クリーガーのメヌエット
https://youtu.be/8H2Ag2msqho
メヌエット イ短調 (ヨハン・クリーガー1651-1735)
Menuetta-moll (Johann Philipp Krieger 1651-1735)
使用ギター:ヘルマン・ハウザー1世 1937年 ウインナーモデル
キルシュナー社リアルガット(羊腸)弦とアクイラ社絹芯の低音弦
Guitar: Hermann Hauser Sr. 1937 wiener style
Kürschner real gut strings and Aquira silk core bass strings are used.
ギター演奏:長谷川郁夫
Guitar:Ikuo HASEGAWA
クリーガーのメヌエット イ短調
クリーガーはドイツバロック時代の作曲家・オルガニストです。調べてみると大作も含めたくさんの作品を残していましたが、何と言っても「クリーガーのメヌエット」と呼ばれるこの可愛らしい小品が良く知られ親しまれているのは小学校の音楽の教科書に掲載されていたからなのではないでしょうか。
かく言うわたしもこの曲をリコーダーで吹いたのがバロック音楽の初体験だったかもしれません。
短調のもの悲し気な響きとその美しさが、今まで感じたことのない不思議な気分であったことを憶えています。こども心にキュンときました。
楽譜について
クリーガーは兄(1649-1725)も作曲家で紛らわしいことに兄の名が“ヨハン・フィリップ・クリーガー”といいます。このメヌエットは弟のほうの作品でした。原曲はロ短調で1697年に出版されたとあります。
ペトルッチ楽譜ライブラリー:https://imslp.org/wiki/Menuet_in_B_minor_(Krieger%2C_Johann)
この演奏では青本でおなじみの新クラシックギター教本(小原安正著・ギタルラ社版)に収録されているイ短調の楽譜をもとに自由に装飾をつけてみました。
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