12.オンラインレッスン

2020年9月 6日 (日)

アンサンブルができるオンラインレッスン…ヤマハ・シンクルーム

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昨日はヤマハのシンクルームというソフトを使ってアンサンブルのセッションという形のオンラインレッスンを行いました。このソフトを使ったレッスンは今わたしのところで2組受け持っています。
シンクルームはネットデュエット(β版)というソフトから進化した製品版(登録のみで無料です)で、音声通信の遅延が最小限に抑えられ、結果パソコンを介して耳で聴き合いながらのアンサンブルができるという画期的な製品です。
このコロナ禍で外出も会合もままならない中でも生のアンサンブルが楽しめることに感嘆しますが、コロナが収まっても居住地が離れているなどで合わせ(レッスン)の時間が取れない時などにも積極的に使えたらと思います。音声品質もまずまずで使用感は非常に快適です。

シンクルームは音声のみの対応なので、この写真のように相手の顔を見るために別なzoomなどのソフトを(マイクミュートして)立ち上げています。ただし、zoomは遅延がありますから身体の動作による合図は基本できません(合いません)。

シンクルームを導入するためには
1)光回線など高速なインターネット
2)PCへの有線LAN接続
3)オーディオインターフェイスを介した音声入力
などが先生と生徒双方に必要で、先生の方はともかく生徒さんにはそれなりに高いハードルとなるためにレッスンとしては広げにくいのも現状です。
ただ、アンドロイド用のβ版も出ていてスマホとWi-Fiを組み合わせた運用でもそれなりに良い結果が出ているとも聞いています。これは今後にも期待しています。

ちなみに、アンサンブルを伴わないソロのオンラインレッスンであればzoomやSkypeなどで問題なく対応できます。こちらは生徒さん側のハードルもかなり低く、Wi-Fi環境のスマホやタブレットで簡単に受講することができます。

この時の機材
PC:core i7 9700 Windows10
オーディオインターフェイス:zoom U-24
音声用マイク:Sony F-v420
ギター用マイク:iRig Acoustic Stage
ウエブカメラ:zoom Q2n
マイクスタンド:K&M 25900B(ST259B)
ヘッドホン:オーディオテクニカ ATH-AD500x(開放型)
ケーブル類:マイクケーブルとシールドケーブルはカナレ USBケーブルはAmazon

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2020年6月21日 (日)

NETDUETTO(5) オンラインギター三重奏ができたよ!バッハのフーガを弾いてみた

2020.6.21
5月からトライしていたネットデュエットでのギタートリオセッション。
なかなか環境が整わず少々苦戦していましたが、この度ようやくここまで来ました。

一番はネット環境。次にオーディオインターフェイスの導入。
そこまでくればあとは設定をいろいろ試していけば何とかなるという感じでした。

この状態でもまだ100点満点とはいかず、
西山さんのところでちょっと音が途切れたり、ピキピキ雑音が出てますよね。
電源関係かなーとも思っていますが今後の課題。
それと録音時にブーンと低い音のノイズが入っているのは
わたしの手元の環境だと思います。
パソコン周りはいろんな電磁波ノイズのたまり場ですからねえ(^_^;)

とは言え、この程度ならまあまあ快適に楽しくセッションを進めることができます。

そういうわけで、この3人でオンラインセッションを重ねて
ステージ発表や自主コンサートができないかなーなんて思っているところです。

こういう形が膨らんでいくと、北は北海道、南は沖縄までメンバーを募って
オンラインギターサークルなんていうのも出来たりするのかなー。

今回の演奏曲はバッハのフーガ。
ギター三重奏用にアレンジされた楽譜だったのですが、
作品番号がないので原曲がよくわかりません(^_^;)。
ちゃんと書いてほしい。
最初に出てくるのが西山英和さん、次に出てくるのが黒川雅代さんで
最後に出てくるのがわたしです。

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2020年5月 4日 (月)

NETDUETTOβ2 かなり快適に二重奏ができた例 ロマンス(キュフナー)

本日、意気込んで挑んだ黒川さん、西山さんとわたしによるギタートリオのwebセッションは残念ながら西山さんが思ったようにいかず、明日もう一度リベンジを試みようということになりました(今度こそ!)。

というわけで、そのあと以前こちらの動画 https://youtu.be/x8z3zck9LWo で協力してもらった黒川さんとデュオを合わせてみました。

ところで、NETDUETTO上で黒川さんとわたしの重奏を西山さんにリスナーとして聴いてもらったところ《黒川さんとわたし間は》双方遅延なく、つまりこの動画のように聴こえているのですが、《西山さんには》二人が微妙にズレて聴こえるというのですね。

なるほど、こういう遅延もあるのかあ。多重奏になると難しくなるのかな。
だからネット“デュエット”なのかしら(笑)

さて今回の黒川さん、前回との違いは主にネット回線をIPv6にして速度と安定度をアップしたこと。さらにasio4allの設定も見直したとのことした。

先方の環境は光回線・有線接続・ノートパソコン(Windows10)・パソコン付属のマイク。
わたしは光回線・有線接続・デスクトップパソコン(Core i7-9700 3.00GHz/Windows10)・オーディオインターフェイス(zoomU-24)・マイク(Seide PC-M2)という環境です。


ZOOM ズーム ハンディオーディオインターフェース U-24


ZOOM U-24 USBオーディオインターフェイス + コンデンサーマイク EC-Me/BKセット

パートは前半(繰り返しあり)が黒川さん1st(メロディ). わたし2nd(アルペジオ)で
後半(繰り返しあり)はわたしがメロディで黒川さんがアルペジオ。

ほぼ遅延なく、快適に二重奏が楽しめました!

ただし、演奏には少し工夫しています。
双方zoomを使って相手の様子を見ていますが、
zoomは遅延が発生しますから、身体を使った合図はできません。
なので、始まりはアルペジオが一小節先行。
他にも長い音符のあと同時に合わせるようなところは
即興的な気分で先行するフレーズを入れています。

そうそう、気が付いたことをひとつ。
レベル合わせはちょっと癖が出てしまいます。
というのも、ヘッドホン越しに自分の音は聞こえていますので
どうしても自分が大きく感じます。
ただ、弾いて終わりならそれでもどうということはないのですが
こうして録音すると自然と自分の音量を絞っちゃってるんですね。

今回はNETDUETTO上でPANを効かせて録ったので
編集でわたしパートの音量を上げました。
それでついでだったので少しだけリバーブも入れてみました。

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2020年5月 2日 (土)

NETDUETTOβ2試用のつづき(ちょっとまとめ)

先回「音質劣化と遅延の例」としてアップしたYさんとのセッションですが、
今回Yさんがオーディオインターフェイスと外部マイクを装備しリベンジです!

これで互いがほぼヤマハの推奨環境になりました。
まあ、ちょっと聴いてみてください。

前回に比べ音質も良好、遅延は全く気にならなくなり、
これならアンサンブルする充実感や楽しみも感じられます。
「すごいなー、すごいなー」と双方でしきりに感心しました(^o^)丿

ちなみに、独奏の月光を弾いているのがYさんでメロディを弾いているのがわたしです。
逆もやってみましたが(↓)、
意図的にタイミングを計るようなこともなく全く問題なしでした(^o^)丿

これらはわたしのヘッドホンに聞こえる音(と同じもの)を
レコーダーに流して録音していますが、
ヘッドホンで聞いた音の方がもう少しよかったように思います。
たぶんレコーダーにつなげているケーブルが良くないのではないかと想像中です。
このアップにあたっての調整はノーマライズのみで他はそのままです。

===========================

以下先回掲載の「音質劣化と遅延の例」
Yさんの環境がASIO不使用・内臓マイクでした。
会話では特に問題ありませんでしたが
アンサンブルは難しいくらいの遅延でした。

この下はもうそのもう一つ前、生徒さんとやったものですが
先方は「光回線・Wi-Fi接続・asio4allからのASIOドライバ・内臓マイク」
という環境で、少し遅延が発生しています。

実はYさんとのセッションの前にこの生徒さんと
NETDUETTOβ2でのレッスンをしましたが、
今回は先方が有線LAN接続し、IPv6回線に変更、
あとASIOドライバの設定もいろいろ詰めたようです。
録音はしていませんが、遅延はかなり少なくなり重奏も快適でした。

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2020年4月27日 (月)

ためしてみた!NETDUETTOβ2 オンラインで重奏


遅延がなくweb上でセッションができるというネットデュエットβ2を試してみました。
やり取りの様子をオーディオインターフェイスから出力してレコーダーで録ったものがこちらです。わたしはヘッドホンで聴いていましたが、このYouTube動画よりも実際の音はもう少しよかったです。特にこの動画の音は少しフラッター的な揺れが感じられますが、オンタイムで聴いていたヘッドホンではこの揺れを感じることはありませんでした。

相手はわたしの生徒の黒川さん(ご協力感謝!)。先方の環境は光回線・有線接続・ノートパソコン(Windows10)・パソコン付属のマイクでした。わたしは光回線・有線接続・デスクトップパソコン(Core i7-9700 3.00GHz/Windows10)・オーディオインターフェイス(zoomU-24)・マイク(Seide PC-M2)という環境です。


ZOOM ズーム ハンディオーディオインターフェース U-24


ZOOM U-24 USBオーディオインターフェイス + コンデンサーマイク EC-Me/BKセット

遅延のテストは手拍子の波形で見ると0.015~0.02秒といったところでした。
ネットデュエットはビデオチャット機能がありませんので、演奏中は思い出ビデオ風のスライドショーにしましたが気にしないでね(笑)。

 

演奏は若干ズレが感じられますがこれでだいたい0.1秒くらいの遅延だと思います。
つまり、手たたき実験はちょっと合い過ぎていると思います(人間なんで)
同時に音を出そうとするとたったこれだけの遅延でも影響あるんだなと改めて感じました。
まあ、0.1秒はこの曲だと32分音符くらいのズレですから、毎度ズレるとちょっと気になるかな。

ともあれ、
最近オンラインレッスンで利用しているzoomやSkype、FBメッセンジャーに比べれば格段に音質が良く、双方向で話や音を出しても全くOK、そしてこの低遅延は素晴らしい。レッスンもこれでできたら双方のストレスはかなり減ると思います。先生側はもちろんですが生徒さん側がこのソフトの設定や場合によっては機材もあるかな、そういうことに対応してもらえるならこれはオンラインレッスンの決定版になるかもしれない!と少々興奮しました。ミュージシャン同士のセッション(リハ)もまあまあ曲弾きながら打ち合わせくらいはできますし、ネット環境や機材をヤマハの推奨に近づけることで遅延がもっと減るなら本格的なリハもできるかもしれません。

わたしはネット回線での遅延は致し方ないものと思っていましたが、いやはやここまで来ているとは恐れ入りました。
ヤマハすごいヤマハすごいヤマハすごーい!3回唱えました。

202004270001
手前にタブレットを置いてzoomで相手の顔を見ています。
ただしこれらのアプリは1秒近く遅延するので、相手の動きは遅れています。
タブレットの音はもちろん消しておきます。

このソフトを開発しているヤマハによれば本年(2020年)6月にヤマハの公式サービス「SYNCROOM」としてリニューアルするとのことです。

そして。。。

この日はもう一つ、Yさんとも試す機会がありました。



今度は音質劣化(…と言ってもzoomやSkypeなどと同程度)と遅延が見られました。
Yさんとわたしのと音量差はこちらの調整が雑でした(^_^;)

遅延はおよそ0.3秒程度。

この録音は同じくわたし側が聴いている音です。
最初の速い曲はわたし16分音符のアルペジオであとから先方のメロディが入ってきますが、
およそ16分一つ分くらい遅れて入ってきますよね、
これ先方ではこちらのアルペジオを聞いてピッタリで入ってきているのです。
そのあとわたしがメロディのズレに合わせましたが、
そうすると先方はアルペジオが遅くズレて聴こえています。

次のゆっくりの曲はまずわたしがアルペジオを一定に弾いて、
それを聞いて先方が入っていますがトテ、トテ・・・とズレていますよね。
最後に同じ曲をパート入れ替えてやっています。
これはわたし側ではあって聴こえますが、
先方側では1回目のごとくトテ、トテ・・・とズレて聴こえています。
つまり、これが遅延です。

ネットデュエットのソフト内で設定できる
「音質(サンプリング周波数)」「圧縮の程度」を変化さて見ても
あまり良い効果は得られず。。。

先の生徒さんとそんなに環境は違わないはずなので、
「ためしてみた!NETDUETTOβ2 オンラインで重奏」
https://youtu.be/x8z3zck9LWo
生徒さんの方に「何かインストールしたりした?」と尋ねたところ

「最初に内蔵マイクの音量が上がらないのでASIOを探しました。ASIOは、
 パソコンには無かったのでフリーソフト窓の杜
 https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/asio4all/
 を無料ダウンロードしました。」

と返事をもらいました。

Yさんとは
「まあ遅延や音質は“見えればいいとか聴こえればいい”というのと違って
 かなりデリケートなところですから
 なるべくヤマハのいう推奨環境に近づけるに越したことはないのでしょうね」
ということで意見が一致しました。

つまり、王道は光回線・有線LAN接続・ASIO対応のオーディオインターフェイスと
それに接続するマイク・ヘッドホン・・・というあたりでしょうか。

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2020年4月23日 (木)

オンラインレッスン教材~YouTubeにたくさんアップしました

Photo_20200423160901

Youtube

昨日は動画をたくさん撮ってはYouTubeにせっせとアップしていました。

内容は二重奏レパートリーのためのセカンドパート、つまりカラオケですね。
それと、こども教本の模範演奏とこちらもカラオケパート。
こども教本って先生が伴奏するパターンが多いですから(^^)。

カラオケは相手の様子を感じながらのアンサンブルとは様子が違いますが、
それでも「練習がやりやすくなる」とか
「曲(完成形)が聴けるから弾いていて楽しい」と言われましたので、
これからも生徒さんや曲の範囲を広げて鋭意作っていこうと思います。

しかし・・・自分で作った動画を見てみると全部真顔(笑)。
今度はにこやかに撮りましょう、わたし(^o^)丿!


「内容を整理」~「演奏」~「録画」
~「編集(演奏部分の切り出し・音量を整えて・少しリバーブ程度)」
~「YouTubeへのアップ(文字情報も入れて)」というような作業です。
一人でずっとやっていたので最後の方は頭の中がジーンとしてきました(笑)

まあ今回はオンラインレッスン、会えない時の教材として作っていますが
あとあと良いことあるかもしれないなーとも思いました。

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2020年4月21日 (火)

オンラインレッスン~スマホで動画を撮ってYouTubeにアップして先生に聴いてもらおう!

オンラインレッスンではいろいろ模索しています。

「生徒さんから動画を寄せてもらいレッスンするのも案外良い」
という話を伺って少し準備を進めています。

わたしの場合、レッスンで
「ではまず(受講曲を)ちょっと通してみてください」
と言って本編がスタートすることが多いのですが
そこをYouTubeであらかじめやって
そのあとオンラインのレッスンに入るという寸法です。

自分の演奏を撮るなんてはじめのうちはなんだか緊張するかもしれませんが
まあ、レッスンで先生の前で弾くと思えば同じことだし(^^)
今のご自身を見せてもらえれば
別に途中でちょっとつっかえちゃってもいいですし
本人と先生以外誰が見るわけでなし、どうか気負わずに。

「自分で通して録画する」というのは
案外効果的な練習方法だったりします。
録画が残りますから、客観的に観られるし、発見があったり、
レッスンを受けた後に先生の視点を感じたり復習したりなどなど。

先生にとっても(オンラインよりは)よい音で
止めたり繰り返したりしながら聴くことができるので
リアルとも一味違う視点からレッスンできるような気もします。

で、なるほどそうか!と思っても
やり方がわからないと気が進まないですよねえ。(^_^;

というわけで!
「スマホで動画を撮ってYouTubeにアップして先生に聴いてもらう」
その手順をここでできるだけ丁寧に解説しようと思います。

YouTubeはグーグルのアカウントで認証されますから
Gメールを使っている人なら改めて登録の必要もありません。

ちなみに私のスマホはアンドロイド(Android-One S3)。
普段あまりスマホは使わないので、
今回このために一生懸命いじってみましたが
案外すんなり、簡単にできたことに驚いています(^o^)丿

最後のところにテストで撮ってみた動画リンクも張っておきますね。

では、はじまりはじまり~(ドドン!)
スクリーンショットはタッチ(クリック)すると大きく見られます。

========================

1)
Screenshot_202004211
まあ、スマホで写真撮る方は多いのでここはだいたいわかると思いますが
まずは写真を撮るモードに入ります。
今回は一人で撮影することを前提なのでレンズは画面側に切り替えます。
左上の「三」マークにタッチするとカメラと動画を切り替えられます。

2)
Screenshot_202004212
タッチして動画を選びました。

3)
Screenshot_202004213
画面は横にすると弾いている姿が入りやすいですね。
このくらいは入っているくらいにスマホ位置を調整しましょう。
録画スタートはこのビデオマークをタッチします。
録画終了(停止)は同じところが四角いマークになっていますのでタッチします。

ハイ、これで撮れました(^o^)丿

4)
Screenshot_202004214
スマホを縦にしました。
右の丸いところに今撮影した動画データがあります。
タッチしましょう。

5)
Screenshot_202004215
・・・すると、こんな風に見えました。
右から左へスワイプすると前に撮った写真などが見えますね。
さっき撮った動画が表示(選択)されている状態で
左にある「く」の字(共有)マークをタッチします。
ちなみに、右のごみ箱マークをタッチすると削除です。

6)
Screenshot_202004216
「く」の字(共有)マークをタッチすると、共有画面が現れます。
今回はYouTubeにアップが目標ですからYouTubeマークをタッチです。

7)
Screenshot_202004217
こんな画面になりました。
ここから少し調整や編集もできそうですが
面倒なことは不要!そのままアップでいいでしょう(^^)
下から上にスワイプして画面を下に手繰っていきます。

8)
Screenshot_202004218
下には少し書き込んだり設定する欄があります。
プライバシーを「限定公開」にしましょう。
「限定公開」はこの動画のアドレス(URL)を知っている人だけが
視聴できるという設定です。検索にもかかりません。
初期設定は「公開」ですから、気を付けてくださいね。
タイトルは必ず入れないと通らないと思います。説明は無しでもOK。
タイトルと限定公開を確認したら右上のアップロードをタッチ。

これでYouTubeにアップされます。

9)
Screenshot_202004219
YouTubeへのアップが終了するとこんな画面が出てきます。
さっき撮った動画が一番上に来ています。
この動画のアドレスを先生にメール等で教えればよいのです。
というわけで画面のところをタッチ。

10)
Screenshot_2020042110
そうすると、再生が始まりますが
真ん中の「共有」という矢印マークにタッチします。
画像に書き込むの忘れちゃいましたが(^_^;)、わかりますよね。

11)
Screenshot_2020042111
すると、こんな画面が出てきます。
コピーをタッチしてメールに張り付けるもよし、
Gメールで送信してもよし。

ぜひ果敢にトライしてみてください。

今回テストに作った動画はこちらです。


無加工でポンと上げただけですが
意外と画像も音もしっかりしていて驚きました。

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2020年4月19日 (日)

zoomのQ2nでオンラインレッスンを始めるときにあると便利なもの

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わたしのQ2n。現行機種は4K対応のQ2n-4Kになっています。

わたしが記事で勧めていたQ2n-4Kを購入してみようかな、という同業の方から「オプションのバッテリーケースは必要ですか?」という質問を戴きましたので、ほかにQ2nを使い始めるときにあったほうが良いものも含めてアドバイスしてみました(^o^)丿(あくまでも先生側の機材としてと思って書いています)


ZOOM Q2n-4K

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

Q2n-4Kをwebカム(カメラ&マイク)としてオンラインレッスンで使う時は必ずUSBケーブルでPCに接続されているので、給電はそこから行われています。なので、オプションのバッテリーケースは必要ありません。

あると便利そうなのはミニ三脚・卓上三脚です。わたしは写真にあるようなフレキシブル足のミニ三脚を使ってテーブルにちょこんと置いています。三脚穴は本体の底部についています。固定具はQ2n-4Kを「どこに」「どうやって」置くかによって選びます。それから取り回しを考えて必要な長さのUSBケーブルを準備しましょう(本体付属していません)。Q2n-4K側の口はマイクロUSBです。


ETUMI ミニ三脚 フレキシブルポッド

マイクロUSBケーブルはこんなやつです。


AmazonベーシックUSBケーブル
2.0タイプAオス-マイクロB)

オンラインレッスンからは話が離れますが、もしQ2n-4Kをビデオレコーダーとして使う際には内蔵の乾電池2本ではコンサート全体の録画など少々心もとないし、リハ録画の時に電源入れっぱなしなんてこともできませんから将来的に給電が必要なシーンは有ると思います。その時には専用のバッテリーケース(BCQ-2n)はあると良いかもしれません(デザインが揃っている専用品はちょっとカッコイイ)。ちなみに、わたしが長時間電源をオンにしたい時は主に携帯電話用のモバイルバッテリー+USBケーブルを使うかコンセントからAD-17という電源アダプタ~USBケーブルを介して電源を確保しています。それと録画をするときにはマイクロSDカード(できれば高速なもので32Gか64Gもあれば十分)が必要です(これも本体付属していません)。

Photo_20200419225801

zoomのHPを見てみるとQ2nの別売りアクセサリーとしては

・バッテリーケース(BCQ-2n)
・ヘアリーウィンドスクリーン(WSU-1
・ホットシューマウント(HS-1)
・マイククリップ・アダプタ(MA2)
・ACアダプタ(AD-17)
・アクションカム・マウント(ACM-1)
・ソフトシェルケース(SCU-20)
・マイクスタンド・マウント(MSM-1)*
 * ACM-1が別途必要

がありました。

ケースは汎用品なので百均のクッションケースなどでも代わりになりそうです。マイククリップアダプターはこれを装着するとマイクホルダーにQ2n-4Kを取り付けることができるようになり、つまりマイクスタンドを三脚代わりに使えます。

zoom Q2n-4Kのメーカーサイト

 

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2020年4月18日 (土)

オンラインでお待ちしています(^o^)丿

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今週オンラインでレッスンを受けてくれた生徒さんと、
繋がっていろいろ教えてもらったりテストに付き合ってくださった
ミュージシャンの皆さんの写真でコラージュを作ってみました。

みなさん、ありがとうございました。

生徒さんにはまた来週以降もレッスンを受けてほしいし、
新たにオンラインにチャレンジする方もいたらいいなと思っています(^o^)丿

こんな時期ですが、ギターで音楽で楽しく過ごせたらいいですネ(^^)
全力で取り組んでいきます!

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2020年4月16日 (木)

オンラインレッスンの考察

つい一週間前までは機材も操作もレッスンの進め方も暗中模索でしたが、ここ一週間いろいろ教えてくださる方や質問を寄せてくださる方、テストに付き合ってくれたり相談に乗ってくれた方、あと実際にレッスンを受けてくれた生徒さん達のおかげで、一つずつ灯をともすように暗闇が薄明るくなってきました。

まだまだよくわかっていないことや、便利なのに全く気が付いていないこともたくさんあると思いますが、それらもこうやって皆さんのお力もいただき経験を積んでいけばよいノウハウになっていくと思います(^^)。もちろん有用なことは積極的に公開していきます。みんなでノウハウを作りましょう(^o^)丿

さて、今回はこれまでの経験から少し考察を書いてみます。

1)ヘッドホンの装着について

これまではスピーカーとマイクを切り離すことで音のループを回避し音質が向上するという説を取っていたのですが、昨日Yさんと実験し合った際、ヘッドホンを付けるかどうか(つまりスピーカーonかオフか)で音は多少変わるような気もするけどそれ以上に音楽が変わると言われました(Yさんは音やオーディオにも詳しく、アマチュアですがギターも大変上手な方です)。

曰く「ヘッドホンによって耳が実音(自分の発する音)から遮られることによって演奏が少し不自然になる」というのです。いつも鋭いなー、Yさん。

なるほど、言われてみれば(私が弾いているのですが)そんな感じもします(^_^;)

なので、音的にひどい状況にならない限り今度はスピーカーで行ってみようかなと思う今日この頃です。Q2nは指向性のマイクを持っているので後ろのスピーカーの音は確かに入りにくいはずです(向きも大事と思う)。まあ、レッスンではわたしが自然に弾くかどうかより生徒さんが自然に弾けるかの方がはるかに重要なのですが(^_^; あと、ヘッドホンも密閉型ではなく開放型(オープンエア)を使えば自身の音も聴こえるはずと生徒さんに教わりました。


ヤマハ YAMAHA ヘッドホン ホワイト HPH-150WH
今ちょっといいなと思っているオープンエア型ヘッドホンです。

 

2)zoomやSkypeの音質の限界

それと、今回も互いにQ2nを使って相手にこの機材の音がどう聴こえるかというのも試してみたのですが、Yさんは「ビットレートが低いような圧縮された音」「量子化ノイズが乗っている感じ」という点に現時点での音質の限界を感じているようでした。ざっくり言えば「電話とか無線機から聞こえてくるような音」「原音のもつダイナミックレンジが狭く周波数帯域も狭い感じ」「音の周りにシャワシャワとノイズが残る」とかそんな感じです。

これはQ2nの特性というより、アプリ(この時はzoom)の仕様によるところが大である、と。つまり、現状でQ2nより高い性能のマイクを使ったとしてもその性能が発揮できるかは疑問ということですよね。zoomもSkypeも会議や会話向けのアプリですからそこは致し方ないところかもしれません。

Yさんはさらなる音質向上を試すためにYouTubeの生配信を使ってレッスンを受ける試みをしていました。たいへん興味深く見守っていますが、一定の効果があったとしても生徒さん側がやることなので、うちの場合生徒さんでそこまでやれるスキルがある人はいなく、ハードルは高そうです。

3)zoomの画面共有機能は結構使い道はありそう

自分のパソコンで開いたソフトの表示画面を相手に見せたり、デスクトップの一部をくり抜いたように見せたりすることができます。音も共有できますから動画ファイルを開いて資料のように見せることもできます。このあたりはさすが会議やプレゼン向けのアプリですね。

ただこれを活用する時は事前にこちらが見せようと思う資料をしっかり用意しておかないと、その場でバタバタしちゃいますよね。「このソフトを開く(開いておく)」「どこからどこまで見せるかを決めておく(あるいは編集しておく)」「うまくいくか事前に見せる練習しておく」なんていうことが必要かなと。プレゼンシーンと同じになってきますよね。

しかしレッスン、特に個人レッスンは一対一ですから講義やプレゼンと違って、生徒さんの思いや理解度の様子を見て流動的に変化しますから、用意していても出せなかったり、「ああ、別な方を見せた方が良かった」とか思うシーンも多々ありそうです(^_^;


4)テレレッスンに特化した方法を考える

もう一つ視点を視点を変えてメソッド的な進行はオンラインレッスンを想定した定型を作ることができるかなと思いました。古くから録画されたビデオやDVDのレッスンもの(初心者向けや楽曲解説など)ってありますが、あんな感じのをベースに質疑応答や細かい個別のアドバイスをオンラインレッスンでと思ったらいいものができるかもしれませんね。例えばYouTubeに15分くらいのビデオレッスンをセクション1-1,1-2,1-3とか作っておいて、それを見て(少し練習して)もらった後にzoomなどで対話できるレッスンをするとか。

昔ながらのレッスンビデオは当たり前ですが一方的なので、それを見ても実際やってみると?マークがいっぱい出るんじゃないかと思うんですがどうでしょう。そこの部分をオンラインレッスンでフォロー出来たら意外とニーズに叶ったりしないかなと。

オンラインレッスンを数回やって感じたのは、生徒さんが積極的でどんどん質問が来るようなときはすごくやりやすいんですよね、逆に先生がよくしゃべって生徒さんがうなずくような受け身型だとモニター越しで雰囲気がわかりにくいこともあって、先生側としては「ちゃんと伝わってるかな?」と思っちゃったりします。オンラインレッスンでは生徒さんを「受け身型」よりも「質問型」に導くような進め方を模索したいと思っています。

 

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