01.日々雑感

雑談のような、日記のような…

2025年7月10日 (木)

ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2025ライブ
7/27(日) ウクレレ&ギター サマーコンサート12(立川)
11/16(日) 植木和輝&長谷川郁夫コンサート(新潟)
2026ライブ
5/24(日) 記念演奏イベント予定(立川)
イベント=====================
2025
11/2(日) 立川市文化フェスティバル(立ギが出演)
11/30(日) ギターサークル・カノン第24回定演
12/14(日) 立川市ギター倶楽部定期演奏会  

Photo_20250310182102 3/21 CD販売開始!
J.G.シュタウファーの追憶 
  ~2本の19世紀ギターによる作品集
詳細はこちらをクリック

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2025年4月17日 (木)

吉報❗️ レコード芸術オンラインにて「推薦」盤に

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上から2段目左から4つ目が我々のCDです!!


「奥ゆかしくて典雅な世界 ・・・ ビーダーマイヤー時代のウィーンの音楽サロンに思いを馳せながら楽しみたい」

先だって発売されたCD「J.G.シュタウファーの追憶/2本の19世紀ギターによる作品集」はレコード芸術オンライン-2025年4月号にてCD評が掲載され、おかげさまで「推薦」バッジを戴きました(記事はこちら 有料会員限定になります)。❤❤❤

※以前の「レコード芸術」は特選/準特選/推薦/無印の区分でしたが、「オンライン」では評者が1人となり、推薦/準推薦/無印の3段階となったとのこと。

ご注文はこちらよりどうぞ
CD「J.G.シュタウファーの追憶/2本の19世紀ギターによる作品集」宣伝ページ

皆さまのご注文お待ちしております。

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2025年3月10日 (月)

CD「J.G.シュタウファーの追憶」~2本の19世紀ギターによる作品集

新潟のギタリスト植木和輝さんとのCDが3月21日より発売になります。昨年、植木さんと共にじっくり取り組んで完成させました。多くの方にお手に取ってお聴きいただけましたら幸いです。
ネット通販やギターショップでも取り扱われますが、わたしの方でもメール i.has@nifty.com にてご予約及び販売を承ります(定価3300円/お振込にて送料は当方が負担いたします)のでお気軽にお問い合わせください。

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CDタイトル
「J .G.シュタウファーの追憶 」
  ~2本の19世紀ギターによる作品集

《CDパンフレットより》
ヨハン・ゲオルク・シュタウファー製作の 2 本の 19 世紀ギター(テルツ&プライム)による二重奏。ガット弦や指頭奏法など当時の演奏スタイルを再現。ディアベッリやメルツ、約 200 年前当時の音楽の愉しみが香り豊かに再現されます。
「今回のアルバムの特徴はやはりJ.G. シュタウファー(1778-1853)による2 本のギターを使用している点です。2 本とも 1830 年頃に製作された楽器ですので 200 年近い時を経ています。長い年月の間、おそらくさまざまな名も知らぬギタリストたちの腕の中で歌い続けて来たことでしょう。その楽器たちが遠い昔のできごとを追憶しているかのようなイメージでアルバムを構成しました。収録曲はどれも同時代に出版された作品ですので、その名も知らぬ 19 世紀のギタリストたちのレパートリーだったかもしれないなどと想像しながらレコーディングしました。不思議な偶然や幸運が重なり、楽器が結んでくれたとしか思えないようなご縁により今回のアルバムが出来上がりました。この CD を手にしていただいた皆様ともご縁がつながったものと勝手ながら思っております。どうか末長くこの CD をご愛聴いただけましたら幸いです。(植木)」

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《レビュー》
原善伸先生(ギタリスト・洗足学園名誉教授)より
「植木和輝&長谷川郁夫の新譜CD「J.G.シュタウファーの追憶」を聴いた。心安まる一枚だ。オリジナル19世紀ギター2台による、しかも名工シュタウファーのテルツとプライムという願ってもない組み合わせ。 選曲も秀逸で、前半はディアベッリ編曲による当時流行した歌謡やオペラアリアなどを、後半はメルツの幻想曲2曲を二重奏と独奏(植木)で収録している。最後はシューベルトの歌曲を、メルツ編で植木のソロと長谷川の編曲を加えたデュエットで締めている。ガット弦指頭奏法の音が心地よい。ブックレットの解説もジャケットも実に丁寧に作られていて感心した。」

建孝三先生(ギタリスト)
19世紀の宮廷で聞いてるようです。良い音!!ガットで指頭弾きはギターの原点だなと感じます。」

現代ギター 2025年 4月号
(…)本盤収録曲の大半を占めるディアベッリの編曲作品が愉しい。当時の流行歌やオペラの楽曲に拠るものだが、愛好家達が気軽に演奏して楽しめるよう平易で名曲のエッセンスだけを抜き取った19世紀のヒット曲集と言った感がある。長谷川と植木の演奏も楽しい夜会の雰囲気を活き活きと再現しているようだ。(…)ライナーノーツの言葉を借りれば“ラクにさらえて、弾いて気分よく、聴いてカッコ良い”編曲集はディアベッリのギター作品を見直す価値のある蘇演であろう。メルツでの植木のソロ演奏は、ある種の凄味を感じさせる秀演。

レコード芸術ONLINE 2025年 4月号 ※推薦のバッジを戴きました!
(…)奥床しくて典雅な世界だ。(…)ビーダーマイヤー時代のウィーンの音楽サロンに思いを馳せながら楽しみたい。
※記事全文はこちらを御覧ください(有料会員限定)。

愛好家の方より
「柔らかな音色に込められたメッセージを感じる事ができ、そして歴史ある建物の中で聴いているような幸せな錯覚に浸ることができました。」
「総体として素晴らしく完成度が高く、19世紀ギター二重奏としてこれまでにない魅力を持つ音盤に仕上がっていると感じました。」

【収録曲目】
オルフェウス第 12 巻(A. ディアベッリ)
1 ロマンツェ「哨兵」
2 ロマンツェ「シリアへの旅立ち」
3 ロマンツェ「私を置いていくあなた」
4 ロシア民謡「美しいミンカ」
5 メロディー「愛する人の腕の中であなたは安らぎ」
6 メロディー「われ送らんアレクシスに」
7 メロディー「些細な考えを受けて」

オルフェウス第 4 巻(A. ディアベッリ)
8 アリア「シャンパンの歌」
9 カンツォネッタ「窓辺においで」
10 デュエット「お手をどうぞ」

ウェーバーのオペラ《魔弾の射手》より(A. ディアベッリ)
11 嘲笑の合唱
12 農民のワルツ
13 酔っ払いの歌
14 カヴァティーナ「たとえ雲が」
15 花嫁の冠を編みましょう
16 狩人の合唱

17 ドイツの歌による幻想曲(J.K. メルツ)

18《ドン・ジョバンニ》のモチーフによる幻想曲(J.K. メルツ)*

19 涙の賛美―シューベルトの 6 つのリートより(J.K. メルツ)*

20 アヴェ・マリア―エレンの歌第 3 番
       (F. シューベルト~N. コスト、長谷川編)

植木和輝(プライムギター)
長谷川郁夫(テルツギター)
    (*印:植木ソロ)

ジャケットより
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プロモーションパンフレット
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プロモーション動画

カバー絵 : 大塚貴士 『漂着した或る手紙より』(2009年)
photo : Yuka Matsunaga
発売元:ウッドノート・スタジオ
http://www.woodnotestudio.com/
mail@woodnotestudio.com

●定価 3,300 円(本体 3,000 円)
●品番:WNCD-1055 
●JAN コード:4582373240550  

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2024年11月29日 (金)

チェンバロ発表会に賛助出演してきました

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去る(2024年)11/24は水永牧子先生のチェンバロ門下生発表に賛助出演してきました(^o^)丿

ギター修業時代の仲間、荻荘さんとのアンサンブル出演はかれこれ5年くらいになるでしょうか、もう恒例となってきた感があります。ギターレパートリーをチェンバロで!というアプローチも「荻荘さんなら!」ということで先生にも周りの生徒さん達にも推しをいただき市民権を得てきたようです。

今回のデュオはアルベニスのコルドバ。有名なプジョール編によるギター二重奏版をベースに相談しながらチェンバロへのフィッティングを作っていきました。 本番は思いの外大きな拍手と荻荘さんへ「ヨカッタョ~❤」の声も各所から集まり、お~、よかったねぇ~♪とわたしもニンマリ(笑)。日々の仕事や家事の大変さ、忙しさの中でも音楽への情熱を決して失うことなく真摯に進んでゆく荻荘さんは本当に立派だなあと尊敬しています。 また次回も一緒に出来たらいいですね!今度はどんな曲に取り組もうか、楽しく作戦会議も致しましょう。

発表会参加のみなさんとは打ち上げもご一緒させていただき、だんだんお顔とお名前と演奏が一致してきました(^o^)

みなさん大変おつかれさまでした。素敵な演奏をありがとうございました。そして、今回2台チェンバロということで生徒さんとたくさんの協演をされていた水永先生もおつかれさまでした。この度も大変お世話になりありがとうございました。

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演奏終了後の集合写真❤
実はこれ、記録動画のサムネイルなんです。
最高の笑顔が撮れてよかったー!

ビデオ記録&編集係を頼まれて一肌脱ぎました。

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これは水永先生宅のレッスンで演奏を聴いていただいている時の写真。
先生に撮っていただきました。ふたりとも意外と緊張~😆

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今回の発表会は2台チェンバロの饗演ということで見て!この豪華さ。どちらも久保田彰氏の手がけたもので手前の絵が描いてある方が18 世紀フランドル様式2段鍵盤チェンバロ 1997 年、奥の白木のものがドイツ様式2段鍵盤チェンバロ・クリスチャン・ファーター1720 年頃の1段チェンバロを拡張再設計し2段腱板としたものということでした。
調律師さんはいつもの倍の仕事量で忙しそうでしたが、おかげで今回も贅沢で素敵な響きが堪能できました。影の・・・でも大きな功労者ですね(^^)

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2024年11月28日 (木)

新潟に行ってきました!

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今月11月は16-19日にかけて新潟に行ってまいりました(^o^)丿
ミッションは主に3つ!ひとつは新潟のギタリスト植木和輝さん企画によるテルツとプライム、2つのシュタウファーギターをフィーチャーしたCDが今度出来上がるのですが、そのジャケットに使う写真撮影。
もう一つはせっかく新潟に来るのならと催していただいた二つのリュートギターによるコンサート。これはおよそ100年ほど前の銀行を移築した雰囲気の良い会場でした。
さらにせっかく良いプログラムが出来たので植木さんのスタジオでそのプログラムのデュオ部分を録画しました。
こちらは近くわたしのYouTubeチャンネルで公開しようと思っています。
まぁアンティークギター尽くしの3泊4日でしたが植木さんもわたしもお互い大好物なんで(笑)話題も尽きず本当に楽しい新潟滞在でした。

トップの写真は11/17におこなった二つのリュートギターによるコンサートです。わたしが持っているのがヘルマン・ハウザー1世によるリュートギター(1914年)、植木さんが持っているのがウィーンのマティアス・バウアーによるリュートギターで19世紀末ごろのものです。どちらもガット弦仕様、A=392Hzとして指頭奏法での演奏です。

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会場は旧第四銀行住吉店で、およそ100年ほど前の歴史的建造物となります。 ちょうど我々のリュートギターとも時代が合致して得も言われぬアンティーク気分が満ちています。

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お客さんもたくさん集まっていただきました。 この日は結構雨風強かったのですが足元のお悪い中本当にありがとうございました。

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楽器の解説も熱心に聞いていただけてよかったです。

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こちらはわたしのソロ演奏。
バッハのチェロ組曲第1番をほぼチェロの楽譜通りに弾くようなアプローチでお聴きいただきました。
ハウザーのリュートギターは人の歌声のような響きを持っていて本当に魅力的です。 この楽器の響きがあってこそ、このアプローチを思いついた次第です(^^)

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翌日は写真スタジオで撮影。出来上がりが楽しみ~!

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これは休憩時間・・・ではなく、こういうカットなんです。演技、演技(笑)

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その後は植木さんのスタジオで動画撮影。 前日のコンサートの演目を収録していきました。 結構集中するんで疲れは出ますが、 大好きなことに時間を忘れて熱中できるのはとても楽しいことですよね。

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なんとか全曲収録出来ました。
充実感&達成感!!
後日YouTubeチャンネルにアップしますので是非ご視聴ください。
植木さん大変お世話になりました。
またこれからもよろしくお願いいたします。

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おまけ!
帰りにちょこっとマリンピア水族館に寄りました。

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2024年8月 4日 (日)

むさむらギターサークル A4ポスター2024

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わたしの指導する「むさむらギターサークル」。

活動の拠点としている武蔵村山市緑が丘ふれあいセンターでは
そこで活動されている様々なサークルがそれぞれ
壁にA4ポスターを一枚掲示して良いことになっているのですが、
今回そのリニューアルにわたしが一肌脱ぐことに~(^o^)丿

しかしなにせその壁は
A4ポスターが所狭しと並ぶこと先の都知事選の如し!なんで、
少し遠くから見てもわかるよう
伝えたいことだけ太く大きな字で出すことと
楽しそうな感じが伝わればいいなと思って
こんな風にしてみました。

村山なんで「楽しく弾くべ!」ってのも考えたんですが、
そこはちょっと自粛しました(笑)

むさむらギターサークルのHPはこちら
https://musamura-guitar.jimdofree.com/


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2024年6月20日 (木)

植木和輝さんとのCD! 19世紀ギター シュタウファー テルツギター&プライムギター

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植木和輝さんとのギターデュオレコーディング。
およそ200年ほど前に製作されたウィーンの名器・ゲオルクシュタウファーとそれらが活躍していた時代の音楽やそのシーンを彷彿としていただける、こだわりの1枚がここに!
・・・というわけで先日彦根でウッドノート笹井さんのもと収録した植木さんとのデュオ、早くも第1回編集~チェック用CDが上がってきました。こうして聴くといいものですねえ、自画自賛(笑)
笹井さんありがとうございます(^o^)丿
あの日の演奏時と違和感のない綺麗な音色が聴けて気分はアゲアゲ❤ 植木さんの独奏もいい感じでした。
植木さんと綿密なチェック作業を進めていきます。
発売はもうしばらく先ですが、どうぞご期待ください!
以下収録に伺った彦根(6/5-6)でのスナップです。
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収録は彦根市文化プラザのエコーホールにて2日間かけて行いました。
わたしは今回シュタウファー作のテルツギターを担当しています。
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レコーディングディレクター笹井慎二(ウッドノートスタジオ)さん。
久しぶりにお会いしました~。何から何までお世話になりました。
ありがとうございました。
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みんな大好き!ひこにゃん(^^)/

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2024年3月 9日 (土)

山下愛陽ギターリサイタル行ってきました

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昨日(3/8)は山下愛陽(やました かなひ)さんのリサイタルを聴きに三鷹の武蔵野市民文化会館に行ってきました。

いつだったか、ふとYouTubeに現れた愛陽さんの演奏“シャコンヌ”を聴いてシビれ、いつか生演奏が聴ける機会があったら必ず行こうと心に決めており、文字通り待ちに待ったコンサートでした。
この日の演目にはシャコンヌも含まれていて、それはそれは期待に違わぬ素晴らしいものでしたが、プログラム全体もダウランドに始まり時代を巡りながらノクターナルのダウランドで余韻を持って締めくくる美しい構成で大変楽しめました。
愛陽さんの演奏は硬質な楽器から飛び出す甘くとろけるような音色の美しさはもちろんのこと、一貫して各声部が立体的に響いていることと音楽の抑揚が大胆でありながら実に自然という点が特筆されると思います。
しいて文字にしてみると、演奏を聴いた瞬間の第一印象が「そこに妙なる音楽だけがある」という感じなのです。その音楽の美しさや素晴らしさがまず心に入ってきて、次第にそれを演じ奏でている愛陽さんの存在に気が付き、強い印象とともに深い感動に包まれます。世に素晴らしい演奏はたくさんありますが、わたしにとってこういう感覚に誘われるのは本当にごく一部の演奏(演奏家)によるもので、録音でのみしか知らないという場合も多いので、この日のようにライブで同じ時間を共有できたことも貴重な体験であり喜びでした。
愛陽さんはまだ20代ということですから、今後もますますこの素晴らしい資質を伸ばしてさらなる素敵な演奏を重ねていっていただきたいと思いました。
写真はこの日の席からのステージの様子。初日に予約をしたのですが、お目当ての最前列はあっという間に売れて一番端のここだけが予約できる席でした。はじめは舞台が思ったより高く感じ、目線が足首かぁ(笑)・・・とも思いましたが満足度は高かったです(^^)。

帰りはギターつながりの知人に声をかけられて駅までの文化会館通りを「ヨカッタねー」とか話しながら歩いたのも楽しかったです(^o^)丿 

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2023年12月25日 (月)

第28回 ギターをもっと楽しむ会

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去る12/23(土)はわたしの教室主催「ギターをもっと楽しむ会」の第28回でした。
この会は個人レッスンの生徒さんと指導するサークルに声をかけて、
客を呼ばない内輪の発表で年2回のペースでおこなっています。
今回も独奏・重奏・合奏はもちろん、弾き語りや19世紀ギター、
あとマンドリンなんていうのもありましたね。
みなさん思い思いの曲を存分に披露してくれてとても良かったです。
また、最後にはクリスマス特別企画として参加者みんなで合奏をしよう!
ということにして「グリーンスリーブス」「神の御子は」そして「きよしこの夜」を楽しみ、
わたしからの講評を伝えて会を閉じました。
その後はさらなるお楽しみの懇親会。
ま、打ち上げとも忘年会とも呼びますか(笑)。
開放感もあるし互いに演奏し聴きあった同士ということもあって、
打ち解け合うというか盛り上がるんですよねー。
皆さん、また来年も元気にお会いしましょう、良いお年を!
丸一日ギター漬けの楽しい一日。
和やかな幸せを感じる暮れのひとときでした。
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2023年9月15日 (金)

植木和輝さんと二重奏リハ・・・19世紀のテルツギター&プライムギター

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新潟のギタリスト植木和輝さんが9/13-14と来てくれてツーショット!

19世紀ギター、それもテルツギターとプライムギターのデュオを集めたCDを作りたいという声掛けを戴き、鋭意取り組んでいます。植木さんとのリハは新潟-東京と互いが遠いため、これまでオンライン(ヤマハ・シンクルーム)によるセッションをおこなってきました。これはこれで案外充実した合わせができ、イマドキの便利さやそのポテンシャルを感じましたがやはりそれはそれ。対面で互いを感じながら息を合わせてこそわかることや通じることもあるからと、この度東京まで来てくれて昨日と今日対面で長時間かけてミッチリ合わせることができました。

楽器は互いにゲオルク・シュタウファーによるレニャーニモデルでわたしの方がテルツギターです。およそ200年前のウィーンのギター。時代も国も越えて集った兄弟のような二台はとてもよく馴染み楽しく歌っていました。ちなみに今回のデュオの選曲はディアベッリがアレンジしたウェーバー「魔弾の射手」全12曲中より6曲と、同じくディアベッリによるオルフェウスと名付けられた曲集の第4巻(全3曲)と第12巻(全7曲)。モーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」のアリアなどが入っています。あとメルツ編のドイツ民謡「真夜中に」。合計で30分を越えるくらいのボリュームがあります。CDになるときにはさらに植木さんのソロも入る予定です(^^)

メルマガ案内などで一部の方にはお知らせしていましたレコーディング日程、実は9月末を予定していたのですが諸事情で少し遅れることになりました。ただリスケジュールもさらにセッションを重ねてアンサンブルの純度を高めたり、この愉しみが長く味わえると思えばマイナスばかりではないな、と思っています。また進捗がありましたらお知らせいたしますね。

ま、とにかく楽しくガンバリマス(^o^)丿


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アルペジョーネを興味深く弾いてくれるシーンもありました。
植木さんは最近、お嬢さんと一緒にヴァイオリンを習っているんだとか。
ボウイングって超むずくない?なんていう話にも花が咲きました(笑)

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