« 2020年2月 | トップページ | 2020年4月 »

2020年3月

2020年3月29日 (日)

4月25日(土) はせがわ音楽教室第25回発表コンサート 開催中止

楽しみにしていた発表コンサートですが
ウイルスの影響によって残念ながら開催中止としました。

生徒さんにはいつものレッスン室で発表曲の動画を撮影し
記念のDVDを作ることにしました。

20042425web_

はせがわ音楽教室 第25回発表コンサート
2020年4月25日(土)12時開演 (入場無料)開催中止
たましんリスルホール(立川市民会館)小ホールにて

今回の参加者はひとケタ代~上は70代(かな?)の方まで25名。

楽器はクラシックギター、ウクレレ、ウードも登場!

幅広い年齢層で楽しめるのが素敵といつも思います。

曲はクラシック~邦楽洋楽ポップス、

懐かしのスクリーンミュージックなどそれぞれ思い思いの曲を

みなさん心を込めて演奏披露します。

今年も楽しくガンバロー!

| | コメント (0)

2020年3月27日 (金)

公演中止 4月16日(木)めぐろ

200416416

申し訳ありません。
新型ウイルスの影響を考慮し以下の公演を中止しました。

春を彩る 19世紀ギターの響き
~パリ・ウィーンで活躍した作曲家たちのアンサンブル作品を中心に~

出演:中島晴美・岡野聡子・長谷川郁夫

2020年
目黒公演 4/16(木) 19:00開演 公演中止
めぐろパーシモン小ホールにて

5月31日の立川公演については情勢をみつつ、
一縷の望みをかけて準備は進めております。

| | コメント (0)

2020年3月25日 (水)

ライブ告知:4月12日(日) 公演中止としました

200412_20200325112601

この度、新型コロナウイルスの状況を鑑み
本日下記の公演を中止することにいたしました。
チケットご予約、ご購入いただきましたお客様には
これから順次お知らせ、ご返金の対応をいたします。

このライブは1月から宣伝を開始し、
狭い会場ながらすぐに満席近くまでご予約を戴き
急きょ追加公演まで決めたという経緯もあり
皆様からのご支持を実感し
わたし自身も楽しみにしていたものでした。

ウイルス対策も考え、いろいろ準備も進めていたのですが
ここにきて、ニュースが一向に好転しないこと
永田珈琲「こもれび」はどうしても狭く、
満席状態でお客様同士の空間が取れないことや
窓がなく換気が難しい状況であることなど
いわゆるビンゴな条件が少々多く存在することと
一番はそれらを心配しながら開催するよりは
今回は中止にして、いずれ気兼ねなく開催できるときに
改めて企画・開催しようと考えました。

大変申し訳ありませんが
チケットお買い上げおよびご予約の皆様には
ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

公演会場の永田珈琲様、後援のサロンアロー様
友情出演の黒田さんにも公演中止でご迷惑をおかけしました。
それぞれ快くご了解いただきましたが
この場にてお詫び申し上げます。

3月25日 長谷川郁夫

 

こもれびコンサート10
ソロ&デュオ アンティークギターの響き
出演:長谷川郁夫 黒田公子(友情出演)
2020年4月12日(日) 公演中止
1)13:30(OPEN) 14:00(START)
2)16:30(OPEN) 17:00(START)
料金3000円(おいしい珈琲or紅茶付き) 

 

ご予約:i.has@nifty.com はせがわ

後援:サロンアロー

会場:永田珈琲『こもれび』にて
(小平市美園町1-6-1-2F)
西武新宿線小平駅南口ロータリー右手
グリーンプラザ2階

チラシはクリックで拡大されます。

==========================

来る4月12日小平の名店、永田珈琲でのライブですが
早くもご予約が満席近くになってきたことを受けて
急遽追加公演を決めました。

当初の14時からの公演に加えて、
同内容で17時からの公演を行います。

皆様のお越しをお待ちしております。
なお、14時からの公演をご予約の方で
17時の方に変更したい方がいらっしゃいましたら
対応いたしますのでお声がけください。

がんばりまーす!(^o^)丿

~~~~~~~~~~~~~~

春と秋の年2回催しています、小平の名店「永田珈琲」でのコンサートシリーズ

これで第10回となります。

今回は19世紀ギターの演奏で前半わたしのソロですが

素敵なフレンチ19世紀ギターを奏でる黒田公子さんの友情出演を得て

ギターデュオを演目に加えることができました(^_^)/

どうぞお楽しみに!

プログラム

ソロ
モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲op.9(ソル)
エリーゼのために(ベートーヴェン)
大序曲op.61(ジュリアーニ)
オートイユの夜会op.23(コスト)~黒田さん

デュオ
オペラ「カイロの隊商」序曲(グレトリ~カルッリ)
オペラ「皇帝ティートの慈悲」序曲(モーツァルト~ジュリアーニ)
対話風小二重奏曲op.34-5(カルッリ)
タランテラ(メルツ)

ほか

Zoom00391
デュオのリハも楽しく進んでいます!

黒田公子さんブログ「lamyと一緒」(クリック)

| | コメント (0)

2020年3月18日 (水)

ギターサークル「響」定演中止

200320_20200318135601

来る3月20日に行われる予定でした、
わたしの指導するギターサークル「響」
第23回定期演奏会“ぽこぽこ音楽会”は
当初延期の可能性を探っていましたが
結局中止となりました。

せっかく頑張って練習して仕上げてきていましたし、
サークルとしては一つの大きな区切りですから
メンバーさんとしては無観客演奏まで考えていたようでしたが、
借りている会館が閉鎖となり
練習場所も演奏場所もなくなってしまっては
どうにもなりませんでした。

「さあ、定演まであと少し!気張っていきましょう(^o^)丿」


とレッスンを終了したのが二月の二十日ごろ。
そこから突然一か月以上みんなと会えないということに
なってしまいました。

みんな、元気にしているかしら。

早くこの事態が収まることを願うばかりです。

また楽しく練習したいですね!

| | コメント (0)

2020年3月16日 (月)

19世紀ギターの弦交換 大きな玉の作り方

19世紀ギターの弦を交換するときにブリッジ穴に入れる玉を作りますが、
玉が小さいと抜けてしまったりピンを押し上げてしまったりしますよね。

「どうしたらいいの?」

「どうしている?」

と時々訊かれるのでわたしがやっている簡単な方法3つとグッズも紹介しました。
1番目は「アシュリーズストッパーノット」というそうです。
ただ、2番目と3番目の方が1番目よりも大きな玉になります。

ギター弦アタッチメントの紹介はこちら(ブログ記事)


craft夢乃sound CYSアタッチメント
ブラス4.0mm ギター弦アタッチメント

 

マーチン ボールエンド弦の紹介 (ブログ記事)


MARTIN M160 Classical Silverplated Ball End
High Tension クラシックギター弦

| | コメント (0)

2020年3月11日 (水)

ガット弦と弦オイル

ガット弦を使い始める前にオイルに漬けると良いそうです。
ガットはもともとオイルで仕上げてある弦ですから
表面の状態や繊維の状態をを整えて
使い勝手と耐久性をアップするようなイメージで
わたしもそれに倣っています。

ニスコーティングされている弦には
あまり必要が無いとも聞きます。
まあ、表面をニスで固めているのですから
オイルとは馴染まないということでしょう。

というわけで、今回はわたしのやり方をご紹介(^^)

以前はジップロックにガット弦を放り込み
食用のオリーブオイルをヒタヒタにして
空気を抜くようにしてZIPし漬け込みました。
でもちょっと染み出てきたりするんで

最近ではこれです。

イワキ耐熱ガラス密閉パック200ml

という容器にオイルを半分くらい注ぎ
弦をポイッと投げ込んでおきます。
ちゃんと密閉できて、管理が楽。

Dsc00510

オイルについてはまあ何でも良さそうなんですが
まずはオリーブオイルやアーモンドオイルなど天然の植物油。
あと、最近試していて割といいかなと思っているのが
写真にある、ジョンソンベビーオイル。
割とさらっとしていて、時間が経っても悪くなりにくい。
オリーブオイルだと長期保管で油がやけるっていうんでしょうか、
劣化したにおいがしてくるんですが(弦から匂うことはありません)、
ベビーオイルは今のところそれがなさそう。

容器から弦をとりだしたら
ティッシュか布で余分なオイルを拭きとり
ギターに張る作業に移ります。

わたしがよく弦を注文している独・キルシュナー社では
弦のケアとクリーニングのためのオイルというのを売っています。

Dsc00513

もちろん右の方ですよ。4.78ユーロ。
成分はよくわかりませんが、植物系ではなさそう。

ガット弦使用前の漬け込みオイルは
いまベビーオイルが入っているので
キルシュナー弦オイルは普段のケア用に使っています。

練習終わってケースにしまう時とか
時々でも良いのですが、張ってある弦にオイリングすると
ササクレを防止する効果があり、耐久性が増します。

Dsc00514

着古した木綿のシャツを適当にはがき~A5大くらいに切って
こんな感じ(5センチ四方くらい?)に折りたたんで、
オイルで湿らせて、これでガット弦をサササッと拭きます。
オイルは滴るほどは要りません。ちょっとお湿り程度(^^)

拭いた後は毎度捨てないで
写真のようにジップロックに入れて保管します。

指板に付いたオイルはティッシュペーパー等でふき取ればよいですが
「気にしない」っていうのもアリと思います(^^ゞ

巻弦には付かないようにした方が良いでしょう。

| | コメント (0)

2020年3月10日 (火)

テルツギター G.シュタウファー 1830ca. 弦交換

Dsc00511

来る4/12ライブに向けて弦交換。
この楽器では重奏でメルツのタランテラのほか
独奏で弾くジュリアーニの大序曲も
こちらを使う予定でいます(^^)

ガット弦はオイルにしばらく浸けてから
張るようにしています。
その方が持ちが良いようです。

Dsc00510

そんな話も近く別な機会に記事にしようと思います。

==============================

さて今回は、高音弦を少し細めにすることと
全ての弦をキルシュナー社のものにしました。

テルツギター G.シュタウファー 1830ca. 弦長560mm

前の弦 → 張り替えた弦 張力(415Hz時)

第1弦 0.54    → そのまま       5.212㎏

第2弦 0.81    → 0.70           4.915㎏

第3弦 0.94    → 0.88           5.493㎏

第4弦 0.69(実測)→ 0.63(換算1.26) 5.630㎏

第5弦 0.86(実測)→ 0.84(換算1.60) 5.095㎏

第6弦 1.06(実測)→ 1.07(換算2.10) 4.926㎏

前の弦については第1弦はキルシュナーでもう少し使えそうなのでそのまま。
第1・第3弦はトロのラムだと思います(やや不明)
第4~第6弦はハナバッハ・テルツ用弦でした。

ハナバッハ・テルツ用は良く鳴るのですが
音色がギンギンしていて
全体のバランスが低音弦過多の傾向にるのが気になっていました。
キルシュナーにすることで鳴り方のバランスは良好になりましたが
第5第6弦辺りはもう一段テンションを下げても良いかと思いました。

| | コメント (0)

2020年3月 7日 (土)

フィガロ絹芯低音弦のゲージを測ってみました

フィガロの19世紀ギター用純銅巻絹芯低音弦
ゲージ(太さ)を実測してみました。

RE 0.77
LA 0.91
MI 1.02

数値を見て思ったより太いなと感じました。
その割にはあまり張りが強く感じません(個人的感想)。

| | コメント (0)

2020年3月 6日 (金)

アクイラの弦「ガット&シルク」と「セタ」

アクイラ社で作っている
19世紀ギ~20世紀初頭ギター用のセット弦についての覚え書きです。

アクイラ社のHPは以下の通り。
https://aquilacorde.com/en/

19世紀ギター用のセットを見る場合は
上のコンテンツリンク「Modern Music Strings」に進み
さらに「Historical Guitar」と進みます。

するとまずシンセティック素材の弦として
アンブラ800と900、さらにテルツギター弦があります。

800と900は太さの違い(800<900)で
800は19世紀初頭タイプ
900は19世紀末~20世紀初頭タイプ
とされているようです。

リアル素材の方はガット&シルクというセットがあり
こちらも800と900があります。もちろん注目はこちら。

しばらくこれをじーっと見ていたのですが

このガット&シルク800の低音弦だけでも買えるのかな?
と思って問い合わせてみると

「setaっていうのがあるから、それを買うと良い」

と返事が来ました。

セタは絹芯の低音弦を持ったセットで高音弦はナイルガットだったかな。
それがあることは知っていましたが、やっぱりその低音は同じものだったのか。
でも、それを購入するリンクがアクイラHPに無かったんですが
そのメールが来た後にもう一度見てみるとできてました(^_^;)
いま作ったでしょう(笑)?
セタの800と900がありました。

ふーん、と思って眺めつつ、今度は

「セタの低音弦はバラで一本ずつ注文できますか?」

と質問を投げてみました。すると

「今はセット販売だけ。将来的には対応するかも」

くらいの返事でした。なるほど。

さらに眺めているとそれらの弦データ
太さ(ゲージ)やテンション表示がなんか変。というわけで

「HPの弦データ、違ってませんか?」

と訊いてみたら

「ごめん、ごめん」って感じで以下のデータが出てきました(^^)。
あ~、よかったよかった。これで気持ちも落ち着きます。

記号・数値は弦・テンション(kg)・ゲージ(mm)の順。
テンションは弦長650mm、A=435Hzのものです。

seta 800
RE *5,9 0,81 ext
LA *6,7 0,91 ext
MI *5,9 1,15 ext

seta 900
RE *7,3 0,84 ext
LA *8,3 0,94 ext
MI *7,3 1,17 ext

Gut & silk 800
mi *6,5 0,62
si   *6,0 0,79
sol *5,0 0,91
RE *5,9 0,81 ext
LA *6,7 0,91 ext
MI *5,9 1,15 ext

Gut&Silk 900
mi *8,1 0,66
si   *7,0 0,82
sol *6,6 1,00
RE *7,3 0,84 ext
LA *8,3 0,94 ext
MI *7,3 1,17 ext

これで確かにセタとガット&シルクの低音弦は同じもの。
ただし、19世紀ギター用としてはこの800シリーズでも
わたしが使っているゲージより2段階くらい太い(張り強い)ですね。
フィガロの絹芯低音弦は薮さんと相談して
わたし好みに調整してもらったんで(#^^#)
上記よりぐっとテンションが低く設定されています。

あと、高音弦用のガット弦はギター用のセット以外にこちらからも選べます。
https://aquilacorde.com/en/early-music-strings/

上記の場合ラムガットのHU
ビーフガットのニスありHVとニスなしHLから選ぶことになると思います。

ラムとかビーフと聞くとお肉が頭に浮かびますが(笑)

追記
アクイラから来たseta800の弦データから
ガット弦換算値を出してみました。
(キルシュナーの弦計算尺使用)

Gut & Silk800とseta 800(同じもの)
ガット換算値
RE  1.29
LA  1.82
MI  2.29

| | コメント (0)

2020年3月 4日 (水)

若いみなさんへ~「わたしの職業について(アンケート)」

ちょっと前にWindows7から10に引っ越すときに見つけた文章で
「大学でどんな勉強をしたのか」 という記事をアップしました。
これは、2011年ごろに当時習っていた生徒のお兄さん(高校生)から
質問を受けて書いたお手紙のようなものでした。

実はそのPC引っ越しの時にもう一つ文章を見つけてまして
こちらも3000文字超!
頑張って書いた記念ついでに今日はそれをアップしようと思います(^^)
頑張って書いたシリーズはとりあえず、ここまでです(笑)

こちらは当時ギターレッスンに来ていたかわいい中学女子で、
時期からすると3学期?学校からの課題だったようです。
身近な大人に聞いてくるという感じの
職業についてのアンケートでしたが
これもお手紙のようなつもりで書きました(^^)

2016年2月15日のタイムスタンプがありました。

==============================

わたしの職業について(アンケートと回答)

職業・・・ギター教師 ギター奏者 長谷川郁夫

  • この職業についたきっかけはなんですか

中学のころから、自分の好きなことを職業にしてずっと続けたい(その世界を探求したい)という気持ちが強くありました。その頃はギターのほかに、写真(カメラいじり)や自転車いじりなどが好きなことでしたが、ギターが一番頑張れました。ギターに出会ったのは中学時代のクラブ活動からでしたが、音楽はそれ以前から好きで、エレクトーンを習うなどしていました。中学に進んだときはきっと吹奏楽部に入ると思っていたのですが、なぜかギター部に入っていました。今思えばとても不思議な縁と思います。 

  • 必要な資格、免許はありますか

プロギタリストとして演奏したり、有料のレッスンで生徒さんを教えたりする際でも公的なギター専門家の資格や免許等は必要ありません。しかし、それは公的な資格が存在しないという意味であって、何もしなくてよいということではありませんから、我々の仲間の多くは国内外の学校(音大や音楽院)で専門の授業を学んだり、コンクールを受けたり、リサイタルや演奏の実績を積んだりしています。

リサイタルなど演奏会のチラシやプログラム、あるいは自分をアピールするホームページなどには「プロフィール」といって、自身のこれまでの経歴を示すことが良くありますが、1)出身校 2)師事した先生 3)コンクールなど受賞歴 4)演奏会の実績 5)出版物(CDや楽譜他)などの実績 そして現在の活動の様子などがかかれることの中心です。つまり、資格や免許などはありませんが、演奏したり教えたりできる自分(専門家)であるためにいつも勉強し、磨きをかけていることが必要です。

  • 資格や免許の他に必要な能力はなんですか

演奏にしても、教えることにしても人と付き合う仕事ですから、一つ挙げるとしたら人とのコミュニケーションが好きということは意外と大切な気がします。
その中でも特にわたしの仕事は基本的に一人でやっていますから、ともすれば自分の考えが絶対正しいと思いがちで、これはいつも気を付けています。自分の考えがしっかりしていることはもちろん大切なのですが、人は本当に千差万別でそれぞれがみんな違った思いを持っていますから、互いが自分の正しさを主張するばかりでは何かとうまくいきません。相手と向き合う時にはまず相手の考えを受け入れ理解することが必要と思います。

  • 仕事の内容について教えてください

○ギター奏者
ギターはクラシックギターを使います。演奏曲はクラシックが多いですがポップスなどクラシック以外の曲を弾くこともあります。フルートやヴァイオリン、オカリナやリコーダー、歌などとアンサンブルをすることもよくあります。また珍しいものとして200年くらい前の当時のギターを使って当時の音楽を演奏するようなことも行っています。コンサート(ライブ)演奏のほかにCDなどの録音を頼まれることもありました。

○ギター教師
クラシックギターを教えています。生徒さんと11での個人レッスンのほかに10人~20人ほどのメンバーを3~4パートに分けて演奏するギター合奏(ギターサークル)の指導もしています。ギター合奏の際は指揮をすることが多いです。

○アレンジなど
自分で演奏するためや合奏などに必要な楽譜はアレンジして作ることもありますがこれも必要な仕事です。時々自身で作曲することもあります。出版社を通してそれらの作品を曲集として発売するようなこともありました。

○その他
ギター奏者として演奏するだけではなく、自分の演奏会を企画し運営することもわたしにとっては大切な仕事です。演奏会の内容を決め、会場を予約し、チラシを作って宣伝し、当日のスタッフを手配するなど細かいことまでいろいろやります。
ギター教師としてもただ教えるだけでは教室は成り立ちませんから、教室の年間計画など進め方を決めたり、宣伝をしたり、帳簿を付けたりなどします。自分の教室を持つといろいろ細かい仕事も発生します。

  • この仕事について良かったことはなんですか

やはり自分を通して好きなことを仕事にしましたから、やっていて楽しい!これに尽きます。自分の好きなことにいくら没頭しても誰からも怒られず、むしろ褒められたりするのですから、こんなにいいことはありません。

仕事の規模は決して大きくはありませんが、自分が何を求めて、どういう方向に進んでいるのかということをよく理解し、納得しながら進んでいけることもこの仕事の良さです。

生徒さんがだんだん上手になって楽しそうにギターを弾いている様子を見るのはとてもうれしい気持ちになりますし、演奏会で拍手を戴いたり「いい演奏だった」と声をかけていただけたりするのも至福のひとときです。

  • この仕事で大変だったことはなんですか

練習やその他音楽のことで大変と思ったことはほとんどありません。確かに予定がいっぱい詰まっていて忙しいときや、それらをこなしてくたびれてしまう日もありますが、望んでそうなっているわけですからどうということもありません。物事が思い通りに行かないときも(だいたい物事ってそうそううまくはいきませんから)あまり焦りません。

思い返せば、この仕事に進みたいと思ったときは父から強く反対され、大きな壁として立ちはだかっていましたからその時の戦いは少し大変でした。でもそれも今思えば、自分の気持ちをしっかりさせるために必要なことだったような気もしています。

あえて大変なことを考えてみると、音楽が仕事になってからは苦手なこともやらなくてはいけないというのが少し大変です。例えばわたしはお金を数えたりお金のことを考えたりするのが少し苦手です。楽しいギターや音楽の世界に没頭するときにあまりそういうことを考えたくないのです。でも、教室を運営したり演奏者として社会に参加したりするとなればそういうこともやらなくてはいけませんね。なので、そこは少しあきらめてそういう大変さは大人の役割として仕方ないことと受け入れています。

 

  • 中学生のうちに身につけておかなければならないことはなんですか

わたしは今年50歳になりますが、中学生のときに全く気が付かず、今になってハッと思ったことが一つあります。それは歳を重ねていくと子供のころバラバラに勉強したり、覚えたりしていたことが実は関連付けられたり、一つにまとまってくるということです。

英語、数学、国語、科学、歴史 etc…いろいろな授業があって、なぜか得意や不得意があったりして、中学高校のときすでにギターの道に進みたいと思っていたわたしは「ギターと関係ない授業、こんなことを覚えたっていったい将来に何の意味があるんだろう」とよく思っていました。

しかし例えば今、200年前のギターで当時の曲を弾こうとすれば、その時のヨーロッパの様子を知らないわけにはいかないですし、当然その時の日本のことも知りたい。昔の弦がどんな素材でどういう風に作られていたか、音程はどうやって作るのか、日本語の資料がなければ無理してでも外国語を読むしかなかったり、まあとにかく学生のころに無駄だと思っていた勉強が今何かを調べたりするときの足掛かりになったりするのです。音楽に限らず、本当に好きなものについては何でも知りたくなるものですが、もっともっと知識を深めたい、いろいろ考察を進めたいと思ったときは、結局あらゆる教科総動員で当たることになるのです。

学生のときのように身近に専門分野の先生がいたら、気軽にいろいろ質問できていいなあ!と今さら思ったりします。

若い皆さんには「だから何でも勉強しなくてはいけない」などと言うつもりもありませんが、一見無駄と思えるような知識や理解でも、このように「ああ、ここにつながるのか」とか「覚えていたから案外楽しい」というようなことがたくさんありますから、興味のあることはもちろんどんどん探求して、しかし今興味のないこともまあ無駄にはなりませんから、そこは安心してテストなど必要に応じて?少し覚えたりして楽しく過ごされるのが良いと思います。

2016215日 長谷川郁夫

| | コメント (0)

« 2020年2月 | トップページ | 2020年4月 »