ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2025ライブ
5/25(日) 深代朋子ギター・ウクレレリサイタルに共演(狛江)
7/27(日) ウクレレ&ギター サマーコンサート12(立川)
11/16(日) 植木和輝&長谷川郁夫コンサート(新潟)
イベント=====================
2025
2/16(日) 立川市文化フェスティバル(立ギが出演)
4/19(土) はせがわ音楽教室第29回発表コンサート
4/20(日) 相川達也ギター教室発表会ゲスト出演(甲府)
4/29(火祝)府中ギターフェスティバル(立ギが出演)
6/1  (日) 松戸ギターフェスティバル(カノンが出演)
11/2(日) 立川市文化フェスティバル(立ギが出演)
11/30(日) ギターサークル・カノン第24回定演
12/14(日) 立川市ギター倶楽部定期演奏会  

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2025年2月16日 (日)

ミスターロンリーのデュエット

ミスターロンリーのデュエット Mr. Lonely guitar duo
アラン&ヴィントン作曲 中西信明~伊藤均編曲
演奏:深代朋子&長谷川郁夫

このアレンジは新堀ギター界隈ではお馴染みのもので中西信明~伊藤均(あるいは新堀ギター)編とあります。これは中西氏が新堀ギター主催の全日本ギターコンクール作曲部門にエントリーされた作品がもとになっているためです。たしか1980年前後だったかと思いますが、主題と6つくらいの変奏からなっている比較的規模の大きな作品で何かの賞は受賞されたのでしょう、当時のギターミュージック誌巻末に作品が掲載されていたのを何となく覚えています。そして後にその楽譜から主題と第1変奏を取り出し、東京新堀ギターアンサンブル(NE)の公演レパートリーとしたのがこのアレンジのはじまりだったと思います(伊藤氏はNEのトップ奏者でした)。いまこの記事を書きながら中西氏の全曲版も見てみたいなと思いましたが、藤沢の新堀ミュージアムに行ったら見ることが出来るでしょうか…。

甘い声で切なく歌われる原曲の歌詞は出征兵士がその孤独で寂しい気持ちを切々と訴えるものですが、こちらの演奏では流れる感じのテンポ設定にして爽やかな情緒を心がけてみました。

こちらのデュオは宿河原(川崎市)を拠点にレッスンや演奏活動をおこなっている深代朋子先生との二重奏動画企画で「初級の方には目標に、中級の方には楽しみになる」くらいのレパートリーを動画で紹介しています。ステージ発表などでの演目探しにいかがでしょうか。(^^)

再生リストもかれこれ30曲を超えてきました。
【再生リスト】深ちゃん&はせどんギターデュオ

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2025年1月 6日 (月)

第30回ギターをもっと楽しむ会

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去る1月4日ははせがわギター音楽教室のギターをもっと楽しむ会を行いました。 こちらは個人レッスンの生徒さんとサークルのメンバーさんに声をかける、ごく内輪の発表会ですが今回は第30回となりました。年2回の開催なので15年ということになります。 三賀日をあけてすぐの1月4日でしたが気心知れた楽しい顔ぶれが集まってくれました(^o^)丿 ソロはもちろん、重奏にはギター以外の楽器も飛び出し、サークルの合奏もあったりして良い弾き初め会となりました。 歌好きの方が結構多くて弾き語りも多く見られましたね。 終了後は新年会になだれ込み、今年も元気にスタートです!

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お昼ご飯の様子。くじ引きされた演奏順がこの時に発表されます。早い方がイイのか、遅い方がイイのか、はたまた真ん中がイイのか❓❓ どれが大吉なんでしょうか(笑)

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ソロはもちろん、こんな感じのデュオの演目もあります。

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かくし芸❓❓ ギターの生徒さんですがリコーダーも演奏するシーンが!(^o^)丿

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こちらは19世紀フルートでの演奏。このフルートはオリジナルで200年ほど前の楽器でした。この方はソロも19世紀ギターなんです。

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ソロ演奏の一コマ。こちらもパノルモという名の通ったロンドンの19世紀ギター。

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サークル有志によるアンサンブルもあります。

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運営やみなさんのサポート、あと大切な講評をいつも受け持ってくれる田村先生の講師演奏はウクレレでした。

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わたしも弾きました~(^o^)丿

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2025年1月 1日 (水)

2025賀正 グリーンスリーブス(イングランド民謡~長谷川郁夫編) アルペジョーネと19世紀ワッペンギター

2025
https://youtu.be/gzKqjuIV8fo


令和7年 / 2025年 元旦
みなさま、あけましておめでとうございます。
昨年2024年は大変お世話になりました。
おかげさまで元気に楽しくギターを弾くことができました。

2025年もさらにがんばります。

音楽は美
音楽は愉しみ
そして、音楽は社交

今年もみなさまとのご縁を深め
また、新たなご縁にも出会えたらと思っております。

みなさまのご多幸をお祈りしております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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今年の演奏は日本でも良く知られるイングランドのメロディ
「グリーンスリーブス」。
古来のやり方を踏襲して自身でいくつかの変奏を作ってみました。

アルペジョーネ(arpeggione)は19世紀初頭に発明された
ギターとチェロのハイブリッド楽器で
ヴィオロンチェロ・ギターともよばれていました。
この楽器は長野の名工、石井栄氏に作っていただいたレプリカで2019年製。

ワッペン型ギターはラベルがありませんが
ドイツ・オーストリア系でおよそ100年から向こうのものです。
シールド(盾)型などとも言われ、
ハウザー1世やワイスガーバーなども作っていました。

この個体はヘッドもスクロールしていて、指板もスカロップ加工と
当時のイカしたギターって感じでしょうね。
演奏はうちの家内です。

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2024年12月31日 (火)

タラスカの子守歌(メキシコ民謡)

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https://youtu.be/DFa4e4I5WYk

2024年12月31日
暮れゆく2024年に寄せて。

先に紹介したマルセロ・バルベロ・イーホ。
優しく穏やかに響くこのギターで
こんな曲を奏でてみたくなりました。

実に簡素で短い曲なのですが
弾き終わっても響きが耳の奥で
まるで残照のようにいつまでも残り
しみじみとした味わいに浸ります。

みなさま、よいお年を!
来年もよろしくお願いいたします。

タラスカの子守歌 メキシコ民謡
使用ギター
マルセロ バルベロ イーホ1998年
(パラカサ アルカンヘル フェルナンデス)
楽器紹介と楽器談義の動画はこちら
https://youtu.be/tns3NKN06kM

演奏:長谷川郁夫 指頭奏法

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スペインはマドリードの名工!マルセロ バルベロ イーホでギター談義と聴きくらべ♪ 【つれづれ★クラシックギターの7】

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https://youtu.be/tns3NKN06kM

つど心に浮かんだ話題でとりとめないギター話を綴る「つれづれ★クラシックギター」の第7話は、たまたまお預かりしたスペインはマドリードの名工マルセロ バルベロ イーホの1989年作で緊急⁉ギター談義。
どうぞ今回もよろしくお付き合いください。

この前バルベロ・イーホを預かる機会があったので了承を得てギター紹介、ギター談義の動画を作ってみました。
バルベロ・イーホ、落ち着いた響きでいい楽器ですよね。わたし結構好きなんです。お持ちの方も数人、脳裏に浮かびますから人気もあるギターなんでしょう。わたしのアントニオ・マリンとも弾き比べてみました。お正月の暇つぶしに❓❓よろしかったらご視聴いただければ幸いです。

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2024年12月24日 (火)

ジャパンヴィンテージギターの愉しみ~聴きくらべとギター談義!中出阪蔵&峯澤泰三【つれづれ★クラシックギターの6】

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https://youtu.be/FgrBn3QmMXo

つど心に浮かんだ話題でとりとめないギター話を綴る「つれづれ★クラシックギター」の第6話はジャパンヴィンテージギターの愉しみ。・・・楽器に物語あり! 作る人の人生、手に入れた方の思い、歴史、時代、出会いや別れの妙。。。一台一台の楽器の全てにドラマがあるな、と思っています。ロマンですよねぇ~💛  今回は古い方には懐かしい、新しい方には新鮮な~ギター製作のレジェンド中出阪蔵の1951年と1981年、溝カルでおなじみ溝渕浩五郎先生をして日本三大名工の一人と言わしめた峯澤泰三の1962年をおしゃべりと聴きくらべでご紹介しました。
ギター談義はわたしの大好物ですが、時間を気にせず好きなだけしゃべってみようと撮っていったら1時間弱!よくしゃべりましたぁ(笑)

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2024年12月18日 (水)

二つのルネサンス小品 リュートギター二重奏 植木和輝&長谷川郁夫

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https://youtu.be/wosCnXg4fJM

植木和輝さんとのリュートギターデュオ、最後は先にアップしたおしゃべりコンテンツ「リュートギターのはなしとデュオ演奏」より演奏部分を切り出しました。

「スパニョレッタ」はルネサンス時代の名旋律ですが、後のオットリーノ・レスピーギ(Ottorino Respighi 1879-1936伊)がリュートのための古代舞曲とアリア第3組曲の第3楽章にて「シチリアーナ」として引用したことから現代でも広く親しまれています。わたしたちの演奏ではレスピーギも参照したという 音楽学者オスカー・キレゾッティ(Oscar Chilesotti 1848-1916伊)の残したリュート曲写本から即興的にデュオにしてみました。
続く「二つのリュートのためのレッスン」は鈴木メソッドのギター教本に掲載されていたもので出典が不明でしたが、イギリスのエリザベス朝時代のリュート二重奏と思われます。

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2024年12月14日 (土)

リュート協奏曲 ニ長調 RV.93 /ビバルディ

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https://youtu.be/efUp1tLb8lk

リュート協奏曲 ニ長調 RV.93 /ビバルディ(1678-1741伊)
 編曲:植木&はせがわ
リュートギター2台による二重奏
 演奏:植木和輝 長谷川郁夫
 楽器:(植木)マティアス・バウアー作 1880年頃 ウィーン
    (はせがわ)ヘルマン・ハウザー1世 1914年 ミュンヘン
ガット弦・指頭奏法・A=392Hz

「四季」でよく知られるビバルディがリュートを取り上げた作品。協奏曲(コンチェルト concerto)とは、合奏パートと独奏パートによって奏される音楽を指しており、ビバルディはこのタイプの曲を多く作っていますが、ここでも手慣れた筆致で軽やかに、しかしイタリア人らしい人を楽しませるサービス精神に富んだ音楽としてまとめています。


曲は速い~ゆっくり~速いの全3楽章で構成され、
第1楽章はAllegro giusto(アレグロ・ジュスト)とあり「軽快にそして正確に」というような意味になります。冒頭32分音符による明るく溌溂としたメロディが印象に残ります。
第2楽章は付点音符にのせて奏でられる美しいリュートの歌。繰り返しではいろいろな装飾をつけて楽しみました。
第3楽章は3連符によって踊るようなリズムが醸される賑やかで楽しい音楽。エンディングもキレが良く心がスカッとします。

リュートはビバルディ当時の合奏では通奏低音と言って一種の伴奏のような役割を追うことの多い楽器でしたが、この曲では独奏パートとして活き活きと華やかに活躍しているのが印象的です。現代ではクラシックギターが独奏パートを受け持ちギター協奏曲として演奏されることもあり、ギタリストの中でもなじみのあるレパートリーといえるでしょう。

今回のアレンジは奏者である植木和輝さんとわたしによるもので、主に合奏パートを植木さんが、独奏パートをわたしが受け持っています。リュートギターという楽器と相まってなかなか良い響きが出たと思っております。

【関連情報】
リュートギター解説とデュオ演奏

新潟コンサート&滞在レポート(はせがわブログ)

植木和輝&長谷川郁夫デュオ演奏集【再生リスト】

うえきホームページ

はせがわリュートギター演奏

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2024年12月10日 (火)

主よ人の望みの喜びよ/バッハ リュートギター二重奏 植木和輝&長谷川郁夫

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https://youtu.be/--q3Fshb2Hw

2024.11.18収録
主よ人の望みの喜びよ(ヨハン・セバスティアン・バッハ 1685-1750 独)
 編曲:平倉信行~植木&はせがわ
リュートギター2台による二重奏
 演奏:植木和輝 長谷川郁夫
 楽器:(植木)マティアス・バウアー作 1880年頃 ウィーン
    (はせがわ)ヘルマン・ハウザー1世 1914年 ミュンヘン
ガット弦・指頭奏法・A=392Hz

「主よ人の望みの喜びよ」も先に演奏をアップした「G線上のアリア」と並んで広く親しまれているバッハの作品です。
原曲は教会カンタータ『心と口と行いと生活で(BWV147)』終曲のコラール(合唱による賛美歌)で合唱とオーケストラによって演奏されます。
この曲はマルティン・ヤヌスMartin Jahn (ca.1620 - ca.1682)が書いたテキストにドイツのヴァイオリニスト・作曲家のヨハン・ショップ(Johann Schop, 1590ca. - 1667)がメロディを付けた賛美歌を引用して作られています。冒頭の3連符の連続による旋律はバッハが作ったもので、続く長い音符による旋律(合唱で歌われる)が引用した賛美歌の部分になります。初めそれらは交互に出現しますが曲が進むにつれて二つの旋律は次第に混ざり合い、ついには一体に融合し輝かしく響き合う感動的なシーンを経てエンディングに進み、最後に冒頭のバッハの旋律をもう一度奏でたところで曲を閉じます。

今回の楽譜はギタリスト平倉信行さんのギターデュオ用アレンジをベースにリュートギターにフィットするように少し音を変更しています。

ルネサンス~バロック時代にかけてギターと並び撥弦楽器の花形だったリュート族の末裔にあたるこのリュートギターは19世紀の頃にはドイッチェラウテ(ドイツリュート)とも呼ばれ、ドイツでは自国を象徴するような楽器として存在していました。
ここではそんな背景も感じながら、もう一つのドイツの誇りである大バッハの音楽を弾いたら、きっと百何十歳にもなる我々のリュートギターもさぞ喜ぶだろうと思って取り組みました。

【関連情報】
リュートギター解説とデュオ演奏

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植木和輝&長谷川郁夫デュオ演奏集【再生リスト】

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はせがわリュートギター演奏

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