ライブ告知:10月1日(土) 国立
アンティークギターの愉しみ
10月1日 (土) 音楽茶屋「奏」
16:00オープン 17:00スタート
会場:音楽茶屋「奏」
(JR国立駅南口より旭通りへ徒歩4分
国立市東1-17-20サンライズ21ビルB1)
料金:チャージ2000円+オーダー
チケットはありません。ブラリとどうぞ。
お問い合わせ:042-505-6384(奏)
奏HP:http://d.hatena.ne.jp/shusuke0521+kanade/
今年6月、現代ギターGGサロンで行い、
ご好評いただいたプログラムを国立「奏」で再演します。
ハウザー1世作ラウテ(1914年)と
センチョルディエルマノス作スパニッシュギター(1880年頃)の音色を
身近に楽しんでいただければと思います。(^o^)丿
そういえば、GGサロンのときの宣伝用にアップした動画がありますので
よろしかったらご覧ください。
https://youtu.be/kOpZkelDAH4?t=1m45s
プログラムは
第1部 ラウテ(1914年)の響き~ヘルマンハウザー1世作(ドイツ・ミュンヘン)
マグダレーナの音楽帖より(バッハ~ベーレント)
コラール BWV510 満ち足りて心安らかたれ
メヌエット BWV Anh.114
メヌエット BWV Anh.115
メヌエット BWV Anh.120
マーチ BWV Anh.122
ミュゼット BWV Anh.114
ルネサンス期のリュート&ビウエラ音楽
キレゾッティ(1848-1916)の写本より
ドイツ風小品(不詳)
スパニョレッタ(不詳)
イタリア舞曲と後奏舞曲(ノイジドラー)
ビウエラ音楽
パヴァーヌ第1番(ミラン)
「牛を見張れ」のディファレンシャス(ナルバエス)
「かっこう」音楽のパノラマ~136の楽しいギター小品集より(メルツ)
コカ(モスクワジプシーの歌)
ラ・ロマネスカ(16世紀のイタリア舞曲)
小鳥ならば(ドイツ民謡)※夜汽車
第2部 トーレス時代のスパニッシュギターの響き~センチョルディ・エルマノス作(ス
ペイン・バレンシア1880年頃)
「タレガ作品集」
マリエータ
マリア
タンゴ
プレリュード第1番
アラビア風綺想曲
ワルツニ長調
プレリュード(ラグリマ)
アルハンブラの思い出
グランホタ
以下、6月の宣伝ページと重複しますが
コンサート案内の記事も掲載させていただきます。
わたしがライフワークにしている古楽器ギターのアプローチは
いいなあと思った昔の音楽が
本来、どんな風に響いていたのか
そして昔の人はそれをどんなふうに楽しんでいたのか
そういうことを求めながら、
ポチポチと時代の階段をさかのぼって
出会いに行きたい!
という素朴な思いが始まりでした。
コンサートのコンセプトは簡単に言えば
100年から昔の二つの音楽シーンを当時の楽器で描くものですが、
単純にクラシックギターをアンティークギターに持ち換えるのではなく、
ガット弦など仕様や調整、奏法や表現も出来るだけ当時に近づけていくことで
温故知新を得ることを目指しています。
つまり、やっていることは古い昔のことですが、
それによって得られたのはボロく色あせた音楽ではなく、
現代人のわたしにはどれも初めて体験するような
温かく、優しく、またエキサイティングで魅力的なものだった
ということを表現したいと思っています。
クラシックギター(モダン)の世界の素晴らしいことは
今さら言うまでもありませんが、
アンティークギターの世界もこれまた深く愉しいものです。
第1部はバロック時代のマンドーラ(コラシオーネ・ガリコーン)から
時代を経て発展してきたラウテ(ドイッチェラウテ)で
楽しまれていたであろう、古楽音楽を中心に、
第2部はがらりと趣きを換え、トーレス時代のスパニッシュギターを使って
タレガやその周辺の人々が聴いていた音色や音楽に迫ります。
前半後半ともクラシックギターで良く親しまれている作品を集めていますので、
様々な違いは実感として聴いていただけるのではないかと思います。
素晴らしい当時の楽器とガット弦、
そして2年ほど前から取り組んでいる指頭奏法が
だんだん馴染んできて、音色の「らしさ」というのか
幅がぐっと広がってきました。
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