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2006年5月20日 (土)

ロジャース製 6連ペグの分解掃除

「ギターArekore」のコーナーでもいいんですが、内容が内容なので「楽器ばなし」の番外編としますね。今回は写真が多いのでサムネイルは小さくしました。写真をクリックすると大きいのが立ち上がります。

Rimg0550さてこのマシンヘッド、先日紹介したゲリー・サウスウェルのシュタウファー・レニャーニモデルのものですが、実は中から少し雑音がしていたんですよね。ソの音だったかな?そのあたりの音になるとシューンと小さい音がするのですよ。いつかやらねばとは思っていたんですけどね、面倒くさいでしょう(笑)?そうこうしているうちにライブが近づいてきたので、この際弦を交換するときに一緒にやることにしました。写真を見てわかるでしょうか、プレートを止めるために13コもネジがついています。これまではもうこの時点で気持ちが萎えちゃうんですけど今日の私は違います。やる気になってます。真鍮のネジは柔らかくヤマを舐めやすいのでぴったりとあったドライバーを使って慎重にネジを外します。隠されたものを開けて見ちゃうっていうのはそれなりにドキドキワクワクしますねえ。。。

Rimg0551プレートは楽器の塗料で若干固着していたのでここも慎重に作業しましたよ。で、開けるとこんな感じ。プレートの側にギアが固定されているのかあ!以前19世紀当時の6連ペグを開けたときには確かヘッドの方にギア部が付いていた記憶があります。星形のギアは割と大きくてギアを取り付けているほうのプレートは少し曲げるような形で・・・ゴツゴツした印象でしたね。ああ、あの時も写真を撮っておくんだった。。。写真のロジャースの方はさすがに綺麗で整然としてますね。ただこの状態ではクリーニングできないのでプレートからギアセットを外します。このネジは割と高いトルクで締められていましたね。ちょっとドキドキしましたよ。

Rimg0553無事ギアセットを外すとこんな状態。見慣れたロジャースさんのギアが現れました。ここの部分は基本的に一般的な3連タイプなどと同じものでしょう。ただ締め込みはネジではなくワッシャーのようなものでした。これを外すのは大変そうなので、今回はここまでの状態でクリーニングすることにしました。用意したのはCRC556と歯ブラシ。ブシューっとかけては歯ブラシでこすって汚れをウエスの方へ移すようにします。ただ、CRC-556って樹脂パーツにあまりよくないんでしたっけ?バイク整備なんかではそんなことを言われたりしますよね。ロジャースの糸巻も樹脂リングを使っていたりするのでひょっとしたらカー・バイク用品店などで扱っているパーツクリーナーとかのほうがいいのかもしれませんね。作業を終わってから思いましたよ(汗)。

Rimg0554洗浄作業終了!綺麗になったのがわかりますか?ちょっと嬉しい気分。あとはオイルをふき取って、今回はグリスではなくCRCのドライファストルブというテフロンのスプレーで潤滑させることにしました。最近うちのギターはこちらの方を使うようにしています。べた付きが無いので埃も呼び寄せないし動作もスムーズです。最後に今まで通り組直し弦を張って出来上がり。

結果はバッチリ良好です!雑音もなくなったし高音域に張りが出て音色がよりピュアな感じになりました。いつも思うんですけど、糸巻の掃除は楽器の音にものすごく効果がありますね。特に高音側(高音弦)に顕著に効果が現れるように思います。ある程度時間が経った楽器で高音側が不鮮明な感じがしたり、弾いたときの指の感触って言うんですかねえ、弾き心地がヘナっと感じるようなときはこれでかなり改善する場合が多いです。糸巻が音に与える影響は見過ごせないものがあると感じています。

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コメント

おもしろい分解写真ですね。このモデルで次回、アルペジョーネを制作してみたいです。

投稿: 奥村治 | 2017年1月31日 (火) 01時33分

奥村さん、コメントありがとうございます。
以前もコメントいただいた、東久留米で製作されている方ですね!
アルペジョーネ、かっこいいですよねー。
ちょっと憧れます(^_^)

6連ペグの楽器も存在していたでしょうか。
ギターではたくさん作られていましたから
あったかもしれませんね!?

投稿: はせがわ | 2017年1月31日 (火) 10時00分

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