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2022年11月20日 (日)

原善伸先生とセッション ランクラージュマンop.34(ソル)より ワルツ

221117

2022年11月17日収録
この日は良い秋晴れの中、横須賀は原善伸先生のお宅を訪ねました。
原善伸先生は活発な演奏活動、CDの出版そして日本大学芸術学部や洗足音楽大学他でのギター指導で知られるギター界の重鎮です(現在は退官され2021年洗足学園より名誉教授の称号を授与されています)。

原先生宅はこれで3回目の訪問となりますが、いつも気さくに迎えてくださいます。
この日もギター談義・音楽談義から原先生の元気の秘訣にせまる健康談義まで様々な話題で盛り上がりました。
そしてこちらの1828年作同年のラコートによるギターデュオのセッション!
お手合わせいただきながら「200年前の愛好家たちもこんな風にギターを持ち寄って楽しんだでしょうか・・・」そんな思いを馳せながら弾いています。
せっかくなので、記念に!と思って収録した動画ですが原先生よりご快諾戴きセッションの中の一曲をアップしました。

おかげさまでとても有意義で貴重な時間を過ごさせていただきました。
楽しい時間はあっという間と言いますが、この日はまさにそんな一日でした。
原先生、そして奥様、ありがとうございました。

演奏と使用楽器
原善伸 ラコート1828年パリ
長谷川郁夫 ラコート1828年パリ (同年!)
ともにガット弦を使用し、指頭奏にて演奏しています。

原先生ホームページ
http://www.hara-guitar.com/

ワルツ ランクラージュマンop.34(フェルナンド ソル)より
19世紀のオリジナルギターデュオ曲としてよく知られるランクラージュマン。日本語訳のタイトルでは「はげまし」といわれています。
構成は序奏~変奏~終曲という3つのパートからなります。序奏部はカンタービレ(歌うように)の指示があり文字通り歌謡調の美しいメロディを持っています。続く変奏はアンダンティーノ2拍子、明るく軽やかな主題に続いて表情豊かな3つの変奏がありコーダ(結尾部)を経て継ぎ目なく終曲のワルツに接続します。
この動画でご覧いただくのはその終曲の部分です。楽しいリズムと運動性のある旋律、そして華やかなエンディングに向かう様子が魅力的な佳曲です。

ランクラージュマンの楽譜は頻繁にパートが入れ替わる協奏風スタイルのものが圧倒的に知られていますが、実はそれはソルの弟子として知られるナポレオン・コストの編曲によるもので、ソルのオリジナル(原曲版)としてはこのようにパートがシャッフルされない版があります。
今回はソルの原曲版として Hamburg: Jean Aug. Bohme, n.d. Plate 34. を使いました。
楽譜はペトルッチ楽譜ライブラリーで無料にて見ることができます。

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