1.柳(ヨーク)“8つの眼識”より Willow(A.York)from Eight Discernments
https://youtu.be/HlUmRu3r0qs
「柳」(アンドリュー ヨーク 1958-)“8つの眼識”より
Willow(Andrew York 1958-)from Eight Discernments
アンドリュー・ヨークの“8つの眼識”を一曲ずつ取り上げようと思います。
第1曲「柳」 Lazy , Let ring (けだるく、響きを残して)
欧米人の「柳」のイメージを調べてみると、うなだれた木の姿から「別れ」(男女のものや死別も含む)の象徴という話もありましたが、ヨークのこの曲がそこまでの思いを表しているかはわかりません。ただ、もの憂げに風に揺れるような印象は受けました。ちょっと空を仰ぎ見たりもするけれど、また風に吹かれるまま時が流れてゆく・・・という様子を浮かべながら弾きました。
アンドリュ・ヨークは
米バージニア州出身のギタリスト・作曲家。ジョン・ウィリアムスが89年に発売したCDに収録した「サンバースト」で大きくブレイクし、現在もカリスマ的な人気を誇っています。またロサンゼルス・ギターカルテットのメンバーとして活躍していたことでも良く知られています。
「8つの眼識」
とてもシンプルな8つの小品を収めた「Eight Discernments」は日本語訳で「8つの眼識」とされていますが“眼識”というのもまたあまり使われる言葉ではないので意味がつかみにくいところですね。あえて書くと「楽譜や音楽からイメージや美しさを感じ取る眼(能力、力)」というような感じでしょうか。学習者用の作品という位置づけのようですがそれぞれが特徴的なキャラクターを持った音楽で弾いていてイメージを掻き立てられます。
ヨークの楽譜
ヨークの楽譜はかつての紙の出版をすべて引き上げて、現在はダウンロードによる販売になっているようです。この曲もダウンロードで入手することができます。
https://www.andrewyork.net/SheetMusicDownloads.html
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