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2023年2月

2023年2月25日 (土)

ソルヴェイグの歌(グリーグ) Solveigs Sang(Grieg ) / Soprano & Guitar

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https://youtu.be/W9ramJzu22I

ソルヴェイグの歌
2023.2.25収録

作曲:エドヴァルド・グリーグ 1843-1907 ノルウェー)
ギター伴奏編曲~長谷川郁夫 arr.Ikuo HASEGAWA
ソプラノ:土居千亜紀 Chiaki DOI (Sop.)
ギター : 長谷川 郁夫 Ikuo HASEGAWQA (Gt.)

もとは劇音楽として作られたものを自身で再構成した組曲「ペール・ギュント」からの1曲。
ソルヴェイグは主人公ペール・ギュントの若き日の恋人で、放浪生活を続けるペール・ギュントを待ちわびて歌う曲です。
北方を感じるメロディとグリーグの和声で描かれた哀しみと多幸感が交錯する心情を表した音楽が心を打ちます。

土居 千亜紀(ソプラノ)
声楽を横尾佳子、小山裕之、高橋康人、齋藤美穂子らに師事。グリーグ歌曲を原語で演奏することをライフワークとしている。これまでにIda Gdim、Kjell Viig、Njår Sparbo、Solveig Kringleboth、Bodil Arnesen等の声楽マスタークラスを受講。2015年グリーグアカデミーで開催されたグリーグ歌曲ワークショップに招聘参加し、Grieg's VillaコンサートにてSandra Mogensenと共演。2007年より野中正氏と定期的にリサイタルを催す。2021年9月ソフィアザールバロックにてオールグリーグプログラムのリサイタルを開催。日本グリーグ協会演奏家会員。日本ノルウェー協会会員。

土居さんとの動画、こちらにもあります、
シューベルトのアヴェ・マリア https://youtu.be/mie56_iNbfw

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2023年2月21日 (火)

《ギターデュオ》おてもやん(熊本県民謡)/ 深代朋子&長谷川郁夫

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https://youtu.be/KFp-gyGGIuo

2023.2.20 収録
おてもやん(熊本県民謡)
ギターデュオ演奏:深代朋子 & 長谷川郁夫

昨日の深代さんとのリハでの一コマ。
ちょっとファミコン時代のゲーム音楽を彷彿とさせるコミカルなアレンジですが、ずいぶん昔にニイボリギターで流行っていました。可愛らしい女性二人が下駄に浴衣の和装で満面の笑顔で弾いていたんですよ。懐かしい人にはかなり懐かしいでしょう(^o^)丿
こちらは来る本年(2023年)3月26日に深代朋子さんとのライブがあり、その演目の一つになっています。
開場は南武線宿河原駅前の「ポトス」にて
ただし現在、午後の回は満席で午前10時からの回が残席僅少です。よろしくお願いいたします。
ライブのご案内はこちらにて

《関連情報》
毎日更新のふかしろブログ
https://ameblo.jp/guitermimi/

ふかしろHP
http://fukashiro3guitar3school.web.fc2.com/index.html

ライブ会場「ポトス」ブログ
https://profile.ameba.jp/ameba/peacevb/



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2023年2月20日 (月)

コーヒー ルンバ ペローニ作曲 長谷川郁夫編曲 演奏:むさむらギターサークル

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https://youtu.be/ZHz7fT98KQE

収録日:2020.11.27.
新しく作ったむさむらギターサークルHPを飾るために少し前に収録した演奏をアップすることにしました。
2020年ははやり病のせいでせっかく練習したのに演奏会は中止。・・・なので、録画として残そう!となったものです。

むさむらギターサークルは
東京都武蔵村山市で活動するアマチュアのギター合奏団です。
指導はわたしですが、いまはメンバーが少ないこともあって一緒に弾いています。
メンバー募集しています。
サークル活動の様子はホームページをご覧ください(^^)
https://musamura-guitar.jimdofree.com/

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はせがわ音楽教室 第27回 発表コンサート

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はせがわ音楽教室 第27回発表コンサート
2023年4月22日(土)12:00開始 (入場無料・要ご予約
たましんリスルホール(立川市民会館)小ホールにて

クラシックギター、19世紀ギター、ウクレレ、フォークギターの生徒さん24名が出演します。

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2023年2月19日 (日)

《ライブ演奏》愛らしい19世紀のエチュード集

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https://youtu.be/loj3cROZKsY

2023.2.11 カフェ・カプチェットロッソにて
「19世紀ギターとその音楽~長谷川郁夫ギターコンサート」より

愛らしい19世紀のエチュード Lovely 19th Century Guitar Etudes

マエストーソ ハ長調 “はじまりの歌”(ジュリアーニ op.51-1)
アレグレット ニ短調 “さすらい”(カルッリ op.27ギター教本より)
アンダンティーノ ト長調 “ちいさな川”(カルッリ op.241ギター教本より)
ト長調 “風にのって”(ソル op.35-4)
イ短調 “祈り”(アグアド ギター教本より)
アンダンテグラツィオーソ イ長調 “こだま”(カルカッシ op.60-13)
アレグレット ロ短調 “月光”(ソル op.35-22)

使用ギター:ルネ・フランソワ・ラコート 1828年 パリ
キルシュナー社(ドイツ)のガット弦とフィガロ社(神戸)の絹芯低音弦を使用しています。

先日淡路町カフェ・カプチェットロッソライブの冒頭は「愛らしい19世紀のエチュード」と題して小さなギター練習曲をまとめて弾きました。「こういうのも人前で弾くの?」と思われるくらい小さくたわいのない曲も入っていますが身近に音楽を感じられるカフェコンサートならではと思って取り上げています。
いまこれらの可憐な曲を丁寧にさらうとギターの音色や曲そのものの美しさとともに、わたしがギターを始めたばかりの頃にこれらの曲を弾いて感じたことや、誰が弾いていたとかあんなことを言っていたとか、さらには音楽にはあまりまつわらない当時の出来事まで胸に去来し少々不思議な気分に見舞われます。まあ、音とか匂いとかってそういうところありますよね。

ところでこういった練習曲にはたいがいタイトルが付かないものですが、ソルの「月光」などは後の人がそう呼ぶようになったのでしたね。少し前に読んだ本によると「月光」は日本で付けられ呼ばれているとのことでしたが…。
そこで今回は「月光」以外の曲にわたしがタイトルをつけてみました。これは空に浮かぶ雲を指さして「これはクジラが跳ねているところ」とか「あれはネコが伸びをしている」とか言うようなもので、ごく軽いイメージ遊びの類ですがそれだけでもその曲への親しみがぐっと増すのを感じます。
「・・・まずは小さなオードブルをつまむような気分で200年前のギターとガット弦の音色を味わっていただければ」と添えて、この小さな7曲を続けて演奏しました。こちらをご覧の皆さまもYouTubeにてぜひどうぞ。

神田淡路町カフェ・カプチェットロッソ
http://cappuccettorosso.jp/

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ギターサークル響 第27回 響ぽこぽこ音楽会 (昭島市)

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ギターサークル響
第27回 響ぽこぽこ音楽会

2023年4月5日(水) 開演14:30
昭島市公民館 小ホールにて 先着80名様
入場無料

わたしの指導する昭島市のギターサークル響の定期演奏会。

2002年の結成よりずっとこちらの指導を担当してきましたが、この度事情により本年5月で指導を降板することになりました。したがって定期演奏会(ぽこぽこ音楽会)でのわたしの指揮は今回が最後になります。これまで支えてくださったお客様とメンバーさん達へ感謝の想いを込めて臨みます。平日の開催ですが、よろしければ是非ご来場ください。

なおギターサークル響は新たな講師を迎え、これからも続いていきますので変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

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2023年2月18日 (土)

10弦ギターのこと


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昨日の午前中はおらが街 武蔵村山のむさむらギターサークルの指導日でしたが、来る3/17紀尾井町サロンホールでの相川達也さんのリサイタルのチラシを配布したことから休憩時は10弦ギターってなんだ~!? という話題に。

そんなわけでイエペス式10弦ギターがどうなっているかをボードを使って熱く解説してしまいました(≧▽≦)

そう言えば、わたしはネジメさん作の10弦ギター(たしか初号機だった)をずいぶん前に所有していたことがありましたが、練習はしてみたもののついぞ本番で使うことがありませんでした。
どうしても弦を間違えちゃうんですよねー(笑)
一曲だけ弾く何かの講師演奏の時に「今回こそ使おう」と思ったことがあったのですが、本番近くの練習の際に・・・あれは確かヴィラ=ロボスのプレリュード第1番だったかな、最後に感慨深く「ミ~」と響かせるところを一本間違えて「ド~」が鳴った瞬間に心が折れました。
結局わたしにとって10弦ギターはレッスン室で生徒を威嚇するだけの存在でした(レッスン室でももちろん弦を間違えます)。いい音してたんだけどなー。

相川さんはもちろん長く正しく素晴らしく10弦ギターを操っておられます。わたしが10弦ギターを弄っていた頃もいろいろなアドバイスを戴きました。リサイタルのご盛会をお祈りしております(^o^)丿


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相川 達也 ギターリサイタル ご案内
♦ 3月17日(金)
♦ 紀尾井町サロンホール
♦ 19時開演
♦ 3,500円 学生1,000円
♦ お問合せ 055-252-5526(相川) 

 

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2023年2月16日 (木)

ライブ告知:4月14(金)ー15日(土)ー16日(日)葉山

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旧足立邸 古楽音楽会 Vol.2
19世紀ギターとその音楽
3つのオリジナル楽器とともに
長谷川郁夫(19世紀ギター)辻康介(歌)

2023年
4月14(金)15日(土) 16日(日)
14日は第2部のみ、15・16日は2回公演
第1部 開場 10:00 開演 10:30 / 閉演 12:30 閉場 13:00 
第2部 開場 14:00 開演 14:30 / 閉演 16:30 閉場 17:00
※14(金)は追加公演のためチラシには記載されていませんが間違いではありません。

[料金]
各回 9,000円(ウェルカムティー付き)
[会場]
旧足立邸 (神奈川県三浦郡葉山町:詳細はご予約時にお伝えします。)※JR「逗子」駅、または京浜急行「逗子・葉山」駅からバス。お車も可(駐車場は要事前予約)

[ご予約・お問い合わせ]
Velvet Knot info@velvetknot.com
Da Nemo musicadanemo@icloud.com

公式宣伝ページ【Da Nemo】
http://musicadanemo.com/2023041516.html

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美しいチラシが手元に届きました(^o^)丿
4月は国の文化財にも指定された葉山の洋館(1933年竣工)にて演奏をいたします!
この日の使用楽器はルイス・パノルモ1844年(ロンドン)のギター、ルネ・フランソワ・ラコート1828年(パリ)のリラギター、ヘルマン・ハウザー1世1914年(ミュンヘン)のリュートギターの3台。
アンティークの調度品に囲まれ古(いにしえ)の趣きを感じながら演奏できると伺い、今から楽しみにしています。
4/14-16の3日間で全5公演。ぜひ、皆様のお越しをお待ちしております。

~演目~~
《19世紀ギターで》
序奏とファンダンゴ(アグアド)

《リラギターで》
庭の千草(アイルランド~メルツ編)
春の日の花と輝く(アイルランド~ジュリアーニ編)
ライ麦畑で出会ったら(スコットランド~ジュリアーニ編)

《リュートギターで》
グリーンスリーブス(イギリス~カッティング編)
アルマンド~無伴奏チェロ組曲第1番より(バッハ)

《歌とギターで》
カヴァティーナより「私の溢れる涙に」(ジュリアーニ)
イギリスのバラッド 「私の心とリュート」(ビショップ曲 トーマス・ムーア詞)
埴生の宿(ビショップ曲 ペイン詞)

ほか

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以下、公式宣伝ページ【Da Nemo】より引用

葉山に暮らし、葉山を訪れる人なら誰もが心に留めている美しい洋館、旧足立邸。別荘文化の象徴とも言えるこの建物を継承し家族で暮らし始めた柴田さんご夫妻と知り合い、ある日、旧足立邸をはじめて訪れました。アンティークに溢れる美しい空間、ここなら、単に椅子を並べるだけではない、空間を楽しめる本来のサロンコンサートが出来る!

 その後、旧足立邸が、国の登録有形文化財となったことをきっかけに、プライベート・コンサートを開きました。演奏者は宇田川貞夫さんで、ご自身所有のオリジナルのヴィオラ・ダ・ガンバを中心に、3つの楽器を演奏していただいたのです。そして、この空間に並ぶ古楽器を見て、楽器というものは本来無機質な空間にあるためにデザインされたのではないということに気づいたのです。  第2回めとなる今回のコンサートは、長谷川郁夫さんの19世紀ギターの演奏です。クラシック・ギターは、100年から200年前にはやや小柄で、弦はガット(羊腸など)で作られていました。音色や音量も現代のクラシック・ギターとは異なります。長谷川郁夫さんは、オリジナルの19世紀ギターを数多く所有し、これらの古楽器にふさわしい演奏法を探求している稀有なギタリストです。今回は19世紀から20世紀初頭に作られたオリジナル・楽器を3台使って、それぞれの楽器にふさわしい音楽をお楽しみいただきます。旧足立邸の空間にこれほど合う楽器はないでしょう!2時間の企画の中で、15名限定の1時間コンサート、演奏者の間近に演奏者と語らいながら、館を空間をめぐり、選びぬかれた紅茶も楽しんでいただきます。(辻康介)

 

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松井邦義ギター工房

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今日(2023/2/15)は町田の松井邦義さんの工房まで車でひとっ走り!生徒さん所有の松井ギターのリペア依頼に同行してきました。
松井さんのギターはよく存じており、これまでも多くの生徒さんに薦めてきましたがご本人にお会いしたのはわたしも初めてです。
優しく丁寧な対応をいただき生徒さん共々感激!やっぱり、作った方に見て頂いたりお話を伺うのは嬉しいものですよね。
生徒さんのギターは2004年のものでかれこれ20年といったところ。
割れの修理、フレットバリ取り、各部点検とともにそして4月の発表会に立奏で臨みたいという希望からストラップ用のピンを増設もお願いしたところ、快く引き受けていただきました。
お気に入りのギターが健康を取り戻し、さらにカスタマイズされて・・・これは仕上がりが楽しみですね。

わたしはと言えば「せっかくですから、ぜひどうぞ」と新作のギターを試させていただきました。拝見した柾目の中南米ローズ横裏をもったアルカンヘルモデルは深い低音の鳴りと穏やかであたたかみのある高音が上級機らしい品の良さを持ってバランスしていました。そして松井ギターすべてに通じるネックの心地よい感触があり、いつまでも弾いていたい良いギターでしたねえ(^o^)丿
松井さんありがとうございました。
生徒さんのギターをよろしくお願いいたします。

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2023年2月15日 (水)

むさむらギターサークルの新HPができました

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わたしの指導するむさむらギターサークル
(東京都武蔵村山市で活動)

このたび新ホームページができました(^^)/

練習日記のページも新規に作って

練習の様子をお伝えしています。

よろしかったら是非のぞいてくださいネ!

むさむらギターサークルHP
https://musamura-guitar.jimdofree.com/


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2023年2月 7日 (火)

ライブ告知:7月2日(日)立川(玉川上水駅)

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建 孝三 & 長谷川 郁夫
クラシックギター デュオコンサート

2023年7月2日(日)14:00開演
3500円(ご予約も承ります)

出演:建孝三 長谷川郁夫
会場 ホーム ギャラリー ステッチ
場所 西武拝島線・多摩モノレール 玉川上水駅より徒歩10分
問い合わせ&ご予約 i.has@nifty.com (はせがわ)

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昨年12月25日に予定しておりましたデュオコンサートは演者の体調不良にて中止~延期としていましたが、このたびホームギャラリーステッチへ会場を移し、7月に同プログラムにて催すことといたしました。

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地元立川(玉川上水駅)のギャラリーにてわが師匠、建孝三先生とデュオの演奏会を催します。オールデュオ、モダンギターによる演奏となります。重厚かつクラシカルな演目を心ゆくまでお楽しみください。
みなさまのお越しをお待ちしております

《プログラム》~下に曲目解説をのせました!
幻想曲 op.54bis (ソル)
協奏風二重奏曲 op.31-3 (ロイエ)
ロンドン交響曲(ハイドン~カルッリ)
オペラ「セビリアの理髪師」序曲(ロッシーニ~ジュリアーニ)
協奏的変奏曲 op.130 (ジュリアーニ)
ゴエスカスの間奏曲 (グラナドス)
オリエンタル (グラナドス)
「はかなき人生」よりスペイン舞曲 (ファリャ)

《出演者紹介》

Tate
建 孝三
ギターを小原安正、兼古隆雄、和声学を清水 環の各氏に師事。第18回東京国際ギターコンクールに優勝し、文部大臣賞、スペイン大使杯等を併せて受賞する。
1976年に渡欧しA.ポンセ、J.トーマス、O.ギリア、B.ベニーデス、J.L.ロドリーゴ、N.イエペスの各氏に師事する。
1978年に帰国し、数々の個性的なリサイタルやCDのリリースに加えてフルートの巨匠A.マリオン氏や世界的二胡奏者 姜 建華(ジャン・ジェン・ホワ)氏、ベルギーを代表するギタリストのイヴ・ストルムス氏ら、著名な音楽家との共演を重ねる。また、東京シティフィルやアメリカンクラブにてギター協奏曲を共演する。
海外でもニュージーランド、ベルギー、ベトナム、チェコ共和国にてリサイタルを行い、特にベトナムでは、ホーチミン市フニャンのギター発展に貢献した実績により表彰を受け、また「GUITAR GALA 2011」に招待されるなど高い評価と人気を得て
いる。
2012年4月にはチェコの世界的なギタリスト・作曲家であるジリ・イルマル氏の招聘され、チェコ国内で単独のリサイタルのほか同氏とのコンサートツアーを行う。
2015年 ベトナム・ホーチミンで行われた “Saigon International Guitar Festival 2015”に招聘される。

たてHP:https://kozotate.com/

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長谷川 郁夫

日本大学芸術学部音楽学科ギター専攻卒業。
ギターを故・芳志戸幹雄、建孝三、吉田 佳正他の諸氏に師事する。
1982年全日本ギターコンクール重奏部門
第1位。1988年G.L.C.学生ギターコンクール大学生の部第2位などを受賞。
現在「美しい曲を親しみやすく」をモットーに独奏のほか、ギター二重奏及び歌や他楽器とのアンサンブルにも力を入れて活動を行っている。
また、19世紀〜20世紀初頭にかけての当時の楽器を使った演奏も興味をもって取り組んでいる。2006年成田フィルの招聘を受けギターコンチェルトを演奏した。
東京都立川市在住。武蔵村山市、立川市、昭島市で「はせがわ音楽教室」を主宰。立川、昭島、武蔵村山、池袋にてサークル指導も行なっている。

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建孝三&長谷川郁夫デュオ 過去のライブ演奏(YouTube)はこちらをクリックしてご覧ください

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演目のご紹介(当日配布のプログラムより)~曲目解説:長谷川 郁夫

ジョアキーノ ロッシーニ(1792-1868 伊)
 〜マウロ ジュリアーニ(1781-1829 伊)編曲
オペラ「セビリアの理髪師」序曲
ロッシーニは生涯に39のオペラを作曲し、それらは人々をたいへん魅了して、当時もっとも人気のあるオペラ作曲家でした。もちろん現在でもオペラの定番となっています。「セビリアの理髪師」はその中でもとりわけ人気が高く、ロッシーニの没後もたくさん再演されています。序曲も一度聞けば耳に残るような印象的な作品ですが同じ曲が「パルミーラのアウレリアーノ」「イングランドの女王エリザベッタ」という別なオペラにも使われていました(いわゆる使い回し)。ちなみに今回演奏するジュリアーニ編の楽譜にはタイトルが「エリザベッタ」とありましたが、現代で最も通りの良い「セビリアの理髪師」と表記しました。

一方ジュリアーニはカルッリやソルと並んで19世紀初頭を代表するギタリスト・作曲家ですが1819年にロッシーニとの出会いがあり、その後に全6曲の大作「ロッシニアーナ」を作曲するなどロッシーニへの傾倒が強くありました。

今の時代、規模の大きなオーケストラの作品をギターにアレンジすると聞くと何かそぐわないような、あるいは大それたことのようなイメージもあるかと思いますが、ギター黄金期と言われる19世紀の頃は頻繁に行われていました。それはレコードなど無かった時代にオーケストラの曲でも身近に楽しみたいというニーズがあったとともに、ギターにそれらを表現するに相応しい能力があったということに他なりません。かのベートーヴェンはジュリアーニの演奏を目の当たりにして「ギターは小さなオーケストラだ!」という言葉を残したといいます。

余談ですが美食でも知られるロッシーニは高い人気を誇ったオペラ「ウィリアム テル」を発表した37歳であっさりオペラ作曲を引退し、その後音楽はピアノ曲や歌曲などを書きながら料理の創作や高級レストランの経営などをしています。トリュフとフォアグラを使ったフランス料理で目にする「○○のロッシーニ風」は正にこのロッシーニのことです。

マウロ ジュリアーニ (1781-1829 伊)
協奏的変奏曲op.130
19世紀ギター黄金期の名手マウロ・ジュリアーニによるギター二重奏のためのオリジナル作品。ロッシーニの影響を思わせる勇壮な序奏に始まり、軽やかな主題とそれに基づく6つの変奏およびコーダによる規模が大きく堂々たる楽曲です。

日本語で“協奏的(風)”と訳されるコンチェルタンティ(コンチェルタート・コンチェルタンテ)は元々が協演するという意味で、ギター二重奏などでは互いにパートを入れ替えながら構成されているということを示す場合が多いものです。しかし、この作品の場合そういったシーンがないわけではないものの、どちらかと言えばオーケストラなどによるソロコンチェルト、つまり名手の腕前をアンサンブルの中で楽しむというような性格が前面に出ています。

それぞれの変奏は技巧的なパッセージや朗々と歌うようなシーンなど緩急自在、葬送行進曲ありグロッケン(鉄琴)の響きを模したハーモニクスありと様々なアイデア満載で、当時一流のテクニシャンとして人気を誇ったジュリアーニの姿を彷彿とします。そしてコーダ(結尾部)では気持ちが高まったところで一気に駆け下りるスケール(音階)によって華麗に曲を締めくくります。

アントワーヌ ド ロワイエ (1768-1852 仏)
協奏風二重奏曲 Op.31-3
ロイエはギタリスト、作曲家であると同時に軍人でもありました。音楽の方では初期にチェンバロ及び5コースギターを学び後に6弦ギターに移行しますが、本日演奏の作品316弦ギターの最初の作品とありました。作品は室内楽が多く初期ロマン派の作風で非常にレベルが高いものであることは本日演奏の作品からも伺えます。

「協奏風」とは伴奏とメロディが固定することなく交錯し丁々発止とやり合いながら曲が進んでゆくスタイルを指します。曲は重厚なソナタ形式の第一楽章、続く第二楽章は複合三部形式のロマンス、そして第三楽章はスピード感にあふれるロンドという構成の全三楽章で当時の音楽としては典型的なものですが、ギター作品としてはなかなかここまで典型を整えたものが少ないので貴重な存在と言えます。曲の気分もどこかベートーヴェンのピアノソナタを思わせる力強さと渋さを感じます。

Ⅰアレグロ アジタート
Ⅱロマンス アンダンテ ソステヌート
Ⅲロンド ポコ ビバーチェ

フランツ ヨーゼフ ハイドン(1732-1809墺)
 ~フェルディナンド カルッリ(1770-1841伊)編曲

ロンドン交響曲
交響曲(シンフォニー)はオーケストラによるソナタというような意味合いです。その発生については諸説ありますがバロック時代にはシンフォニー、シンフォニアといった名称がよく見られるようになり、ハイドンやモーツァルトが活躍した古典派時代(18世紀中葉以降)に形式が確立したと言われています。

この「ロンドン」は106番まであるハイドンの交響曲中第104番にあたり、初演は1795年でした。ハイドンが自筆譜に「私がイギリスで作曲した12番目(の交響曲)」と記していることから19世紀になってから「ロンドン」という愛称で呼ばれるようになったということです。

ギター二重奏への編曲は19世紀にもっとも人気があったと言われるフェルディナンド・カルッリによるもので、ギターの機能を存分に活かしハイドンの音楽を効果的にギターアンサンブルに落とし込んでおり、弾いても聴いても楽しい楽譜に仕立てる仕事ぶりにはその人気の要因の一端を見る思いです。

原曲の全4楽章中カルッリがアレンジしたのは序奏を含む第1楽章です。ニ短調の序奏(アダージョ)は静寂を破る大音響の斉奏を聴かせたのち、ピアノとなって何かを暗示するようなフレーズが続きます。序奏が終わると気分は一転、ニ長調(アレグロ)の輝かしく快活な音楽が流れだします。

エンリケ・グラナドス(1867-1916西)
オリエンタル
オペラ「ゴィエスカス」間奏曲
グラナドスはスペインカタルーニャ地方のリェイダ出身のピアニスト。作曲家としてはアルベニス、ファリャ等と並び近代音楽の中でもスペイン国民楽派と言われる作風を代表する作曲家です。スペイン国民楽派の描く旋律、リズム、情緒といったものはそれがオーケストラ作品やピアノ作品であっても根底にギターを思わせる面を持っていることから当時よりギター用の楽譜に効果的にアレンジされ、演奏される機会も多く、我々ギタリストにはその作品とともにたいへんなじみの深い存在といえます。

オリエンタルは「12のスペイン舞曲」作品37として1892年から1900年にかけて作曲されたピアノ曲集の第2曲にあたります。タイトルの「オリエンタル」は「東方の」といった意味になりますが、作曲者自身がつけたものではなく没後にそう呼ばれるようになったとのことです。構成はA-B-Aの三部形式。Aでは簡素なアルペジオにのせた神々しくも神秘的な旋律、Bでは情感に訴え、むせび泣くような旋律と美しい対比を見せます。

続いて演奏しますゴィエスカスも先の「12のスペイン舞曲」とともにグラナドスの代表作となっています。タイトルのゴィエスカスとは「(画家の)ゴヤ風の音楽」という意味を持っており、ゴヤの絵画から霊感を受けて作曲されたといいます。もともと全6曲(のちに2曲補遺される)ピアノ独奏用の組曲(1911年)があり、後に全3幕のオペラに作られました(1915年)。本日演奏する間奏曲はオペラになった際に加わった楽曲で第1幕と第2幕の間に置かれますがオペラ全曲中最も人気があると言っても過言ではなく、グラナドス自身によるピアノ独奏用編曲をはじめ様々な楽器にアレンジされ親しまれています。

マヌエル デ ファリャ(1876-1946西)
オペラ「はかなき人生」より スペイン舞曲
ファリャはスペインの紙幣にもなった近代スペインの作曲家です。オペラ「はかなき人生」は1904-1905年に作曲され1913年に初演されました。今日ではこのオペラが上演されることは滅多にないとのことですが、中に含まれる「スペイン舞曲」は大変人気が高く、ファリャの代表作の一つにもなっており、クライスラーの編曲によるヴァイオリンとピアノの版をはじめ、様々な楽器編成で演奏されていますが本日演奏のプジョール編のギター二重奏版も名編曲として名高いものです。

フェルナンド ソル(1778-1839)
二台のギターのための幻想曲op.54bis
19世紀ギター黄金期における大家フェルナンド・ソルは幻想曲(ファンタジー)という名の曲を比較的多く作っています。幻想曲は形式に寄らず自由な発想で作られた器楽曲につけられるタイトルですがソルの場合はソナタではなく(ソナタ形式を含まない)、中~大規模で、特別な題名がつかない作品にこの名をつけているように見受けられます。

美しいメロディと活き活きとしたリズムをソルの真骨頂ともいえる円熟した作曲技法でまとめ上げたこの幻想曲はソルの後期を飾る最も華やかなギターデュオ作品と言えるでしょう。

構成は序奏~変奏~終曲と続けて演奏する形となっており、中でも賑やかなスペインのリズムで書かれた終曲はエンディングのラスゲアード(かき鳴らし)奏法も相まってギターらしく盛り上がります。

Ⅰアンダンテ
Ⅱアンダンティーノ
Ⅲアレグロ スペイン風舞曲 (dans le genre Espagnol)

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今週末のライブ

今週末2月11日(土・祝)は神田淡路町のカフェ・カプチェットロッソで19世紀ギターとその音楽を堪能していただくソロライブです。ご予約くださったみなさまありがとうございます。3回公演でお席もだんだん埋まってきましたが、後ろの時間の方はまだ余裕がありますのでご興味おありの方、よろしければこれからでも是非ご予約・ご来場ください わたしへのご連絡でも承っております(^^)/お待ちしております。 地下鉄の駅からすぐでとてもアクセスの良いところです。
こちらの動画リンクは当日の演目の一つです。

そのほかに「ソルの魔笛」「アグアドのファンダンゴ」「ジュリアーニとメルツによるアイルランドとスコットランドの民謡」「カルッリ、ジュリアーニ、アグアド、ソル、カルカッシの愛らしいエチュードを集めたもの」を予定しています(^^)
実演奏でおよそ60分ほど。ちょっと長めのショートプログラム?になってしまった(笑)

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立川市 市民文化フェスティバル 2023 (立川市ギター倶楽部出演)

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第65回立川市民文化祭
市民文化フェスティバル 公演
~明るく 元気で 楽しく~
令和5(2023)年2月12日(日)
たましんRISURUホール(立川市民会館)
大ホールにて
11:30-16:00(開場11:00)入場無料
立川市ギター倶楽部は11:50頃の出演予定です!

主催:立川市文化協会
共催:立川市 立川市教育委員会
   (公財)立川市地域文化振興財団

毎年行われる立川市文化協会主催の市民文化フェスティバル。市内の様々なサークルの様子を楽しく目にすることができます。
わたしの指導する立川市ギター倶楽部も文化協会に所属していますので恒例参加の行事となっています。
今年は大ホールでの公演!練習にも熱が入りますね(^^)
演目は「百万本のバラ」と「ビター スウィート サンバ ~ ミスター ロンリー」の2曲。公演は11:30開始でわれわれの出演は2番なのでおよそ11:50頃かと思います。お近くの方、よろしければ是非聴きにいらしてください。

以下、豪華なパンフレットのその他のページもどうぞ!

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