第19曲~2台のギターのための24の漸進的なレッスン(カルッリop 27)
2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)
演奏
小川和隆 (パノルモ1847年)
長谷川郁夫 (ラコート1828年)
第19曲:アレグロ ニ短調 4/4拍子
オペラのワンシーンを思わせる緊張感にあふれたドラマチックな音楽です。いろいろなイメージを掻き立てられますが例えば・・・冒頭の付点音符は戦いの開始。緊迫した状況と士気の高まり。0:20 うねるように上行する音型は敵の城へ進撃の様子、0:28 Amのカデンツ敵味方のぶつかり合い。0:45 八分音符で刻む伴奏と半音ずつ下行する和音は(戦いに勝利したとして)今度は崩れゆく敵城からの脱出・・・こんなのはいかがでしょうか。たった1分半にも満たない短い曲ですが手に汗握るスペクタクルを感じませんか?カルッリ先生が音楽の楽しみ方を教えてくれているような気がしました。
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