マリアルイサ(J.S.サグレラス)ギタルラ社版(青本)にて
マリアルイサ(フリオ サルバドール サグレラス 1879-1842)
ギタルラ社の新ギター教本の楽譜で演奏しました。
Maria Luisa (Julio Salvador Sagreras 1879-1842)
on edition Casa de la Gutarra
マリアルイサ(フリオ サルバドール サグレラス 1879-1842)
ギタルラ社の新ギター教本の楽譜で演奏しました。
Maria Luisa (Julio Salvador Sagreras 1879-1842)
on edition Casa de la Gutarra
サグレラスはアルゼンチンのギタリストで緻密なギター教本や技巧的なギター作品で知られています。たとえば「蜂雀」はずいぶん前になりますが村治佳織さんの演奏でCM起用されて巷でよく弾かれたことがありました。
この「マリアルイサ」は運動性のある甘い旋律が印象的で、サグレラス作品としては弾きやすい部類。教室でもよく取り上げられるレパートリーです。
そして楽譜のことですが、いま日本でよく見るものが今回のような版です。代表的なものとしてギタルラ社の青本の楽譜で弾いてみましたが、初版のファクシミリを見ると音も指示も少し違っています。というわけで今回はこちらの楽譜で弾き、後日改めてファクシミリ版の楽譜による演奏も収録してみようと思っています。
音符の違いについては下にファクシミリ版のリンクを張っておきますので興味のある方はそちらをご覧ください。演奏指示については一番大きく違うのは今回の版がAllegro(アレグロ・快速)としていることでファクシミリの方ではMazruka(マズルカ・舞曲の名称)となっていること、それとダイナミクスの指示はギタルラ版は教本だけあって割と細かく書き込まれ、内容的には積極的で押しの強い曲想が読み取れました。参考程度に動画のあとに冒頭部分を掲載しました。ちなみにファクシミリの方はダイナミクスやアクセントの指示はありません。
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