« ハッスル | トップページ | オカリナと »

2006年4月 2日 (日)

クリップチューナー

Clip前回のギターarekoreではメトロノームの話を書いたので、今回はチューナーの話を。。。例によって最初に昔話をしてしまうと(笑)、はじめてチューナーと出会ったのはやはり中学のギター部の時でしたね。それまでチューニングといえば初心者は調子笛・・・これはギターの開放弦6つ分の音が出るハーモニカのようなものでプ〜と鳴らしながらその音に合わせるものでした。先輩達は音叉を銜えたりしてカッコよくチューニングしていましたね。ギター部は合奏が中心でしたからチューニングは非常に大きな問題でした。一番音感が良い(とされる)人が一人で全ての楽器を合わせるようなこともしていたけど、それに不服を申し立てるヤカラもいたりして(笑)。。。そりゃ時間が経てば調弦も狂うのがギターだしねえ、選ばれるのは名誉だけどいろいろ大変な仕事でしたよね。

そんなところに電子チューナー登場。ティッシュボックスを一回りか二回り小さくしたくらいの大きさでもちろんオート機能なんて無し。でもその頃の我々にとっては「世の中にこんな便利なものがあるのか」というような魔法のメーターでしたね。みんなが触りたがる人気者でもありました。当時20000円くらいしていたかな、だから部に一つしか装備できなくて。。。だから結局時間が経てば狂ったりもするんですが、でも「目で確かめられる」「最初は合ってる」これだけでも当時は大変なことでしたから。

あれから時代は流れ流れて平成、21世紀。チューナーは普及品で3000円切りましたか?ずいぶん安くなりましたねえ。一人一つどころか何故かうちには4つもありますよ。一昔前は「チューナーは音合わせが出来ない人が使うもの。デキル男は音叉で」みたいなノリがあってプロがチューナー使うと「え〜?」みたいな反応があったりしたものです。楽器の中でチューニングのバランスをとっていくような技術(耳)はもちろん必要ですが、便利なものはやっぱりみんな使いますよねえ。

さて、今や高性能やら多機能やら百花繚乱のチューナー界で最近巷の人気がこのクリップタイプ。楽器の振動から音を拾ってくる「ピエゾ」というマイク(ピックアップ)とチューナーが一体化したもので、これだと周囲に楽音が満ちたような状態でも自分の楽器だけの音を拾ってくれるのでちゃんとチューナーが機能するという寸法。まあ、普通のチューナーにもラインイン(マイク端子)に別売りのピックアップマイク(コンタクトマイク)を差し込めば同様に使えるのですが、それがコンパクトに一つになっているところがミソ。本番に付けっぱなしというのは見た目にどうかな?という気もしますけど、練習中などではヘッドに付けっぱなしで、気がついたときにチョコチョコ音合わせるようなこともできるというわけです。確かにチューナーって度々使いたいようなときには置き場に迷ったりしますからね。

写真は左がコルグの製品で右がオンボード・リサーチコーポレーションというメーカのもの。最初に右のを買って「これはちょっと使いにくいなあ」と思っていたところ、サークルのメンバーさん達の中でコルグを使いはじめる人が出てきたので僕も試しに買ってみました。なるほど、断然コルグがイイなぁ。メーターの反応もいいし、軽いから付けていて妙な重さも感じない。基準音の設定幅も広いし、ピエゾだけでなくて普通のマイクも内蔵されてて良く出来てますよ。弦を替えたばかりで調弦しながら練習するようなときも便利ですね。6000円くらいとチューナーの中ではやや高めですが、新機軸の商品はこんなものなんでしょうか。この先安くなっていくとは思いますけど。

【2009.11月追記】
今年(2009年)からだったと思いますが、コルグのクリップチューナーがモデルチェンジしてAW-2になりました。一般楽器用とギター用の2種類があってギター用は定価で3500円だったかな。かなり安くなりました。表示が少し大きくなり、バックライトがつくなどより使いやすい方向へ正常進化したと思います。以前ライブハウスのくらいステージ上でAW-1の表示が全然見えなかったことがありました。われわれクラシックのギタリストはそんなに真っ暗なシーンはそれほどないのですが、まあバックライトが無くて困ることはあってもあって困ることはない(このモデルは消すこともできるし)ので早速購入して今一番使っているチューナーになっています。

|

« ハッスル | トップページ | オカリナと »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/165138/9418117

この記事へのトラックバック一覧です: クリップチューナー:

« ハッスル | トップページ | オカリナと »