01.日々雑感

雑談のような、日記のような…

2020年3月30日 (月)

ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2020年
4月12日(日) こもれびコンサートシリーズ10 公演中止
珈琲とともに楽しむアンティークギターの響き
友情出演:黒田公子(19世紀ギター)

4月16日(木) 19:00開演 めぐろパーシモン小ホール 公演中止
5月31日(日) 14:00開演 ホームギャラリー・ステッチ (玉川上水)
春を彩る19cギターの響き〜トリオを中心に〜
中島晴美・岡野聡子・長谷川郁夫

7月11日(日) ウクレレ&ギター サマーコンサート8
ホームギャラリー・ステッチ(玉川上水)
本年おこなわないことにいたしました。

9月11日(金)GGサロンコンサート
「100年前のドイツギター~名工ハウザー一世を聴く」
18:30開場 19:00開演 現代ギター社GGサロン(要町)

イベント=====================

2020年
4月25日(土) はせがわ音楽教室 第25回発表コンサート
開演12:00 たましんRISURUホール 開催中止

6月21日(日) むさむらギターサークル第8回定期演奏会
開演13:30 武蔵村山市民会館 さくらホール(小)

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2020年3月18日 (水)

ギターサークル「響」定演中止

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来る3月20日に行われる予定でした、
わたしの指導するギターサークル「響」
第23回定期演奏会“ぽこぽこ音楽会”は
当初延期の可能性を探っていましたが
結局中止となりました。

せっかく頑張って練習して仕上げてきていましたし、
サークルとしては一つの大きな区切りですから
メンバーさんとしては無観客演奏まで考えていたようでしたが、
借りている会館が閉鎖となり
練習場所も演奏場所もなくなってしまっては
どうにもなりませんでした。

「さあ、定演まであと少し!気張っていきましょう(^o^)丿」

とレッスンを終了したのが二月の二十日ごろ。
そこから突然一か月以上みんなと会えないということに
なってしまいました。

みんな、元気にしているかしら。

早くこの事態が収まることを願うばかりです。

また楽しく練習したいですね!

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2020年3月 4日 (水)

若いみなさんへ~「わたしの職業について(アンケート)」

ちょっと前にWindows7から10に引っ越すときに見つけた文章で
「大学でどんな勉強をしたのか」 という記事をアップしました。
これは、2011年ごろに当時習っていた生徒のお兄さん(高校生)から
質問を受けて書いたお手紙のようなものでした。

実はそのPC引っ越しの時にもう一つ文章を見つけてまして
こちらも3000文字超!
頑張って書いた記念ついでに今日はそれをアップしようと思います(^^)
頑張って書いたシリーズはとりあえず、ここまでです(笑)

こちらは当時ギターレッスンに来ていたかわいい中学女子で、
時期からすると3学期?学校からの課題だったようです。
身近な大人に聞いてくるという感じの
職業についてのアンケートでしたが
これもお手紙のようなつもりで書きました(^^)

2016年2月15日のタイムスタンプがありました。

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わたしの職業について(アンケートと回答)

職業・・・ギター教師 ギター奏者 長谷川郁夫

  • この職業についたきっかけはなんですか

中学のころから、自分の好きなことを職業にしてずっと続けたい(その世界を探求したい)という気持ちが強くありました。その頃はギターのほかに、写真(カメラいじり)や自転車いじりなどが好きなことでしたが、ギターが一番頑張れました。ギターに出会ったのは中学時代のクラブ活動からでしたが、音楽はそれ以前から好きで、エレクトーンを習うなどしていました。中学に進んだときはきっと吹奏楽部に入ると思っていたのですが、なぜかギター部に入っていました。今思えばとても不思議な縁と思います。 

  • 必要な資格、免許はありますか

プロギタリストとして演奏したり、有料のレッスンで生徒さんを教えたりする際でも公的なギター専門家の資格や免許等は必要ありません。しかし、それは公的な資格が存在しないという意味であって、何もしなくてよいということではありませんから、我々の仲間の多くは国内外の学校(音大や音楽院)で専門の授業を学んだり、コンクールを受けたり、リサイタルや演奏の実績を積んだりしています。

リサイタルなど演奏会のチラシやプログラム、あるいは自分をアピールするホームページなどには「プロフィール」といって、自身のこれまでの経歴を示すことが良くありますが、1)出身校 2)師事した先生 3)コンクールなど受賞歴 4)演奏会の実績 5)出版物(CDや楽譜他)などの実績 そして現在の活動の様子などがかかれることの中心です。つまり、資格や免許などはありませんが、演奏したり教えたりできる自分(専門家)であるためにいつも勉強し、磨きをかけていることが必要です。

  • 資格や免許の他に必要な能力はなんですか

演奏にしても、教えることにしても人と付き合う仕事ですから、一つ挙げるとしたら人とのコミュニケーションが好きということは意外と大切な気がします。
その中でも特にわたしの仕事は基本的に一人でやっていますから、ともすれば自分の考えが絶対正しいと思いがちで、これはいつも気を付けています。自分の考えがしっかりしていることはもちろん大切なのですが、人は本当に千差万別でそれぞれがみんな違った思いを持っていますから、互いが自分の正しさを主張するばかりでは何かとうまくいきません。相手と向き合う時にはまず相手の考えを受け入れ理解することが必要と思います。

  • 仕事の内容について教えてください

○ギター奏者
ギターはクラシックギターを使います。演奏曲はクラシックが多いですがポップスなどクラシック以外の曲を弾くこともあります。フルートやヴァイオリン、オカリナやリコーダー、歌などとアンサンブルをすることもよくあります。また珍しいものとして200年くらい前の当時のギターを使って当時の音楽を演奏するようなことも行っています。コンサート(ライブ)演奏のほかにCDなどの録音を頼まれることもありました。

○ギター教師
クラシックギターを教えています。生徒さんと11での個人レッスンのほかに10人~20人ほどのメンバーを3~4パートに分けて演奏するギター合奏(ギターサークル)の指導もしています。ギター合奏の際は指揮をすることが多いです。

○アレンジなど
自分で演奏するためや合奏などに必要な楽譜はアレンジして作ることもありますがこれも必要な仕事です。時々自身で作曲することもあります。出版社を通してそれらの作品を曲集として発売するようなこともありました。

○その他
ギター奏者として演奏するだけではなく、自分の演奏会を企画し運営することもわたしにとっては大切な仕事です。演奏会の内容を決め、会場を予約し、チラシを作って宣伝し、当日のスタッフを手配するなど細かいことまでいろいろやります。
ギター教師としてもただ教えるだけでは教室は成り立ちませんから、教室の年間計画など進め方を決めたり、宣伝をしたり、帳簿を付けたりなどします。自分の教室を持つといろいろ細かい仕事も発生します。

  • この仕事について良かったことはなんですか

やはり自分を通して好きなことを仕事にしましたから、やっていて楽しい!これに尽きます。自分の好きなことにいくら没頭しても誰からも怒られず、むしろ褒められたりするのですから、こんなにいいことはありません。

仕事の規模は決して大きくはありませんが、自分が何を求めて、どういう方向に進んでいるのかということをよく理解し、納得しながら進んでいけることもこの仕事の良さです。

生徒さんがだんだん上手になって楽しそうにギターを弾いている様子を見るのはとてもうれしい気持ちになりますし、演奏会で拍手を戴いたり「いい演奏だった」と声をかけていただけたりするのも至福のひとときです。

  • この仕事で大変だったことはなんですか

練習やその他音楽のことで大変と思ったことはほとんどありません。確かに予定がいっぱい詰まっていて忙しいときや、それらをこなしてくたびれてしまう日もありますが、望んでそうなっているわけですからどうということもありません。物事が思い通りに行かないときも(だいたい物事ってそうそううまくはいきませんから)あまり焦りません。

思い返せば、この仕事に進みたいと思ったときは父から強く反対され、大きな壁として立ちはだかっていましたからその時の戦いは少し大変でした。でもそれも今思えば、自分の気持ちをしっかりさせるために必要なことだったような気もしています。

あえて大変なことを考えてみると、音楽が仕事になってからは苦手なこともやらなくてはいけないというのが少し大変です。例えばわたしはお金を数えたりお金のことを考えたりするのが少し苦手です。楽しいギターや音楽の世界に没頭するときにあまりそういうことを考えたくないのです。でも、教室を運営したり演奏者として社会に参加したりするとなればそういうこともやらなくてはいけませんね。なので、そこは少しあきらめてそういう大変さは大人の役割として仕方ないことと受け入れています。

 

  • 中学生のうちに身につけておかなければならないことはなんですか

わたしは今年50歳になりますが、中学生のときに全く気が付かず、今になってハッと思ったことが一つあります。それは歳を重ねていくと子供のころバラバラに勉強したり、覚えたりしていたことが実は関連付けられたり、一つにまとまってくるということです。

英語、数学、国語、科学、歴史 etc…いろいろな授業があって、なぜか得意や不得意があったりして、中学高校のときすでにギターの道に進みたいと思っていたわたしは「ギターと関係ない授業、こんなことを覚えたっていったい将来に何の意味があるんだろう」とよく思っていました。

しかし例えば今、200年前のギターで当時の曲を弾こうとすれば、その時のヨーロッパの様子を知らないわけにはいかないですし、当然その時の日本のことも知りたい。昔の弦がどんな素材でどういう風に作られていたか、音程はどうやって作るのか、日本語の資料がなければ無理してでも外国語を読むしかなかったり、まあとにかく学生のころに無駄だと思っていた勉強が今何かを調べたりするときの足掛かりになったりするのです。音楽に限らず、本当に好きなものについては何でも知りたくなるものですが、もっともっと知識を深めたい、いろいろ考察を進めたいと思ったときは、結局あらゆる教科総動員で当たることになるのです。

学生のときのように身近に専門分野の先生がいたら、気軽にいろいろ質問できていいなあ!と今さら思ったりします。

若い皆さんには「だから何でも勉強しなくてはいけない」などと言うつもりもありませんが、一見無駄と思えるような知識や理解でも、このように「ああ、ここにつながるのか」とか「覚えていたから案外楽しい」というようなことがたくさんありますから、興味のあることはもちろんどんどん探求して、しかし今興味のないこともまあ無駄にはなりませんから、そこは安心してテストなど必要に応じて?少し覚えたりして楽しく過ごされるのが良いと思います。

2016215日 長谷川郁夫

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2020年2月29日 (土)

小平 永田珈琲店にて

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今日は小平の永田珈琲まで行ってきました。
用事は来る4月12日ライブチラシの差し替え。
14時からの一本だったところを
17時からの公演を加えて2回にしたので
チラシを修正シールで直したものに
交換させてもらうということでした。


午後伺ったのですがお客さんがいっぱいで
ものすごく忙しそうにしていました。
回収するチラシを出していただくのに
少し時間がかかるようだったので
おいしい珈琲をケーキセットで注文し
しばし待っていると・・・

マダムが持ってきたチラシには
「追加公演決定!17:00~・・・」と
手書きで書かれていました。
お預けしたチラシは100枚ほどありました。
引き取ったチラシは70くらいかな、
その全てに書き込まれていて・・・

「え~っ!全部に書いてくださったんですか?」

ニッコリ微笑む店のマダム。
わたしは恐縮しつつ
ああ、すごく応援してもらえているんだと
なんだか、胸が熱くなりました。
お忙しいのに、ホントすみません!
ありがとうございます。

いや、こんな風に書いてくださったのなら
チラシはこのままでも良かったのですが
ササッと入れ替えて、
書き込みの方を手渡してくれるのがあまりにも早くて

「あ、そうしたらこちらの方を・・・」

と、言いかけたのですが
結局交換してきちゃいました。
このチラシはまたどこかで使いましょう。

人の心の温かさに触れた思いがしました。
本当にありがとうございました。
永田珈琲で10回目のライブ、頑張ります(^^)

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2020年2月13日 (木)

大学でどんな勉強をしたのか

このところ、パソコンをウィンドウズ7から10に買い替えて
中身の移行を進めているのですが、

前のパソコンのデータから
2011年に書いた小論文?のような文章が出てきました。
ああ、こんなこと書いた書いた!懐かしいなあ。
というわけで思い出として、ここに載せておこうと思いました。

わたしの生徒(当時中学生)のお兄さんだったかな、
進路を考える時期だったんでしょうか。
お母さんを通じて
「ギターの先生に大学や専門学校のことについて聞きたい」
と言われて作った、お手紙のようなものです。

前半は大学に入学するまでの身の上話ですねえ。
しかし、3200文字。よく頑張って書いたなー。(笑)

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「大学でどんな勉強をしたのか」

わたしは日本大学芸術学部音楽学科、もう少し細かく書くと管弦打楽器演奏コースのギターを専攻し4年間で卒業しました。ただそれはもう20年も前になりますから、これから書いてお伝えすることと今は少し様子が変わっているかもしれません。

実はわたしは大学に進む前に2年ほど専門学校へ通っていました。もちろんギターの学校です。高校のころには「もっとギターや音楽について勉強したい、できることならぜひギターの道に進みたい」と思っていたので、いわゆる授業で習うような勉強はあまり好きではありませんでした。得意な教科はありましたが、それ以外はそれらを勉強する意味も感じられずモチベーションが低かったものです。わたしが高校生だった当時はまだギターが日本の音楽大学にはほとんど取り入れられておらず、ギターを勉強したい人は外国の学校へ留学したりしていましたが、私の周辺ではそういった情報もなく私の選択肢に留学はありませんでした。

わたしが通った専門学校は座学というかいわゆる学校らしい授業を行うようなシーンは少なく、レッスンや練習がメインでした。他に実習という名目で関連教室の宣伝や先生としてレッスンをするようなこともやりました。すべての専門学校がそうであるとは言えませんが、専門学校とは即戦力をつけるというか、仕事のやり方を教えるというかそういうところなのだなあと実感しました。興行的なコンサートのプログラムをどう組むか、あるいはそういうことをするためにどういう仕事(手伝い)などが必要かとか、どういう宣伝をすると生徒さんが入ってくれるかとか、そういうことを重要視してカリキュラムが進められていたように思います。

今となっては、そこで教わったことも大変役に立っていますが当時のことを振り返ると少々不安がありました。なぜなら確かに演奏会の実践経験はいくらかしているものの、基本的な音楽やギターの勉強がまだまだ足りないのに、どんどんやり方だけを覚えていくのがどうもしっくりこなかったのです。このままではいけないと思い、はじめ4年コースで入学したところを途中で2年コースに変更して卒業してしまいました。

今思えば「このままではいけない」の気持ちばかりで、何の先行きも決めずに両親に相談もせずに卒業してしまったのですからその頃のことを思い出すと、よく今があるものだと思います。

日本大学芸術学部(日芸)のギター専攻についてはちょうどそのころ第1期の学生が募集され、ギター界でも話題になっていました。わたしはぜひそこに行ってもう一度勉強したいと考えました。

当時の日芸の受験は学科…国(古文・漢文も含む)・英と専門科目…ギター・ピアノ・ソルフェージュ・楽典 が試験科目でした。学科は専門学校で2年離れていただけでしたが相当忘れていて、そのままではもちろん独学でも無理そうだったので高円寺の予備校に通いました。故有って受験準備に取り掛かったのが5月の連休前後だったこともあり、いくつか名の知れた予備校にも相談したのですが、高円寺のところ以外はみんな「あなたに合格は無理!」とまともに取り合ってもらえませんでした。高円寺だけは変わっていて「2か月毎日通って職員室で勉強しなさい、それができたら改めて入学を許可します(それまでお金はいらないから)」と言ってくれて涙が出るほどうれしかったのを覚えています。もちろん、頑張って通い続け、7月ごろから合流しました。学科は初めのころはどんどん偏差値が伸びましたが、高校時代の偏差値まで上がるとほぼ止まり、時々高い値が出たときは「これは受験テクニックだな」と思ったものです。

受験項目のギターは課題曲がわたしにとって易しかったこともあり、ほぼ問題ないと結論しました。むしろ問題だったのはピアノでした。鍵盤経験は小学生のころエレクトーンを2年くらいやった程度でまあ初心者。ただ、同じような境遇の受験生はたくさんいるだろうと自分を奮い立たせました。ピアノはソナチネ程度と受験要綱にありました。さっそくレッスンを受け始めましたがまずツェルニーの30番という、初心者には難しい課題を出され、「これができなかったらバイエルから入るが、そうだと受験には間に合わないかも」と言われ、ギターを放り出し一日何時間もピアノを弾きました。ギターがやりたくて受験するのにこれは何なんだとも思いましたが、これをこなさないと門をくぐれないのですからこの時ばかりは頑張ったものです。ソルフェージュや楽典も音楽教室に通って教えてもらいました。

いろいろな方々のおかげでどうにかその年で大学に入ることができました。ギターコースの2期生でした。

大学に入ってからの勉強は大きく分けて2つありました。一つは一般教養とよばれる高校時代の授業の延長のような内容のものと専門科目といわれる音楽や芸術全般の勉強・レッスンなどです。

高校の授業では学ぶべきものをパッケージされ、学校に言われるがままに何時間目は数学だとか科学だとかそんな感じで進められていましたが、大学ではある程度自由に学びたい科目を選択します。1年かけて習得(合格)すると単位というものがもらえるのですが、人文・科学・社会という3つの分野からバランスよく単位を取ることを求められました。もちろん必修もあり、英語や体育などがそれにあたりました。

専門科目は音楽美学や音楽史など講義を受けるタイプのものと作曲法や指揮法など実践的なもの、あとは先生からレッスンを受けることなどがありました。レッスンを受ける楽器は専門のギターのほか、ピアノや声楽も必修の副科としてあり、必ずやらなくてはいけません。講義のほうは年間数回なので内容は概論的なものか講師の好きな話題に偏りますから、いずれにしてもその科目について広くしっかり学べたという実感はありませんが「なるほどこういう世界があるのか」というような意味では自分の生き方や考え方、音楽にも影響があったと思います。それらは後に本を読むなど勉強を進めることも可能ですし。実践的な授業もこの先に進むための入り口はわかりました。レッスンは専門楽器やアンサンブルについては大変良かったと思いましたが、ピアノや声楽が今役立っているかは何とも言えないなあと思っています。特にピアノは入学前にあれだけ練習したにもかかわらず入学後まったくモチベーションを失い、劣等生でした。自身ではギターばかり弾いていたのだから当たり前と言い訳をしています。

大学について、わたしの時代でも「よい就職のため」とか「周りが行っているから」という理由で受験や専門学科を決めるケースは往々にしてありましたが、建前からいえばやはり学問をするところだと思います。大学は「勉強したい」「もっと理解を深めたい」というものに対して、それとじっくり向き合える時間と設備と頼れる先生と仲間がいるところでした。受験の時も入学してからも必修で若干のやりたくない勉強やそういったこともあるかと思いますが、まあやりたいことをどんどん追求したい人にとってはこんなにいい場所はないなあと思います。

ちなみに音楽大学で教室の生徒さんの集め方、初心者のレッスンの仕方や看板の張り方、演奏会のマネジメントなどを教えないのは大学が学問を追及する場であって職業としてのプロになることを特に求めていないからなのでしょう。ただ、そうは言っても実際に仕事をするときにはやはり学問的な理論や、一般教養的なものなど一見稼ぐこととは関係ないこれらも広く知り、経験していることは大切だと思います。これらはもちろん大学でなくとも学べるでしょうが、わたしが受験した時に予備校、ピアノ、ソルフェージュ、楽典、ギターといくつもまわって勉強したことを考えると、一つの場所で学べるのはかなり効率も良いのだと思います。

わたしは今でも大学に行けてよかったと思っていますし、そこで学んだことは今も活かされています。行かせてくれた母や協力してくださった方々にも大変感謝しています。

ご参考になれば幸いです。

 2011年11月23日 長谷川郁夫

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2020年2月 9日 (日)

ポール・ガルブレイス演奏会  2020.2.7東京カテドラル聖マリア大聖堂

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先日2月7日はポール・ガルブレイスの演奏会を聴きに
東京カテドラル聖マリア大聖堂まで行ってきました。
目白からバスの予定だったのですが、
早く着いたので歩いていくことにしましたが、
それでも早く到着し入場を待つ列の先頭になってしまいました(笑)。
おかげで一番前のかぶりつきで拝聴できました(^^)

ずっと以前、製作家のホセ・ルビオと
その息子ルビオ二世とも言えるレイド・ガルブレイスのことを調べていた時に
「ルビオ ガルブレイス」と検索すると
このポール氏がルビオ作の8弦ブラームスギターを使用していることから
検索結果にバンバン出てきたのが氏の存在を知ったきっかけです。
何か血縁的なものがあるのかなと思いつつ、
ユーチューブ等で演奏を聴くとたいへん素晴らしかったので
いつか生を聴きたいと思っていましたが、この夜ようやく実現しました。

どうやら演奏家のポール氏と製作家のレイド氏は
名前が被っているだけで血縁的なつながり等は無いそうです。
スコットランドにありがちな名前ということですね。

さて、ポール・ガルブレイス氏の演奏は
どこまでも穏やかで深淵。決して荒ぶること無く、
あらゆる声部が良くコントロールされ、
聴いていて吸い込まれるようでした。

ポール・ガルブレイス氏の演奏は通常のギター演奏スタイルに比べて
「チェロのように構えることで
 右手(弦)に腕の重みをあまりかけない発音」
「最弱音~中音にかけてのコントロールを重視することで
 弱音側にダイナミックレンジを確保」
「スルタストでいいのかな?右手が内側(ソフト)位置を多用…
 さらに楽器の形状もあって特に低音の弾弦位置が相対的に内側」
「高音と低音側に各1本分拡張した8弦ギターのため
 ポジション移動が少ない(同一ポジションで幅広い音域を弾く)」
という特徴を感じました。

感想としては大変すばらしかったです。
全部よかったけれど初めの二曲、
BWV998とスクリャービンが
特に印象に残りました。
あとアンコールのシューマンもよかったです。

楽器も構えも音楽づくりも
ギタリストとして異色な存在ですが、
この人でないと聴けない音楽がそこにありました。
大変満足!聴けて良かったと
満ち足りた気持ちになりました。

今回会場になった大聖堂は素敵な空間でしたが
この時期は寒かったです。
厚手のコートを着たままで拝聴しましたが
ポール氏はこのチラシと同じくらいの薄着で
大丈夫だったろうかと思ったくらい。

それと大聖堂の響きはさすがに残響多く
かぶりつきで聴く分には大変良かったですが
後ろに行くとホワーンとしちゃうかなと思いました。

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2020年1月31日 (金)

弦を繋ぐ

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今日は19世紀ギターの生徒さんのレッスン中に

わたしのギターの弦が切れてしまいました。

19世紀ギターの弦は高価で貴重ですから

もったいないのでその場でつないだのですが、

それを見ていた生徒さんにはずいぶん感心されました(^^)

まあ切れたあとでも長さが間に合ってまだ使えそうなら、

こういうのも一つと思いますョ。

 

ちなみにモダンギターでも時々やります。

モダンの弦って今はセット販売が多いので

一本切れた時にセットのパッケージから出しちゃうと

一本足りないセットができちゃうじゃないですか。

それで中古弦を張ろうとしても

ちょっと長さが足りなかったりするときとか。

 

結び方はテグス結び(フィッシャーマンズノット)を使います。

やり方はここクリック!

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2020年1月29日 (水)

アルペジョーネができました!

先日(1/17-18)長野は上田の石井栄さんの工房に行ってきました。

今回の目的はギタリストなら一度は弾いてみたいアノ楽器!

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チェロのようでチェロではない(べんべん!)

6本弦で24の金属フレット持ち、ギター調弦。

弓で弾くギター。ギターヴィオロンチェロともよばれました。

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石井工房のサロンにて。

これはシューベルトの「アルペジョーネソナタ」で

名が知られる楽器、アルペジョーネでした。

ギターとチェロを融合させた19世紀の発明楽器で、

ギターが弾ければ左手の運指はもうわかっているも同然。

我々にとってはなかなか面白い楽器です。

石井さんがいろいろ説明しながら弾いてくれました。

普段からヴィオラダガンバの合奏サークルに参加している石井さんは

ボウイングもとても上手で良い音を響かせていました。

ちなみにわたしはすごく下手です。。。心はあるのですが(笑)

弾き遊んでいるうちにうまくならないかなあ。

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これは今回のアルペジョーネと同時期に作ったという

中世フィドル(だったかな)。

石井工房は二度目の訪問でしたが

今回もいろいろな音楽談義、楽器談義が楽しいひとときでした。

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石井さん、ありがとうございます(^^)/大切にします。

さあ、受け取りました!
このアルペジョーネがうちにやってきます。

これで何かできるようになりたい(笑)

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さて、以降はせっかくの遠出だったので観光編!

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今年は雪もなくスイスイ。
しかも高速道路は完全に空いていました。
浅間山(ですよね?)が綺麗に見えました。

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上越道と言えば横川SA。
よこかわといえば、これでしょう(^o^)丿
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何が入っているか
どんな味かもわかってるんですが
やっぱり買っちゃうね!
おぎのや峠の釜めし。

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某マジシャン風…ハイ、来てます、来てます。
佐久平も全然雪なし。
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信州上田と言えば真田!
上田城址を散策しました。
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最近あると必ずやらされる顔出しパネル。
わたしがやりたがっているわけではないですよ。

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真田と言えば六文銭。
上田は街中が六文銭でいっぱいです。

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ちなみにこれは六文銭そば。
何でも六文銭だ!
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雷電力士に抱かれてみました。
か、顔が近いっ。

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下りの横川SAではこんな休憩室がありました。
車両や椅子は本物でちょっといい感じ。
また釜めし買っちゃいましたよ~(笑)

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2019年12月31日 (火)

2020年年賀動画 ロング ロング アゴー イングリッシュ フラジオレットとギター

これで3回目になる年賀動画をアップしました(^^)

謹賀新年
2020年 令和二年
みなさま、2019年は大変お世話になりました。
2020年もみなさまのご多幸をお祈りしております、
我々もますますがんばってまいります。
2020年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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今回の楽器はイングリッシュ フラジオレットという19世紀の笛で
演奏の楽器は当時のオリジナルです。
形を見るとリードのように見えますが、実はリコーダータイプです。
いくつかのキーもついていますが指孔は前面のみの6穴で
ティンホイッスルの先祖とも聞きます。
ごく軽い息圧で鳴り、柔らかく上品な音色を持っています。
運指もごく簡単で、気楽に音楽に親しむことができる感じかな。

ロング ロング アゴーはイギリスのバラッドで
久しぶりに会った昔の恋人と過ぎ去った日の思い出を語り合う
といった内容の歌でした。
日本でもいくつかの歌詞に翻訳され歌われています。

ワッペン型ギターはラベルがありませんが
ドイツ・オーストリア系でおよそ100年から向こうのものです。
シールド(盾)型などとも言われ、
ハウザー1世やワイスガーバーなども作っていました。

この個体はヘッドもスクロールしていて、指板もスカロップ加工と
当時のイカしたギターって感じでしょうね。

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2019年12月18日 (水)

原善伸先生を訪問しました

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先日12/15は横須賀の原善伸先生宅へお邪魔し、

ギター談義とギターデュオを楽しませていただきました。

原先生は洗足音楽大学のギター科教授を長くお勤めのギター界の重鎮。

昨年出版されたカルカッシギター教本の日本語訳と

それに準拠したエチュードCDは大変話題になりました。

来年はソルのエチュード全曲をCD録音する計画があるそうで

1828年のラコートを揃え、着々と準備を進めているそうです。

今回はそのラコートを拝見し、ガット弦や指頭奏法など

いろいろなギター談義、音楽談義を楽しみに行ってまいりました。

 

原先生のお宅は二度目ですが

白を基調として、広々とした空間が広がって

ゆったりと音楽的な気分が漂います。

気さくに迎え入れていただき、

一緒にソルやメルツを奏でることができ大変感激しました。

近くの公園から横須賀と東京湾の展望も印象的でしたし、

そして奥様の心づくしの美味しいお料理も戴き

本当に良い休日を過ごさせていただきました。

 

原先生、奥様ありがとうございました(^o^)丿

ぜひまた次の機会がありますように。

 

原善伸公式HP(クリック!)

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この日は昼頃到着したのですが
まず、近所の横須賀中央公園を
案内していただきました。
ポカポカした冬晴れで遠く房総半島や
富士山も見えましたよ!

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昔はここから眺めると「海」って感じだったけど
今は埋め立ても進んで高層マンションもできて
ずいぶん景観が変わったと伺いました。
海にぽっかり浮かぶ猿島が見えています 。

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奥様謹製の昼食を戴きました。
チーズをたくさんかけて戴くとおいしい!

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わたしのテルツギター(手前)やハウザーのウィンナーギター、
ュートギターも見ていただきました。
リュートギターは形も音色も独特で面白いですよね!
来年2020のGGサロコンでは
これらのギターをフィー
チャーする予定です。

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原先生のレッスンスタジオでセッション(^^)
三角屋根の天井が素敵で
響きもイイ感じです。

原先生のラコートもこの日からガット仕様!
しかも右手はこの日から爪を削り落とし指頭奏法!
さらにわたしの持ちこんだストラップで立奏!

わたし、指頭奏法も立奏も
はじめかなり苦戦したのですが
原先生は全然平気なんですね。
弾きにくそうにしていないところが凄いです。

ちなみにわたしの楽器はパノルモ1844年。

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合間はギター談義、音楽談義(^^)
話題も尽きません。楽しい!

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これはテルツギター(わたし)でメルツを弾いています。
実はこれらの重奏、すべて目の前で奥様が聴いてくださってます。
休日に集って、素敵なお部屋で19世紀ギターの重奏
そしてそれを傍らで聴く美しい女性・・・
なんだか、そういう19世紀絵画の
ワンシーンのような気分でしたよ!  

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