オンラインレッスンの3回目
生徒さん2組、さらに3名のミュージシャンとも繋がって楽しい時間を過ごしました。
わたしはwebカメラ+マイクにはQ2nという機材を使っているのですが、
今回繋がったミュージシャンのうち2名が使っていました。
手軽な録画機材としてのQ2nですが、
webカメラ+マイクとしても結構使えます(なかなか上等!)。
互いに聴きあって「まずまずだね」という感想を確認し合いました。
今はわたしの使っている「Q2n」からマイナーチェンジして
4K対応となった「Q2n-4K」という製品が2万円弱で販売されています。
テレレッスン機材はそれぞれバラで揃えても
2万円あればそれなりに揃いそうでもありますが、
Q2nはコンパクトで卓上で場所を取らないし
練習やリハ動画も撮れるならメリットは十分あると思いますョ(^^)
以下は一昨日、オンラインレッスンの準備をし始めたという
ビオラ・ダ・ガンバ奏者の友人から
「わたしもようやく準備を進めてみたところ、
ガンバの中低音を拾ってくれないことが判明!
長谷川さんの使ってる機材(Q2nのこと)使える?おすすめですか?」
という問いに答えたものからの引用です。
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おしゃべりで使うイヤホンマイクとかスマホのマイクとかは
ローもハイもカットして声に特化しているとかがあるかもしれませんね。
こういうのはいわゆるオーディオ向けのマイクが向いていると思います。
それと、カメラもテレビ電話用だと顔がバーンと映るようなレンズなので
楽器を弾いているところを見せるには少し離さないといけないでしょう。
その時にそこにマイクが付いてると
マイクも一緒に離しちゃうことになって、ちょっとジレンマ。
なんていうことを考えると先生側の機材としてざっと挙げると。。。
(スマホやタブレットではなくPCを使う前提です)
1)広角側に特化したレンズのカメラ
2)音圧に強く(音が割れにくく)広帯域が収録できるマイク
3)それをPCに入力するためのオーディオインターフェイス
4)それを取り付けるマイクスタンド・ケーブル
5)ヘッドホン
くらいがあると良いと思われますが、
先のQ2nを使うとカメラとマイクが一体でPCにはUSBで直接繋がるので、
オーディオインターフェイスもいらなくなり、1~3がQ2nだけで行けます。
マイクスタンドも卓上三脚くらいでOKなので結構手ごろと思います。
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もちろん、揃え方は例えばいろいろあって
USB接続のコンデンサーマイクなら
オーディオインターフェイスは要らなくなりますよね。
生徒さん側については、これまでの数件で
とりあえずスマホでもタブレットでもちゃんと繋がって
映像も音も出ることはわかりました。
また、それについての難しさもほぼありませんでした。
音の面から言えば、生徒さん側もヘッドホンかイヤホンを使って
スピーカーをoffにし、マイクも数千円のもので別にしたら
かなり改善が見込めると思うのですが、
それぞれの環境(機種とか)が違うので
「教室推薦セットはこれでーす!」などができないところが歯がゆいですね。
まあでも、音質改善はテレレッスンがもっと一般的になってきたら・・・
という感じでこの先の目標でしょうね。
今は「こんなに簡単につながるし、思ったよりレッスンとして成立し、楽しい」
という所が共有できれば十分良しとすべきと思いました。
それから、またさらに別なミュージシャンの友達から
zoomの音質調整について有用なアドバイスを戴きました。
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Zoomのレッスン時の使用ですが、下記の方法で設定すると、
音が急に小さくなるということがなくなります。
Zoomは音声用に設計されているため、
声以外の音は雑音として処理されてしまいます。
Zoomの設定
パソコンの場合
1. 設定からオーディオを選択します。
2. マイク音量を自動調整します のチェックを外す。
3. 右下の詳細をクリック。
4. オーディオ処理の「連続的な背景雑音の抑制」
「断続的な背景雑音の抑制」の両方を、無効化にする。
スマホやタブレットの場合
1. アプリの初期画面の、右下の『設定』→『ミーティング』と入り、
オリジナル音声の使用をオンにします。
2. ミーティングを開始してから、右下の『詳細』の中から、
『オリジナル音声の有効化』を選びます。
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とても助かりました。ありがとうございました。
最後に繋がった生徒さんからの感想を一つ
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こちらの精神的な面ですが、
「人前で弾く時の緊張感」よりも
「自室で落ち着いて弾けるリラックス感」の方が大きかったです!
家では弾けたのに教室だと緊張してダメになっちゃう、
なんてあがり症の生徒さんがいれば試してもらう価値あるかもです。(笑)
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ですって(^o^)丿
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
もう一組の親子レッスン。
これはzoomを使っています。
こちらの音も声もちゃんと聴こえました。
もちろん、そっちの音も聴こえたよ!
小学男子、外に出られなくて退屈だけど、
ギターを弾いて気がまぎれたらいいね!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ミュージシャンのけっちゃん。
Q2n-4Kを使っていました。
zoom、FB,Skypeとを比べてみました。
中ではSkypeが一番聴きやすい音だったかな。
ギターの減衰が割とちゃんと聴こえました。
ただし、向こうが弾いている時に
こちらが音を出さないこ
この時には本文の方に書いたzoomの音質をいじる方法
メッセージをまだ受信していなかったので、一応参考ま
けっちゃんとも後ろのご主人とも久しぶりだったので、
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
こちらの生徒さんはウード!
zoomで繋がっていますが、例の音質調整を施したら
か
ただし、ウードの最低音はアタックのあと音が沈みました
確か実際でも「ぼーーーん」より「ぼんーーー」くらい
「ぼんxxx」って感じに。でも、
それと、この生徒さんからはzoomでの画面の共有を教
デスクトップ画面の一部を切り抜いて
ソフトを使っている時の画面を見せることもでき
ビデオ会議やプレゼン用の機能ですが、レッスンで
ただし、事前の準備が十分でないと無
レッスンのあとはカマンチェというイランの擦弦楽器を聴かせてもらいまし
音もふくよかないい音でしっかり聴こえました。
擦弦楽器の方がオンラインには向いているのかもと思いま
それとこの生徒さんは、自身のブログに詳細なレポートを書いてくれました。
受講された側からの感想やレポートはとても貴重で参考になる資料です(^^)
ありがとうございます。
その記事はこちら ブログSlitOUDより「遠隔レッスン体験談」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ドイツ在住で活躍されている恩師吉田佳正先生から声をかけていた
先方朝9時、こちら夕方4時。Skypeの接続で、吉田先生もQ2n使用。
タイムラグはこの近所とのやり取りとほとんど違いは感じず
ドイツと日本でも十分にレッスン可能な感じでした。
久しぶり
「やっぱり、Q2n使いやすいよねー」と意見が一致しました。
そのあとも、ドイツの様子やギター界のことなどいろいろ
楽しかったです。ありがとうございました(^o^
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ハープの田中麻里さん。FBとzoomを試しました。
ハープの音はギターより音域が少し上ということがあるの
割と聞きやすかったですね。
機材はMacブックだったのですが、やっぱりマックは音
もちろん、内臓マイクの話です。
iPadに続いてMac勢はそんな感じ。
互いの近況なども知らせ合って「ま~、頑張りましょう」
この災難が終わったらまたライブしまし
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