終了:100年前のドイツギター~名工ハウザー1世を聴く~ in 音楽茶屋「奏」(国立)
2017年7月23日 音楽茶屋「奏」(国立)にて
ご来場のみなさま、ありがとうございました。
ドイツの稀代の名工、ハウザー1世の作った2種類の楽器を聴いていただくこの演目は
昨年から取り組んで、今年の3月に小平の永田珈琲で披露させていただきました。
その時の様子はこちらクリックで
今回は2回目の公演です。
3月と違うプログラムにした部分は
リュートギターの方で
イタリアーナをイタリア舞曲(ノイジドラー)に
ウィーン風ギターの方では
モーツァルトのK.1のメヌエットを「エリーゼのために」にしました。
エリーゼはギターで弾くとまたピアノとは違った味わいで
イイ感じです・・・というか、わたしは好きだなあ(笑)。
ピアノのように早いパッセージをコロコロと軽やかに行けないのですが
その分、アダルトな“情念”のようなものが出ます。
でも、そこはそれ。ウィーン風ギターのスンとした感じで弾くと
そこまでドロドロにはならない感じであったり、と。
当日いらしていただいたお客様よりいくつかご感想を戴きました。
「二種類のギターの柔らかく暖かく どこかなつかしい音色に 心癒されました。
かえり道も 演奏の余韻で 満たされた気持ちで帰路につきました」
「リュートギターによるチェロ組曲の演奏に興味があったのですが、
期待通りの演 奏、響きで楽しめました。
後半も良く考えられた魅力的なプログラムでした」
「どちらの楽器も、ハウザー一世特有の
非常に安定した低音に支えられたサウンドで、
枯れた、味わい深い世界に浸れました」
ありがとうございました。
これからも、精進してまいります。
また、この演目がどこかで演奏できますように!
ご興味のある方はご連絡ください。どこでも参ります(^o^)丿
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実はこのライブでは
ドイツに在住のわたしのギターの恩師が一時帰国していて
なんと、国立まで聴きにいらしてくださいました。感激!!
わたしの演奏会を聴いたのは20年ぶりくらいかなあ、なんておっしゃっていました。
いやいや、本当に恐縮です。
帰りはファミレスでしばし歓談。
良い一日でした。
ドイツ在住、第一線で活躍中のギタリスト、吉田佳正先生。
聴きに来ていただけるなんて、本当にありがたいこと!
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