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2017年2月

2017年2月20日 (月)

楽器の大きさ

Dsc00828

2週間先のライブの曲をさらっています。

写真の2台を使う予定でいますが
ほぼ同時期に同じ人が作った楽器なのに
かたちはともかく弦長も弦幅も全然違います。

同じ人間(わたしっていう意味ではなく)が弾くのに、

なんでこんなに違うんだろう?

ふと、そんなことが頭に浮かぶのですね。


クラシックギターでは楽器の大きさを弦長で表すことが多く
(だいたい、ボディの大きさもそれに比例しているというのもあります)
通常サイズは650mmと言われています。

手の小さい人、身体の小さな人は
630mmとかの少し小さめの楽器がいいなんて言われていて
わたしもそう思っていましたし
今でもそういう要素はあるとは思っています。

そういう思いが強かったころに
ショートの演奏会用ギターを求めて625ミリのを見つけ
それは今でも愛奏しています。

でも、うちにあるコーノギター(655mm)でも結局同じ曲を特段問題なく弾けたり
生徒さんの660mmのギターもすごく良い感触に思えたり
建先生のところへリハに行ったときに貸してもらったラミレス(664mm)も
大きさは感じるものの、弾きにくいというのともちょっと違って割と弾けました。

厳密に言えば、大きくなれば左指が開く感じはするし
ショートでギリギリ押さえていたところは確かにきつく思うこともありますが。。。

慣れれば何とかなる部分はあるでしょうし
それでも届かなければ音符を変えちゃうっていう手もあるし。

一方、古楽器ギターに目を移せば
うちのラコートは630mmくらい。
無名のジャーマンは605mm。ジャーマンは短いのが多いようです。

でも、ドイツ人って身体も指も大きな人が多そう。
つまり、当時のドイツ界隈で
「ギター」と言えばこんな大きさっていうイメージだったのでしょう。

古いものは短いのかと思えば
現存するストラディバリの作ったバロックギターは740mmとか。
これって、合奏用のコンバスギター(750mm)に匹敵する長さなのです(^_^;)

ウクレレもそうですよねえ、ウクレレって別に小人の楽器じゃなくて
大の大人が弾く楽器なわけで。。。

さらにヴァイオリンの分数楽器のこととか
小さな子供がピアノを弾いている様子とか
そんなことも頭に浮かんだり。

だんだん話がまとまらなくなってますが(笑)

つまり、何を思ったかというと


本質的な部分で

大きな楽器は大きな人のもの、小さな楽器は小さな人のもの

 ・・・ではないなと。

プレイヤーにとって楽器は「慣れること」が大切で
自分の弾きやすい(と思い込んでいる)方向に楽器の方を引っ張り込むのは
あまりよいことではないかもしれない、ということでした。

まあ、もうちょっとこの辺は考えていきたいと思います。

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2017年2月19日 (日)

はせがわ音楽教室 第22回発表コンサート

22


はせがわ音楽教室第21回発表コンサート

3月5日(土)12時開演 (入場無料)
立川のたましんリスルホール(立川市民会館)小ホールにて。

例年3月上旬の開催でしたが
今年から4月下旬にしてみました。

今回は23名の生徒さんによる独奏と重奏。

がんばって演奏しますので、ぜひ応援してください!

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2017年2月18日 (土)

ポプリの元曲発見!

今度現代ギターにパイジェッロの「うつろな心(Nel cor piu non mi sento )」
についての記事を書くことになりまして
楽譜を見ながらこの曲が入っているオペラを通して聴いていたところ・・・

いつか耳にしたメロディが出てきました。

なんだっけ、これ。

そうだ、そうだ去年やった19世紀ギターデュオコンサートで弾いた曲、
カルッリの「ベートーヴェンどっさり幻想曲」に入っていたやつだ!

ベートーヴェンどっさり幻想曲はわたしがタイトル訳したのですが
こんなかんじ。

2017021800002


その中のこの曲が
2017021800001


これでした。
2017021800003

別件で見つけたものですが、こういうことがあると嬉しいものですね!

しかし~、ベートーヴェンどっさりなのになんでパイジェッロの曲が入っているのかな。
ベートーヴェンが同じメロディで何か書いているのでしょうか。

今回調べているパイジェッロのこともそうですがわからないことは多いなあ。

知識のある方なら当前のように知っていることだったりすると思うのですが
わたしなんか、調べれば調べるほど疑問が同じかもっとたくさんくらい出てくるんで大変(笑)

まあ、興味が尽きない、ということでもあるのですが。

今回は声楽家の知人にも助けてもらってます(ありがとうございます!)。

以下資料

カルッリの楽譜…S.P.E.S.版

パイジェッロの楽譜
http://imslp.org/wiki/La_Molinara_(Paisiello,_Giovanni)
のコンプリートスコアから591ページ

演奏
https://youtu.be/P2aMFRaOYCc?t=15m50s

実はこの記事を投稿した直後、
ふとカルッリの作品内で変奏曲になっていたことを思い出し
霊感が訪れ(大げさ)調べて分かりました!

ベートーヴェンによるパイジェッロ作品の変奏曲は
「ネル・コール」のほかにこの曲があったのですね。

9 Variationen uber die Arie "Quant' e piu bello"
aus der Oper "La molinara" von G. Paisiello WoO.69

パイジェルロの歌劇「水車屋の娘」のアリア
『田舎者の恋は』の主題による9の変奏曲 WoO.69

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2017年2月 6日 (月)

OHASHI WMS-101B

要らない時はまったく要らぬが、欲しいとなればぜひ欲しい。

altovenryなグッズ発見happy01

というわけで、これ。な~んだ!?

専用の袋から取り出すと棒状のものが2本出現。

Dsc00837

その棒にはツノがついていて・・・

こんな風に伸ばすことができます。

ココでわかっちゃったかな~!

Dsc00838

それではお答え・・・


ドロロロ・・・

じゃじゃーん!

Dsc00842

譜面台を拡張する、その名も「ワイド譜面ラック」!!

譜面台の楽譜スペースを拡張してくれるグッズですが

まあ、およそどのメーカーの譜面台にも対応。

譜面抑えの棒がついている譜面台にも装着可能。

楽譜の下部分を拡張するだけでなく
楽譜受けの角があるのも秀逸!

そして軽い。


これはなかなかのaltovenryでしょう!

メーカーは足台や譜面台でもお世話になっているオーハシ。

Dsc00841

やるな、オーハシ。

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2017年2月 2日 (木)

終了:心に響く古楽器の音色~パッヘルベルのカノン

Photo

2017年1月28日
武蔵村山市民会館さくらホール(小)にて

地元武蔵村山での演奏会。
主催:武蔵村山市文化協会、共催:武蔵村山市民会館 武蔵村山市教育委員会
ということで、いつも自分主催レベルのライブが多いわたしにとっては
大きな演奏依頼ということもあり、張り切ってまいりましたhappy01
お集まりいただいたお客様は180名を超えたとうかがいました。
たくさんのお客様に聴いていただけてとても嬉しかったです!!

今回の目玉は古楽器によるギターとフルートとハープのトリオ演奏としましたが
なかでもギターは計7台を演奏しました。

Img_9498

こんな感じにステージにずらりと古楽器ギターを並べ
片っぱしから弾く!というアイデアを実践!

ギターは左から
ルネサンスギター(田中清人)
テルツギター(野辺正二)
19Cギター“ラプレヴォット”(田中清人)
19Cギター(R.F.ラコート1828年)
スパニッシュギター(センチョルディ兄弟c1880年)
リラ(G.サウスウェル)
ラウテ(M.バウアーc1880)です。
(お隣…アイリッシュハープ)


練習は7つのお手玉を回すようで(笑)少々苦労しましたが、
おかげさまでステージではうまくいってお客様にも喜んでいただけました。

それからギターだと何かとギリギリまで
楽器に触っていたりするものですが
いさぎよくあきらめました(笑)
ピアニストってこんな気分なのか。。。とか(^^ゞ

ステージに置いておくことで温度変化も少なく、
調弦が安定する効果もありましたね。


Img_9209
ラウテ演奏中!

Img_9327
リラ演奏中!

Img_9494
スパニッシュギター演奏中!

Img_9520
トリオ演奏中!

こんな風に立奏するシーンも作りました。

以下、当日のお客様でギターをなさる方から頂いた
うれしいご感想のひとつをご紹介!

「驚きの演奏会!
70年生きて来ましたが聞いたことも見たこともありません!
6種7台のギター属と古楽器の演奏会、
世界の情報youtubeでも見たことがありません。
(2台の19世紀ギターの内1台は古典音律フレット?)
フルート、アイリッシュハープ、歌との演奏も息ピッタリ。
古楽器どうしが、その時代をかもし出す素敵な音楽でした。
立ち技演奏に加えてスパニッシュギターによるグランホタ!
驚きの演奏会でした。」

ありがとうございます\(^o^)/

ご来場のみなさま
主催していただいた武蔵村山文化協会のみなさま
市民会館スタッフのみなさまに
感謝申し上げます。

プログラム

ルネサンス~バロックの音楽
 プレリュード(ダウランド,1563-1626)G1
 リュートとフルートのためのデュエットより第1楽章アレグロ(バロン,1696-1760)F1
,G1
 カンタータBWV147より「主よ人の望みの喜びよ」(バッハ,1685-1750)F1,G1,H2&Vo.
 カノン(パッヘルベル,1653-1706)F,G1,H1

ソロ・ステージ

 リラ
 グリーン・スリーブス(イギリス民謡~カッティング,1571-1596編)G2

 ハープ弾き歌い
 春の日の花と輝く(アイルランド民謡)H1&Vo

モーツァルトはお好き?
 アイネ・クライネ・ナハト・ムジークK.525より第2楽章「ロマンス」(モーツァルト,
1756-1791)F1,G3,H1
 ピアノソナタ第11番イ長調 K.331より第3楽章「トルコ行進曲」(モーツァルト)F1&F2
,G3,H1

休憩

ロマン派時代のフルートとギター
 オペラ「秘密の結婚」序曲(チマローザ,1749-1801~カルッリ,1770-1841)F3,G4
 エチュードop.35-22「月光」(ソル,1778-1839)G4
 “歌の翼に”による幻想曲(メンデルスゾーン,1809-1847、シュテックメスト,1873-
?)F3,G4

ソロ・ステージ
 二つのハープ
 「ローガンウォーター」(スコットランド民謡)H2
 「ケルピーの歌」(マン島民謡)H1

 スペインの古いギター
 グラン・ホタ(タレガ,1852-1909)G5

オキャロラン(1670-1738)メドレー
 プランクスティ・アーウィンF1,G6,H1
 キャロランズ・ドリームG3,H2
 キャプテン・オケインF1,G3,H1
 キャロランズ・コンチェルトF1&F2,G7,H1

アンコール スワニー川~おおスザンナ

使用楽器
(フルート)
バロックフルート…F1
バロックフルート(ピッコロ)…F2
19世紀フルートT・モンツァーニ 1821年ロンドン…F3

(ギター)
ラウテ バウアー作(1880年頃・ウイーン)…G1
リラ サウスウェル作(18世紀フランス・レプリカ)…G2
19世紀ギター 田中清人作(19世紀フランス“ラプレヴォット”・レプリカ)…G3
19世紀ギター ラコート作(1829年・フランス)…G4
スパニッシュギター センチョルディ兄弟作(1880年頃・スペイン)…G5
ルネサンスギター 田中清人作(16世紀・レプリカ)…G6
テルツギター 野辺正二作(19世紀ドイツ“シュタウファー”・レプリカ)…G7

(アイリッシュハープ)
ストーニーエンド社 (アメリカ)ナイロン22弦 チェリー材…H1
アーディヴァル社 (スコットランド)真鍮19弦 シカモア材…H2

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