ロビン アディアとギャリー オウエン アイルランド民謡~ジュリアーニ編 リラギター
ラコートが作ったオリジナルのリラ(リラギター)による演奏です。
来年(2019年)3月3日はいつもの永田珈琲店(小平)にて
ライブを行う予定ですが、今度はこの楽器をお聴きいただこうと思っています。
2018.10.13コンサート
「長谷川郁夫&植木和輝 19世紀ギターデュオの世界」より
(新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ スタジオAにて)
「ロビン アディア」と「ギャリー オウエン」
6つのアイルランド民謡集 作品125より
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829)作曲
R.F.ラコート1828年作のリラ(リラギター)による演奏。
演奏:長谷川郁夫 Ikuo HASEGAWA
Robin Adair & Gary owen
from Six Irish national airs op.125
M.Giuliani(1781-1829)
Lyra guitar 1828 R.F.Lacote
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アイルランドやスコットランドの民謡は
当時のヨーロッパで愛されていたようで
ギターに限らず、たくさんのこうした楽譜が見られます。
ジュリアーニはこの作品125でアイルランド民謡
作品番号無しの出版でスコットランド民謡を出していますが
どちらにも「ギターまたはリラのために」と書かれています。
優美なリラのフォルムと幽玄な響きに
マッチしているようにも思います。
ロビン アディアは実在の男性の名前で
この人物に思いを寄せる愛の歌でした。
ギャリー オウエンとは
「オウエンの庭」というような意味のようです。
テンポの良い音楽で酒飲みの歌として親しまれ
後にイギリス軍などの軍歌としても歌われました。
gary owen song で検索すると歌の原曲を聴くことができ
なるほどこれがジュリアーニの手によって
このような器楽曲に作られたのかとわかりますが
とてもクラシカルに仕立てられており、
当時の音楽的嗜好や流行を感じます。
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