あなどれない!中国製ギター(アリアA80-S)
今日は夕方に少しだけギターショップに寄ってきました。
まあ、高いのやら変わったのやら
いろんなギターをたてつづけに見せてもらったのですが
…ああ、カメラ持っていったらよかったなあ。
そのはなしは置いといて
こんかいは廉価版なお話です。
中国製の量産ギター。
ま~あ、中国製と聞くとちょっと質が落ちるとか
あと、安全性に劣るとか、そんなイメージもありますが
年末ごろ、ギター仲間の会話の中に
「中国ギター、悪くないよー」という話も聞きましたので
ちょっと興味はあったのです。
見てきたのはアリアのA80-S。
84000円でオール単盤、しかも表板スプルース。
ちょっと国産ではこの価格で出せないスペックですよね。
で、さっそく弾いてみると
う~ん、ちょっと工作が粗いかなあ。音もやや繊細さには欠けますが
音量とか、まあ音質もしっかり太めで良い部分があります。
弾き心地もそんなに悪くない。糸巻きの調子なんかもよかったです。
なんでもケネスヒルが監修をしているとか。
なるほどねー。
スペインの量産タイプで硬~い感じがするやつよりは好感が持てました。
仕上げや作り込みに関してはやっぱり国産のほうが上ですが
コストパフォーマンス的にはかなり高いと思います。
ただ~、別にこの楽器に限ったことではありませんが
工作が粗いギターは“大事にしたい”気持ちが薄まるでしょ?
割り切って使うなら良いけれど
この辺とコストパフォーマンスを天秤にかけてどうか?
というあたりが考えどこでしょうねえ。
それと、中国製故の製品のばらつきはある程度覚悟じゃないかな。
購入するのは初心者だと思うので
ちゃんと選んでくれるショップや先生、先輩に相談できるといいですね。
この楽器ベースに今後品質が向上したりすると
国産のエントリークラスの量産はホントに大変なことになりそうですが
なるともならないとも言えないかなあ。
急に意味不明なほど質が落ちたりとかありますからねえ。
やっぱり中国製は。
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