2023賀正 メヌエット(バッハ) アルペジョーネとワッペンギター
あけましておめでとうございます。
2022年は大変お世話になりました。
おかげさまで無事に新年を迎えることができました。
世の中の情勢は安定とか安心とかには
まだまだ遠い感じもしますが
とりあえず、自分自身とその周囲については
心穏やかに、また日々を自由に楽しく過ごせるよう
微力を尽くしたいと思っております。
ギター関連の音楽活動については
レッスンや演奏、そしてこちらのYouTubeチャンネルを通じ
いろいろな方とのご縁が生まれ
活動の幅と楽しみが広がりました。
ライフワークとして続けている
19世紀ギター、ガット弦、指頭奏法などは
マイナーともいえるアプローチではありますが
興味を持ってくださった方から
質問や応援のメッセージをいただく機会もあり
嬉しい手ごたえも感じています。
音楽は美
音楽は愉しみ
そして、音楽は社交
今年もみなさまとのご縁を深め
また、新たなご縁にも出会えたらと思っております。
みなさまのご多幸をお祈りしております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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今年の演奏はバッハにしました。
横尾幸弘編のギター二重奏曲集に収録されていたもので
わたしが中学生でギターを始めたころ
部室にこの楽譜があったので、曲に馴染みはあるものの
残念ながら原曲の出典がわかりません。
おわかりの方がいらっしゃいましたらご教示ください。
簡素ながら品よく美しく可憐な小品。
弾いていると懐かしいギター部の部室の
景色や匂いや友達の顔・声が
ふと脳裏をよぎったような気がします。
アルペジョーネは以前に比べるとだいぶ慣れてきて
弾く楽しみが大きくなってきました。
まだまだぎこちないですが
今回はハイポジションに挑戦!
このあたりが弾けるようになってくると
今後レパートリーの幅も広がります(^^)
アルペジョーネ(arpeggione)は19世紀初頭に発明された
ギターとチェロのハイブリッド楽器で
ヴィオロンチェロ・ギターなどともよばれていました。
この楽器は長野の名工、石井栄氏に作っていただいたもので
2019年製レプリカです。
ワッペン型ギターはラベルがありませんが
ドイツ・オーストリア系でおよそ100年から向こうのものです。
シールド(盾)型などとも言われ、
ハウザー1世やワイスガーバーなども作っていました。
この個体はヘッドもスクロールしていて、指板もスカロップ加工と
当時のイカしたギターって感じでしょうね。
演奏はうちのカミさんです。
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