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2016年9月

2016年9月29日 (木)

センチョルディ工房跡地

トロのガット弦でいつもお世話になっている
ムシカアンティカ湘南の渡邉さんからメッセージが入りました。

「今、バレンシアに来ています。
 10時間かけて昨晩グラナダからバスで着きました。
 取り敢えず長谷川さんのギターの生まれた家の写真を送ります。
 現在改装中です。」

そう言えば、6月頃でしたか
わたしの持っているバレンシアのギターの
ラベルを見てもらったことがあって

「場所がわかれば今度行ったときに
 写真でも撮ってきますから
 期待しないで楽しみにしててください」

なんて言われていたのでした。

バレンシアのギターというのは
この前GGサロンでもお披露目し
今度の土曜日のライブにも使うこれ。

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センチョルディ・エルマノスのギターで
およそ140年くらい前の楽器です。

ラベルがこちら。


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Bolseria,5
というのが住所です。


そしてこれが今の同住所の様子(ジャジャン!)
3

この写真中央の奥、
緑のネットをかぶった建物があるところが当地です。
現在改装中ということのようです。

近づいて撮ったのがこちら。

1

さりげなく美女を配置するあたり心にくい!
さすが渡邉さん。

お隣のピザ屋さんの看板に
Bolseria という町名があります。


2


ヨーロッパでも有数のバレンシア中央市場のすぐそば。
大昔からのバレンシアの中心地で、大聖堂までも5分程度の場所ということ。

はぁ~~、ずっと昔ここに工房があって
ギターを作っていたんですねえ。
そして縁あって私の手元にそのギターがある。
何とも時空のロマンを感じますねえ!

渡邉さん、ありがとうございました。(^o^)丿

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2016年9月 5日 (月)

ライブ告知:10月28日(金) 祖師ヶ谷大蔵

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モダン♪シードルズ
フルートとギターのための20世紀音楽
日時:10月28日(金) 19:00開演 
Café ムリウイ(小田急線祖師谷大蔵駅から北口商店街を徒歩5分、
          こどもおとな歯科3F/世田谷区祖師谷4-1-22-3F)
料金:テーブルチャージ500円+オーダー+演奏者へカンパ
    …チケット等ありません。ブラリとどうぞ。
問い合わせ:muriwui@gmail.com 
カフェ・ムリウイHP

いつもアンティーク楽器でおなじみの我々シードルズですが
モダン楽器での演奏もやっています!
フルートとギターのためのオリジナル曲や
印象派ともいわれるフランス近代の名曲アレンジなど
聴きごたえのあるクラシックを集めプログラムをお楽しみください。

フルート:朝倉未来良 ギター:長谷川郁夫

プログラム

間奏曲(イベール)

ソナチネ(テデスコ)
アレグレット グラツィオーソ シチリアーノ スケルツォ ロンド

タンゴの歴史(ピアソラ)
ボーデル1900年 カフェ1930年 ナイトクラブ1960年 今日のコンサート

ハバネラ形式の小品(ラヴェル)

中世風小組曲(ドゥミャ)
シシリエンヌ ソネリエ ロンサールの詩に寄せて ロンド

花を分ける(ヴィラ=ロボス)

ブラジル風バッハ第5番よりアリア(ヴィラ=ロボス)

パヴァーヌ(フォーレ)

グラナダ(アルベニス)


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2016年9月 1日 (木)

ライブ告知:10月1日(土) 国立

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アンティークギターの愉しみ
10月1日 (土) 音楽茶屋「奏」
16:00オープン 17:00スタート
会場:音楽茶屋「奏」 
(JR国立駅南口より旭通りへ徒歩4分 
 国立市東1-17-20サンライズ21ビルB1)

料金:チャージ2000円+オーダー
チケットはありません。ブラリとどうぞ。
お問い合わせ:042-505-6384(奏)

奏HP:http://d.hatena.ne.jp/shusuke0521+kanade/

今年6月、現代ギターGGサロンで行い、
ご好評いただいたプログラムを国立「奏」で再演します。
ハウザー1世作ラウテ(1914年)と
センチョルディエルマノス作スパニッシュギター(1880年頃)の音色を
身近に楽しんでいただければと思います。(^o^)丿

そういえば、GGサロンのときの宣伝用にアップした動画がありますので
よろしかったらご覧ください。

https://youtu.be/kOpZkelDAH4?t=1m45s

プログラムは
第1部 ラウテ(1914年)の響き~ヘルマンハウザー1世作(ドイツ・ミュンヘン)
マグダレーナの音楽帖より(バッハ~ベーレント)
コラール BWV510 満ち足りて心安らかたれ
メヌエット BWV Anh.114
メヌエット BWV Anh.115
メヌエット BWV Anh.120
マーチ BWV Anh.122
ミュゼット BWV Anh.114

ルネサンス期のリュート&ビウエラ音楽
キレゾッティ(1848-1916)の写本より
ドイツ風小品(不詳)
スパニョレッタ(不詳)
イタリア舞曲と後奏舞曲(ノイジドラー)

ビウエラ音楽
パヴァーヌ第1番(ミラン)
「牛を見張れ」のディファレンシャス(ナルバエス)

「かっこう」音楽のパノラマ~136の楽しいギター小品集より(メルツ)
コカ(モスクワジプシーの歌)
ラ・ロマネスカ(16世紀のイタリア舞曲)
小鳥ならば(ドイツ民謡)※夜汽車

第2部 トーレス時代のスパニッシュギターの響き~センチョルディ・エルマノス作(ス
ペイン・バレンシア1880年頃)
「タレガ作品集」
マリエータ
マリア
タンゴ

プレリュード第1番
アラビア風綺想曲
ワルツニ長調

プレリュード(ラグリマ)
アルハンブラの思い出
グランホタ

以下、6月の宣伝ページと重複しますが
コンサート案内の記事も掲載させていただきます。

わたしがライフワークにしている古楽器ギターのアプローチは

いいなあと思った昔の音楽が
本来、どんな風に響いていたのか
そして昔の人はそれをどんなふうに楽しんでいたのか
そういうことを求めながら、
ポチポチと時代の階段をさかのぼって
出会いに行きたい!

という素朴な思いが始まりでした。


コンサートのコンセプトは簡単に言えば
100年から昔の二つの音楽シーンを当時の楽器で描くものですが、
単純にクラシックギターをアンティークギターに持ち換えるのではなく、
ガット弦など仕様や調整、奏法や表現も出来るだけ当時に近づけていくことで
温故知新を得ることを目指しています。

つまり、やっていることは古い昔のことですが、
それによって得られたのはボロく色あせた音楽ではなく、
現代人のわたしにはどれも初めて体験するような
温かく、優しく、またエキサイティングで魅力的なものだった
ということを表現したいと思っています。

クラシックギター(モダン)の世界の素晴らしいことは
今さら言うまでもありませんが、
アンティークギターの世界もこれまた深く愉しいものです。

第1部はバロック時代のマンドーラ(コラシオーネ・ガリコーン)から
時代を経て発展してきたラウテ(ドイッチェラウテ)で
楽しまれていたであろう、古楽音楽を中心に、
第2部はがらりと趣きを換え、トーレス時代のスパニッシュギターを使って
タレガやその周辺の人々が聴いていた音色や音楽に迫ります。

前半後半ともクラシックギターで良く親しまれている作品を集めていますので、
様々な違いは実感として聴いていただけるのではないかと思います。

素晴らしい当時の楽器とガット弦、
そして2年ほど前から取り組んでいる指頭奏法が
だんだん馴染んできて、音色の「らしさ」というのか
幅がぐっと広がってきました。

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