11.おぼえがき

メモ書きをしても「あれ、どこにやっちゃったっけ?」という自分のために。

2021年12月 4日 (土)

ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2021年

イベント=====================
2021年
12/  5(日) 立川市ギター倶楽部定期演奏会(立川)
2022年
4/17(日)     はせがわ音楽教室 第26回発表コンサート

 

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2021年8月13日 (金)

テルツギターのための弦データ

完全に個人的な覚え書きです。

弦長560mmのテルツギター(G)に
440Hz調弦で5キロのテンションをかける場合の高音弦の太さ(計算値)

ナイロン
①0.558
②0.745
③0.939

カーボン
①0.425
②0.568
③0.715

ガット
①0.499
②0.666
③0.840

ハナバッハアルト弦の直径(実測値)ナイロン
①0.59
②0.72
③0.90
④0.64
⑤0.77
⑥0.96

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2021年5月 1日 (土)

弦交換:アクイーラ“セタ” ハウザーウィンナーモデル1937年

2021050100001

ハウザーのウィンナーギター、低音弦交換しました。

今回の弦はアクイーラ社の「セタ」という製品。

七夕(たなばた)じゃないですよ(笑)

セタは絹芯に銀メッキ銅線を巻いていて

アンティークギターの音色を追求した製品です。

同社では高音ガット弦と組み合わせた

「ガット&シルク」という製品も出していますが

その低音弦セットがこの「セタ」になるようです。

ちなみに、「ガット&シルク」は型番800と900があり

太さ的に800<900となっています。

アクイーラのHPを見ると

セタ800とセタ900がありますが

それとただのセタっていうのがあるんですよね(^_^;)

製品管理コードを見ると

セタ800が74c

セタ900が65c

なんですが、

ただのセタは126c

まあ、アクイーラの製品管理で

疑問点がたくさん浮かぶのは毎度のことなのですが

どうやらたぶん65c=126cのようですね。

アクイーラのHPを以下に出しておきます。

https://aquilacorde.com/en/

 

この弦は弦長650mmでA=435Hzまでで運用すること

使用後は半音程度下げて保管することという注意書きがあります。

あと、ちょっとピッチが悪くても文句言わない!ともあるな(笑)

 

というわけで、今回この弦をハウザーの1937年作ウィンナー型に張ってみました。

Dsc_0237

630mmの弦長で半音下げ(415Hz)程度で運用しています。

ガンガン言わない太めの音で渋い絹の音色をちゃんと感じます。

絹の弦は人がしゃべっているような柔らかな温かみがあるんですよね。

オーガスチンの青とかサバレスのコラムとか

ギラッとする音に慣れていると物足りない感じとか

最初から古い弦みたいな感じ(笑)?がするかもしれません。

確かにああいう角の取れた感じがあるんですが

古い弦は単純に劣化してぼけてる音ですからちょっと違いますよ。

 

弦のデータはアクイーラHPで見ることができますが、こちら。

Seta

アクイーラのヒストリカルギター用弦は

ラコートやパノルモなどいわゆる19世紀ギターには強く感じますが

20世紀初頭~戦前あたりのヴィンテージギターなら悪くない選択と思います。

ちなみに戦前までの低音弦はシルク芯でした。

このギターの現在の高音弦も一応書いておくと

第1弦 0.58

第2弦 0.74

第3弦 0.92

のガット弦です。

 

ラコートなど19世紀初頭の楽器にシルクの弦をつけてみるなら

フィガロのほうが良いと思います(^^)

フィガロ http://figarokobe.jp/

わたしはセタを

ストリング バイ メイル https://www.stringsbymail.com/

で購入していますが

こちらには細めのセタ800は置いてないんですよね。

アクイーラのサイトから注文すればよいのですが

そっちは送料がかなり高くて二の足を踏んでます、

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2020年7月18日 (土)

A.E.パスカル1922年 弦交換

Dsc_01591

10月にチェンバロとのファリャ「はかなき人生」の共演を予定しています。

楽譜は基本的にプジョール編のギターデュオ版を使います。

相手がチェンバロでピッチも415Hzということで

ギターはガット弦にしようと思って今回弦交換しました。

 

弦はサバレス社が出しているギター用ガット弦のセット。

第1弦から第3弦はリアルガットで()内実測値

第1弦 0.66mm(0.67)
第2弦 0.74mm(0.75)
第3弦 0.97mm(0.97)

第4弦から第6弦はナイロン芯の銅巻き線で

実測
第4弦 0.73mm
第5弦 0.87mm
第6弦 0.97mm

でした。

感触としては415Hz調弦で第1~3弦は丁度良いくらい。
低音側は第4弦がちょうどよく、第5弦は少し緩く、
第6弦はさらにもう少し緩く感じましたが、
弾きにくいほどでもありません。
メッキ無し銅線らしい、やわらかな音色が心地よいです。

 

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2020年4月29日 (水)

弦の取り付け順を変えてみた!リュートギター

Photo_20200429151201

昨日リュートギターを弾きながら、
この話題を記事にしようと思っていたのを思い出しました。

このリュートギターはハウザー1世のものなのですが、
いままでずっと一般的な弦の取り付け(左)で使っていました。
(写真が小さかったらクリックで大きくなります)
しかしこれだとどうもペグのおさまりが悪く、
調弦時にグルンと回って(緩んで)しまうことも多々ありました。

まず左写真でいう所の第6弦や第1弦を差し込む穴が真ん中近くにあるので、
写真のように弦の巻きつき具合を調整したり、
ナット溝への角度も気になっていました。

とにかく、その「グルン」は困るので
ペグの(穴・本体)調整を頼まなきゃいけないかな
と思っていたところだったんですが、
じっと眺めていてハタと気づきました。

「弦の取り付け順を変えたらいいんじゃないの?」

そして変えてみたのが右の写真。
弦の張力による圧力がペグを支える穴の両側にかかる感じで
おさまりも良くなって、なんと問題解決。

弦を差し込む穴の位置関係からも、
ひょっとしてこちらが正解、デフォルトだったんじゃないかとも思いました。
右の写真の方が弦の流れっていうんでしょうか、取り回しも自然に見えます。

しかし、身についた習慣とは恐ろしいもので
調弦の際に触るペグを毎度毎度!!!間違えるので笑っちゃいます(^-^;

ちなみにペグの調子を整えるのはこれをすれる部分に塗り付けます。


W.E. Hill ペグコンポジション

最近、液体のタイプも見つけました。
今度試してみようかな。


ペグコンパウンド

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2020年4月19日 (日)

マイク用ショックマウントのゴム交換

オンラインレッスン用にマイクを使おうと思って、
部屋の奥からゴソゴソ取り出したマイクは
ショックマウントのゴムがボロボロに傷んでいました。

まずは純正の補修パーツを探してみたのですが全く見つからず
他社の製品のパーツでは長さも太さも合うかどうかわからず
しかも一般的にこのゴムのパーツ、メーカーから出ているものは
どれも高価なのですね。
どうしたらいいのかな、と思いあぐねていたところ
説明してくれるサイトを見つけました。

参考にさせて頂いたのはこちら。
https://zizii2015.blogspot.com/2019/01/blog-post_9.html
説明が詳細かつ購入すべき品物も具体的でこういうの、
ホントにありがたいです。

わたしもそれに倣っていってみました(^o^)丿スタート!

今回の購入品

 
金天馬 アウトドア用ゴムロープ 3mm 3mカット 赤
金天馬 アウトドア用ゴムロープ 4mm 2.5mカット 黒
↑ 4mmがいい人はこちらで

SeideのPC-M2というマイクです。
ジュラルミンケースにこんな風に入っているのがかっこいいでしょう(^o^)丿
15年位前のものです。当時宅録を試していたのですが挫け、死蔵されていました。

20200416006
ショックマウントはゴムひもの力でマイクを宙づりにして
床からの振動からマイクを守ります。
よくミュージシャン
のスタジオ録音風景で見かけたりする
見た目もかっこいいアイテム

ステレオ用に2台持っていまして、
こちらのゴムはまだ生きていたのですが・・・

20200416007
もう一つの方はこんな感じでボロボロ。
今回は両方取り換えちゃいます。

20200416008
アウトドア用ゴムロープ登場!
マイクの純正も3ミリ程度だったので3ミリを選びましたが、
4mmでもよかったかな、くらいでした。
「金天馬」という製品にしました。440円でした。
Seideの純正交換用ゴムっていうのは見つけられませんでしたが、
他メーカーでもショックマウント用ゴムってすごく高かった
りします。

しかも他メーカーの純正だと太さや長さがあってるかどうかわからないし。
というわけで、ここは自作が一番でしょう。

20200416009
これは丸いゴムロープを輪っかにするときに使うものです
その名も「ゴム留め金具」
この存在と名前を知らないと検索すらできないんですよね
クロームメッキのアルミ製10個で235円でした。

20200416010
そして熱収縮チューブ。
ゴムが直径3mmですから、5ミ
リのものを選びました。
およそ10センチの長さの黒と赤、
5本ずつ入ったもので
540円でした。

20200416011
作業開始!
一か所留めねじを外せばループのままで取り出せるのですが、
面倒なので切っちゃいます。

20200416012
このショックマウントのゴムの長さは30センチだったの
同じく30センチでカットしました。
ゴムが伸びちゃうと元の長さがわからなくなるので
まともな片方が残っていてよかったな。

ゴムは必ず劣化するので
ショックマウントのゴムの長さは
新品時に測っておくのが吉だなと思いました。

20200416013
端っこは芯のゴムを巻いているポリエステルの生地が
ほつれてくるのでライター
であぶって留めます。

20200416014
ここで「ゴム留め金具」の出番です(^^)
まず片側を軽く留めて、もう片側を差し込みこちらも同様に留めたら
クルクルと回
しながらだんだんに絞めていくと綺麗に留められます。

20200416015
でも、今回ゴムを輪っかにするのはこの穴を通してから。
熱収縮チューブを忘れずに挿入しておきます。

20200416001
両端を留めて輪っかにしたら、
ゴム留め金具を隠すように
チューブを収縮させます。
これが必要かはわかりませんが、
元のゴムもこんな感じになっていましたので。

本当はこのライターではなくて
以前フレットガットの末端
処理用に購入した
電池式のはんだごてを使いたかったので
すが、
どこを探しても出てこない(汗)!
家庭内遭難中です。

20200416002
まあまあ綺麗にできました(^o^)丿
・・・ということにしましょう。

20200416003
上も下も出来上がりました。

20200416004
そして装着からの出来上がり。
赤ゴム、カッコイイなあ。自画自賛(^o^)丿
おかげさまで安くできたし、大満足です。

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2020年3月10日 (火)

テルツギター G.シュタウファー 1830ca. 弦交換

Dsc00511

来る4/12ライブに向けて弦交換。
この楽器では重奏でメルツのタランテラのほか
独奏で弾くジュリアーニの大序曲も
こちらを使う予定でいます(^^)

ガット弦はオイルにしばらく浸けてから
張るようにしています。
その方が持ちが良いようです。

Dsc00510

そんな話も近く別な機会に記事にしようと思います。

==============================

さて今回は、高音弦を少し細めにすることと
全ての弦をキルシュナー社のものにしました。

テルツギター G.シュタウファー 1830ca. 弦長560mm

前の弦 → 張り替えた弦 張力(415Hz時)

第1弦 0.54    → そのまま       5.212㎏

第2弦 0.81    → 0.70           4.915㎏

第3弦 0.94    → 0.88           5.493㎏

第4弦 0.69(実測)→ 0.63(換算1.26) 5.630㎏

第5弦 0.86(実測)→ 0.84(換算1.60) 5.095㎏

第6弦 1.06(実測)→ 1.07(換算2.10) 4.926㎏

前の弦については第1弦はキルシュナーでもう少し使えそうなのでそのまま。
第1・第3弦はトロのラムだと思います(やや不明)
第4~第6弦はハナバッハ・テルツ用弦でした。

ハナバッハ・テルツ用は良く鳴るのですが
音色がギンギンしていて
全体のバランスが低音弦過多の傾向にるのが気になっていました。
キルシュナーにすることで鳴り方のバランスは良好になりましたが
第5第6弦辺りはもう一段テンションを下げても良いかと思いました。

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2020年3月 7日 (土)

フィガロ絹芯低音弦のゲージを測ってみました

フィガロの19世紀ギター用純銅巻絹芯低音弦
ゲージ(太さ)を実測してみました。

RE 0.77
LA 0.91
MI 1.02

数値を見て思ったより太いなと感じました。
その割にはあまり張りが強く感じません(個人的感想)。

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2020年3月 6日 (金)

アクイラの弦「ガット&シルク」と「セタ」

アクイラ社で作っている
19世紀ギ~20世紀初頭ギター用のセット弦についての覚え書きです。

アクイラ社のHPは以下の通り。
https://aquilacorde.com/en/

19世紀ギター用のセットを見る場合は
上のコンテンツリンク「Modern Music Strings」に進み
さらに「Historical Guitar」と進みます。

するとまずシンセティック素材の弦として
アンブラ800と900、さらにテルツギター弦があります。

800と900は太さの違い(800<900)で
800は19世紀初頭タイプ
900は19世紀末~20世紀初頭タイプ
とされているようです。

リアル素材の方はガット&シルクというセットがあり
こちらも800と900があります。もちろん注目はこちら。

しばらくこれをじーっと見ていたのですが

このガット&シルク800の低音弦だけでも買えるのかな?
と思って問い合わせてみると

「setaっていうのがあるから、それを買うと良い」

と返事が来ました。

セタは絹芯の低音弦を持ったセットで高音弦はナイルガットだったかな。
それがあることは知っていましたが、やっぱりその低音は同じものだったのか。
でも、それを購入するリンクがアクイラHPに無かったんですが
そのメールが来た後にもう一度見てみるとできてました(^_^;)
いま作ったでしょう(笑)?
セタの800と900がありました。

ふーん、と思って眺めつつ、今度は

「セタの低音弦はバラで一本ずつ注文できますか?」

と質問を投げてみました。すると

「今はセット販売だけ。将来的には対応するかも」

くらいの返事でした。なるほど。

さらに眺めているとそれらの弦データ
太さ(ゲージ)やテンション表示がなんか変。というわけで

「HPの弦データ、違ってませんか?」

と訊いてみたら

「ごめん、ごめん」って感じで以下のデータが出てきました(^^)。
あ~、よかったよかった。これで気持ちも落ち着きます。

記号・数値は弦・テンション(kg)・ゲージ(mm)の順。
テンションは弦長650mm、A=435Hzのものです。

seta 800
RE *5,9 0,81 ext
LA *6,7 0,91 ext
MI *5,9 1,15 ext

seta 900
RE *7,3 0,84 ext
LA *8,3 0,94 ext
MI *7,3 1,17 ext

Gut & silk 800
mi *6,5 0,62
si   *6,0 0,79
sol *5,0 0,91
RE *5,9 0,81 ext
LA *6,7 0,91 ext
MI *5,9 1,15 ext

Gut&Silk 900
mi *8,1 0,66
si   *7,0 0,82
sol *6,6 1,00
RE *7,3 0,84 ext
LA *8,3 0,94 ext
MI *7,3 1,17 ext

これで確かにセタとガット&シルクの低音弦は同じもの。
ただし、19世紀ギター用としてはこの800シリーズでも
わたしが使っているゲージより2段階くらい太い(張り強い)ですね。
フィガロの絹芯低音弦は薮さんと相談して
わたし好みに調整してもらったんで(#^^#)
上記よりぐっとテンションが低く設定されています。

あと、高音弦用のガット弦はギター用のセット以外にこちらからも選べます。
https://aquilacorde.com/en/early-music-strings/

上記の場合ラムガットのHU
ビーフガットのニスありHVとニスなしHLから選ぶことになると思います。

ラムとかビーフと聞くとお肉が頭に浮かびますが(笑)

追記
アクイラから来たseta800の弦データから
ガット弦換算値を出してみました。
(キルシュナーの弦計算尺使用)

Gut & Silk800とseta 800(同じもの)
ガット換算値
RE  1.29
LA  1.82
MI  2.29

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2020年1月13日 (月)

ガット弦と巻弦のこと~ピラストロマスと銀めっき

先日、原善伸先生とチャットにて

ディオニシオ・アグアドやエミリオ・プジョールが教本に記した

爪弾きや指頭引きに関する記述について話していたところ

ちょっと面白いものがありました。

プジョールが自分で使っている弦のゲージに触れています。

Photo_20200113222201

クリックで大きくなりますので是非見ていただきたいのですが

たとえば第1弦で12.5-13.5という数値・・・。

注釈ではこれが1/10mmの単位だというから驚きでした。

だって、これ第3弦でも使わないくらい太いですよ。

わたし「・・・ちょっと考えられませんね、ホントかな(^_^;)」

原先生「この半分ならわかるけどね」

 

それからいろいろ調べていたのですが

以前よくお世話になっていた、ムシカアンティカ湘南の資料ページに

ピラストロの話を見つけることができました。

ガット弦のお話し(クリックで全文が見られます) より

2-4,ピラストロ社の弦の太さ
ガット弦をお好みの方が使っている場合が多いピラストロ社は独自のゲージ(太さ)を表す表示単位「ピラストロマス」を使っており、1pm(ピラストロマス)が 0.05mm 換算となります。

これでプジョール教本の弦のはなしがつながりました。

これはピラストロマスであの数値の1/20がミリメートルなんだと思います。

つまり、原先生のおっしゃる通り半分でした。

文章も挿絵もピラストロですしね。

あー、なんかスッキリしました。

 

巻線の方は「ソルの頃はどんな低音弦を使っていたか」という話題で

もちろん、芯線はシルク(かガット)で異論はありませんが

今回は巻き線の話。

これはフィガロの薮社長ともいろいろ意見を交わしたものでした。

結局19世紀初頭は銀めっき(電解めっき)はまだなんじゃないか

ということで、純銅線を巻くということで合意したのですが、

例えばウエムラ工業HP「めっき産業のあゆみ」には
https://www.uyemura.co.jp/museum/plating/chapter01/index.html

電気めっきの発明
1800年にイタリアの物理学者・ボルタによってボルタ電池が開発されたことは、それまでアマルガム法や置換めっきによって行われていためっき処理方法に大きな変革をもたらすきっかけとなりました。1805年にボルタの僚友のブルグナテリは、ボルタ電池を使って初めて電気めっき(電解めっき)に成功しましたが、当時ヨーロッパで強い影響力を持っていたフランス皇帝ナポレオンとの対立により、彼の研究成果はフランスの学会で隠匿され、実用化には至りませんでした。

電気めっきの実用化
ブルグナテリの後、1830年代から40年代にかけて世界の複数の科学者によって電気めっきの開発が行われ、その技術は産業界に広まりました。イギリスのバーミンガムで金銀玩具の製造業を営んでいたエルキントン商会は、メッキ加工の改良を考え、1840年に電気金・銀メッキの特許を申請し、認可されました。ロシアでは、1858年に首都サンクトペテルブルクにおいて、建物内部に世界で初めて大規模な電気金メッキが施された聖イサアク大聖堂が完成しました。

という話が掲載されており、

ちなみにわたしのラコートは1828年(原先生も同年)なんで微妙~(笑)。

ただ1830-40年代にかけてめっき技術が急発展したのであれば

カルッリ(1770-1841)やソル(1778-1839)の晩年頃は

後の主力となる銀めっき銅線巻の低音弦を試していたかもしれませんね。

では、めっきになる前はどうだったでしょうか。

フィガロで作ってもらった「純銅」(どうだけに?)

あと「純銀」というのは有ったと思います。高価な感じはします。

純銅は素材としてけっこう柔らかいですね。

銅に錫を混ぜたブロンズや亜鉛を混ぜたブラスなども可能性はあるのかなあ。

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