スウィート ライフ(アンドリュー・ヨーク ) Sweet Life(Andrew York)
スウィート ライフ(アンドリュー・ヨーク 1958-)
Sweet Life(Andrew York 1958-)
アンドリューがこの楽譜の説明につけた短い解説では「(自身の)音楽と人生の長い結びつきを表現した、とても個人的かつ叙情的な作品」とのこと。タイトル「スウィートライフ」は・・・音楽とともに歩んだ半生、いろいろあっても今ならすべてよかったと言える・・・という感じでいかがでしょうか。楽譜の初めにはintimately(親密に)と言葉が添えてあります。そう思って弾いてゆくと優しく穏やかな旋律に乗せてわたしも様々な想いや出来事が心中を去来します。
もう一つ、この作品はバロック時代のフランスの作曲家フランソワ・クープラン(François Couperin1668-1733)のチェンバロ曲で代表作としても知られる「神秘の障壁(Les baricades mistérieuses)」のスタイルで書いたともありました。いわゆるロンド形式で、繰り返されるロンド主題とその間に挿入される3つのクプレと呼ばれるエピソードで構成されています。
ギター演奏:長谷川 郁夫
指頭奏法
Guitar:Ikuo HASEGAWA
playing the guitar without using nails.
アンドリュー・ヨークは
米バージニア州出身のギタリスト・作曲家。ジョン・ウィリアムスが89年に発売したCDに収録した「サンバースト」で大きくブレイクし、現在もカリスマ的な人気を誇っています。またロサンゼルス・ギターカルテットのメンバーとして活躍していたことでも良く知られています。
ヨークの楽譜
ヨークの楽譜はかつての紙の出版をすべて引き上げて、現在はダウンロードによる販売になっているようです。この曲もダウンロードで入手することができます。
https://www.andrewyork.net/SheetMusicDownloads.html
最近のコメント