03.終わったコンサート

演奏会のレポートをときどき書きます。

2023年9月16日 (土)

ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2023年 ライブ
10/21(土)
 畠山ミツコ(フルート)&ギター in カプチェットロッソ(淡路町)

2024
3/17(日) 植木和輝&長谷川郁夫19世紀ギターコンサート(新潟)

イベント=====================
2023
11/5(日) 武蔵村山市民文化祭(むさむらGS参加)
12/3(日) 立川市ギター倶楽部 定期演奏会

2024
1/14(日) ギターサークルカノン 第22回定期演奏会
4/20(土) はせがわ音楽教室 第28回発表コンサート

 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2020年12月26日 (土)

終了:ハープとギター de 楽しいおしゃべり~ クリスマス編 ~

202012200014


この前の日曜日はアイリッシュハープの田中麻里さんと小平でライブでした。
麻里さんは今年ソロCDも発表し、
各地で活発にライブを行うなど大活躍のハーパーです。
麻里さんはこの日で年内のライブじまい、わたしも同じくでしたが
わたしの方はいろいろあってこれが今年初めのライブでした。
なんともはや。。。(^-^;
ただ、久しぶりのライブはやっぱり楽しかった!

当日のお客様、麻里さん、どうもありがとうございました。
それと、素敵な空間を提供くださったピアノカフェふうこのご夫婦にも
大変お世話になりました。

来年はもう少しライブ活動できるように進みたいと思います。
またよろしくお願いいたします。
ちなみに来年の2021年5月16日(日)は
国立の音楽茶屋「奏」にて麻里さんとのライブを予定しています。
===========================
202012200003
麻里さんのハープとはライブ3回目のお手合わせ。
いつも楽しくアンサンブルさせて頂いています。
あ、「ハープとギター」が正式名称でしたが
わたしがぎりぎりで作ったこのプログラム逆になっちゃってる
・・・この記事書いてる今気が付きました(汗)
ご、ごめんなさい。
ギターが前に出たいという野望があるわけではありません(笑)
===========================
202012200002
会場のピアノカフェふうこは小平市ですが
駅でいうと西武新宿線・西武国分寺線の小川駅から
徒歩8分ほどの閑静な住宅地にあります。
オーナーのふうこさんがピアニスト、
ご主人もギターとボーカルをされるということで
素敵な音楽カフェになっています。
ピアノは貴重なジャパンヴィンテージを再生させた
珍しくも素晴らしいものということです。
===========================
202012200013
おかげさまで満席に(^o^)丿
・・・とはいえ、入場の制限をつけ
お客様の間合いを取った椅子配置で行っています。
まあ、今どきのライブは全てそんな感じですよね。
お客さん的にはゆったり聴けると好評だったりします。
===========================
202012200001
プログラムはこんな感じ。
後半にクリスマス曲を入れました。
わたしの作品も2曲ほど。
===========================
202012200004
こちら、最後の打合せに余念がないリハーサルの様子。
===========================
202012200005
本番スタート。
タイトルが「ハープとギターde楽しいおしゃべり」ですから、
一生懸命おしゃべりしてます(^^)
マスク越しだといまいち調子が出ないとかぼやきながら(笑)
===========================
202012200006
楽しくアンサンブル中。
今回のハープの音域はギターでいうと
中~高音~さらにもう少し上くらいで
音量も豊かで低音はふくよか、高音はキラキラしていて
ギターともよくなじみます。
===========================
202012200007
麻里さんも楽しいおしゃべり。
楽器の話など、みなさん興味津々で
前のめりで耳を傾けていましたよ。
===========================
202012200009
麻里さんの可憐なハープソロ。
ハープは弾いている姿や指の動きもエレガントで画になりますね。
===========================
202012200011
休憩時間にはいろいろ質問も出ていました。
マスク姿だと忍者映画のポスターみたいで
なんか面白いね(^o^)
===========================
202012200012
ギターソロもしっとりと。
===========================
202012200015
赤いエプロンはカフェふうこのご夫婦、
右は麻里さんのご主人で
この日は録音のエンジニアとしてお手伝いいただきました。
麻里さんのCDはご主人がエンジニアを担当しているんですよ!
というわけでこの度は大変お世話になりました。

| | | コメント (0)

2019年11月24日 (日)

現代ギター2019年12月号グラビアに掲載されました。

19gg
現代ギターの12月号グラビアに

本年9月GGサロコンの写真と記事が掲載されていました。

まだ3か月も経っていないのに

ずいぶん前のことのような不思議な感覚があります。

記事も

「19世紀ギターは現代のギタリストのお試し楽器ではなく、
 もはや専門家のおこなうジャンルとなった」

「長谷川と岡野とのほのぼのとした対話を挟み、
 古き良き時代に戻ったような味わい深い奏楽のひと時であった」

と大変好意的にふれていただき感謝感激!

また来年もこういった世界を探求していきたいと思っています。

共演の岡野聡子さんもこのコンサートのあと

素晴らしいオリジナルラコートギターも入手されたそうで(^^)。

また機会を見つけてアンサンブルしましょう。

これからもよろしくお願いいたします。

| | | コメント (0)

終了:ハープとギター de 楽しいおしゃべり 2

Pb101368
もう2週間近く前になりますが、
11月10日アイリッシュハープの田中麻里さんとコラボした時の様子です。

田中麻里さんとは昨年5月にご一緒して2回目。
おしゃべりライブ楽しかったなー。
会場は国立の音楽茶屋「奏(そう)」でした。

=========================

Pb101370
「ハープとギターde楽しいおしゃべり」というタイトルのライブ。
演者のおしゃべりと楽器同士のおしゃべりもイ
メージしています。

Pb101371
麻里さんが北海道でわたしの名前を出した時に
「はせがわさん?、あ~立って弾く人!」
って言われたエピソードを暴露中。
ここ最近そういうカテゴリーにいるみたい

Pb101381
アイリッシュハープとのコラボは
同じ撥弦楽器という相性の良さを感じます。
互いに癖というか制約の多い楽器ですが
そこが良いのですよねー。

Pb101401
ソロもちゃんとやってます(^^)

Pb101411
この日の楽器は長野の名工石井栄さんの2000年作。
セレーションバックという、雨どいのように曲げた板を
み合わせたナミナミの裏板を持っています。
古いギターでこういった構造を持っている楽器があるのですが、
それをモダンギターに転用しヘッドや口輪、ブリッ
ジのデザインも
遊び心を盛り込んだファンシータイプのギ
ターです。
 ・・・なんていう話をしているところ。

Pb101436
なんとバグパイプ飛び入り~!
友達の近藤治夫さん。
ありがとうございます(^^)

| | | コメント (0)

2019年10月26日 (土)

終了:珈琲とともに楽しむ こもれびコンサート9 ヴィオラとギター~二種の弦楽器による親密な響き 3~

Pa201274

先日10月20日(日)はいつもの永田珈琲でのコンサートがありました。
2回公演を行いましたが、小さな会場ながら両回とも満席(^^)
楽しく演奏させていただきました。
いらしていただいたみなさま、ありがとうございました。

永田珈琲でのコンサートはおよそ年2回行っており、
今回が第9回でしたので5年目ということになります。
この回ではいつもヴァイオリンで共演していただく宮林陽子さんが
ヴィオラに持ち替えての演奏。
煌びやかなヴァイオリンの音色とはまた違う、
落ち着きがあって渋いヴィオラは音域も含めて
ギターとよい相性があったと思います。

※ヴィオラの音域はチェロのオクターブ上。
 ギターに当ては
めると最低音が第5弦のド、
 一番上の弦が第1弦のラとい
うことで、音域が結構重なっています。


ところで、あの日もわたし風邪声でしたが、
演奏を終えたあと気が抜けたのか少しこじらせてしまいました。
ここにきてようやっと復活しましたので、
このレポートも書き、また次に向かっております!

永田珈琲コンサートの今後は来年2020年の4/12がギターの回
宮林さんとは10/18に予定しております。

================================

Pa201195
コンサート冒頭ではギターデュオの名曲、
ソルのランクラージュマンからカンタ
ービレを演奏しましたが
まるでこの組み合わせで書かれ
たかのようでした!

ところで、ヴィオラとギターの曲ってほとんどありません。
そのため、この組み合
わせでの演目はアレンジものが並びます。
この日の演目も前出のランクラージュマンやシューマンの3つのロマンス
フォーレの夢のあとにとかシューベルトのアルペジョー
ネソナタなど。

しかし、カルッリはヴィオラとギターのための曲を作っていました。
この日唯一のオリジナルレパートリー!さすが
カルッリ先生(^^)

Pa201284
ヴィオラ独奏は無伴奏チェロ組曲の第3番。
ヴィオラの音
色を堪能しました。
Pa201214
Pa201218
今回の新機軸、朗読とギター。
宮林さんの朗読する「セゴビア(長田弘)」に続いて、
ゴビア作曲の光の無い練習曲を演奏しました。

Pa201223
わたしのギターソロではテルツギターを使用しました。
二回りほど小さなギターで音程が高く、音色が煌びやかな楽器です。

Pa201178
Pa201309
この日のプログラムです。
アンコールではバッハのシチリアーナと
ジュリアーニのボ
レロを演奏しました(^^)
ありがとうございました。

| | | コメント (0)

2019年9月26日 (木)

終了:水永牧子チェンバロ教室 第13回発表会

P92111021

先日9月21日は初台のオペラシティ近江楽堂にて

水永牧子先生のチェンバロ教室発表会があり、

そちらの生徒さんでわたしの友人、荻荘さんの弾くチェンバロと楽しく共演しました。

曲はビバルディのリュート協奏曲から第2楽章とボッケリーニの序奏とファンダンゴ。

実は荻荘さんとはギター修業時代の仲間なのです。

3年くらい前でしょうか、フェイスブックがきっかけで実に35年ぶりくらいに再会しました。

こうなるとSNSも捨てたもんじゃないなと思ったものです。

荻荘さんがチェンバロを習っていることにも驚きましたが

共演するなんて思いもよらなかったですよ!

 

水永先生ありがとうございます。教室のみなさん、

そして荻荘さんも大変おつかれさまでした!

打ち上げも参加させていただきまして教室のみなさんとも楽しくおしゃべりできました。

荻荘さんからは「また来年も!」という話もありましたので、

次回もあるかもしれませんョ(^^)

================================

P92110611
会場の近江楽堂はドーム型の天井と長い残響で独特な響きを持っています。
ずっと前にリサイタルで使ったりしたこ
ともありましたが、
久しぶりに弾いて古楽器やギターが良
く響くホールだなと思いました。
実際にそういう人たちが
良く演奏会を催している人気スポットです。

P92110991
こちらは荻荘さんの独奏。
演目はなんと、ギターの作品ヴィラ=ロボスの「前奏曲第5番」でした。
周囲の方々がみなバロック音楽を演奏される中、異色な存在(笑)!
昨年はバリオスを弾いたといいますからチェンバロ界のギタリスト?
でもね、すごく良かったですよ。
柔和な和音がホールいっぱいに広がって、大変美しい響き
この曲は「社交界への讃歌」という副題がついていることでも知られていますが、
冒頭部分などは本当にこういう(チェンバロが響くような)
イメージがあったかもと思わせる演奏でした。

P92110891
これが当日のプログラム。
ギターの発表会に慣れていると
「おお、全部クラシックだ!」と思ったり(笑)。

P92111231
演奏が終えホッとした笑顔の皆さんと集合写真。
わたしは光栄にも水永先生の隣に(^o^)丿

 

| | | コメント (0)

2019年9月13日 (金)

終了:GGサロンコンサート「19世紀のギターと音楽の花束」

5

9月6日はGGサロンコンサート

「19世紀のギターと音楽の花束」に出演しました。

この日は秋とは名ばかりの暑い一日でしたが、

たくさんのお客様にご来場いただきサロンは満席!

お集まりいただきました皆様に心より感謝申し上げます。

 

わたしがライフワークとして探究していることは

「19世紀ギター本来の音とギター黄金期の愉しみ」

というようなものになりますが

200年も前のことですから現代に生きるわたしにとっては

それがどのようなものだったか実は本当に本当のものはわかりません。

ただ、その断片は周囲に残っているのですね。

それは当時の楽器や楽譜もそうですが

文学や絵画など他の芸術、音楽以外の情報や資料などなど。

これらをまさぐって出会うものはわたし自身にとって

常に「新しいもの」であってそこに大きな魅力を感じています。


 

しかも19世紀初頭はギターの黄金期とも言われ

当時ヨーロッパでギターが多くの人々の心をつかんだ世界ですから

きっとそれは素晴らしかったに違いない!

それを追求することは現代の我々にも「良いもの」として

「新しく」心に響くものを得ることになるのではないか。

そんなことを思いながら取り組んでいます。

 

とは言えアングラというかマニアックというか(笑)

誰もやらないようなことをコツコツ、シコシコと

試行錯誤しながら積み上げていく世界でして

まあ、自身としては楽しいことではありますが

ともすれば、こんなことが人に良いと言ってもらえるのだろうか?とか

興味すら持ってもらえないのではないか?

などと思ったりする日もあります。

 

このたび現代ギターの方にも励まされ、

岡野さんの協力も得て、

こんなにたくさんの人に観て聴いていただき

しかも、口々に「よかった」と言っていただける日が来るなんて夢のようでした。

本当に皆さまに感謝感激です!!

 

そうそう、フィガロの薮さんに200年前の仕様の再現を目指して

研究開発をお願いしていた(まさにロマンティック♡)

アンティークギター用の絹芯純銅巻の低音弦もこのコンサートに間に合い

ラコートとシュタウファー派のギターを素晴らしい音色で鳴らし、

見事なデビューを果たしました。

これもとてもうれしくありがたいニュースです。

 

これからも精進いたします。

みなさま今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

 

このコンサートを記事にしてくださったブログをご紹介します。

森英行さん
「師匠のコンサートにお邪魔してきました!」

森秀文さん
「19世紀ギターの魅力」

深代朋子先生
「岡野聡子&長谷川郁夫 19世紀ギターデュオコンサートを聴いてきました」

================================

P9060885
この日の現代ギター社ビルの入り口。
チラシが張ってありました。
がんばるぞ。気持ちが高まります!

P9060921
GGグラビア用の写真撮影。
岡野さんのピンクのコットンドレスが可愛らしいですね!

P9060934
今回演奏で使うギター。
こちらの2台はわたしが弾きます。
左がシュタウファー作テルツギター1830年頃のもの。
丹波篠山の名工に大きなリペアを受けて見事に復活しました。
右は1828年のラコート。カルッリ、ソル、コストなどなど
有名なギタリストがこぞって使った名器です。

低音弦にフィガロの絹芯の弦を張っています。
これがなかなか良い音!

P9060935
こちらは岡野さんが弾きます。
左がスクロールヘッドが素敵なシュタウファー派1830年頃。
こちらもフィガロの低音弦装着です。
右はシュタウ
ファー派レニャーニモデルのテルツギターで
カール・ボーリンガー作1850年頃。

P9071055
今回のチラシとプログラムです。
《プログラム》
プライムギター二重奏
・オペラ「ロドイスカ序曲(クロイツェル)」
      (カルッリ3つの序曲op.106より)
・モーツァルトのアンダンテとロンド
      (カルッリop.167)
  ※元曲・・・アンダンテはK.545第3楽章
       ロンドはK.485

岡野ソロ
・6つのアンダンテop.320より第1番・第3番
                (カルッリ)

テルツギターとプライムギター二重奏
・セレナーデop.63(ディアベッリ)
  マーチ~メヌエット~ロマンス~ロンド~マーチ

休憩

プライムギター二重奏
・ディベルティメントop.62(ソル)
 アンダンテ カンタービレ~ポロネーズ楽章

長谷川ソロ
・序奏とファンダンゴop.16(アグアド)

テルツギターとプライムギター二重奏
・グランポプリop.67(ジュリアーニ)
  アンダンテ ソステヌート
   ~アンダンティーノ グラツィオーソ
    ~アレグロ マエストーソ
     ~グラツィオーソ
      ~マーチのテンポで
       ~アレグレット コン ブリオ


P9060946
演奏開始!
カルッリ編の序曲「ロドイスカ(囚われ人)」の(原曲)作曲者は
ベートーベンのクロイツェルソナタで知られるロ
ドルフ・クロイツェルでした。
当時流行したようでカルッ
リのアレンジ以外にも
様々な楽器編成で編曲された楽譜が
残っています。

カルッリ編「モーツァルトのアンダンテとロンド」の
アン
ダンテはソナチネアルバムで有名なピアノソナタk.545の第3楽章。
もともとアレグレット楽章なのですが
アン
ダンテとして扱っているところが面白いです。

P9060970
岡野さんのソロはカルッリの6つのアンダンテから2曲。
カルッリとしてはかなりロマンティックで
濃い感じの名曲
と思います。
カルカッシに捧げられていますから、
そこにはきっと何かの思いがあったのではないでしょうか。
P9060977
曲については少しずつ解説を加えながら進めました。
「ちなみにこの日9月6日は
 これから弾くディアベッリの誕生日だそうで~(本当)」
なんて言っているところかな。
P9060995
ディアベッリのセレナーデは人を楽しませるための
アイデアがいっぱい盛り込まれたサービス精神満点の曲。
マジメ~な感じで弾くより、少しコミカルなくらいに
大げさな表情をつけてアプローチすると曲の良さが出ます。
P9061000
わたし、後半黒にしました。
ちなみに前半は岡野さんがファーストを弾き、ソロも弾くステージ。
後半はわたしがファーストを弾き、
ソロを弾くというよう
な構成にしました。

後半、負担「大」(笑)!
がんばれ、わたし。
P9061003
ソルのディベルティメントop.62はわたしの大好きな曲!
岡野さんの素晴らしい伴奏サポートを得て
思いを込め
て気分よく弾かせていただきました。
ソルのメロディはいつも美しい、
そしてポロネーズってウ
キウキと楽しいですよね!
P9061005
満席のお客様に大感激!
立奏は遠くのお客様にも弾いている様子をご覧いただけますし、
音も飛びやすいと思います。
P9061016
わたしのソロはアグアドの序奏とファンダンゴ。
奥からカ
スタネットの音が聴こえてきそうな
いかにもスペインとい
う素敵な曲です。
P9061034
プログラム最後の曲はジュリアーニのグランポプリ。
ポプリは花束のことで、今回のコンサートタイトルと重ねました。
音楽でポプリというと流行の曲を集めて一つの曲にするスタイルのことです。
テル
ツギターが縦横無尽に活躍する素敵な曲です。
ギターを奏
する喜びに満ちた華やかな作品。

P9061039
弾ききったー!(笑)

P9061041
お客様が多い時の拍手って音が分厚く聞こえるんですよね
もう、演奏家冥利に尽きます。ありがとうございます!
P9061045
アンコールに進みます。
なんか、もうホッとしてるなあ。
P9061048
アンコールはメルツの「ドイツの歌幻想曲」。
「真夜中に」という曲を序奏、主題と二つの変奏に仕立てています。
「歩哨が夜回りの時に故郷に残した恋人を思う
」というような歌ですが
メルツのアレンジではテー
マを奏した後12時の鐘が鳴り響き、
続いて多幸感に包まれた変
奏に進みます。

4
打ち上げは要町の迎賓館!?「青山一品」にて。
壁にサインを書
かせていただきましたので
お店に行かれた際にはぜひ探し
てくださいネ!
岡野さんもおつかれさまでした。

| | | コメント (0)

2019年7月28日 (日)

立川相互病院「夕涼みコンサート2019」

P7270862

昨日は自宅からほど近い立川相互病院にて

「夕涼みコンサート」に出演し、4曲演奏してきました(^^)

入院されている患者さんたちに、ひと時の憩い、気晴らしになるようにと

病院スタッフのみなさんが企画しているものだそうです。

出演はわたしのギターのほかにポップスシンガー、国立音大生のフルートトリオ、

病院スタッフの有志による合唱(←これ、とても良かったです)などがあり、

バラエティに富んだ演目が並びました。

スタッフの方々にも手厚くサポートいただき、楽しく演奏できました。

ありがとうございます。

終了後聴いてくださった患者さんに

「わたし、ギター好きなのよー、また聴かせてね」と声をかけられました(^^)

===================================

P7270858
プログラム表紙
たちぞうさんはニッチェ江上みたいだけど(笑)
立川相互病院のキャラクターだそうです。
くるりんは立川(バス?)のキャラクターでしたっけ。
首のないキャラなんで、浴衣を着せると襟元が難しい・・・(笑)

P7270859
プログラム中
わたしは4曲ほど演奏しました。(^^)
MIMOさんはパフォーマンスが素晴らしく、会場をのせていました。
国音フルートトリオはかわいらしい女性3人
組で
爽やかなハーモニーを響かせていました。
合唱は病院関係者の有志のようでしたが、熱いハートを感じさせる歌声でした。
混声合唱でしたが男性がたくましく
いい声でしたねー。
みんなで歌おう!も盛り上がっていました。

P7270853
P7270854
控室はなんと、診察室を一つ戴きました。
何か新鮮!

P7270861
この度は夕涼みコンサートで演奏をお聴きいただき、
あり
がとうございました。
スタッフのみなさまにも大変お世話になりました。

| | | コメント (0)

2019年7月 8日 (月)

終了:ウクレレ&ギター サマーコンサート7

P7070843

昨日、七夕の7/7は立川は玉川上水駅、ホームギャラリーステッチにて

ウクレレ小山葉子さんとのライブでした。

毎年この時期に開催していますが、これで7回目になります。

この日はあいにくの雨でしたが、

たくさんの方々にお集まりいただき楽しく演奏させていただきました。

ありがとうございました(^^)

==============================

P7070735
7回目のコンサートが7月7日!
ゴロの良い日に開催できました(^^)

 

P7070744
演奏開始!
外は雨で少し肌寒いくらいでしたが
ハワイアンや沖縄の曲が響くと
カラッと明るい気分になります。

 

P7070749
今回ギターはiRigという装置で拡声しました。
簡単で使いやすく、音も特段問題なく、
けっこう便利でした。

 

P7070762
今回の新機軸はギターの二重奏。
葉子さんの楽器は「チマーマン」のラベルを持つ
シュタウファー派ギターで
ドイツの楽器作りの街マルクノイキルヘンで作られました
作られたのは20世紀初頭ですが19世紀ギターの末裔
オリジナルらしいとても良い音色で鳴っていました。

 

P70707771
葉子さんのウクレレソロも素敵でしたョ。

 

P70708511
来年のチラシで使えるかな。

 

P7070753

P7070752

 

 

| | | コメント (0)

2019年6月 4日 (火)

終了:フルートデュオ&ギター トリオコンサート

Img_1218

6月2日はフルートデュオとギターによるコンサートで

東京昭島市は東中神の「さくらオーディトリアム」というサロンで演奏をしました。

お集まりいただいたみなさま、どうもありがとうございました。

今回のプログラムは

バロック~ロマン派~近代現代の作品まで並べたクラシックアラカルト。

二つのフルートの美しいハーモニーとギターの音色を

満席のお客様に聴いていただきました。

 

会場のさくらオーディトリアムは音響も雰囲気もよく、

弾いていて心地良いスペースでした。

フルート二本とのアンサンブルとなるとギターが弱く聞こえそうなイメージがありますが、

このホールと楽器(この日はハウザー三世のショートスケール)に助けられ

バランスよく響いていたようでした。

 

クラシックギターの場合、

どうしても音が小さいと思うとバンバンと大きな音で弾きがちですが、

大きな音ばかりではギターの一番の魅力・表現力であるところの

ダイナミクスの幅が狭くなってしまいます。

なので、「音が小さい」ということはあまり気にしないように

アンサンブルに臨みました。

するとフルートも自然に巧みにコントロールしてくれて

とても幸せなハーモニーになりました。

フルートの河野洋子さん、野原千代さん、どうもありがとうございました。

=============================

P6020669

さくらオーディトリアム到着。
入口も雰囲気があってお洒落ですね。

 

P6020678

さっそくリハ開始。
この日はチケット完売なので
この赤い椅子が全部埋まります!
前の席近い~~(笑) 頑張ろう(^^)

 

201906021334161

フルートデュオとギター。
両手に花で演奏しております。
オープニングはテレマンの「トリオソナタ」と
グラナドス「スペイン舞曲集」から二曲。
お二人とも金のフルートで楽器も音色もキラキラしていま
す。
ハーモニーが素敵。

 

201906021334162

河野さんとはシューマンの「3つのロマンス」を弾きました。
シューマン創作の年に作られた名曲、
クリスマスプレゼントとしてクララに捧げられました。
とてもロマンティックかつ複雑な気分が交錯するこの曲は
さながら明暗さまざまな色が載せられた油絵を観ているようでもあり、
心の揺れ動きを綴った小説を読んでいるかようでもあります。

 

P6020694

今回のコンサートはお話で進めるのですが、
「はせがわさ
んが全部しゃべって!」というのがオーダーでした(^_^;
しゃべって吹くと唇のコンディションが気になるとか。

 

P6020703

野原さんとの曲はテデスコのソナチネ。
ギターの難しいと
ころもありますが、
耽美的な美しさや華麗さがあり、
そし
てネオバロックとも言える精緻なモチーフの扱いが
実にテ
デスコらしくよくできた名曲と思います。

 

P6020711

4つのアメリカンダンスは
原曲がソプラノリコーダーとア
ルトリコーダーということもあって、
ここではピッコロも
登場してもらいました。
かわいらしい音色!

 

P6020719

ギターソロはアグアドの序奏とファンダンゴ。
最近よく弾いています。
気が付くとこの日はオリ番が無いわたしでした(笑)

 

P6020715

この日の最後はマティーカのノットゥルノ。
全5楽章で演奏には30分くらいかかります。
内容的にはセレナーデやディベルティメントといった感じで
音楽の楽しさが前面にある曲です。

原曲はフルート・ヴィオラ・ギターという編成ですが、
ィオラパートをアルトフルートに置き換えて演奏しました
シューベルトがチェロパートを加えて4重奏曲として楽譜を出版した、
その元曲として知られています。

 

P6020675

この日のプログラムです。

 

190602

| | | コメント (0)

より以前の記事一覧