バラード・ドゥ・フー アルフレッド・コッタン作曲 演奏:立川市ギター倶楽部
わたしの指導している立川市ギター倶楽部が
新しいホームページを立ち上げました
さらにユーチューブのチャンネルも作っていました。
昨年の定期演奏会から数曲をアップしています。
・・・というわけで、このブログからも1曲リンクしました。
曲はコッタンのバラード・ドゥ・フー。
指揮はほっそり見えますがわたしです。(笑)
コッタンは19世紀末から20世紀にかけてのギタリストで
マンドリンや作曲も手がけていたフランス人。
タレガとの親交もあり、「アルハンブラの思い出」は
このコッタンに献呈されています。
そして、コッタンが作ったギター3重奏がこのバラードです。
20世紀初頭のギタートリオのオリジナル作品ということで貴重な存在ではあります。
ただ、このフー(fou)というのが曲者で
意味合いとしては「ばか」とか「狂ってる」みたいなもので
英訳すると「クレイジー・バラード」ということに。
でも、聴いていただければわかると思うのですが
曲そのものは、物語的(バラード的)な気分はよくわかるのですが
音楽的にフー(クレイジー)な感じはなく、いたって美しく楽しい曲なのです。
歌詞もなく、由来もわからない曲なので、どうしようかなというところでしたが
「ギタキチたちに贈るバラード」くらいの意味にとらえて演奏しました。
fouの意味合いとしても深刻な意味ではなく
ごく軽い「アホ」(笑)くらいのものとも聞きました。
Alfred Cottin (1869-1923) "Ballade du Fou" guitar trio
立ギの今年の定期演奏会も近づいてきました。
よろしければ、こちらもぜひ!
12月10日(日)
立川市ギター倶楽部 定期演奏会
13:30開演
会場:たましんRISURUホール(小)
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