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2006年3月

2006年3月31日 (金)

身体検査

ある年齢になると我々のような職業でも無料で健康診断が受けられるそうな。・・・って、他人事のように思っているうちに3月も終わり。1月生まれの人は3月中に受けないと“無し”になってしまうようなので、慌てて病院へ行く。待ち時間に健康診断とか身体検査とか、大学1年の時に受けたのが最後だったかなどと記憶をたどってみたり。病気という病気はしたことが無いんで病院に行くとドキドキする。まぁ中身は大したことはないんだけど、問診と身体測定、尿検査と血液検査と心電図・・・そのくらいだったかな。何か病名を付けられたらどうしよう。。。とか(笑)。今どき何でも病名はついちゃうからなぁ。

この病院は9年前に行っている(らしい)。実はそのころ半ば趣味と化していた「献血」でNGが出てしまった。なんでも肝臓のナントカという値が標準値を外れたとか。ビックリして病院に行ったら「脂肪肝・・・簡単に言えばフォアグラですよ。クスリはありません。生活習慣に気をつけましょう」みたいな事を言われたのがこの病院だった。フォアグラなんて食べたことないのに自分がフォアグラだったとは。。。その後何度か献血にはチャレンジしてみたけど必ずはねられてましたね。採血のスピードには自信があったんだけどなあ、行くたびにダメなんでしまいにはブラックリストみたいになっていたと思う。NGな人への献血ルームの対応はどこか冷たかった。

で、ダイエット。一昨年だったかな半年間大豆を食べ続けて約30キロ減。去年は献血OKだったから実に9年ぶりだったのか>献血。そう言えば、全然関係ないけど池袋のギターサークルカノンは今年で9年目だったか(笑)。カノンの初期メンバーの皆さん、あの頃からセンセイは脂肪肝の献血NG男だったんですね。。。

病院の先生とそんな話になり「・・・ということは脂肪肝、治っちゃったということですか?」と訊ねたところ「治るとか、そういうことではないです」だそうで。・・・つまり、そのナントカという値が正常値になったということで治るとか治らんとかそう言うんじゃないらしい。ま、脂肪肝は程度の話であって病気というわけではないというあたりかな。

そんなわけで、今日の結果は1週間後くらいに。

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2006年3月30日 (木)

コンサート告知:4/23(日)成田

成田フィルハーモニー管弦楽団・第22回定期公演
新“成田市”誕生記念演奏会

2006年4月23日(日)14時開演 成田国際文化会館大ホール 入場料1000円
出演:成田フィルハーモニー管弦楽団
   指揮  福島 康晴
   ギター 長谷川郁夫

お問い合わせ:成田フィル 中村(090-3683-8332)
成田フィルハーモニー管弦楽団HP

プログラム
・「カルメン」組曲より/ビゼー
  前奏曲・アラゴネーズ・ハバネラ・闘牛士の歌
・「サルヴェ・レジーナ」/福島康晴
・「ある貴紳のための幻想曲」/ロドリーゴ
・ 交響曲第6番「田園」作品68/ベートーヴェン


Naritaコンチェルト演奏というのはソリストにとってある種“夢”のようなものでもあり、非常にエキサイティングなアンサンブルでもあります。そんな機会を与えて下さった指揮の福島さん、成田フィルの皆さんに感謝しています。当日は張りきって演奏したいと思います。

「サルヴェ・レジーナ」は成田フィルが指揮者の福島康晴さんに委嘱した、今回書き下ろしの作品。福島さんは指揮者のほかに作曲家として、また歌手としても活躍されていますので自分の作品を指揮しながら歌うという趣向になっていました。

**会場への交通**
車で・・・東関東自動車道 成田インターチェンジより5分
電車・バスで・・・京成成田駅から「イオン成田ショッピングセンター行」が1時間に3本ずつ運行しておりますのでこちらをご利用下さい。乗車時間は15分程度でショッピングセンターから会場までは道路を挟み徒歩8分ということです。成田国際文化会館のTELは0476-23-1331です。

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2006年3月29日 (水)

コルヤ・パンヒューゼン 1981年

PanKolya Panhuyzen(コルヤ・パンヒューゼン)。僕にとっては“カナダのギター”というイメージが強いんですが、今はドイツのフライブルグ(地名)ラベルがついていますからドイツ製になるようですね。ドイツの銘器エドガー・メンヒ直系の弟子でフォルム、仕上げ、音色などもそれを彷彿とさせるものがあります。

この楽器は81年のトロント(カナダ)ラベルで表板松、横裏はローズの650ミリ。ボディの大きさも一般的ですが重量はやや軽めかな。塗装がちょっと変わった感じで年代物のハウザーのようなクラックが出ているんでラッカー系?とも思うんですが、ラッカー独特のパリッとした仕上がりではなくて少しヌメッとしたような柔らかい感じなんですよ。何か秘密?の調合をしているんでしょう。年を経て塗装が細かくひび割れたようになる楽器はたまに見かけますが、ウエザーチェック等と呼ばれオリジナルの証としてこれはこれでカッコイイもの。特に支障がなければ直す必要はないでしょう。

音色は一言で言えば優しく柔らかい。今までトロントラベルのパンヒューゼンはいくつか見ていますが、このフンワリと暖かい音色がいつも魅力的に感じますね。張力もそれほど強くなく、それでも楽器全体で良く鳴ります。ポジションでのバランスも良好で和音が綺麗に響きメロディーも歌いやすい。全体にバランスの良いとても弾きやすいギターですよ。

最近のパンヒューゼン(フライブルグラベル)は一本だけ見たことがあります。見た目も音色も少しカッチリした感じでした。やっぱりドイツで作るとそういう方向にシフトするんでしょうか??これはこれで高級感というのかな、そういう味わいもあってとても良かったですよ。まあこちらは楽器としても新品だったから25年も前の楽器と同列には語れないですけどね。ただ個人的な感想を言えばトロントラベルの暖かみのある柔らかい音色はかなり印象的だし独特で他にあまりこういった楽器を見かけないので存在感を感じます。

Hiraharaこの楽器はブログでも時々名前が出ている平原君の愛器。昭和音大(今度3年生)で高田元太郎先生のもと精進を重ねている日々なので、ここ数年でずいぶん弾き込まれてさらにいい楽器に育っていました。思い出してみるとうちの教室に習いに来始めたころからしばらくは友達から借りたギターじゃなかったっけ?・・・だとすると初めて買ったギターがこれだった??・・・それならすごくいい買い物してますね。普通だいたいこのクラスを手に入れるまでに2台くらい買い替えてるパターンが多いから結果的に出費はかなりセーブしてるでしょう。ああ、だんだん思い出してきたけど(笑)、そういえば親御さんからギター代を借りてアルバイトして返してたな。もう返済は終わったかな?いずれにしてもこのギターなら今後プロになって演奏活動をするときにも充分頼れる相棒になってくれるはず。高田先生にも評判がいいらしいですよ。よかったネ!

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2006年3月28日 (火)

よろしくね

Takada今日から(実質的には来月から)レッスンにくることになった“高田ちゃん”です。木曜日のレッスン話の中で時々出てきていた亜紀ちゃんの友達。実はこれまで独学でフォークやエレキを弾いてきているので初心者というわけでもなく、しかもこの前の発表コンサートには亜紀ちゃんの応援で重奏に参加してるから顔を合わせるのも初めてというわけでもないんですよね。ピアノも弾くので楽譜は読めるんだけど「ギターについては楽譜とポジションが一致しない」とのこと。まあタブ譜とコードで弾いてきた典型?ですね。楽譜とポジションなんてアルファベットと発音くらいなものですから、心配しなくてもその気になればすぐに覚えるでしょう。しいて言えば楽譜を音にしていく作業を億劫がらないことですかね。楽譜なしでやってきた人は楽譜読み始めると一時的に弾けなくなった(下手になった)ような錯覚に陥りやすいものです。頭の中に新しい回路を作っているわけですからしばらくはマゴマゴして当然なんですが、これが「ええい!まどろっこしいわい!」となってしまいやすいんですよねー。でも少しずつやっていけば確実に回路は出来ていきますからそこはちょっと辛抱かな。・・・なんていう話をしました。

ギターはコードやタブ譜などいわゆる五線の楽譜を読まなくても楽しく上手に弾くことは出来ます。それがギターの良さでもあるんです。でも、その上に5線も読めてクラシック的なギターソロのテクニックを身に付けたらかなり世界は広がりますよ。楽しくレッスンを進めていきましょう!よろしく。

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2006年3月27日 (月)

マダムと呼ばないで

最近は朝に昨日のことを書くパターンが続いていたのだけど、またもニフティが朝から夕方までメンテナンスで書き込みが出来なかったり。3/9の事といい、大丈夫かなあココ。

Rimg0443というわけで、この日は日中の用事を済ませてから夜久しぶりに国分寺のgieeへ行き「5/27のライブはオカリナとギターでやりますよー!」と伝える。前の前の週5/13は仏子テヒリームでソロなのでこのプログラムを持ってくるのも良いかなと思ったけど、両方くる方もあるかもしれないし(!)ってことで内容を違えてみます。古楽器ギターもちゃんと登場しますから楽しみにしていて下さい。

さて、タイトルなんですがgieeのオーナーの三輪さん。いままで“gieeのマダム”って紹介していたんだけど、どうやらその呼ばれ方がこそばゆいらしく(笑)、しかも“ママさん”もなんだか気恥ずかしいらしく(笑)、“三輪(みわ)さん”と呼んで欲しかったそうです。ハハハなーんだ、そんなことならコメントにでも書いてくれればよかったのに。4/15のブルースセッションでは三輪さんも歌っちゃったりするらしいですよ。曰く「giee初出演」だそうでナカナカ楽しそう。今日は断片的に歌ってたけど、三輪さんの歌けっこうイイですよ!国分寺・cafe giee

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2006年3月26日 (日)

メトロノーム

RIMG0441メトロノームはテンポの物差しのようなもの。機械的に正確なビートを出してくれるので“気がつかないうちに(一定のテンポを保っているつもりで)”速くなったり遅くなったりしていないかを確かめたり、目標の速さ(遅さ)を意識して練習するときに使います。実際の演奏シーンでは拍の重みによってサイクルの中で時間的な揺れが多少起きているのが“リズム”ですし、曲想によってもテンポは動くのでメトロノームにピタリと合うことがイコール正しい音楽というわけではないですよね。あくまでも大事なのはコントロールですから、自分のコントロール能力を向上させたり感覚的なズレを矯正するための相棒くらいに考えてつきあいましょう。メトロノームの数字は1分間にいくつのビートを入れているかという意味ですから、例えば60だったら毎秒ごとにビートが出ているということになりますね。数が多くなるほど細かく(速く)なります。

昔はメトロノームといえば四角錐の形をして、重りをつけた針が右に左に振れてカチカチという音を出すのが一般的でした。今でも売ってますよ。この機械タイプのメトロノームは雰囲気も良いし音色も自然で使っていて合わせやすさは一番だと今でも思います。ただ、ゼンマイ式だから使っていると何度もゼンマイを巻き直さないといけないし、機械式だからカッッコン、カッッコンと狂いが出てきたりするんです。狂いは使っていればある程度必然的に出るようで、昔はそれを調整するために時々オーバーホール等に出したものです。

今は電子メトロノームと呼ばれる電気で音を鳴らすタイプが主流ですね。こちらはゼンマイもなければ狂いも出ません。しかも倍や3倍の数の細かい(速い)ビートを出せたり、タップ(Tap) と言って例えばCDに録音されている音楽などのテンポがいくつなのか計測できたりと電気式ならではの機能が便利です。最近ではチューナーも内蔵されているタイプもありますね。

選ぶ基準としては音が聴きやすく合わせやすいものがイイですね。チッチッという腕時計のアラームみたいな音は目安には充分だけど、その音に合わせて練習となるとこれが結構やりづらい。やっぱり打撃音・破裂音系のものが良いですよ。あと音量もある程度大きくないと一緒に弾いていて音を見失い(聴き失い)やすいのでポイント。機能はせっかくなんでできれば倍打ちと3倍打ちは欲しいところ。またそれがいつでも簡単に切り替えられるようになっているものが使い勝手が良いです。タップはあればなお便利といった感じかな。そういうことを解ったうえで自分の使い道を考慮して検討ましょう。値段や大きさだけで選ぶと使わなくなるか結局もう一台買うことになりますよ。

で、ショップを見回すと3000円前後からあるのですがチッチッ音が多いんですよ。携帯に良い小さいタイプはスピーカーの関係からでしょうか、宿命みたいですね。音で選ぶと5000円弱のクラスでセイコーだったかな、まあまあというのがありましたが機能が少ない。機能も含めて考えると1万円以下クラスまで上がっちゃうんですよね。。。ちなみにうちで使っているの写真の製品。コルグのドクタービートDB-66で、これは今はもう作ってないのかな?値段は1万円(新品時)くらいでした。やや大きめでもあるけど必要にして充分な機能がちゃんと入っています。電池とACアダプターの2電源。音はパカポコパカポコとウッドブロックみたいな感じ?ちょっと軽やかですがまぁ使えますよ。二つのレッスン室に各1台、持ち運びように1台と計3台も買いました。最近では後継機の88とか90型を見かけますね。

昔々の話をすれば、中学のギター部時代ですからかれこれ25年くらいは前ですかね、初めてクラブに導入された電子メトロノームは2リットルのペットボトルを横にしたくらいの大きさがあって、電源もコンセントオンリーだったしタップもついていなかったけど、2倍3倍打ちが出来て音も強烈な破裂音でボリュームもかなり大きくすることが出来たし使い勝手が良かった。電子メトロノームとしてはかなり初期のタイプだと思うのですが今まで見た中で最も秀逸でした。メーカーさんには小さいのや面白いのやカッコイイのも良いけど、こういう実際に使いやすい質実剛健なタイプも作り続けて欲しいものです。

≪09.1.23≫
なんだか、メトロノームで検索されることが多いようなので追記します。今、電子メトロノームでお勧めできるものとしてコルグのKDM-2はどうでしょうか。音が結構しっかりして合わせやすいです。それと、メトロノームとしては多機能すぎで少々値が張りますがTAMA RW105 リズムウオッチはドラムを叩きながらでも聞ける音圧が魅力です。持ち運びにはボスのDB-60あたりは音は少々小さいものの機能的には良いと思います。

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2006年3月25日 (土)

上京

RIMG0438最近あまり行ってなかったし、生徒さんからの頼まれものもあったんで今日はバイクでクラシックギター専門店メディアカームへ向かう。天気もマアマアだったので薄着でまたがったけど、やっぱり少し寒かったり。。。

メディアカームの所在は神田は神田明神の参道脇。駅からのアクセスで言えばお茶の水になるかな。お茶の水といえば楽器店が建ち並ぶことでも有名だし、江戸のど真ん中なので普通の人には行きやすいと思うんだけど、こちらから行くと片道40キロ。まあ“上京”って感覚ですね。写真は右がオーナーの酒井さんで左がスタッフの服部さん。いつもジェントルな対応をしてくれます。服部さんはコンクールで優勝するくらいのギターの腕前で「この楽器ちょっと弾いてくれません?」なんて頼むと快く弾いてくれるので客観的な比較もできますよ。

行くとだいたい「最近の入荷」をごそっと見せてもらうんですが、今回はお喋りに花が咲いていつもより少なめでしたかねえ。それでも19世紀ギターのレプリカや新作の国内・海外の楽器など10台弱は見たかな。で、中でも秀逸だったのが写真でお二人が手にしている楽器。サントス エルナンデスの1929年。小型ボディだけど弦長は655ミリ。弾いてみるとそんなに大きさは感じなかったな。音色は低音に程よく締まりがあって高音も艶やか。弾いていても聴いていてもなんかこう、語りかけてくるような雰囲気がありましたね。さすが銘器の誉れ高い逸品。当年とって77歳・・・今年喜寿だからそこそこ時間がたった楽器だけど状態もよく、しっかり現役として活躍してくれそう。素晴らしい楽器でした。こういう楽器を手にする人は幸せモンですよ、ホントに。クラシックギター専門店「メディア・カーム」

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2006年3月24日 (金)

Web巡り

さて、車検も一日で終わりシンデレラの馬車の如くうちの車もフツーのカボチャに。でも、整備されたんで少し良いカボチャになった。色もカボチャの皮色なんですよ、しかも凹んだりしてボコボコしてるしうちの車。

今日はこれといったネタが無いんでウエブをグルグルっと見回ってみると、2/25のgieeライブでご一緒した高沢さんがまたスライドショーやるようです。前回見落とした人はぜひ。迫力のあるクジラの解体の様子などをオヤジギャグ混じりでひょうひょうと語ってくれるはずです。気さくに話が出来る“怖くない”人なんで、話しかけてみることもお奨めしておきましょう。

スライドショーのお知らせ。
 山手線沿線の駒込駅のそば「エコロジー雑貨ももんが」で、フォトジャーナリストの高沢進吾さん(^^; のスライドショーが行われます。4/1(土)18:30〜19:30 会費が500円かかりますが、台湾のおいしいお茶とおやつがつきます。スライドショー終了後、花見兼交流会もありますので、みなさんいらして下さい・・・とのこと
 http://www.h4.dion.ne.jp/~ecomomo/index.html
 http://eco-momonga.com/nakama/dion/bbs/photo.cgi

毎年年末年始にお世話になる沖縄のきじむなあさんのとこでは、もうなんだか初夏を感じさせる写真がでてました。新緑っていいですねえ。こちらも沖縄以来そろそろアウトドアが欠乏してきているので、緑に囲まれたところで深呼吸したい!そんな気分になったり。

ギターデュオ音楽堂の相方サクヤマ氏のとこでは出生の秘話?ならぬ、サクヤマ音楽人生シリーズが展開しててこれがすごい。あれやこれや結構な振れ幅をもってここにあるのですねえ。そんな中の一瞬に自分も関わっているんだと思うとナカナカ感慨深いものがありますな。

最後にうちのHPもコーチを受け持つサークルが増えたので少し更新しましたよ。

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2006年3月23日 (木)

車検とか

最近ようやく「ブログ続いてますねぇ」と声をかけられるようになってきた。思えばダイエットの時も2ヶ月くらい続けてようやく周囲も認めてくれたっけ。まぁいつまで続くかわかりませんが(^_^;)、出来るだけ頑張りましょうネ。

さて、今日はうちの車を車検に出す。車を整備されるのは好きなんだけど、車検となるといくらくらいかかるかなあ・・・と、やや心配だったり。中古で買った7年落ちのカペラはとうとう9年目。購入時の車両本体価格35万円という強者だけど、案外良く働いてくれてるので満足はしてます。ただ代車で来たのが試乗車のアクセラ。新車ですよ新車。。。「はぁ〜、新車かぁ、やっぱりずいぶん違うもんだねえ・・・」明日には車検が上がってくるそうなんで一日限りの付合いなんだけど。

RIMG0432で、そんなピカピカの車で向かったのが立川市ギター倶楽部。コーチは4月からなので今日は今後のことなども含めてざっくばらんな会合。写真の方はタマタマこんなカットで、今こうして見てみるとなんだか重要な懸案でみんな考え込んじゃってるようにも見えそうだけど、これで結構和んでるんです(笑)。メンバーの皆さんそれぞれの自己紹介など伺いましたが、そう言えば僕が自己紹介するの忘れていましたねぇ。まぁ、それはいずれの機会で。

前のコーチから引き継ぐという形はこちらも初めてですが、とりあえずレッスンの中でゆっくり相互理解を深めていきましょう!コーチが変われば確かにいろいろ変わってくる部分もあるとは思いますが、こちらも僕が行くことで何もかもが“まるで違うサークルのよう”になることは望んでいないし、主役はメンバーの皆さんですから今後もそれぞれの個性がサークルの個性や演奏を作ることに違いはありません。35年もの歴史が有る立川市ギター倶楽部には、ここなりの演奏や活動、運営があって、それらを下から支え、応援するのがコーチの仕事だとも思っています。

夜はギターデュオ音楽堂のサクヤマ氏から電話。「左利き用の量産クラシックギターってあるの?」「ああ、1割り増し程度で受注で作ってくれますよ」とか、そんな話題だったけど今年の音楽堂の活動についても少し・・・というか、結局そちらの話題の方が長かったか?サクヤマ氏は千葉の稲毛、こちらは武蔵村山で片道80キロくらいの遠距離デュオなので、ともするとすぐ練習や活動の間が空いてしまう我々ですがとりあえず結束は確認(笑)。夏前後に“熱いライブ”もいいですねえ。

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2006年3月22日 (水)

レイド・ガルブレイス 1993年

ninパッとみると「あ、ルビオだ!」、音を聴いても「ルビオ・・・でしょ?」、でもラベルを見ると「あ、違う!・・・Reid Galbrais・・・レイド(リード)・ガルブレイス??」。。。

デイビッド・ホセ・ルビオはブリームも使った往年の英国銘器。男性的で力強い音が特徴で材料もクラフトマンシップも超一流のギターですね。ギター以外にもチェンバロやガンバ、リュートなどの古楽器やヴァイオリンなども作っていました。私も以前71年の自作品を使っていたことがあります。イイ楽器でした。ルビオ工房から独立したポール・フィッシャーやエドワード・B・ジョーンズ、ドイツで製作しているカズオ・サトー氏らは現在一流の製作科として有名です。

で、ガルブレイス。形と言い、作り方と言いルビオに酷似しています。音の持つ雰囲気もそっくり。この人もルビオ工房に居たということですから、いわゆる「ルビオの作り方」で作られた一台なのでしょう。ガルブレイスという名は何回か耳にしたことはあるのですが楽器を見たのはこれ以外に1台だけ。それもルビオにそっくりでしたね。これだけのクオリティーを持った楽器を作る人の作品がこんなに少ないのも珍しい。ある種“幻のギター”でしょう。楽器店に訊ねてみると「ルビオの息子らしい」ということだけど楽器はほとんど見かけないというし、ルビオの息子なら息子で「ルビオ2世」として世に出せば需要も大きいと思うんですけどね、いったいどんな人なのでしょう?名前で海外を含めて検索してもまず出てこないんですよ。ルビオの伝記のようなサイトに行っても名前が出てこない。代わりに「ポール」・ガルブレイスという、ルビオと協力して8弦ギターを弾いたギタリストが出てきたりして、この人関係あるのかなあとか。いずれにしても今は作ってないんでしょうかねえ。いろいろリサーチしてみると、どうやらリュートなども作っていたようでその辺もルビオ譲りか。やはり非常にクオリティーの高い、しかも「ルビオ似」の楽器であったとか。またそういうことならと“困ったときの頼みの綱”ロンドン在住のリューティスト=竹内太郎さんに訊いてみると「1975年だかのルビオのインタビュー記事を見つけて読んだのですが、そこに「レイド・ガルブレイスは、自分の養子で、あらゆる種類のリュートを作り、ポール・フィッシャーはもっぱらアーリーギターを製作している(分業している)」とありました」という返事が。なるほど、ルビオの息子っていうのはここから出ているのかな。じゃ、やっぱり存在はしていたんだ(笑)!・・・というのも、ルビオ工房はヨセフ・スタイマン(スタインマン)というラベルで主にポールフィッシャーが作ったという楽器なども輩出しているので、ひょっとしたらそういうこともあるかも!?なんて思ったりもしていたのですが。。。まあ、とにかく数が少ない楽器って言うのは謎が多いですよねえ。

gal・・・というわけで、写真の楽器。ギターサークルカノンのニンニンさんの愛器です。ラベルを見るとワークショップなどルビオの名前は無く、エセックスという地名が書かれています。独立後の作品ということでしょう。材質は松・ハカランダでハカランダには美しい緑の線がうっすらと入ってます。ネックの形状も特徴あるヘッドの角度やモザイクのデザインからヒールの形までルビオそのもの。トドメはヘッドデザインで、あの「クリ坊主」!。ギターとしては変わったデザインですけどね、後期のルビオはこれでした。ギタルラの社長に以前聞いた話で「あのクリ坊主はちょっと・・・(笑)、違ったデザインにしてくれってルビオに頼んだことがあるんですよ。でもね“こんなデザインは自分だけだろう?だからこれで行くんだ”って言われちゃってね、頑固って言うかなんというか・・・ハハハ」というのがありました。以前これ以外に見た1台のヘッドデザインは確かそれ以前のルビオのヘッド・・・ギザギザが入っている山型だったと思います。それを見たのが80年代後半で楽器はそこそこ中古だったので80年代?ひょっとしたら70年代終わりの作品だったかもしれません。

ニンニンさんのこのギターは先日久しぶりに触らせてもらったのですがやっぱりとても良かった。ブン!と厚みのある低音とハイポジションまで太さを失わない高音、中音域のしなやかに伸びる感じもなかなか気持ちがイイ。アメリカやオーストラリアの新型ギターのものとは質が違いますが、音量も豊かでアンサンブルの中からも良く音が飛んできます。93年といえば、本家のルビオも比較的柔らかな後期の作りになっているころでしょうか。この楽器も野太い感じを持ちつつ“甘美さ”のようなものも持っていますね。まだまだ10年ちょっとの楽器で健康状態も良好ですからこの先もかなり楽しみな気がします。

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2006年3月21日 (火)

第11回ギタースプリングフェスティバル

RIMG0425そもそもの発端は二つのギターサークルが「何か楽しい交流会のようなものをやりましょうか?」というところから「せっかくだから他の団体も誘って・・・」ということらしいです。多摩地区で活動するギターサークルの発表&勉強会のようなイベントとして定着し、これで11回目ですから“歴史”あるものにもなってきました。参加団体による実行委員会で運営されていて素朴な手作り感もイイ雰囲気。今回も15団体(150人弱)が参加で盛会でした。

僕はというとコーチをしているカノン、響、Te.F.プランタンの3団体が出演でカノンと響については指揮で参加。それと例年、全体の講評をさせていただいてます。講評の方は参加の方々みんな頑張ってるんでこちらも熱が入り、一曲ごと感想なりアドバイスなりドバーっと書くので時間中は締め切り間際の小説家のごとく・・・って感じになったり。まぁ、濃い一日。

今年はやっぱり寒かったんですかねえ、会場は東村山の桜華女学院の講堂なのですが暖房が入ったり切れたり。その都度温度が上下するのでみんな調弦には苦労してました。調弦は便利なチューナーが普及していても初心者・初級者にとっては億劫だったりするもの。ただ、こういう状況もあるときはあるんで曲間でもサクサクっと調弦の確認が出来る技術は早急に作るべきだなあと実感しましたね。

演奏の方はそれぞれに個性の感じられて楽しく聴けましたしみんな立派でした。毎年聴いていると、どのサークルも着実に上達し成長しているのが良くわかります。また色々な団体を並べて聴くとサークルや指導者がどういう点に重きを置いて演奏を作っているかも良くわかるのでこちらにとっても大変勉強になりますね。参加者それぞれも聴いた団体に対して感想を書くの約束になっていて、終了後には山のような感想が各サークルに集まってきます。それを肴に打ち上げやら反省会やらがまた楽しいんですよね。

カノンはその日のうちに居酒屋へ。僕も合流させてもらったのですが新人のシン君(知念君)が加わったこともあって多いに盛り上がってましたよ。それぞれの皆さんはどうだったでしょうか?

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2006年3月20日 (月)

閑話休題

昨日発表会が終わったんで、やっぱりホッとしている自分があるのに気がついたり。久々にレッスンの無い一日だったけれど、昨日の片づけは残ってるし朝からピアノの調律が入ったり、NTTの広告の打ち合わせが入ったり。そうそう、沖縄の上原先生から電話がありましたね。先日池袋のギターサークルカノンに入会した知念君よろしく!って。あ、あとHPの方でしばらくお休みになっていたギターサークル“響”の練習日記。新しい日記帳サイトを見つけてリニューアルですから、よかったら覗いてみて下さい。まあしばらくは上前さんが更新することになるだろうけど、メンバーのみんなも手伝ってあげるんだよー!うちのトップページから入れます。午後は5月の入間市仏子テヒリームライブのプログラムを思案したりして過ごす。

5月のもう一本のライブ、5/27国分寺gieeの方はオカリナの佐藤善江さんとのアンサンブルを入れる方向で考えてます。佐藤さんとはかれこれ3年くらいの付合いでリサイタルの伴奏などをやらせてもらっています。今年も9月ごろにギター伴奏のリサイタルを企画中。gieeでは昨年のリサイタルで好評だった日本の歌メドレーやラグタイム、シュトラウスのポルカ、あと僕が作曲したものなどをプログラムに載せましょうと話しています。使用ギターはたぶんゲリー・サウスウェルのシュタウファーレニャーニモデル(19世紀ギター)レプリカになるでしょう。ソロで弾く曲によってはまた2台持ち込みとかしそうな気もしますけど、3台持ち込みだけは避けようかな・・・と(笑)。このシュタウファーレプリカがまたイイんですよ。そのうち楽器紹介で出すつもりですけど、キザでオシャレなスタイルと独特な音色がお気に入り。オカリナとの相性もいいと思っています。ソロもジュリアーニとか弾きましょうかねえ。お楽しみに!

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2006年3月19日 (日)

第11回発表コンサート

happyou毎年この時期になるとやってくるイベント。大きな規模ではありませんが私の小さな教室にとっては1年を通して最大の催しです。昨年からピアノを使う発表会(ピアノ科・フルート科)と日にちをわけたので若干コンパクトになったものの、最後の全員合奏なども出来るようになって、気心しれた仲間による「ギターの集い」といった雰囲気が出てきましたかねえ。会場にはギターサークル“響”や“カノン”のメンバーさん達も来てくれてました。

出演者はみんなそこそこドキドキしていたようですが、良く頑張って弾いてくれました。私はというとこの日はいつも客席では聴けず、生徒さんを“がんばって!”と送りだす舞台袖にいるのですが、演奏終わったあとに少し照れたような、でも誇らしげな表情で戻ってくる生徒さんを見るのが楽しいというか、なんだかこちらも嬉しい気分になって好きなんですよ。聴きに来ていただいたご家族やお友達の感想はどうだったでしょうか。トップの写真は花束をもらって帰ってくる小笠原さん。今年喜寿を迎えるそうです。もう一つの写真の方は舞台袖の出番待ちでドキドキしているところ。手前の五十嵐君は発表会直前に新たな資格を取るべく学校の試験を受けていたのでちょっと大変そうだったけど、この度めでたく発表会前に進路が決まり、スッキリした気分で演奏に望みました。イイ表情してるネ!

RIMG0396今回はいつもの独奏のほかに重奏コーナーでは生徒さん同士の(先生が入らない)アンサンブルが多かったのが印象的でした。思った以上に楽しく盛り上がってるみたいですから、今後はドンドン推奨していきましょうね。プログラムの後半は活きのイイ男の子達を並べてみたところ、聴き応えがあったなんていう感想も聞かれましたよ。

さて、鬼も大笑いの来年の話ですが次回は2007年3/11です。ホールは1年前なのでもう決まってるんです。今日は演奏あとの心地よい疲れをゆっくり休めてまた1年楽しく上達しましょう!聴きに来ていただいた皆さまにも今後とも応援していただけますよう、よろしくお願いいたします。今日は本当にお疲れさまでした!

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2006年3月18日 (土)

ギター演奏用イス

初心者、初級者の頃は弾くほうに集中しすぎて「何でもいいや」と思いがちですが、少し弾くのに慣れてくると俄然気になるのが演奏用イス。考えてみればギターを弾くときには必ず使っているグッズです。快適な練習(演奏)環境を整えるためにも、また健康のためにも案外重要なのですよ。わたしは時々ライブや演奏会にも自前のイスを持ち込むことがあるくらいです。さあ、ギターが上手になるイスを探してみましょう!

まず大事なのは座面の高さ。左足は足台をイスに合わせるので原則どんな高さでもOK(好みの高さに調整できる)なのですが、問題は右足です。ちなみに右足もちゃんとギターに触れていますか?うちの教室では右足の太もも内側辺りがギターの角に触れるように構えて下さいとレッスンしています。ギターを安定させるためには重要な要素でカカトをちゃんと床につけて太ももが水平程度になるものが良いです。また、ギターレストなど足台を使わないタイプの支持具を使用している場合はイスの高さの影響はレストが載るモモの角度、すなわちギターの保持そのものにモロに影響してきますから非常に重要なポイントになります。座面がどうしても高いときには裏技として右足の下にも台を置けば一応高さの調整をしたのと同じ効果が得られます。その場合は安定した大きめの台を使うようにしましょう。自分に合った座面の高さを調べるときにもこの方法は使えますね。

次に座面の角度。まあ、前下がりのイスっていうのはあまり見たことはないですが後ろ下がりに角度が付いたイスはよく見かけます。これは演奏していると非常に辛い!ギターを構える時、イスには浅く座るのが一般的ですからこういうイスだと“(面ではなく)線の上に座る”感じになってしまい上半身が安定しないし、かと言って深めに腰掛けると身体が上を向くような格好になりバランスをとるためには都合前傾姿勢のような腰の角度を作らなくてはなりません。すごく疲れます。同じ理由で「尻の形にえぐられている」ような座面のイスも向いていません。水平が一番!

つづいてイス自体の安定感。イメージとしては床が身体の重さをイスの足と自分の足を通してしっかり受け止める感覚があるものが良いです。ガタガタしたイスはもっての外。演奏中は身体が動くのでギシギシ言うイスも不快です。スプリングのようなクッションがあるものは全く向きませんね。ウエイトを載せたアクセントなどもスプリングに吸収されて一瞬遅れてしまいます。演奏自体もブヨンブヨンした感じになってしまいます。

高さ調整機構は便利といえば便利ですが、演奏時にヘリに座ったりするので古くなるとギシギシしたりする元にもなるし、自分の高さが決まれば動かすこともほとんど無いので本当はリジッドの方が好きです。座面の高さはわたしの場合40センチくらいが適当で、それより多少低い分には不都合はほとんどありません。演奏会の時はカカトのある靴を履いたりするのでもう少し高くても良いかな。ピアノイスの場合、一番シンプルなものでも45センチ弱あるので家で(靴を履かないで)練習するには少し高く感じます。高価なピアノイスはほとんどの場合、座面が高過ぎでした。

RIMG0381そんなわけで、いまうちで使っているのは写真の4つ。左の二つは昨年秩父の木工屋さんで見つけて買ってきたもの。奥がチェーンソーで作ったイス。手前はイスと言っていいのかどうかわからないけど(笑)、丸太を切ったもの。どちらも重たいけどその分リジッド感が良くて気に入ってます。気分はスナフキン!右側は奥が「ギター演奏用」として売られているイスで、高さ調整ができるピアノイスの脚が短いバージョンって感じですね。クッションの具合がちょうどよくて弾きやすいです。手前はダイニングセットなどで付いてくるイスで、これは古道具屋さんで見つけました。ダイニングセットのイスは意外と使いやすいものが見つかるのですが、大きいのが多いのでこのくらいコンパクトだとありがたいです。クッションが無いものについては薄い硬質ウレタン製のアウトドア用座布団などを使ったりしています。

イスってちゃんとしたものは案外値が張るんですよね。出費をセーブしつつ良い環境を作りたい人には古道具屋さんとか中古家具屋さん、リサイクルセンターなどを見て回るとイイ掘り出し物があったりするのでオススメです。あとイスを使うときに絶対に守りたいこととして、座ったまま2本の足を持ち上げる(傾けて座る)ような使い方をしてはいけません。これをやるとものすごく痛みます。けっこう子供のころからこういうクセがある人多いんですよ。絶対にダメ。イスは全ての足が床についた状態で使用するものです。イスは楽器に次ぐ大切なパートナーだと思って丁寧に使いましょう。

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2006年3月17日 (金)

楽しい人たち

今日は夕方から池袋のギターサークルカノンに向かう。途中の道では3箇所で事故を目撃。ちなみに帰るときも一つ事故ってました。一日でこんなに事故を見るのも初めてなんだけど、今日はそういう日なのか?僕自身、練習でもアレンジでも何かの準備でも集中したあとは頭がボーッとして簡単なお釣りの計算とか、スケジュールの確認とかの頭が回らなくなって失敗することがあるのでこの時期気をつけなきゃなと。

カノンの方は今日は若干静かというかおとなしい印象でしたね。演奏会直前で緊張があるのか、“お祭り男”の異名を持つニンニンさんがいよいよ花粉症シーズンでマスクをしていたからか、8:30の男ホッシーさんが来れなかったからか、はたまたアイドルのメグちゃんがお休みだったからなのか。。。(笑)

ただ、まぁ数回通して行くといつものノリが少しずつ戻ってました。演奏自体はもう出来ているんで技術的なチェック(整理)はもちろん必要だけど、“弾き慣れておこう”みたいなことよりもノリとか曲のイメージの把握とかいわゆる演奏会の本番を想定して「出撃モード」のスイッチをどういう風にしたらオンになるかを考えながら練習するのがイイですよ。

RIMG0378写真は休憩時間に一服していると集まってきたメンバー達。「ブログネタでも撮ろうかな」なんて言うとエアロビの先生が本業のブヨさんを筆頭にポーズが始まったり。なんでも、このポーズは“指先まで神経を行き渡らせて・・・”がポイントだそうで。もう!前半の練習はあんなに大人しかったのに!?・・・愉快なカノンの人たちはいつもこんな感じです。

ところで先週見学に来ていた沖縄出身の知念さんはめでたく今週入会。先週は演奏会前でテンションが上がっているところに久しぶりの見学者だったんで、興奮気味なメンバー達が大歓迎のつもりで寄ってたかって囲んじゃったから(笑)、恐れをなして来なくなっちゃうんじゃないかという心配もあったところなんでみんなホッとしてたね(^_^)。「全然弾けないけど、雰囲気を楽しみたいので・・・」って3/21の本番から合流します。先週初めて来たんだからそんなのはOKOK!それよりこの積極性は見どころ有りですよ。知念さんはどちらかというと大人しくて優しそうな“青年”って感じだけど、きっと帰りの打ち上げの頃にはニックネームも付けられてエイマさんやニンニンさんに揉まれていることでしょう(笑)。ちなみにエアロビのブヨさんは“上品キャラ”を通すつもりで入会したにも関わらず初日から「ぐわははははは!」という“大笑いキャラ”が露呈して(させられて?)しまったとカノン内では語りぐさになっております。

・・・というわけで、3/21。楽しく盛り上がりましょう!

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2006年3月16日 (木)

※集中

RIMG0366発表会前のレッスンとしては今日の玉川上水駅教室が最後。こちらの準備としてはまだやらなくてはいけないことがいくつか残っているのだけれど、演奏に関しては生徒さんもこちらも“やることはやった”という感じかな。

ところで今日のレッスンでは生徒さんの重奏の楽譜の書き込みにこんなのを発見“※集中”・・・「これ何?」どうやら演奏中気をつけておかないとケアレスミスが出そうなところに書き込んでいるらしい。割と効果があるらしくて、重奏メンバーにこの裏技を教えたら3人の中で流行中らしいです。ああ、でも確かに自分も演奏前に楽譜を眺めてこういうチェックはしますね、さすがに“※集中”とかは書かないけど(笑)。演奏は技術的なことや音楽的なことも自分のコントロール下に置くことが大事だから、先の展開やこれからやるべきことが常にわかっている状態を(演奏中に)維持するのはキモでもあるわけです。それを失ってしまうとつまらないミスが出たり酷いときには破綻もあるから「しっかりわかっておけ」という意味で“※集中”なんでしょうね。

hirahara夕方からは平原君がやってきてリハ。平原君はうちの教室から昭和音大のギター科に進んだ現在プロのタマゴで今度の発表会はいろいろ手伝ってくれる。せっかくだから「講師演奏の時間に一緒に弾くかぁ!?」ということでソルのランクラージュマンをやることに。以前に比べると音の出し方もしっかりして頼もしい演奏になったなあ、と感慨もひとしおだった。速いパッセージも気後れすることなくガンガン来るのはさすが若手って感じだね!こちらもしっかり受けて立たねば。アンサンブルは音楽イメージの交流。言葉ではない形でダイレクトにイメージがひしひしと伝わってくるデュオは楽しいものです。当日もお楽しみに!


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2006年3月15日 (水)

ロビコン〜レッスン

robicon朝集合で昼はギターサークル“響”の昭島市役所ロビーコンサート。懸念されてたプログラムの分量はやっぱり少し多くて、担当の方に訊いてみると「時間オーバーは×」ってことなのでセンセイのソロはカットになってしまった。あと2〜3分あれば入ったんですけどね、微妙なところでした。まぁ、おかげでピッタリに収まって結果オーライか。

プログラムはサクラサクラから始まってエーデルワイス、スパニッシュタバーン、アルハンブラの思い出、ツィガーヌ、ラストワルツ、タンゴの7曲。スパニッシュ〜とツィガーヌはギター合奏のオリジナル曲です。写真はちょっと撮影できるなくて・・・これはビデオにとったもの。

これで4年目の“響”だけど、ずいぶん上達したなあというのが正直な感想。はじめの頃は音を出すだけで精いっぱい、ダイナミクスもテンポの揺れも練習の時にはそこそこ付いていても本番になるとカチカチになって、音どころかなんだか歩く動作までぎこちなかったくらいの皆さんだったけどずいぶん落ち着いて弾けるようになってきましたねえ。まあ、それでもあとで話を聞くと緊張していた人もいたようだけど(笑)。

ギターサークル、特にこの“響”の場合は全くの初心者で会に加わってくる人も少なくない。そういう人達がメンバーのサポートの中だんだんギターを覚えて気がつけばいつの間にかステージに立って“弾くほうの人”になってる。それまでギターや演奏するってことにまるで無縁だった人が何ヶ月後かにはこんなふうなんですから、しかもそれからは年に4〜5回もステージがあったりして。まあ一回15分みたいな出番も含めてですけど一生懸命練習したり、ドキドキ手が震えたり、仲間と楽しく談笑したり・・・。なんのきっかけで入会したのかは人それぞれだけどホント、その時から思いも寄らなかった楽しいことが起こる・・・そう、大げさに言えば人生が変わる感じかな。こうして今、活き活きと演奏しているメンバーを前にしていると出会いの不思議やそうした瞬間に立ち会える幸せ、それをサポートできる楽しさとこういうことの一つ一つを大切にしていかねば。。。という責任を感じます。

さてその後メンバーは軽い打ち上げ昼食会、僕はおにぎりくわえてレッスンスペシャルへ。水曜の皆さんは発表会までこれが最後のレッスンですからね、みんな準備万端。なかには「どうなることやら・・・」みたいな事を自ら言い出す人もいたけど(笑)、まあここまで仕上がっていればあとは何とかなるものです。体調管理には気をつけて、あとは張りきって演奏して下さい。あ、あと笑顔でね!

RIMG0359写真は本日のレッスン終了後の一コマ。うちの教室の名物生徒“エブリデイ マイペース”な佐々木さんとホープの宮原君。レッスンが終わるといつもこんな感じで和んでます。以前もブログで紹介したような気もするけど、佐々木さんはこの宮原君が大のお気に入り?で、今回の発表会でも「さとうきび畑」の弾き語りに彼を従えて出演します。宮原君の方はテデスコの「タランテラ」、田村君との重奏で「三千院」と大活躍。この日の話題は佐々木さんが「森の案内人」になるべく修行を重ねているという奥多摩の話と宮原君が就職活動真っ盛りでギターもままならないという話とか。なんか楽しそうだね、何かと絵になる2人ではあります。こちらも長い一日が終わってほっと一息。

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2006年3月14日 (火)

ジンタイ撮るのか?

縁あってここ4年くらい年末年始は沖縄に行っています。向こうでは年内はライブハウスや喫茶店などで演奏し、年が明けてからはバカンスということで歩き旅をしながらキャンプをしたり。で、なんで急にこういう話題を出しているかというと、どうやらうつったような気がする。方言が(笑)。。。

沖縄の方言というとNHKの「ちゅらさん」とかでかなりブレイクした“○○さぁ〜”とか“○○さねぇ〜”みたいなものが有名かな?でも他にもう一つ、向こうの人(ウチナー)がよ〜く口にする言葉があるんですよ。それが“○○シマショウネ...”。一般的な○○をしよう!という呼びかけにも使うけど、○○をしますといった自発的な行動のときにも、時には○○して下さいみたいな場合にも使ってましたね。で、語尾が少しかわいらしい言い方になる。もちろんそれがオジサンであってもだ。。。

気がついたのは先月くらいかなあ、レッスンしていると言うわ言うわ“○○シマショウネ...”。しかもかわいらしい言い方になっている(笑)。これはうつったなあ、気にすればするほどさらに言ってしまう“○○シマショウネ...”。まあ、この言葉は方言としてはメジャーじゃないから言われているほうはあまり気がついていないと思うけど、言ったこちらの方はアッ!と思ってしまう。

zintaitorunokaこんな話を書いていて思い出したのがタイトルの言葉。この年末年始の沖縄ではお土産を買いにヤンバルの窯元に出かけた。3年ぶりに行ったのだけれど窯元のオジサンは「ああ〜、ギターの・・・」と覚えていてくれた。前はここでギター弾きましたからね。自給自足で生活をしているという名物おじさんが作るヤンバルの赤土で出来た焼き物はなんだか素朴で暖かみがある。それらをいくつか選んで珈琲を戴いたりしておしゃべりをしつつ「あ、そうだ。せっかくだから写真撮らせて下さいよ!」そんなふうにお願いした。「ああ、いいよ」なんて言ってもらって、では・・・と動き始める。「じゃあ、ここに立って下さい。僕はここで急須持ちますから・・・」などと言っていたその時!たぶん自分が写真に収まることになるとは思っていなかったんでしょう、とっさに出た言葉が「ジンタイ撮るのか?」「えっ!?じ、じんたい?・・・ジンタイって人体?」・・・。

いやあ、ビックリしましたねえ、人体。同行のサクヤマ氏はそれで帰りの車の中ものすごくウケてて壊れかけてた。お世話になっていたきじむなあさんのところに戻ってその話をしたところ「沖縄にそんな方言はない(笑)!それはアノ人だけ」だそうで。

さて、明日はギターサークル“響”の昭島市役所ロビーコンサート。朝集合だからもうそろそろ副会長の上前さんから「遅れないように」とメールが来るでしょう。朝弱いけど頑張ります。演奏は12:10からなのでお近くの方はぜひどうぞ。そして引き続き水曜レッスンスペシャル。発表会直前なのでこちらも張りきりマショウネ!

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2006年3月13日 (月)

センチョルディ エルマノス 1890年頃

sentchordiこの楽器は「トーレス時代のスパニッシュギター」という括りで当時の音楽を演奏するのに使っています。トーレスについてはサウスウェルギターの所にも触れていますので、よかったらそちらも読んでみて下さい。現代ギター社から発行されている「クラシックギター・銘器コレクション」にも収録されています。そちらの写真はさすがに綺麗に撮影されていますよ。

ラコート・パノルモ・シュタウファーは19世紀ギター3つの珠と呼んでいいと思いますが、あえてもう一つそれに4つ目の珠を加えるとしたらやはりトーレスを代表とするスパニッシュでしょう。ただ実際に本物のトーレスを入手しようと思ったらまず不可能。仮に売りものが出ていたとしても先の3つの珠とは一桁違ってしまうことでしょう。じゃあスパニッシュは無理か?というと案外そうでもないんじゃないかというのがこの楽器を入手したいきさつです。・・・というのも楽器、特にこういう古いものに関しては時代と地域が作り出す音色というのがあって、例えばラコートにしたって19世紀フレンチの代表ではあるけれど当時の全ての人がラコートを使っていたわけでもないし、周囲を見回せばラコート以外でも負けず劣らずの高いクラフトマンシップのものや音色を持ったものはたくさん見つかります。要はその時代その地域ではだいたいそういう音の楽器が作られていたということなんです。それならばスペインだってトーレスと同時代にはそういう特徴を持った良いギターが他にも作られていたに違いない。。。そんなふうに考えて出会った楽器がこれです。ブランドは確かに重要だし楽しい。けれど入手や実用を考えるとこだわりすぎないほうが実りが多いということもあるというわけです。もちろんこの楽器もそこまで無名というわけではなく、ロマニロスの編集したスペインの製作家辞典にも記述は見られますし名前で検索すると時々見かけます。

Sentchordi Hermanos(センチョルディ兄弟)は18世紀から続く弦楽器製作の一族で19世紀後半スペインのバレンシアで製作をしています。弦長は647ミリほどですが現代の楽器より二回りほど小さく感じるし重量もかなり軽い。表面板は当然松。裏板は時代ですねえ、完全な柾目のハカランダです。バレンシアは当時南米向けのギター製作の中心地で、この楽器も口輪のデザインなどからそうした目的に作られたと思われます。構造的にも面白いところがあって実はこれ力木が無いのです。ブリッジ辺りにドーム状の膨らみを持たせる構造をトーレスは力木を使って作っているのですが、センチョルディは板の厚みをコントロールしてやっている。修理をした(故)水原氏によると「板の厚みの分布で強度を保つ方法であると考えられ、ギター作りにチェロの手法を反映させたように見える。胴体を組む方法や三角の補強材(ペオネス)の使い方にもその影響がある」ということです。ロマニロスの書いたトーレスの本の中にも当時力木を持たない構造のギターがあったと触れられているところがあります。

音の方はこれが正にスパニッシュ。これが力木を持たないという、ある種変わった構造のギターだというのが不思議なくらい正統派な音色ですね。逆に言えばそれぞれの製作家は様々な方法を駆使して「ある音」を目指していた証でもあるでしょう。その「ある音」こそ、ここで言うところの“時代の”“地域の”音であるわけです。具体的には深みをもって粘る低音、そして甘く歌う高音。ポジションによって音色の特徴が良く出る特性。このバランスやコントラストがあってこそタレガやその周辺の作品・アレンジがあるというのがわかりますね。あの低音弦にメロディーを持ってきてチェロのように歌わせる手法やハイポジションをドンドン使いたがる運指指定は全くもってこういう楽器を想定しているのでしょう。こういう楽器の特色はその後のモダンギターにも通じるところがあるので、近代の作品くらいまでは充分カバーできる楽器でもあります。2005年末にペグを再調整して使い勝手がかなり良くなったので今年からは積極的に使いたいと思っています。弦はアクイーラのナイルガットとハナバッハのテルツ用低音弦を合わせて全体には若干張力を下げ目にしています。

スペインの古いギター、特にトーレスに影響を受けた20世紀初頭の名の通った製作家のものは結構高い値段で取引されています。もちろんそれだけ価値のあるものもあるわけですが、古いスパニッシュの音色を堪能するという観点から見れば今回紹介したような楽器を探しだして必要な修復があればそれも行って演奏するのは楽しいものです。19世紀末ごろのスパニッシュはトーレス以外まだそれほど脚光も浴びていないので入手も比較的容易といえるでしょう。良いものは音の素晴らしさにビックリしますよ。

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2006年3月12日 (日)

“寄せ”の技術

午前中レッスン。先週似顔絵の話で話題にしたサエちゃんは今日は付いてこなかった。話を聞いてみると・・・今日ギター行く?って訊いたら“今日は行かない”って言ったらしい。で、どうしてかっていうと「おかあさん、発表会があるから“ちゃんと”練習したほうがいい・・・」って。だから今日は私は行かないからじっくりレッスンを受けてきなさいって。5歳ですよ。なんだか子供の成長ってすごいなと思ったり。その上、おかあさんが練習しているのを聴いてて「違うよー、先生は“こういうふうに弾いて”って言ってたよー」って歌って聴かせたりするらしいです。いわゆるトレーナーってやつですね(笑)。

その後は昭島へ。3/19の発表会向け2回目の合同練習。先月の合同よりさすがに集まって良いサウンドが出ている。殆どが個人レッスンの生徒だから合奏経験が少ない人が大半だけど、案外揃うものだなとやや感心。これなら形になるでしょう。所々注意した点もその場でコントロールできてイイ感じ。

RIMG0350合奏練習のあとは残れる人でリハーサル会。ココで緊張しておくと後々楽ですよ。みんなもう曲がまとまっているので聴き応えのあるリハだった。まあ、弾くほうとして大事なのは練習の時と本番(リハ)の時のギャップを解っておくことですかね。練習は何度も繰り返してだんだん調子が出てきたりするものだし、緊張もないから言わば“最高の状態”の演奏が出やすい。会心の演奏が出てしまうと案外それまでのことを忘れてしまって“自分はココまで出来る”と思うもの。それはもちろんその通りだし、その実力がある証でもあるのだけれど、これがいつ何時でも出ると思うとそれはちょっと違う。ステージは一発、一筆書きですからね。“ココまで出来る”と“ココまで出来なきゃダメ”と思うことは少し違う。超一流のプロだってそう毎度毎度“最高”が出る訳ないのは冬季オリンピック見ていたってそうでしょう。

まず最高の状態、会心の出来、本来自分の持っている最大の実力を正確に理解すること・・・これはとても大事。そしてプレッシャーやその他様々な状況によってそれがどのくらい、どういう形で変化するかを体感すること。次にその幅をどこまで狭めていくか、言い方を変えればその幅の中のどこまでを狙いとするかを考え、設定するかということだと思うのですよ。・・・つまりゴルフ的考え方ですね。演奏はグリーンへのアプローチショットみたいなもの。会心の演奏はチップイン。ショットはカップを目指したとしても毎度インするわけでもない。カップインしなかったからと言ってその都度「自分はいつもダメだ」とか思っていたらきりがない。実際はカップに向かって“寄せる”ってことがとても重要だったりするわけで、そのコントロールがうまく出来るようになった先にタマーに会心のカップインがあったりするということです。グリーンの中のイイ場所に落とすことを心がけましょう。良く練習して上手にできているのに緊張に弱い人は“自分の演奏がどこを狙っているか”一度考えてみるといいです。案外カップ以外はダメ的考えに陥っているのではないですか?自分はそうでした(笑)。あ、ちなみに僕はゴルフやりません。見るだけです。

さて、そんなことを考えつつ一旦家に帰り食事を済ませ、夜は立川市ギター倶楽部の執行部の皆さんと会合。4月からコーチですからね、今後の曲や運営についてなどいくつか確認。大筋のコンセンサスは得て、あとは実際にレッスンを進めつつって感じですね。楽しみにしています!

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2006年3月11日 (土)

ケーナな人たち

RIMG0344小平に住む「トモあらまき」さんは僕が学生のころからの友人(先輩)で“世界の笛奏者”。まあとにかく笛と名のつくものは古今東西本当に何でも演奏してしまう笛の達人。昔は良く一緒に仕事をさせていただきました。今日はケーナやサンポーニャを習っているお弟子さんの“おさらい会”があるというので久しぶりにお宅に訪問してギターでお手伝い。

到着すると息子のハルキくんが元気に迎えてくれて「おぉ、大きくなったなあ!」前の時は人見知りでもじもじしていたのに、何かがふっ切れたのか(笑)?ものすごくお喋りになっているぞ。

おさらい会は何というか「現場の雰囲気を体験する」というのが今回の目的ということで、最初に打ちあわせタイム。テンポやら入りのタイミングやら寸法やら、アドリブがどうこうとかアイデアを出しあってサクッとまとめる。そして発表タイム。仲間内だけの発表だからこぢんまりと和やかなムードだったけど、感想では「緊張しましたー」とか出ていたのでイイ練習になったかな?

paform他にゲスト?という感じで画家でパフォーマーの「ながッチョ」さんも遊びに来ていてパフォーマンスを見せていただく。ある種異様なというか独特な時間を演出するパフォーマンス。こんなに間近でみることも少ないので興味深かった。ハルキくんも興奮していたね。

終わったあとは荒巻さんお手製のパスタで軽いお食事会。なかなか美味でしたよ。ごちそうさま。トップの写真はパスタの準備中だったから荒巻さんが入ってなかったな。かわりにハルキ君が入ってます。

帰り際も庭先でしばしおしゃべりをしていたのだけれど、ながッチョさん、庭の木に飾られた電飾をみてパフォーマンス!

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2006年3月10日 (金)

カノンも仕上げは上々

昨日はニフティのブログが一日中メンテナンスで書き込みが出来なかった。。。あ〜ぁ、これまで毎日書いていたのになあ。まあ、たまにはこういう日もあるということで。

さて今日は朝に発表会のホール打ち合わせのあと池袋のカノンへ。3/21のスプリングフェスティバルはコーチを引き受けている3団体が全て参加するので、今の時期どこのサークルに顔を出してもテンションが高く、仕上がりの状態でこちらも発奮。加えて教室の方では発表会があったりコンチェルトがあったり、おまけに風邪引いたりとかなんだか目まぐるしい状況の中、興奮状態が続いているので少し変わった人になっているかなあ。個人的にはこういう“躁”状態は嫌いではないのだけれど、周りにはどんなふうに映るんだろうと思ってみたり。

到着してみると初めて見る方がひとり。なんと待ちに待った見学者ですよ。なんでもHPを見てやって来たとのこと。名前を聞くといかにも“沖縄ぁ〜”って感じだったので根掘り葉掘り聞いてみると、去年知り合って今年の沖縄行きで再会した上原晃先生に習っていたと言うではないですか。おおおぉ〜、なんという繋がり。「上原先生とは今年の年末に沖縄に行ったら一緒に19世紀ギターライブでもやりましょう」と話しているんですよ!とか、そんな話で少し盛り上がる。今のカノンは21日に向けて調整も進んでいるし気分が盛り上がっているから、いわゆる普段の状態とは感じが違って見えるはず。まぁ、いつもこんなふうにバリバリ弾いているというわけではなく、それぞれの曲は時間をかけて仕上げてますからぜひ気軽にメンバーになって下さい。みんな楽しい人たちです。

楽しい人たちといえば!大学卒業&就職内定で卒業旅行でフランスにも行ったりしていたvivi君。緊張の本番でもクールに野太い音を響かせる存在で頼りにされているのだが、大学で追試が決まり3/21は出演できない・・・って、ナンだとぉ〜〜(^_^;)!?みんな寂しがるぞお。ただ、彼の方も卒業できないとその後の人生に関わるからねぇ。。。とりあえず立派に卒業して、後日2ndのエイマさんあたりにイジメられて下さい(笑)。

さて今日のカノンの演奏の方。自主練習でトレーナーのニンニンさんが的確に引っ張ってくれているのがよくわかる、まとまりのある演奏になってましたね。もちろんメンバーの一人ひとりが頑張っていればこそなんですが、前回まで言っていたことがココまで消化されていればドンドンその先の表現を狙っていける、そんな印象。非常にやりやすくなりました。今回は直前なのでアインザッツ(縦の線をそろえること)やデュナーミク(ダイナミクス)などの確認を中心に進める。あと一回レッスンがあるので次回は通し練習ですね。たぶんイイ感じに仕上がるでしょう。

そうそう、今日は休憩時間に衣装の相談があって「一応、自由ということにしようかと思うんですが、先生どうでしょう?」と訊かれたので「自由はいいですから“派手”でお願いします」と言っておいた。さあ、さあさあさあ!キーワードは“派手”ですよ“派手”!今から楽しみ(^_^)。

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2006年3月 8日 (水)

どちらも張りきって!

風邪引きを実感してから早1週間。まあ少しずつは回復の兆しだけど、相変わらず本調子には今一歩。今日は鼻がグズグズしている。おなかも食事をとるともたれる。普段健康だから病弱系の人に少々憧れがあったりもするけど、実際なってみると「勘弁してくれぇ」と思ったり。

こんな一日のレッスンメニューは昭島のギターサークル“響”と与野のTe.Fプランタンのダブル。どちらも演奏発表直前なので気合が入っている。

“響”の方は来週3/15の水曜日に昭島市役所でロビーコンサート。僕の講師演奏(ソロ)1曲を加えて合計で30分のプログラムなんだけど、どうも曲の分量が多いような・・・?でも正確な事務で定評のある副会長の上前さんが計算したんだから間違いないはず。会長の安原さんも「先生がしゃべり過ぎなきゃ大丈夫なんだからぁ!」などと妙な太鼓判をかましてくる(笑)。まあ先日からそんな不安をあらわにしていると上前さん、今日は指揮者用の楽譜の片隅に“予定経過時刻”を書き込んでいた。。。「あ、はいはい。この通りに進めればいいのね」・・・さすが!としか言い様がないデス。

演奏の方はこのところ大変良くまとまっている。“精度”という点ではまだまだ追及したいところはあるけれど、「息を合わせる」という意識が高まっている。

ギターという楽器は発音がまさしく“点”なので、合わせるのは案外難しい。・・・というか合ったときと合わなかったときの差が激しいんですね。合えばパワーになるんだけど、合わないとホントにパラパラパラっといかにもバラけた感じになる。勝負は発音の手前、予備拍とあとはリズム感の共有ですかね。「指揮を見て!」とは言うものの、身を堅くして息をひそめて発音の瞬間(打点)を狙うような感覚ではダメダメ。仮にその1音は合ったとしても次の音が合う保障はないし、第一それじゃ音楽は活き活きと流れない。常に動きの中で音楽を考えるように。予備拍の動作を自分に写し取って打点を予測すること。指揮者と演奏者が同じタイミングに同じ分量のブレスをする感覚。それができたら取りあえず結果としての音なんかズレちゃったって良いんですよ・・・というのが僕の考え。そこまで来たらあとは少々のタイミングや感覚のすり合わせで気持ち良く合ってきます。そうなればあの血わき肉躍るアンサンブルの醍醐味はもう一息なんですよ!

プランタンの方は3/21に桜華女学院で行われるギタースプリングフェスティバルに参加。これには“響”や池袋のカノンも出るんですけどね。プランタンメンバーの多くはこれが初めてのステージ演奏だそうで「これから何が起こるんだろう?」という期待と不安が入り交じった雰囲気があったかな。演奏の方はかなり立派にまとまってきているんで「本番では緊張や興奮もあるだろうけど、“落ち着くため”とかで小さく弾いたり、曲想が無くなっちゃったりとかそういう方向に行かないようにして下さいネ。落ち着くこととテンションが低いことは全然違いますヨ。そういう中でも今までやってきたことを精いっぱいやる、そういうことが大事なんですヨ。それが次に繋がるんです」という話をする。いずれにしてもみんなでドキドキを共有するっていうのはホントに楽しいものですから、ぜひそういうことを経験して下さい。

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2006年3月 7日 (火)

昭島プライベートコンサート

RIMG0330「ギターが奏でる私の愛した歌」
第3の男 禁じられた遊び ムーンリバー サウンドオブミュージック コンドルは飛んでいく 影を慕いて 悲しい酒 涙そうそう モーツァルトの子守唄 太陽がいっぱい 愛の賛歌 鉄道員 上を向いて歩こう 七つの子 蛍の光(合唱)

プライベートコンサートというのは、平たく言えば演奏の出前みたいなものです。宣伝し聴衆を広く集めるライブやコンサートとは違って、ある限定された人たちのために行われる演奏会。たとえば今回は昭島のボランティア系のコーラスグループの皆さんだったのですが、ホームパーティーや記念行事、会合などにお呼ばれしたりすることが時々あります。学校で良く行われる音楽鑑賞教室なども大きく括ればこの部類です。

RIMG0332今日の演奏会はタイトルが示す通り“リクエストにドンドン応える”という大胆な?オールポピュラープログラムで60分ほど。この人が聴きたいのはこの曲、この人はこれ・・・という感じで12曲。時間に余裕があったのでさらに3曲ほどこちらで追加しました。会場で準備をしているときにはリクエストのご本人が声をかけてくれて「古賀メロディーにまつわる思い出」など語ってくれたり。やはりリクエストとなるとそれぞれの曲への思い入れは深いものがありますから、こちらもそれに応えるべくがんばらねば。楽譜を用意するところから始めるものも多かったので取り組みはちょっと大変だったのですが、おかげさまでみなさんそれぞれが興味を持ってくれて楽しんでいただけたようです。よかったー。

終わったあとはその場で軽くお茶会。ご高齢の方も多かったようですが、みなさんお元気でしたね。
また機会があったらぜひ呼んで下さいね!

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2006年3月 6日 (月)

新キャラ現る?

nigaoe日曜日にときどきお母さんのレッスンにくっついてやってくる“サエちゃん”は、この春年長さんになる女の子。ちょっと前はレッスンが終わるまで待ちきれなくて弾いてるお母さんの手を引っ張ったりしていたけど、最近は退屈そうではあってもちゃんと待てるようになった。実はサエちゃんも自分のギターを持っていて、お母さんが少々手ほどきをしたり、レッスン室で一緒に弾いたこともあったんだけど恥ずかしがり屋なのかな?「ねぇ、サエちゃんもギター弾けばいいのに!」と誘うんだけど、ウフフ。。。もじもじ。。。とあまり弾いてくれない。

そんなサエちゃんが、この前のレッスンの時に家で描いてきたという似顔絵とお手紙を持ってきてくれたのがこれ。丸顔に目がギョロッとしていてヒゲがある。ああ、こういうふうに見えているんだなあっていうのが興味深かったり。ただ、もう視点が顔型・目・ヒゲに集中していてまゆ毛どころか髪の毛もないぞ。。。アハハ、せんせいは最近髪の毛気にしてるんで少し描いておいてくれるともっと嬉しかったかも・・・とか(笑)。でも、なんだか見れば見るほど愛すべきキャラクター。今度何かのチラシにでも使おうかな。まだいわゆる「少女漫画的的描写」になっていないからアート的な味わいを感じるね。「少女漫画」が入ってくると対象の存在とはかけ離れたところで“美”というか、可愛らしさを追及する姿勢に転じてしまうんだよな・・・と思ったり。

otegamiお手紙の方は
「ぎたあのせいせい(せんせい) さえより かぜ しかないよ(う)に」
・・・せっかく注意を促してくれたのにゴメン、この日はもうすでに風邪でした。。。って言うかこりゃあ“江戸っ子”だね、サエちゃん(笑)!

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2006年3月 5日 (日)

写真展終わる

RIMG0320国分寺のgieeで1ヶ月続いた高沢さんのアラスカ写真展も終わり、撮影者自ら片づけに行ってるっていうんでgieeまで行ってみると「あれ?」臨時休業の文字。まあ連絡もとってるし居るのはわかってるんで、階段をトコトコ下りてみるとマダムをはじめとしてなんとな〜くマッタリとした空気が。。。「どしたの?」訊いてみると、なんでも昨日のライブ「国分寺フォークジャンボリー」が異様に盛り上がって明け方まで楽しかったらしいのね(笑)。それで今日は体力回復のため?臨時休業だったのか。高沢さんは朝までいて仕事へ向かい、また戻ってきて写真を片づけたらしい。その割には元気だったな。

今回の写真展はライブも組み込ませてもらったりして、こちらも大変お世話になりました。今年も高沢さんはゴールデンウイークが終わったころにはまたアラスカに出発、3ヶ月くらいは北極圏で写真撮ったりクジラ捕ったりするんでしょう。「今度帰ってきたらさぁ〜・・・」また次回の話しに花が咲く。今度はスライドショーにオリジナルの音楽付けて、解説もナレーションぽく挿入したら今回よりもう少しコラボッぽくなるんじゃない?店のフォークギターをポロポロやりながら話をしてるとこんなアイデアも出てきたり。

いや、実は写真でもわかるように高沢さんギター弾けるんですよ、だから始めは「スライドショーを弾き語り解説で!なんていいんじゃない?」なんて言っていたんだけど、「え〜?じゃあ、こういうのかい?」とか言って高沢さんがギター持つと「クジラをぉ〜追いかけたらぁぁ〜・・・もう9時ら!」とか、軒並みそんなのばっかり(笑)。それじゃアラスカっちゅうより所ジョージだよ。こんなことではせっかくの素晴らしい写真が全てオヤジギャグのネタと化してしまう。・・・っていうか“今年はギャグになる写真をアラスカまで撮りに行くぞぉ”みたいなことになりかねないな、この人は。。。

gieeではこの次のライブを決めてきました。次回は5/27(土)。一応ソロの予定ですが一緒にやるー!っていう人がいればそういうことも考えます。例によって14:00と19:30のダブルヘッダー。前回好評だった古いギターも持ち込む予定です。みなさんまた是非聴きに来て下さいねー!

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2006年3月 4日 (土)

東京小さな旅?

RIMG0316今日はいよいよ来月に迫ったコンチェルトのリハで成田まで。うちが東京の西のハズレだからぐぐーっと都心を通ってさらに東へ・・・電車だけで2時間乗るから気分は“旅”。ま、こういう移動は車より電車の方が楽だし楽しいなあ。

リハの方は今回、楽器にピックアップを付けてみたりマイクを使ってみたりいろいろ試してみる。普段あまり馴染みの無い装備なんでやや物々しい感じもするけど、これで結構オケの方々には音が聞こえるようになって合わせやすくなった感じはあったかな。だいたい音の大きな楽器やそういう編成の中でアンサンブルするときには、pやmpなどは音量を落としすぎずに音色やニュアンスでそういうイメージを出す方向に感覚がシフトするけれど、こういうふうに拡声されるとホントにそっと弾くことも可能になるんで楽といえば楽。もちろん慣れは必要だけど。。。で、気をつけなくてはいけないのがキズも拡大されてしまうんですよねえ・・・。なんか永井豪先生の名作“デビルマン”の解説を思い出してみたり。

いつも“拡声”を想定した練習とかしていないんで、不慣れというか現場でPA が入るとホント良くわからなくなってまな板の上の鯉状態になってしまうことも多いけど、その点今回のペタッと貼り付けるタイプのピックアップは比較的違和感が少なく感じた。なんて言うかマイクの方が良くも悪くも出てきた音色や響きかた、バランスとかが「自分の音と違う」ような違和感があるのに対してピックアップの方がそのままっぽいんですよ。あくまでも弾く側の感覚としてだけど。いろいろあるもんですねえ。

ある貴紳〜のあとは、オケの皆さんの田園とカルメンの練習をしばし見学。ある貴紳もそうだけど、こういう曲をアレンジではなくそのまま演奏できるっていうのはやっぱりイイですねえ!

その後はオケの皆さんと食事へ〜音楽や様々な話でひと盛り上がり。楽しい一日、お疲れさまでした。ちゃんと終電には間に合いましたよ。

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2006年3月 3日 (金)

イベント告知:3/19(日) 立川

はせがわ音楽教室 ギター科
第11回 発表コンサート
2006年3月19日 アミュー立川(立川市民会館)小ホールにて
12:00開演 入場無料

もう11回になるんですねえ。。。私の教室の発表会は生徒の皆さんにも“コンサート気分”を味わって欲しいという気持ちから発表コンサートという名前にしています。今年も30人弱の方が参加します。
ソロからデュオやトリオの重奏、最後には有志でパッヘルベルのカノン、全員でエーデルワイスの合奏もあります。ジャンルもクラシックはもちろんのこと、ポップスや映画音楽、演歌まで様々。弾き語りも3人居ます。下は中学生から上は70過ぎの方まで、ギター歴が長い人も短い人もいろいろ。
終わりは15:30〜16:00くらいの所でしょう。興味のある方、お近くの方はぜひいかがですか?特に「教室に通ってみようかな?どうしようかな?」なんて迷っている方は是非。ギターってこんなに愉しみの幅が広い楽器なんだぁ!と実感してもらえると思いますよ。ただし、みんなさすがにドキドキしながら弾きますから(笑)、暖かい目で応援する気持ちで聴いてあげて下さいね。

RIMG0313写真は水曜日のネタにしようと思って風邪ひいて没っちゃったもの。
これはですねえ、水曜日中神のムラリ教室でのレッスンの一コマ。この時期になるとレッスンの最後が即席リハーサルになります。マスターや居残った生徒さん、喫茶室のお客さんまでが「はい、じゃあ○○さんが弾きまーす!聴いてくださーい!」という僕の一声で半ば強制的に(笑)聴衆になります。弾くほうは結構緊張するみたいなのでイイ練習ですね。この写真は佐々木さんだから最後の時間の生徒さんですね。弾き語りで「さとうきび畑」を歌ってます。で、真ん中でむこう向いて弾いている宮原君も実は伴奏を応援しているのです。以前は僕がこういう役割をしていたのですが、あるときから「宮原君に弾いて欲しい」・・・んだそうです(笑)。手前で聴いている白いほうは高柳さんで風邪引きはじめの話をしたらこれが特効薬!と「柚子はちみつ」の差し入れを戴きました。かなり効きました!黒いほうの千葉さんは夕方レッスンの生徒さんなんですが、この日はパーフェクトに全部聴いて帰りましたね、すごく熱心な方です。お疲れさま! 15日のレッスンもこんな感じになりますから、夜ムラリに来るともれなく聴衆になれます。

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2006年3月 2日 (木)

ゲリー・サウスウェル作1992年 トーレス1883年レプリカ

GSTorres1タレガも使った銘器“トーレス”。ラコート辺りのいわゆる19世紀ギターを使用していたりすると、トーレスをどう紹介しようか少し考えてしまうところでもあるのですが、まあ一般的に現代のクラシックギターデザインを作ったと言われる19世紀スペインのギター製作家です。

・・・というのも、ヒョウタン型ボディや6単弦のギターは当然もっと昔からあったものだし、良く言われるギターの大型化や扇状の力木などこれだって他の製作家も作っていてトーレスが初めてなわけでもなく。またトーレスが活発にギターを作っていた時期に周囲を見回してトーレス一人だけが形的にも音的にも変わったギターを作っていたというわけでもない。。。だから発明発見の話のごとく「あらゆる始まりはトーレスにある」というような言いまわしはわたしにはちょっと抵抗があります。

とは言え「トーレス」の名がその後のクラシックギターに与えた影響は計り知れない。今でこそかなり意欲的・・・と言うか斬新な構造を持ったギターをよく見るものの、それでも今あるギターの殆どは大別すればトーレスの影響からなるものと言えるだろうし、それはクラシックギターの太い幹として脈々と生きている。

いわゆる19世紀ギターの時代にはヨーロッパ各地で様々なお国柄スタイルで作られていたギター。その中でスパニッシュスタイルがそれらを使用したギターの上手なスペイン人達の活躍や楽器に合致したレパートリーの効果などもあって徐々に台頭してきて、後にセゴビアの出現によって20世紀にはそれが全ヨーロッパ的というか世界的にクラシックギターとして定着した。。。そんな歴史の中でスパニッシュスタイルの代表として最も評価された象徴的な存在がトーレスという風に考えています。人一倍研究熱心でそれを具現化する高い製作能力も持っていた。もちろん楽器としても当時から抜群に素晴らしかった。そして丈夫だったんでしょうね。丈夫さに欠けた楽器は歴史に残りません。

GSTorres2・・・というわけで、写真の楽器。ゲリー・サウスウェルというイギリスの製作家によるトーレスのレプリカです。サウスウェルは古いギターの研究家として名高く、様々なレプリカを製作していてそれぞれが高い評価を得ており、有名な演奏家も多数使用しています。近年ではブリームの依頼でブリーム所蔵のハウザー1世をコピーし絶賛されました。この人のトーレスレプリカはパリの楽器博物館に所蔵されているSE47と呼ばれる1883年の個体をコピーしており、これもそのタイプですが本物の方の写真を見ると装飾は若干違っています。

表板松、横裏板はメープル。音の方はメープルらしい発音の速さがあります。全体に明るい音色でラスゲアードも軽やか。高音弦も柔らかく歌いやすい。低音も適度な粘りで巻弦のメロディーラインも扱いやすく、そして6弦は古いギターに良くあるドスーンという響きを持っています。パリパリ・カリカリの音からポヨヨンとした音まで音色の変化の幅が広くてこれは使っていて面白い。弾いているとクイックレスポンスなステアリングを持った古風なライトウエイトスポーツカーといったイメージでしょうか。元になったトーレスも当時はこんな音だったんでしょうか。。。

今のギター、特にローズウッドやハカランダなどを使った楽器とはかなり違う音を持っていて、確かに古い楽器との共通点も感じます。タレガなんかを弾くと確かに「ハマル」感じもあります。使用するに当たってはいわゆる“トーレス”として歴史的なアプローチに用いるのもよいですし、あくまでも“そういうモダンギター”として扱うこともできるのがレプリカの良い点でもあります。今年はこれを積極的に使っていこうと思っているので、演奏会では音色を聴いていただく機会も多いと思います。弦はアクイーラのぺルラノーマルをセットで使用。スッキリした鳴りの高音弦と渋めで伸びのある低音弦がマッチしていると思っています。

Southwell Guitars HPでは例のブリームのハウザーモデルが掲載されるようになってから、このトーレスモデルは無くなってしまいました。各種レプリカのほか研究した古いギターの構造を現代のギターとして活かした“Aシリーズ”という名の変わったギターも見られます。

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2006年3月 1日 (水)

やば〜い!

一昨日くらいからちょっとおなかの調子が変だったのですよ。腹痛。昨日の夜もちょっと腹痛。今日は水曜スペシャルデーだから胃腸薬なんか飲んだりして出発した。

時間を追うごとになんか気持ち悪くなるし、フラフラしてきて夕方には明らかにコレ風邪の始まりだわと結論づける。夜のレッスンでは咽も変になってきたぞ。意識は割としっかりしているんだけど。。。風邪を引くって[catches a cold]って言うじゃない?ホントcatchって感覚わかるよなあ。起きている時間に風邪を引いていく過程って、たった“今”からおかしくなったってわかるもんね。

・・・というわけで、ネタもあることはあるんだけど、今日は早く寝ます。
今月いろいろあるし、ココでダウンはまずいなあ。

そんな話を夕方していたら、夜になって生徒さんが家に帰って「ユズをはちみつに浸けたもの」を持ってきてくれました。ビタミンcがいいらしい。ホントありがたいです。センセイは幸せ者です。コレ飲んで寝ます。。。

おやすみなさい。

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