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2006年6月

2006年6月 9日 (金)

そして池袋のカノン・・・

指揮を振るのも3日目になると腕というか、肩というかその辺りがちょっと疲れて上がりにくくなっていたり。。。思えば3日連続は今まで無かったような気もしますね。

カノンも7/23が定期演奏会なので練習にもだんだん熱が入ってきてますよ。先週入会の初心者タカハシ君も“まあ、なんとか出る方向で”というのがカノン流。仕事で日曜日があまり自由にならないとかで、実際はそちらがどうなるか次第なんですけど、さっそくミリさんに手ほどきを受けてローポジションの音階を一生懸命覚えてました。モチロンすぐにベテランさんのようにとは行かないけれど、取りあえずローポジションが使えるようになれば音を易しくしたパートを作ったり、弾きやすいメロディーを受け持ってもらったりして合奏参加はできますから、やってみようという方は気後れせずにどうぞ見学に来て下さい。ホントに初めての人はタカハシ君が頑張ってる今がチャンスかも!一緒にまとめて教えちゃいます。あとは楽しく弾いているうちにだんだん楽器にもなれてきますよ。

合奏の方は今日が雨降りだからなのか、お休みのメンバーがやや多かったからか、大人しいというかなーんとなく音がしめっていましたね。この日は定演の合奏曲を久々に全て並べて弾いてみたのですが、若干「ノリ」を忘れているところがありましたかねえ、最近は新曲ばかりに時間をとってましたから。。。後半になるとだんだんいつもの調子を取り戻してましたけど。

以前やったとか比較的易しいと思われる曲であっても、曲数が増えるというただそれだけでそれなりに負担にはなるものですから、今のうちに全体を見渡せるようにしていくのが大切。今日の練習は“全体のボリュームを身をもって知る”・・・その第1回目というのが狙いでしたから、とりあえず最初はこんな感じでイイでしょう。今後、だんだん各曲に均等に時間をかけていくようにしていきます。

そして練習後・・・。初心者タカハシ君はいつもの呑み呑みグループにつれられて“深夜のカノン”にも入会すべく池袋方面に力強く歩いていってました(笑)。

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2006年6月 8日 (木)

立川市ギター倶楽部も・・・

昨日は昭島の“響”、今日は立川市、明日は池袋のカノンというサークル3連戦週間の中日。立川市ギター倶楽部は明明後日の日曜日が出演なのでかなり集中した感じになっていましたね。熟練のメンバーが多くいるのでビシッとしてましたよ。最後の曲ラクカラチャはそこそこテンポを上げていったのですが、このくらいは全然平気と言った感じ。まあ普段から結構難しい曲をバリバリと弾いちゃうサークルです。

6/11(日)【立川市高松公民館文化祭】入場無料
■文化祭開始:13:20
■当倶楽部演奏時間:14:47〜15:02
演奏曲・・・ソルの練習曲、望郷の歌、見上げてご覧夜の星を、ラクカラチャ

という事なので、お近くの方興味のある方はぜひぜひ!私のほうは立川市ギター倶楽部を振るのは今回が初めてなので“初々しい感じ”かもしれません(笑)。

0606081帰ってくると懐かしい人から冊子が届く。タイトルが「タビアルク」。この人“ガク”君は去年の正月に沖縄で会った歩く旅人。2003年の3月から今年の3月までちょうど3年間かけて歩いて日本を一周したことを冊子にまとめて送ってくれたのですね。いやあ、お帰りなさいというかお疲れさまというか・・・何事も成し遂げるというのは大したものです。僕も沖縄はこれで4回ほど行っているのですが、だいたい2週間程度滞在し初めの1週間はライブなど音楽活動、後半1週間は旅人となってテントや生活道具を担いで歩き回ってます。ガク君とは2005年の正月にゴルフの藍ちゃんで有名な東村で出会ったんですよ。小さな公園にテントを張り、一緒にパイナップル食べたりお酒飲んだりして語り合いましたよ。もらった冊子をじっくり眺めていると出会ったときの写真が入ってましたね。懐かしいなあ。今は所沢に住んでいるようなので結構近いなあ。機会があればきっと今後会うこともあるでしょう。

0606082コメントには「ヤンバルの山歩き」とありますけど、僕のは村と村を繋ぐような歩き旅で山はあんまり入りません。迷うと死にそうになるし、装備重くなるし、そもそも坂道苦手だし(笑)。。。

眺めていたら、無性にまた歩き旅をしたくなりましたね。これが結構イイ心の洗濯になるんですよ。

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2006年6月 7日 (水)

“響”スペシャル

昭島市のギターサークル“響”の自主コンサート(7/12)もそろそろ間近という空気がありましたね。今日は朝9時から夕方5時までのスペシャル練習。午前中は合奏をみて午後は重奏の時間でした。合奏の方は仕上げの方向性がずいぶん浸透してきたのであとは細かい調整に入ります。まあ、ここからが楽しくもあり難しくもあるところですね。・・・というのも、パート内やパート間で合いにくいところを合わせていくようなことや、個別の難所をやっつけていかないといけないですから。いわゆる精度を上げるための練習はどちらかというと地味で地道なもの。ただこれこそが合奏の醍醐味だし充実感のある演奏(サークル活動)に繋がるものですから頑張りましょう!

重奏の方は各パート一人ですからね、真剣度は合奏以上(笑)?今回は互いの音を聴いてその脈絡や自分の役割を理解するということを中心に進めました。「(拍を)数えちゃダメ!」はまあ、今まで合奏の時も含めて何回も言っってきたことですが・・・弾きながら1・2・3・4、1・2・3・4・・・、これ最初の音取りは仕方がないです。ただ慣れてきてもずっとこのままじゃ何とアンサンブルしているのかわからないでしょ?これ意外と慣れた人たちのアンサンブルにも多い現象です。せっかくスコアをもって練習しているのですからそこを読めるようになっていきましょう。練習の最後は曲想の付け方の講義?これはちょっと質問があったので、それについて答えていたら講義みたいになっちゃいましたね。どこを大きくとか小さくとかはまあ結果であって、それ以前にその曲(やアレンジ)がどんなストーリーを持っていてどんなドラマが内在しているか、そこをイメージするわけですよ例えばこの曲ではぁ・・・等々。。。それとメロディのニュアンス(の表現)っていうのは別にあってですね、フォルテの所はただただ大きく弾いていれば良いというものでもなくってこういうメロディはこうなってるからぁ・・・云々。。。

はぁ、最後はちょっと理屈っぽかったですかねえ(笑)。お疲れさまでした。

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2006年6月 6日 (火)

黄かぶ

Rimg0592先日のブログで書いていた“儲からない「かぶ」”注文する。納車は来週。

荷物を載せて走るのが前提だから前カゴやら後ボックスやらと積載仕様にしてみたり。。。色はまっ黄っ黄のにしましたよ。一応リッター130キロなんですが、60キロくらいで行ってくれれば車の9倍くらい燃費が良い計算なんですけど。そんなに期待できるもんなんでしょうかねえ。

バイク屋さんで「うーんと、じゃあこの黄色いやつで」と写真を指さすと店長さんが「・・・えっ!黄色ですか!?」とやや驚き気味に復唱。珍しいんですか?カタログにちゃんとある色なのに・・・。色といえば、どうやら僕は元々色のセンスがないんですよ。いや、センスがないから黄色を選んだというと世の中のセンスある黄色バイク乗りの人々に申し訳ないんでそういう意味ではなく(笑)、まあセンスというか色に対する感覚が鈍いというか興味が薄いというかそんな感じ。たぶん子供のころからそうだと思うんですよね。図工の時間で水彩が出た途端まるっきりどうしていいかわからなくなった覚えがあります。何が“綺麗”なのか良くわからないんですよ。写真小僧時代もそう。写真の人って露出をコントロールして「○○の色が綺麗に出た」とか良く言ったりするんですけど、それが実感として良くわからない(笑)。つまりどうあるべきかとか、平たく言えば比べてもどっちがイイか判断しかねるわけです、いつも。

逆にフォルム(形状)や機能にはその分かなり興味が引かれるところがあって、デッサンやクロッキーなんかは好きでしたね。そこに「色を乗せろ」と言われると途端に図工の成績は落ちました。。。写真でもフォルムばかりを追っていたような気がします。写真“機”のほうに魅かれていくのもそのせいがあるでしょう。ちなみにいま自分でチラシとかを作ってもそうですね。印刷屋さんに出したときにその道の人は“色が綺麗に出るか”というのは結構重要なポイントらしいのですが、その点僕はチラシとしての機能が維持されてると思えば色とかはだいたいそれに近ければあまり気にならないんです。もちろん、青のつもりが赤で出来上がってきたらそりゃあビックリするしクレームもつけるだろうけど。。。

そんなわけで、服を選ぶときもそしてバイクを選んだときも色に関しては「まあ、何でもイイけど派手なほうにしておくか」程度で選んでしまうのですよ(そのくらいは判断できる)。明るいほうが、楽しそうなほうが、カワイイ方が?いいんじゃないかくらいの感覚。ああそういえば、ギターケースもそうですね。なるべく無彩色は選ばない方向になってます。あるときに色への興味が薄いことに気がついてそれ以来そうするように心がけているのはある種「色の感覚の練習」のような部分も無いわけではないのですが、やっぱり大人になってからでは難しいものですね、未だにこんな状況ですから(笑)。

・・・とまあ、以前お弟子さんにそんな話をしたところ「目の関係ですかねえ・・・」と言われたのですが「脳の問題だと思います」と答えておきました。。。

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2006年6月 5日 (月)

カポタスト

060605クラシックギターで主に独奏をやっているとほとんど登場の機会はないのですが、他の楽器や歌の人と合わせたりするときにはチョコチョコ出てくる便利な道具です。弾き語りの人には必需品。よく見るとフラメンコでも結構使ってますよね。ギターはフレットで音を作っているのでそれをこのカポタストによって平行に移動してやると移調楽器として機能するわけです。もちろん楽譜はそのまま読むんですよ。例えば3フレットにカポタストをした状態だと“ド”だと思って弾いた音が自動的に“♯レ”になるということですね。

カポタストは大きくわけて指板に当たる面が平らなものと少しだけラウンドしているものの2タイプあります。クラシックギターの場合はほとんどのものが平らな指板を持っているので前者のタイプを選びます。店頭でも「クラシックギター用下さい!」と言えばこちらが出てくるはずです。

写真はうちにある4種類のカポを掲載しましたが、他にもいろいろなタイプがありますから使い勝手と価格で判断して気に入ったものを使うといいでしょう。一番安価なのは写真にありませんが“ゴムカポ”と言われる、強いゴムヒモで止めるもの。赤とか青とか・・・でも何故か金銀のラメが入ったゴムのものばかり見かけます。止めるときに結構力がいったりしますから非力な人には向かないかな。使っているとだんだんゴムが伸びてくるので嵌めやすくはなるのですけど。

写真の一番左は俗に“スペイン式”といわれるもの。ちゃんとしたものなら割としっかり止まります。軽いのもいいところ。フリクション(摩擦力)で止めるのでペグと穴がちゃんと合っていることを確認して購入しましょう。

次は“ダンロップカポ”ジム・ダンロップというメーカー・・・なのかな。最近はあまり使っている人を見かけないですけど、弾いていてまったく邪魔にならない小ささがよいです。波形に切られた本体のところにレバーを差し込んでテコを使ったような止め方をします。割としっかり止まりますがレバーがプラスチック製でちょっと曲がってくるところがイマイチといえばそうかな。

次が“シャブカポ”これは微調整も出来るししっかり止まるしイイですよ。金属製なので若干重いですがカポを使ったときの音もしっかりしていて今まで使ったカポの中で音はいちばんよいと思いました。装着もあらかじめネックの太さに合わせた微調整(ネジでクルクル)が出来ていればスパッと短時間で行なえます。ただし仲間内で「うーん、やっぱり“シャブ”はいいねえ」「そうだねえ、やった感じが気持ちいいよね」などという会話は危なっかしいので気をつけましょう(笑)。写真は真鍮製ですが、クロームメッキされたものやローラーが入ってさらに使い心地が良くなったデラックスタイプもあるようです。個人的には真鍮が味わいがあって好きですねえ。

最後は“カイザー”というメーカーから出ているスプリング式のカポ。カイザーはギターグッズをたくさん出しているメーカーでカポもこれだけじゃないみたいなので“カイザーカポ”だけだと違うものが出てくることがありますから注意ですね。「洗濯ばさみみたいにパチッと止めるやつ」と言ったりしています。アルミ製で見た目よりはずっと軽く感じます。音はシャブカポにやや劣りますけど、片手でカポが出来る手軽さはこれを上回るものを見たことがありません。コンサート中の短い時間や場合によっては曲中の休符の間にカポをはめるようなシチュエーションでは欠かせないカポです。曲中で使用するような時はヘッドを挟むような形で付けておくと一瞬で装着できます。最近はこれを使うことが多くなりました。

カポタストをはめるとき、6弦側からでも1弦側からでもどちらでもいい・・・といえばいいのですが、はめやすいのは1弦側からでしょう。ただ使っていると場合によって左手の親指の付け根辺りがカポに当たることもありますので・・・というか、当たったことは無いのですが可能性としてということですね・・・私は6弦側から嵌めるようにしています。

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2006年6月 4日 (日)

「カブ」買おうかな。。。

えー、儲からない“かぶ”の話です。ギターDuo音楽堂の相方、サクヤマ氏のブログを見ると例の駐禁システム改正に伴っていろいろやってますねえ。。。うちは自宅の方は駐車スペース借りてるんで、まあ大丈夫なんですけど玉川上水の教室はちょっと大変。1台しかない駐車場を僕が使っちゃってますから・・・。で、実は7月からこの上水教室の駐車場スペースに新たにビルが建って、でき上がった暁には教室もそちらへ引っ越すとか。ということは工事の期間中は駐車場無いんですよ。なんでも、今度の改正では駐禁の罰金(反則金)はあっても減点はないの?なんだか問題アリアリの変なシステムですけど減点無しでラッキー♪とか言ってられないし。。。

で、今後のことも考えると株・・・じゃなくて、ホンダのカブね。あんなのを買ってそこらの用事は車を使わないっていうのもアリかなと検討してます。ただ、今度の改正ってバイクもバンバン取るらしいから逆に駐車場問題はバイクの方が大変なのかなあとか思ったり。

バイクはギター持ち運べないですけどね、教室にギターを置いておいたりサークルとか打ち合わせだけみたいなときにはかえって便利なような気もしてます。雨の日も乗ると思うとちょっと大変かなあ。。。

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2006年6月 3日 (土)

ホセ・ヤコピ 1968年

Yacopifホセ・ヤコピ(Jose YACOPI)はアルゼンチンを代表する製作家です。1916年スペイン生まれ。先代のG・ヤコピ(Gamaliel Jacopi)からギター製作を引き継ぎアルゼンチンに移住しギターを製作しています。今でもヤコピブランドの新品ギターを見ますが、90歳になるわけですから今のギターは本人が作っているとは考えにくいですね。フェルナンドという息子?がいるようなのでそちらが製作の指揮をとっているのでしょう。ホセに関しては訃報は耳にしていないので今もご健在かとは思うのですが。。。

さてこの楽器。ヤコピ52歳、製作家としてアブラの乗りきったころのモノですね。昔のヤコピはアルゼンチンとの通貨の関係か楽器の良さの割に入手しやすい価格でラミレスと並んで結構人気でした(ヤコピの方がほんの数万安かった)。今50〜60代あたりのギタリストの方々で「ああ、昔持っていたねえ。イイ楽器だったねえ」と懐かしそうに語る方も少なくありません。

表面板は赤いニスを使っていることもあって杉?と言われそうですが松。そして裏板は見事に完全な柾目のハカランダ。材の枯渇も叫ばれるようになり、ワシントン条約にもかかってハカランダの入手も難しくなっている昨今では中々お目にかかれない良材でしょう。少し大きめのヘッドには美しい彫刻が施され、楽器全体をエレガントに見せています。弦長は650ミリでボディサイズや弦幅も当時の輸入楽器としては小さめ(今としては“普通”くらい)だったので、664ミリのラミレスではどうも大きすぎるという人がヤコピに流れてくるパターンもあったでしょうね。クオリティとしては60年代のマーク付きラミレスに全く引けを取らないと思うのですが、あの頃のラミレスは特に「セゴビア様」のご用達でしたから、そういう意味での認知度・人気はラミレスに相当分がありました。ただ、今ホセ・ヤコピのHPを見ると、ヤコピ使用ギタリストの筆頭だったアニードの他にもイエペスやブリームの名前などもユーザー欄に見られますね。あとHPを紹介ついでに。。。トップページにイラストがあると思うのですが、ヤコピのオリジナルモデルは力木が逆扇型なんです。なんでこういうことになっちゃったのか(笑)良くわかりませんが、実際楽器の中に鏡を入れて覗いてみると少なからず「おおっ!ホントだ」と思いますよ。ラベルにはいくつかの賞を受賞した事が印刷されています。こういうのも昔っぽくて好き。マシンヘッドは現在ゴトーの510を入れていますが、デフォルトはハーフカバードでホタテガイの形を模したプラスティックのつまみがついているようなちょっと変わったモノが付きます。アルゼンチン製なんでしょうね、他ではあまり見かけませんが以前ヌーニェスの写真に同じものが装着されているのを見たことがあります。

Yacopib音は正にスパニッシュ!それも1930年代とかそのころの銘器を彷彿とする音がします。それもそのはず、30代半ばまではスペインに居たわけだし先代はイタリアに生まれ、スペインで作っていたわけですから作っている場所がアルゼンチンだというだけで、イメージ的には全くスペインの正統派と考えていいでしょう。20世紀半ば、アルゼンチンに移った事で以前の楽器スタイル(音とか雰囲気とか)が70年代ごろまで(そのままの形で)生き残った・・・なんて考えるのはロマンティック過ぎですかね(笑)。。。いずれにしても太く豊かに響く低音とどこまでも甘く歌う高音・・・。弾けばムッと香ってくるようなギターらしさはいわゆる現代的なギターとは正反対のもの。でもこれがイイんですよ。調弦の音を聴いただけでも味を感じるような楽器です。音量も粘りも充分で鳴らしやすい楽器でもあります。ポジションごとに色があるのはある意味“クセ”でもあるのですが、こういう楽器を弾くとむしろこのクセや色こそがスパニッシュギターの良さだし、それをドライブする楽しみがあるのだとも思えるのですよね。

この楽器は機会があれば「ヤコピの1970年前後(もしくはそれ以前)・ヘッドに彫刻のあるタイプで音の良いもの」を弾いてみたいとずっと心に思っていて3年くらい過ごしたころに出会いました。かなり酷使された感じのところもあるし、表面板の接ぎのところは修理跡もある(持病かな?この部分の修理はよく見かけます)のですが、プロの持ち物だったんでしょうかねえ、扱いは丁寧で百戦錬磨の武将というところか。音はちゃんと生きていてイメージ通りの楽器だったことに満足しています。今のヤコピは明るく良く鳴るしそれはそれで良さがあるのですが、この頃のものは全く別物と言った風格を感じますよ。

*この記事を書いたあと2006年の8月11日にホセ・ヤコピ氏は永眠されたようです。いい仕事を残してくれてありがとうと言いたいです。ご冥福をお祈りいたします。

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2006年6月 2日 (金)

半袖でギターを弾くとき

Rimg0589今日はまだちょっと涼しいけど、先日は気温30度とか行ってましたね。そろそろ夏ですねえ。暑くなってくると当然薄着、半袖になりますがギターって案外半袖では弾きにくい楽器なのです。・・・というのも右腕が楽器に触るようなフォームでしょう?弾く弦が動けばそれに合わせて腕も出し入れするわけで、ギターの同じ場所を腕が擦っていくような状態になっているからです。長袖の時はスムーズに動かせても、肌が直接塗装にあたると引っ掛かってしまってどうにも弾きにくいというわけです。そうでなくてもこの暑苦しい最中、せっかく真面目に練習しようっていうのにこの弾きにくさじゃ出るノリも出ないよっ!・・・と、そんな熱心なあなたに!!

「腕カバーのご紹介ですっ!(通販番組風に)」

・・・まあ、冗談ぽいノリはここまでにして(笑)。昔から半袖の時は(弾きにくいから)ハンカチやクロスを挟んで弾いていたりしたものですが結局腕を動かすわけですからねえ、ずっちゃったり落ちちゃったりしていました。いつごろからかなあ、ギタリストの間に急激に浸透したような気がしますね。思えばデスクワークの事務員さんとかはずっと昔から使っていました。大したものでは無いのですが異様に便利です。

写真は青いほうが自作(というか母に作ってもらったもの)。太っていたころに作ってもらったのでダイエット後の今はユルユル。緑色の方はホームセンターで売っているもの。これは農作業用で日焼け防止の用途らしいですね。花柄が爽やか(笑)・・・おそらく女性用でしょうか?100円ショップにもあるようで生徒さんはそこで買ってました。あれは事務用なのかな?黒っぽい色しかなかったって言ってましたよ。他には少し長い靴下を切ったり(もちろん新品が望ましい)、長袖Tシャツの腕を切ってゴムを入れたり(こちらは古着でも許せる?)など工夫すれば割と簡単に作れそうですが、やっぱりコストパフォーマンスから言えば100均ですかねえ。自作の場合はサポーターのようにあまり絞めすぎないようにしましょうね。ギターショップにもカッコよさげなモノが置いてありました。

ちなみに女性はステージでも腕を出すような衣装を着る場合が多いですよね。この場合はストッキングやカラータイツなど色のコーディネイトなどを楽しみながら選んだりしているようです。汗を吸い取る効果はないですが滑りの感じは上々とか。ただしこちらも絞まりの強いモノを使うと“ハム”みたいになっちゃいますから(笑)、ちゃんと腕に合った状態にセッティングしましょうね。

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2006年6月 1日 (木)

テノールの福島康晴さん

060601昼過ぎテノールの福島康晴さんと会う。福島さんは例の4月成田でコンチェルトの時の指揮者であの日以来だから1ヶ月とちょっとぶりでしたね。イタリア留学の準備に追われて忙しそうではありましたが持ち前のバイタリティーを発揮してハツラツと元気そう。今はまあ大変だったりするだろうけど、留学って言えば向こうでずーっと音楽漬け。我々音楽家にとってはこの上ない喜びの環境に向かうわけだからハツラツともするよなあ、と思ってみたり。正直羨ましいです。。。

で、早速いくつかの歌曲を試してみる・・・。福島さんの留学前にちょこっとライブなんかも出来たら。。。なんて話もしていたので、それの作戦会議と言ったところですね。あまり時間がなかったのでたくさんは見ることが出来なかったけど、ジュリアーニの歌曲やマティエカのアレンジものなど19世紀ギターで合わせられるものをいくつか。もちろんラコートを取りだして合わせたわけですが、部屋の中があっという間にロマン派の空気で満たされる感じ。。。幸せな気分ですよ。なかなかヨサゲな曲も見つかりました。

この時代の作曲もそうなんですが、アレンジものなどもみるとギターに合わせて作られている感じがして、ギターとしては楽というか、無理の無い響を出せるんですがそのために歌が半音〜1音程度あげられたりしている場合も少なくなくて、モノによっては歌手にとって音域がきつくなってたりとか。昔の人、どうしていたんでしょうねえ。単純に考えるとそういう曲が入っていたらギターのピッチを半音とか下げていたんじゃないかと思うんですけど。。。

福島さんとのライブはまだ場所も日程も詳細も未定ですが何と言っても彼9月には行っちゃいますから、やるとなればその前。結構すぐなんですよね。。。

福島さんからは声楽アンサンブルのチラシを戴きましたのでここで紹介。。。

Fukucon第5回アンサンブルアウラ演奏会
6/18(日)相模湖交流センター
JR中央線相模湖駅 徒歩10分
14:00開演 前売2500円 当日3000円

6/21(水)近江楽堂
京王新線初台駅 オペラシティ内)
19:00開演 前売4000円 当日3500円

アンサンブルアウラは福島さんのほかソプラノの中丸知美さん、メゾの野呂愛美さんの3人。今回はバリトンの牧野正人さんが特別出演。ヴァイオリン・テオルボ(リュート)・ガンバ・チェンバロの器楽が伴奏でバロックアンサンブルの清楚な響きが楽しめます。

紹介といえば、知人から新たにブログ設置の案内が来たので。。。

たまきの日々雑感
この前HPを紹介したタマキさん、早速ブログに着手。“日々雑感”ってうちのカテゴリ名そのまんまじゃないかぁ!さては影響されたな (笑)。

紙魚のメニュー
マニアックな楽譜といえば・・・のホマドリーム菅原さんのブログ。。。というより、本人曰く「マニアックなネタを忘れないようにしておくための」ものだそうで。備忘録といったところ?ミクシーでのブログからの抜粋だそうです。

菅原さんといえば。。。CDの話し。19世紀の比較的かわいらしい作品を集めてラコートで弾くような内容にしようと思っています。録音の日だけ決まったりして。。。

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