終了:珈琲とともに楽しむヴァイオリンとギター ~二種の弦楽器による親密な響き 2~
10/21は小平駅前の名店永田珈琲にてヴァイオリンとギターのライブを行いました。
昨年9月に続いて2回目となる宮林さんのヴァイオリンとのデュオライブ。
18~19世紀のオリジナル曲やアレンジ曲を集めたプログラムは
前回のコンセプトをキープしつつ曲を入れ替えて作りました。
永田珈琲をお借りしていろいろなライブをするようになってこれで7度目となりますが、
今回は初めて2回公演を試してみました。
小さな会場ではありますが、おかげさまでどちらの回も満席!
お集まりいただいたみなさまには感謝・感謝です。
熱心に耳を傾けてくださるお客様を前に、本当に楽しく音楽することができました。
ありがとうございました。
以下はこの日のプログラムです。
第1部
ギターとヴァイオリンのためのデュオ第1番より
(クリスティアン・ゴットリープ・シャイトラー 1752-1815 ドイツ)
第1楽章アレグロ
モーツァルトのカルテット(K.478)作品156
(フェルディナンド・カルッリ1770-1841イタリア)
※(アマデウス・モーツァルト1756-1791オーストリア)
アレグロ(イントロダクション)~ アレグレット
ヴァイオリン無伴奏
ロザリオソナタよりパッサカリア ト短調 (ハインリヒ・ビーバー 1644-1704 チェコ)
第2部
オペラ「アルジェのイタリア女」序曲 (ジョアキーノ・ロッシーニ 1792-1868 イタリア)
※(フェルディナンド・カルッリ編)
ソルベーグの歌 (エドヴァルド・グリーグ 1843-1907 ノルウェー)
愛の挨拶 (エドワード・エルガー 1857-1934 イギリス)
タンゴ ギター独奏 (フランシスコ・タレガ 1852-1909 スペイン)
協奏風ソナタ (ニコロ・パガニーニ 1782-1840 イタリア)
Ⅰ アレグロ・スピリトーソ
Ⅱ アダージョ、アッサイ・エスプレッシーヴォ
Ⅲ ロンド アレグレット・コン・ブリオ、スケルツァンド
ヴァイオリンの宮林さんとはまた来年、同時期の10/20にここでライブを持ちたいと思い予約しました。
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宮林さんとのアンサンブルはモダン楽器でアプローチしています。
いっぱいに集まって熱心に聴いて下さるくださるお客様の前で
大好きな音楽を演奏させていただけるのは、我々にとって至福のひと時です!
お客様にお配りしたプログラム。
前半は重厚、後半は楽しさとバラエティを持って。
自分で言うのもなんですが(笑)なかなか良い曲が並びました。
カルッリ編ロッシーニの序曲は最近発見されてガジャルド・デル・レイが校訂し
昨年だったか一昨年だったか出版されたロッシーニ10の序曲の中の一つです。
当時の人々のロッシーニを楽しむ様子が目に浮かぶ良いアレンジです。
ギターだとピアノ伴奏の包み込むような音量は期待できません。
でもそこは擦る・弾く発音方法は違っても同じ弦楽器同士。
メロディと伴奏を入れ替わったり、ハモったり相槌を打ったり等々、
対話をしながら曲が進む感じですね。そういうことが本当に愉しい!
ヴァイオリンやフルートなど旋律楽器はソロ(独奏)と言っても
伴奏が付いてアンサンブルに仕立てられていることが一般的ですが、
時々ギターと同じように全く一人で弾くソロがあり
それは特別に“無伴奏”と呼ばれます。
宮林さんとのライブではこの「無伴奏」をプログラムに入れてもらっています。
奏者にとってはさらなる集中力を要求され難易度が上がりますが、
非常にカッコいい演奏スタイルなのです!
こちらはギターソロのシーン。
タレガのタンゴを弾きました。メロディが印象的で好きな曲です。
演奏を聴いていただき、拍手をいただけるって幸せなことですね。
いつも思います。
次への原動力になります!
ありがとうございます(^^)
次回は2019年10月20日(日)に!
また、楽しい演目を作ってお待ちしております
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