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2006年9月 1日 (金)

コンサート告知:10/9(月・祝) 武蔵境

“ギターとギターのあるコンサートシリーズvol.19”
ギター&ピアノ

2006年10月9日(月・祝) 14:00開演
武蔵野スイングホール(JR中央線・武蔵境駅すぐ)
出演:所 千晴(ピアノ) 長谷川郁夫

プログラム
ある貴紳のための幻想曲/ロドリーゴ 二つのロンド/ジュリアーニ
序奏とファンダンゴ/ボッケリーニ 4つの小品/シュウェルトベルガー
アルゼンチン舞曲集/ヒナステラ 幻想曲op.30/ソル
061009gp“ギターとギターのあるコンサートシリーズ”ってなに?と良く聞かれるのですが、アンサンブル好きなギタリストのリサイタルシリーズのようなものです。たまには一人というパターンもありますが、だいたいどなたか素敵なゲストを招いてアンサンブルをしています。まあ、ギタリスト版“哲子の部屋”と思っていただければ(笑)。。。91年ごろからはじめましたが、当初は年に2回とか催していたので数字は多いのです。最近はちょっとサボり気味で2年ぶりくらいでしょうか。

いろいろな楽器とアンサンブルをやってきた私ですが、実はピアノとのちゃんとしたアンサンブルは初めてなんです。ある貴紳〜は春に成田フィルと共演した曲ですが、今度はピアノとの組み合わせで演奏します。楽譜はいわゆるピアノスコアを参照していますが、そのままだと中々効果が出しにくいところもあったりするので、ああでもないこうでもないと音をいじっていますヨ。

意外と。。。と言うと失礼かな、思った通り(!)面白かったのがジュリアーニのデュオ作品。どちらも小品ですが華やかで明るい第1番、渋くちょっとベートーヴェンの香りもするような第2番ともにジュリアーニらしさに満ちた素敵な作品です。

序奏とファンダンゴはご存知ブリームの名アレンジによるもの。書いてある曲想がいかにもブリームで、弾きながら「ををっ!」と深くうなずいてしまいますね。なんと表情豊かでサービス精神に満ちたギタリストなのでしょう!

シュヴェルトベルガーはドイツ人ですが、曲はスパニッシュ?南米?調で楽しく出来ています。コンチネンタルタンゴとかもそうですが、ドイツ人って割と堅いイメージありますけどこういうの大好きなんですね、きっと。

ヒナステラはピアノの独奏。ギターソロは今回ソルの幻想曲を弾くことにしました。ドラマチックで大好きな曲です。

また、初の試みとして開場時間に15〜20分ほどのプレコンサートを行ないます。演奏は私のお弟子さんの平原君と田村君。開演前のひと時、BGM感覚で楽しんでいただければと思います。

そういえばチラシは大学時代の先輩でデザイン事務所を開いている佐藤則之さんに作ってもらいました。ものすごく好評で馬子にも衣装っていうか(笑)、すごく良いコンサートに見えたり。・・・いや、良いコンサートなんですけど(!)。やっぱりプロの仕事は違うなあ!としきりに感心してしまう今日この頃。

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