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2017年11月12日 (日)

バラード・ドゥ・フー アルフレッド・コッタン作曲 演奏:立川市ギター倶楽部

わたしの指導している立川市ギター倶楽部が

新しいホームページを立ち上げました 

立川市ギター倶楽部HP

さらにユーチューブのチャンネルも作っていました。

昨年の定期演奏会から数曲をアップしています。

・・・というわけで、このブログからも1曲リンクしました。


曲はコッタンのバラード・ドゥ・フー。

指揮はほっそり見えますがわたしです。(笑)


コッタンは19世紀末から20世紀にかけてのギタリストで

マンドリンや作曲も手がけていたフランス人。

タレガとの親交もあり、「アルハンブラの思い出」は

このコッタンに献呈されています。


そして、コッタンが作ったギター3重奏がこのバラードです。

20世紀初頭のギタートリオのオリジナル作品ということで貴重な存在ではあります。


ただ、このフー(fou)というのが曲者で

意味合いとしては「ばか」とか「狂ってる」みたいなもので

英訳すると「クレイジー・バラード」ということに。 


でも、聴いていただければわかると思うのですが

曲そのものは、物語的(バラード的)な気分はよくわかるのですが

音楽的にフー(クレイジー)な感じはなく、いたって美しく楽しい曲なのです。


歌詞もなく、由来もわからない曲なので、どうしようかなというところでしたが

「ギタキチたちに贈るバラード」くらいの意味にとらえて演奏しました。

fouの意味合いとしても深刻な意味ではなく

ごく軽い「アホ」(笑)くらいのものとも聞きました。


Alfred Cottin (1869-1923) "Ballade du Fou" guitar trio

立ギの今年の定期演奏会も近づいてきました。

よろしければ、こちらもぜひ!

12月10日(日)
立川市ギター倶楽部 定期演奏会

13:30開演
会場:たましんRISURUホール(小)


2017_3

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