラ(テルツ&プライムギター二重奏)」J.K.メルツ作曲

1_20220105164201
https://youtu.be/P8HYkyAglWY

ちょっと懐かしい演奏をアップしました。
3年ちょっと前、2018年の秋におこなった新潟の植木和輝さんとのデュオ演奏のライブ音源からメルツの「タランテラ」。

この曲は「吟遊詩人の調べop.13」に入っている独奏曲をメルツ自身によって二重奏に仕立てたというもので構造的には独奏曲をほぼそのままテルツギター(わたし)が弾き、オブリガートのプライムパート(植木さん)を加えています。
二重奏化によって響きに厚みが出て迫力が増すメリットがある反面、もともとややムズのこの曲をアンサンブルとして成立するように弾くこととか、原曲イ短調をテルツギターに移すことでプライムパートが♭3つもあって弾きやすいとは言えないハ短調になる(しかも意外とややこしい楽譜)など二人掛りだからといって弾きやすくなるわけではないタイプですが、それでもアンサンブルで弾くと楽しさ倍増です!

2018.10.13コンサート
「長谷川郁夫&植木和輝 19世紀ギターデュオの世界」より
(新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ スタジオAにて

ギター演奏
植木和輝 長谷川郁夫
Guitar
Kazuki Ueki & Ikuo Hasegawa

「タランテラ」
ヨハン・カスパール・メルツ (1806-1856)作曲
テルツギターとプライムギターによる二重奏
どちらのギターもJ.G.シュタウファー作です。(1830年頃)
ガット弦使用・指頭奏法

Tarantella
Johann Kaspar Mertz (1806-1856)
terz & prim Guitar duo
Both guitars were produced by J.G.Stauffer[c1830]
We using real gut strings and play the guitar without fingernails.

テルツギターとプライムギターによる重奏はウィーンあたりを中心に良く行われたようです。
メルツのギターデュオは全集を見る限りすべてがこの編成で書かれています。

タランテラはイタリアはナポリの舞曲とされますが、語源はさらに南の町タラントに由来します。6/8あるいは3/8拍子の「タタタ、タタタ・・・」と速い刻みが特徴で多くの作曲家がこのリズムを持った楽曲を残しています。

楽譜は
シャントレル社(CHANTERELLE)から出版されている「メルツギター作品集第8巻:二重奏曲集(S.ワインバーグ校訂)[Johann Kaspar Mertz / Guitar works Vol.8 Guitar Duos Editor: Simon Wynberg]に」収録されています。

コンサートのレポートはこちら
http://has.tea-nifty.com/blog/2018/10/19-bc96.html

同コンサートの東京公演
http://has.tea-nifty.com/blog/2018/09/gg19-c640.html

植木さんのホームページごあんない
http://uekinaika.club/kazuki/japanese/

| | | コメント (0)

2022年1月 2日 (日)

2022賀正 楽しき農夫(シューマン) アルペジョーネとワッペンギター Fröhlicher Landmann(R.Schumann) Arpeggione & Wappen Guitar

2022
https://youtu.be/xLUR-EMBobc

みなさま、
あけましておめでとうございます
2021年は大変お世話になりました。

2020年ほどではないまでも、
昨年もまだコロナの影響がありました。
演奏会の中止はありませんでしたが、
演奏会そのものがまだ企画しにくい状況ではありました。
レッスンはほぼ通常通り行っていましたが
あいかわらずマスク着用で鬱陶しかったですね。
ただ、少しずつ「普通」を取り戻している感じはありますから
明るく過ごしてその日を待ちたいと思います。

みなさまのご多幸をお祈りしております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、今年も年賀動画を撮影しました。
今年の演奏は大好きなシューマンにしました。

「子どものためのアルバム」と題された曲集から
第10曲「楽しき農夫」

2つのギター用のアレンジ・・・初心者(子ども?)と先生かな
がありましたのでそれを使用しました。
原題は「仕事を終えて帰る上機嫌な農夫」ということで
素朴なメロディはいかにもフムフムと鼻歌のよう。
質素な中にも温かさや楽しさがある様子は絵画的なイメージも感じます。

わたしの弓さばきは相変わらずつたないのですが
初めの頃よりは少しマシになってきたかな(笑)
まあ、楽しくやっています。
どなたか先生についてボウイングを習いたいというのが目下の夢です。

アルペジョーネ(arpeggione)は
19世紀初頭に発明された
ギターとチェロのハイブリッド楽器で
ヴィオロンチェロ・ギターなどともよばれていました。
この楽器は長野の名工、石井栄氏に作っていただいたもので
2019年製レプリカです。

ワッペン型ギターは
ラベルがありませんがドイツ・オーストリア系で
およそ100年から向こうのものです。
シールド(盾)型などとも言われ、
ハウザー1世やワイスガーバーなども作っていました。

この個体はヘッドもスクロールしていて、指板もスカロップ加工と
当時のイカしたギターって感じでしょうね。

| | | コメント (0)

2021年12月30日 (木)

君をのせて~映画「天空の城ラピュタ」より(久石譲)Kimi wo Nosete ~ LAPUTA: Castle in the Sky(Joe Hisaishi)ギター演奏 Guitar

Photo_20211230161601
https://youtu.be/8xWzf0VSgaM

君をのせて映画「天空の城ラピュタ(1986年)」主題歌(久石 譲 1950-)
Carring You (Kimi wo Nosete) ~ LAPUTA: Castle in the Sky(Joe Hisaishi 1950-)

今年最後の動画はエベケン先生アレンジの「君をのせて」。メロディとベース音が中心のシンプルなアレンジはエベケン先生にしてはちょっと珍しい(かな?)。曲集の第1曲だったので“つかみ”としてあまり指の難しさを出さないようにっていう意味もあったかもしれませんね。

それではみなさま、どうか良いお年を❣
来年もまた楽しいコンテンツを作ってご視聴をお待ちしております。
YouTubeのほうでは登録、いいね!を是非よろしくお願いいたします。
コメントも大歓迎です(^o^)丿

楽譜
「楽しいギターソロ 宮崎駿監督アニメ音楽コレクション(編曲/竹内 永和・江部賢一)」ドレミ出版
※この曲は江部賢一さんのアレンジです。

ギター演奏:長谷川 郁夫
指頭奏法
Guitar:Ikuo HASEGAWA
playing the guitar without using nails.

| | | コメント (0)

2021年12月28日 (火)

第23曲~2台のギターのための24の漸進的なレッスン(カルッリop 27)

Op2723
https://youtu.be/6Ta5VFu1g3g

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆 (パノルモ1847年)
長谷川郁夫 (ラコート1828年)

第23曲:アレグレット ニ長調 6/8拍子
拍子、調性、速度指示、構成もあらゆる点でカルッリ作品のひとつの典型を感じます。すなわち明朗快活、わかりやすい曲調、ギターの機能を活かしたテクニックで弾きやすく、しかし単調にはならず、アンサンブルの喜びにも満ちていて、弾く人・聴く人ともに心をウキウキと楽しくさせる音楽。カルッリはこうした作品を本当にたくさん作っていました。これは取りも直さず19世紀初頭の当時はそういう需要がたくさんあったということでしょう。こういうのを温故知新というのでしょうか、わたしは19世紀ギターを持ってこういった作品にあたるたびに大げさに言えば社会や生活の中での「音楽」や「ギター」の在り方について200年も昔の先生から何かを教えられているような気持ちになります。

| | | コメント (0)

2021年12月25日 (土)

聖母の御子(カタルーニャ民謡~リョベート編)100年前のギター・ガット&シルク弦の音色 A.E.パスカル1922年 A=392Hz El Noi de la Mare

Photo_20211225012601
https://youtu.be/v0JrHZn6sRg

聖母の御子(カタルーニャ民謡~ミゲル リョベート 1878-1938 編)
El Noi de la Mare (Cancion Popular Catalana arr.Miguel Llobet/1878-1938)

使用ギター:アントニオ・エミリオ・パスカル 1922年
使用弦:アクイラ社 ガット&シルクセット
A=392Hz調弦にて
指頭奏法

Guitar:Antonio Emilio Pascual 1922
Strings:Aquira gut and silk
Tuning:A=392Hz
playing the guitar without using nails.

ギター演奏:長谷川郁夫
Guitar:Ikuo HASEGAWA

聖母の御子
スペイン北部カタルーニャ(カタロニア)地方に伝わる民謡。
「聖母の御子」とはキリストのことでキリストの誕生を受け「何を差し上げたらいいか?良いものを差し上げよう」と思いを巡らす様子を描いており、賛美歌・クリスマスの歌として歌われています。

今回の演奏譜は
タレガの愛弟子の一人ミゲル・リョベートによるアレンジをベースにほんの少しの変更を加ました。この曲の器楽用演奏譜としてはもっとも知られたものと言えるでしょう。

ガット&シルク弦と392Hz調弦
手元に使わずにおいていたアクイラのガット&シルク弦があったので1922年のパスカルに張ってみました。クラシックギター用のナイロン弦はオーガスチン社による、確か1947年頃が初めと聞きますのでこのギターが作られた当時はガット(羊腸)の高音弦と絹芯の低音弦が使わていました。
ただアクイラ社のこの弦は少しゲージが太く、わたしにとっては半音下げの415Hz調弦にしてもまだちょっと張りが強く感じます。なので、この際好きなところまで下げてしまおう!ということで392Hz付近、つまり全音下げくらいのところに落ち着きました。爪を使わない、いわゆる指頭奏法で弾いています。

太いガット弦を低めの調弦で運用するのは弦の持ちも良くなりますし音色も甘さや渋さが出て、わたしは割と好みです。今回の試みでもSPレコードから聴こえてくるような生々しくもあたたかみがある音色に陶然としました。今回のような美しい小品は特に音色を味わいながらゆっくりゆっくり弾きたくなります。すると次第に弾くことと聴くことがが混然一体となってぐいぐいと惹き込まれ。時が経つのを忘れてしまいます。

アントニオ・エミリオ・パスカル 1922年
「1883年にスペインのアリカンテで生まれ、マヌエル・ラミレスの工房にてサントス・エルナンデス、ドミンゴ・エステソといった銘工と一緒に製作技法を身につけ、1909年にアルゼンチンのブエノスアイレスに工房を開いた」とあります。音色と佇まいにヴィンテージスパニッシュの豊潤な香りが漂うギターです。ラベルが1922年なので来年100歳。ギターにとって100年はあっという間でしょうか。

| | | コメント (0)

2021年12月21日 (火)

第22曲~2台のギターのための24の漸進的なレッスン(カルッリop 27)

Op2722
https://youtu.be/b2LhihO7Q0g

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆 (パノルモ1847年)
長谷川郁夫 (ラコート1828年)

第22曲:ラルゴ~ラルゲット~ラルゴ ホ短調~ホ長調~ホ短調 3/4 - 6/8 - 3/4拍子
この曲集を振り返ると第18曲に「きらきら星」がありましたが、ここでも当時流行していたパイジェッロ作オペラ「水車小屋の娘」から“うつろな心”(Nel cor più non mi sento / ネル コール ピウ ノン ミ セント)が挿入されていました。この曲はメロディや変奏曲のテーマとしてピアノ、ヴァイオリン、ギターなどなどあらゆる様々な楽器編成で愛奏されていました。いま風に言えば、だれでも知っていてみんな大好き❤どこでもウケる鉄板ソングだったのでしょう。逆に言えば、人を楽しませるサービス精神に長けたカルッリ先生が練習曲集の中でこれを繰り出してくるのはもはや自明の理というところでしょうか。

序奏は短調でラルゴの指定がありました。カルッリはop.34など他の曲でも序奏部でラルゴの指定を良くしてきますが文字通り“幅の広い”気分が大事で、この曲のような短調であってもあまり深刻であったり重苦しい遅さにならないほうが良いケースがほとんどです。歌に入ってからはラルゲットで心持ち軽やかになるということですが、(先生の弾く)セカンドパートが忙しくなく、心地よく感じる程度で作ると丁度そのくらいの速さということでしょう。生徒の弾くファーストパートはメロディがよく歌えるように音が整理されているのは第18曲「きらきら星」の時と同じ配慮だと思います。きっと生徒さんは楽しく弾いていたでしょう。その姿が目に浮かぶようです。歌のあとはもう一度序奏と同じものを繰り返して曲を閉じます。

| | | コメント (0)

2021年12月20日 (月)

100年前のギター・ガット&シルク弦の音色 アデリータ(F.タレガ)A.E.パスカル1922年

Photo_20211220154001
https://youtu.be/rzq7Kc5mlwo

アデリータ(フランシスコ タレガ 1852-1909)
Adelita (Francisco Tárrega 1852-1909)

使用ギター:アントニオ・エミリオ・パスカル 1922年
使用弦:アクイラ社 ガット&シルクセット
A=392Hz調弦にて

Guitar:Antonio Emilio Pascual 1922
Strings:Aquira gut and silk
tuning:A=392Hz

ギター演奏:長谷川郁夫
Guitar:Ikuo HASEGAWA

アデリータ
近代ギターの父と言われるフランシスコ タレガの珠玉の小品の一つ。レント(ゆっくり)の指定があり、マズルカのリズムで書かれています。

今回のアプローチは
手元に使わずにおいていたアクイラのガット&シルク弦があったので1922年のパスカルに張ってみました。クラシックギター用のナイロン弦はオーガスチン社による、確か1947年頃が初めと聞きますので当然22年はガット(羊腸)の高音弦と絹芯の低音弦が使わていました。
ただアクイラ社のこの弦は少しゲージが太く、わたしにとっては半音下げの415Hz調弦にしてもまだちょっと張りが強く感じます。なので、この際好きなところまで下げてしまおう!ということで392Hz付近、つまり全音下げくらいのところに落ち着きました。

太いガット弦を低めの調弦で運用するのは弦の持ちも良くなりますし音色も甘さや渋さが出て、わたしは割と好みです。今回の試みでもSPレコードから聴こえてくるような生々しくもあたたかみがある音色に陶然としました。この収録は深夜におこなっていますが、まさに「真夜中の音色」⁉ 弾くことと聴くことがが混然一体となってぐいぐいと惹き込まれ時間が経つのを忘れてしまいます。アデリータもいつもよりさらにゆったり弾きたくなりました。

アントニオ・エミリオ・パスカル 1922年
クロサワギターの記事によると「1883年にスペインのアリカンテで生まれ、マヌエル・ラミレスの工房にてサントス・エルナンデス、ドミンゴ・エステソといった銘工と一緒に製作技法を身につけ、1909年にアルゼンチンのブエノスアイレスに工房を開いた」とあります。音色と佇まいにヴィンテージスパニッシュの豊潤な香りが漂うギターです。ラベルが1922年なので来年100歳。ギターにとっは100年はあっという間でしょうか。

| | | コメント (0)

«ケンプ氏のジグ(作者不詳) Kemp's Jig (Anon.) ギター演奏