ケンプ氏のジグ(作者不詳)
https://youtu.be/HPedZ3e2jCk
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ケンプ氏のジグ(作者不詳 16世紀)
Kemp's Jig (Anon. 16th century)
使用ギター:ヘルマン・ハウザー1世 1937年 ウインナーモデル
キルシュナー社リアルガット(羊腸)弦とアクイラ社絹芯の低音弦
Guitar: Hermann Hauser Sr. 1937 wiener style
Kürschner real gut strings and Aquira silk core bass strings are used.
ギター演奏:長谷川郁夫
Guitar:Ikuo HASEGAWA
ケンプ氏のジグ
ルネサンス時代のイギリスのリュート曲。リュート界ではメジャーな作品のようで、ギターでも良く弾かれます。ケンプ氏とは当時、シェイクスピアの劇団で活躍した喜劇役者で「ジグ」と呼ばれる劇の幕間で行われる歌や踊りを混ぜた即興的な余興が得意だったということです。
この曲はいま風に言えばそんなケンプ氏をリスペクとして作られたということでしょう。弾むようなリズムが踊っている様子を思わせる楽しい小品です。
中段のいわゆるサビにあたる部分、(♯)ファ・ラ・(♯)ファ・ラと弾いたところ、続いて一音下がってミ・ソ・ミ・ソとなる所がわかっていても意外で新鮮な響きと感じられ、この曲が長く愛される所以かなと思っています。
楽譜について
この曲は多く出版されていますので様々な楽譜をもとに自分で楽譜を作りました・・・というか、どういう風に弾くか決めたくらいの感じです。第6弦をDにする楽譜や第3弦をF♯にする楽譜もありましたが、ここでは普通のギター調弦で弾いています。
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