ヴィオラ・ダモーレとリュートのための協奏曲 ニ短調 RV540 (ビバルディ 1678-1841伊)
ヴィオラ・ダモーレとリュートのための協奏曲 ニ短調 RV540
(ビバルディ 1678-1841伊)
2018.6.16ライブ
「紫陽花(あじさい)に寄せて
ギターとヴァイオリンとチェンバロの響き」より
会場:スタジオ・ゲルン(東京・蔵前)
ギター : 長谷川 郁夫 Ikuo Hasegawa (Gt.)
ヴァイオリン:宮林陽子 Yoko Miyabayashi (Vn.)
チェンバロ:小澤章代 Akiyo Ozawa (Cem.)
原曲はタイトルのようにヴィオラ・ダモーレとリュートの二重奏(ソロ)と
弦楽合奏および、通奏低音で奏されます。
この演奏では試みとして弦楽合奏部分をチェンバロにお願いし、
ヴィオラ・ダモーレパートをヴァイオリンで
リュートパートはギターで弾くように構成しています。
ヴィオラ・ダモーレは共鳴弦の付いたヴァイオリンで
頻繁に和音をかき鳴らすような弾き方が出てくるのはその特性を生かすためでしょう。
リュートのパートは結構テクニカルで、
わたしはクラシックギターのテクニックで演奏していますが
これをリュートのテクニックで奏していたとおもうと、
当時の奏者のレベルの高さは相当なものだったと想像します。
楽曲は急・緩・急の全3楽章。
第1・第3楽章ではソロパートが対話風に進み、
テュッテイ(斉奏)と交互に出てくるリトルネッロの形式。
第2楽章は四季の「冬」などにも通じる歌謡調で
ヴァイオリンが美しい旋律を奏でます。
ライブのレポートはこちら
http://has.tea-nifty.com/blog/2018/06/post-6e2a.html
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