ギター弦アタッチメント
丹波篠山のルシアー、田中清人さんから
ちょっと面白いものを教えてもらいました。
これ。
名称はcraft夢乃sound 「ギター弦アタッチメント」で
そもそもは鉄弦用のグッズです。
よく見るとこんな感じのものです。
craft夢乃sound CYSアタッチメント
ブラス4.0mm ギター弦アタッチメント
説明書きによると
弦に通してボールエンドを球体にするパーツです。
球体エンドにすることで,
・リング型エンドでの向きの不揃いを解消し弦のねじれを防止!
・球体がピン溝にしっかり押し当たりピンがしっかり固定!
・球体のため接触面が均一になり,弦振動が表板にしっかり伝わりバランス向上!
ということなんですが、
19世紀ギターにも便利かなと思って試しています。
結び玉を頑張らなくても抜ける心配のない弦のエンドを手軽に作ることができますし
なんか音にも良さそうな気がします(勘)
ただし、細い弦を通すときはやっぱり少し大きな結び玉を作った方が良いですね。
たぶん、0.7以下くらいの弦はひと結びだと抜ける可能性があります。
そしてさらに応用編でこんなことも試しています。
そう!スーパーチップ的な。
クラシックギター用のスーパーチップ的な製品は
そのパーツに弦を括り付けるので、固く締まっちゃうんですよね。
そうすると、弦交換の時にすんなりいかないでしょう。
この金属玉ならよりシンプルで交換の際も簡単かなと。
まだ使い始めですが、様子はなかなか良いですよ!
1弦だけは穴から抜けることがありますから、結び玉を大きく作ります。
大きさが4ミリ玉と4.5ミリ玉があって、材料はアルミと真鍮があるので計4種類。
それによって音の変化もあるとかないとか。
ワンセット6個入りで840円でした。
ブリッジに結びつける(普通のやり方)が苦手な方にもいいかな(笑)?
2019.6.30追記
このアタッチメントのモダンギターへの転用ですが弦が切れました。
玉を作ってずっと締めこまれるのでそれで切れてしまうのかなとも思いました。
音はよかったし、必ず切れるということでもないのですが
通常の結び付ける張り方でこれまでわたしは切れたことはありませんから
これを使うと「切れることがある」とは言えます。
テンションにもよると思いますし、結び方でコントロールできるのかもしれません。
今後もうちょっと研究してみます。
19世紀ギターに使う分には特に問題は起きていません(^^)
| 固定リンク
コメント