ライブ告知:6月10日(金)要町(池袋)
GGサロンコンサート
~アンティークギターの愉しみ~
日時:6月10日(金) 19:00開演
(株)現代ギター社 GGサロン
〒171-0044 東京都豊島区千早1-16-14
(地下鉄有楽町線要町駅下車徒歩3分、JR山手線池袋駅下車徒歩15分)
Tel. 03-3530-5342
料金
当日 一般:¥3,500 / 学生:¥3,000
前売 一般:¥3,000 / 学生:¥2,500
ご予約はわたしの方でも承ります。
ギターの殿堂、GGサロン。
久しぶりに出演させていただくことになりました。
わたしがライフワークにしている古楽器ギターのアプローチは
いいなあと思った昔の音楽が
本来、どんな風に響いていたのか
そして昔の人はそれをどんなふうに楽しんでいたのか
そういうことを求めながら、
ポチポチと時代の階段をさかのぼって
出会いに行きたい!
という素朴な思いが始まりでした。
今回のコンセプトは簡単に言えば
100年から昔の二つの音楽シーンを当時の楽器で描くものですが、
単純にクラシックギターをアンティークギターに持ち換えるのではなく、
ガット弦など仕様や調整、奏法や表現も出来るだけ当時に近づけていくことで
温故知新を得ることを目指しています。
つまり、やっていることは古い昔のことですが、
それによって得られたのはボロく色あせた音楽ではなく、
現代人のわたしにはどれも初めて体験するような
温かく、優しく、またエキサイティングで魅力的なものだった
ということを表現したいと思っています。
クラシックギター(モダン)の世界の素晴らしいことは
今さら言うまでもありませんが、
アンティークギターの世界もこれまた深く愉しいものです。
第1部はバロック時代のマンドーラ(コラシオーネ・ガリコーン)から
時代を経て発展してきたラウテ(ドイッチェラウテ)で
楽しまれていたであろう、古楽音楽を中心に、
第2部はがらりと趣きを換え、トーレス時代のスパニッシュギターを使って
タレガやその周辺の人々が聴いていた音色や音楽に迫ります。
前半後半ともクラシックギターで良く親しまれている作品を集めていますので、
様々な違いは実感として聴いていただけるのではないかと思います。
素晴らしい当時の楽器とガット弦、
そして2年ほど前から取り組んでいる指頭奏法が
だんだん馴染んできて、音色の「らしさ」というのか
幅がぐっと広がってきました。
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コメント
当日、あまりに喜ばしく初対面にもかかわらず名刺をお渡ししてお話させていただきました。失礼いたしました。バッハの小品が始まり立ち上がった音楽がまさにそのもので、しばし時を忘れて聞き惚れました。伺って本当に良かった。ラウテの色錆びた、琵琶を思わせる音色は絶品ですね。
投稿: | 2016年6月12日 (日) 20時37分
ありがとうございます。(^_^)/
コンサートの後片づけやらほかのイベントやらで
バタバタしてしまい、ご連絡が遅れていますが
後程メールいたします。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: はせがわ | 2016年6月12日 (日) 22時25分