アントニオ・マリン~クラシックギタリスト二人が語る名器の魅力【前編・後編】
【前編】
【後編】
収録:2025.3/30
ギタリスト上谷直子さんのスタジオにお邪魔し、コラボ動画として対談と演奏を収録してきました。
今回のコラボはわたしたちの所有する二つのギターを中心に話題を展開しています。
この2台はどちらもスペインはグラナダの名工、アントニオ・マリン・モンテロ(1933-)によるもので、上谷さんが2006年、わたしの方は1975年のラベルを持っています。アントニオ・マリンは70年代の後半にフランスの名工ロベール・ブーシェとの邂逅によりブーシェマリンとも呼ばれる「モデロB」へその製作スタイルを変え今日に至るので、わたしのマリンギターはブーシェ邂逅前夜の前期型ともいうべきスタイル、上谷さんのマリンはモデロB。対談ではそのスタイルの違い、50年前と20年前の楽器という経年、同じ製作者という同一性などいろいろな観点からざっくばらんに話を進めました。
この日に収録した二人の演奏はこちら
カンタービレ~ランクラージュマン(ソル)より
【関連情報】
上谷直子さん
東京大学インド哲学科卒。A. ポンセ、マリー=テレーズ・ギラルディに師事。 1993年瀬戸大橋国際ギターコンクール第2位。95年春帰国。
上谷直子YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@naokouetani
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