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2022年1月 5日 (水)

「タランテラ(テルツ&プライムギター二重奏)」J.K.メルツ作曲

1_20220105164201
https://youtu.be/P8HYkyAglWY

ちょっと懐かしい演奏をアップしました。
3年ちょっと前、2018年の秋におこなった新潟の植木和輝さんとのデュオ演奏のライブ音源からメルツの「タランテラ」。

この曲は「吟遊詩人の調べop.13」に入っている独奏曲をメルツ自身によって二重奏に仕立てたというもので構造的には独奏曲をほぼそのままテルツギター(わたし)が弾き、オブリガートのプライムパート(植木さん)を加えています。
二重奏化によって響きに厚みが出て迫力が増すメリットがある反面、もともとややムズのこの曲をアンサンブルとして成立するように弾くこととか、原曲イ短調をテルツギターに移すことでプライムパートが♭3つもあって弾きやすいとは言えないハ短調になる(しかも意外とややこしい楽譜)など二人掛りだからといって弾きやすくなるわけではないタイプですが、それでもアンサンブルで弾くと楽しさ倍増です!

2018.10.13コンサート
「長谷川郁夫&植木和輝 19世紀ギターデュオの世界」より
(新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ スタジオAにて

ギター演奏
植木和輝 長谷川郁夫
Guitar
Kazuki Ueki & Ikuo Hasegawa

「タランテラ」
ヨハン・カスパール・メルツ (1806-1856)作曲
テルツギターとプライムギターによる二重奏
どちらのギターもJ.G.シュタウファー作です。(1830年頃)
ガット弦使用・指頭奏法

Tarantella
Johann Kaspar Mertz (1806-1856)
terz & prim Guitar duo
Both guitars were produced by J.G.Stauffer[c1830]
We using real gut strings and play the guitar without fingernails.

テルツギターとプライムギターによる重奏はウィーンあたりを中心に良く行われたようです。
メルツのギターデュオは全集を見る限りすべてがこの編成で書かれています。

タランテラはイタリアはナポリの舞曲とされますが、語源はさらに南の町タラントに由来します。6/8あるいは3/8拍子の「タタタ、タタタ・・・」と速い刻みが特徴で多くの作曲家がこのリズムを持った楽曲を残しています。

楽譜は
シャントレル社(CHANTERELLE)から出版されている「メルツギター作品集第8巻:二重奏曲集(S.ワインバーグ校訂)[Johann Kaspar Mertz / Guitar works Vol.8 Guitar Duos Editor: Simon Wynberg]に」収録されています。

コンサートのレポートはこちら
http://has.tea-nifty.com/blog/2018/10/19-bc96.html

同コンサートの東京公演
http://has.tea-nifty.com/blog/2018/09/gg19-c640.html

植木さんのホームページごあんない
http://uekinaika.club/kazuki/japanese/

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