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2006年5月21日 (日)

ギターをケースにしまうとき

060521ギターをしまうときに弦を下げるか下げないか。。。生徒さんにも良く訊かれるのですが、諸説があってどちらもそれなりに一理ありますから一概には言えないのです。

下げる派の意見としてはギターへの負担を減らすのが目的。弦の張力は6本で40キロ以上はかかっていますから、確かに表面板やネックにずーっとその力がかかっていると思うと大変そう。しかもケースに入れて持ち運ぶとなるとそれなりの衝撃も受ける可能性はあるわけでテンションがかかったままそういう事態になるとよりダメージが大きくなるかもとは思いますよね。

一方下げない派は短時間に楽器へのテンションが上下すること自体が楽器に悪影響を及ぼすという話をしたりしますね。こちらも確かに・・・。ちゃんと調弦したギターの表面板を見ると引っ張られてやや膨らんでいますよね。もちろん、最初から少し膨らみをもって作るものなんですがプラスαで膨らんだりします。これが弦を下げたり上げたりすることで動くわけであまり繰り返すのも良くなさそうだなあとは思います。表面板にテンションがかかり板の動きが安定した状態が本来のギターの性能を発揮する状態でもあるわけで、そのくらいの力で壊れるようなギターではないというのも本当。ネックに関しては「弦の張力がかかるから曲がるわけではない。曲がるのは材料そのものや湿度管理等の問題なのだ」とか。もちろん、ものすごいテンションがかかれば曲がらない木はないわけですが、ある意味経験的に僕は納得してますね。

で、自分はどうしているかというと基本的に使っている楽器の弦はあまり下げません。下げると調弦も安定しなくなって不便だし。ただし、しばらく使わない楽器は下げて保管しています。楽器を梱包して送ったり、飛行機などで預けるような場合は必ず下げますね。

ただ一つケースにしまうとき(移動するとき)に気をつけていることがあります。それは写真のようにペグを真っ直ぐにしてケースに入れるようにしているということ。もちろんペグの回転方向は下げるほうに回しますよ。どうしてかというとペグの保護です。ケース・・・特に汎用ケースでは中で若干楽器が動きます。その時にペグがケースの内壁にあたると軸が曲がっちゃうことがあるんです。特にロジャースの真鍮軸なんて柔らかいですからね、これを少しでも防ぐためにやってます。オススメ。実際はケース自体にもクッション材を入れたりして中で楽器が動かないように対策もしたほうがいいですね。その辺のアイデアはまた今度にでも書きましょう。

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