
ついこの前、ミュージシャンの友人と話をしていたら
「ギターは持ってるんだけど、ちょっと弾けるようになりたい」
って言うんですね。
キーボードがやれて、ウクレレをポロンポロンやっていたのも見てたし
三味線もやってるので、ギターは当然弾けるんだと思っていたんですが
どうもムズイそうで・・・(^_^;)
そうしたら、この時期あんまり外出られないんだし
いい機会と思ってやってみたら?ということで
こんな本(曲集)を紹介してみました。


コード弾きって、あまり難しくない3つか4つくらいのコードを覚えると
それなりに伴奏ができちゃったりして、単旋律より響きがあるから
「ギター弾いてる」感がちょっとうれしかったりするんですよね。
さらに覚えた同じコードで違う曲がいくつも弾けちゃったりなんていうのも
コード弾きの醍醐味であります。
4つのコードはシンプルだけどそこからもう少しいろんなコードを覚えれば
12色、さらに24色の色鉛筆が使えるようになる気分?
この本はそんなあたりを狙ったちょっと面白そうなものでした。
目次はこんな感じ。(クリックすると大きくなります)
好きな曲、弾いてみたい曲あります?

どの曲も調号無しで、コード4個から10個まで。
この本で出てくる10個のコードが扱えれば
この曲はすべて弾けるという寸法です。
歌の音程を合わせるときはカポを使います。
扱うコードは出てくる順番的に
C / F / G / Am / Dm / E7 / Em / D7 / Fm / A7
ほとんど説明のない(譜の見方も)本なので
入門者にはこれだけだとちょっと迷うかな~という気もします。
なれていない人は側にだれか
アドバイスしてくれる人がいるといいカモ。
うちの生徒さんにもそういう風に言う人いるんですが
「クラシックギター習っているけど、コードはよくわからない」
なんていうタイプなら、初心者とは違うんで割とすぐ弾けちゃうし
そこからコード弾きの面白さもわかってきます(^^)
この本をコード弾きの入り口にしようという方は
いきなり後ろの曲をやらずに
これを練習曲集と思って少しずつ
扱うコードの数を増やしていくといいと思いますよ!
ところで、この本を勧めたけっちゃんはさっそく購入(^o^)丿
ページを開いて見たところ
「げっ!最初からFが入っている・・・」
とおののいていました(笑)
しかもほとんどの曲にFは登場します(^_^;)
ま~調号無しですからC調のスリーコード(C/F/G)は出ちゃいますよね。
いずれは通らねばならない道だし、
♯3つのA調にしたとしてもF#mなんてすぐ出てきちゃいますからねえ。
カポしてFなら少しは押さえやすいかもしれませんね。
そんなことを思いながら他の本も検索していたら
姉妹本でこんなのもありました。


すごいなー、セーハなしで50曲。ニーズに応えているなあ(笑)!
どんな風になっているのか、わたしも買ってみようかなと思っています。
しかし、我々ギタリスト的にはそこまでセーハを嫌わなくても
いいんじゃないかと思うのですが。。。(^^ゞ
はじめは弾きにくくても、そのうち弾けるようになりますよ、セーハ。
確かに力の要素もゼロじゃないですけど
むしろ楽器の調整や手の形、身体の使い方だったりします。
さて、この「かんたんコード10個で弾ける」シリーズは
結構人気なのか、いろんなものが出ていました。


「かんたんコード10個で弾ける!」
楽しいギター弾き語り60 J-POP編


「かんたんコード10個で弾ける!」
楽しいギター弾き語り50 平成ヒットソング編



「かんたんコード10個で弾ける!」
楽しいギター弾き語り60 こどものうた編
しいて言うと、表紙に出ているタブを見るとわかると思いますが
これらの曲集で扱うコードってほぼすべて一緒なんですね。
ですから、この10個を覚えたら何百曲も弾けるということになるのですが
できるようになってきたら10個だけでずっとやっていこうと思わずに
できれば、これらを足掛かりに
さらにいろんなコードに親しむような方向がいいんじゃないかなとは思ったりしています。
そういえばウクレレバージョンもありましたよ、さすが抜かりないなーヤマハ!


ウクレレバージョン
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