09.動画

YouTubeなど動画とリンクしたものはここに置いておきます。

2021年2月24日 (水)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~第4曲(カルッリ)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆(パノルモ1847年)
長谷川郁夫(ラコート1828年)

第4曲:ラルゲット イ長調
モーツァルトのアリアを思わせるような可憐なメロディが素敵な作品。冒頭メロディの8分休符がとてもチャーミングに感じます。第1番4/4拍子、第2番3/4拍子、第3番2/4拍子ときてここで6/8拍子が出てきました。6/8拍子は1拍の中が3連符になった2拍子の仲間ですが、先生パートが間を埋める音を弾くことで生徒パートの気分をリードするような楽譜に見えます。演奏はここからパートを交代して小川さんが生徒パート、わたしが先生パートを担当しています。

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2021年2月21日 (日)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~第3曲(カルッリ)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆(パノルモ1847年)
長谷川郁夫(ラコート1828年)


第3曲:アレグロ ニ長調
対位法的に書かれた軽快な楽曲です。はじめはわたしの弾く生徒パートの単旋律でスタートし、同じメロディを先生パートが追いかけてくるのでカノン(輪唱)のような雰囲気がありますがそれは初めのところだけ。続いては冒頭4小節の下行フレーズと対旋律としての上行フレーズの組み合わせが何度かパートを入れ換えて音程も変えて(転調して)出現しますが、必ず4小節ごと両パート同じ音から始まる様子はどこか花が開くような、あるいは美しい螺旋模様を見るような感じもします。
短い曲ながら二つのモチーフをやり取りする楽しさと転調によって刻々と変化する気分、そして古い時代の音楽の雰囲気(バロック調)を味わいながらレッスンが進んだのかなと想像します。

ところでこの曲、昔々中学2年生(だったかな)の時にギター部の同級生と練習した覚えがあります。メロディが重なってくるところがカッコいいなあ、弾きやすいのもいいなあと思って弾いていたのもよく覚えていますが、結局どういう演奏してたかとか、何かに出したのかの記憶もありません。この曲をいま弾くと「う~~ん」一瞬何か思い出しそうな気持になりますが、やっぱりダメだ。なにも思い出せない思い出の曲(笑)。もう40年以上前の話です。

 

Sn00001

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2021年2月20日 (土)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~第2曲(カルッリ)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆(パノルモ1847年)
長谷川郁夫(ラコート1828年)

第2曲:アンダンテ ト長調
3拍子で書かれた短くも穏やかな作品です。わたしの弾く生徒パートはほぼ四分音符の連続ですが、単調にならないよう音楽の表情を意識すると気をつけないといけないところは案外多いものです。きっとカルッリ先生もそんな注意を話題にしながらレッスンをしていたのかなと思います。この曲でも生徒が繰り返しになる部分で先生パートは変化をつけて書かれています。

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2台のギターのための24の漸進的なレッスン~第1曲(カルッリ)

2台のギターのための24の漸進的なレッスン~
ギターのための総合的教則本Op.27より(カルッリ)

演奏
小川和隆(パノルモ1847年)
長谷川郁夫(ラコート1828年)

フェルディナンド・カルッリの有名な教本(op.27)の第3部はファーストが生徒、セカンドが先生としたギターデュオによる練習曲が24曲収録されています。今回小川和隆さんとともにこの素敵な作品を当時のギターによる演奏で1曲ずつ紹介していこうと思います。
楽譜は現代ギター社より小川さんの校訂で出版されています。

第1曲:モデラート ハ長調
堂々と晴れやかに響きわたるこの曲は格調高いクラシック音楽の門を進むようでもあり、初めの曲にふさわしい気分があります。生徒パート(わたし)が同じメロディを繰り返すところでも先生パートは単純な繰り返しにならず変化が楽しめるように作られているところにカルッリ先生の愛情を感じます。

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2021年1月 1日 (金)

年賀動画 ドンジョバンニのセレナーデ(モーツァルト)アルペジョーネとワッペンギター

みなさま、新年あけましておめでとうございます。
2020年は大変お世話になりました。
コロナ禍に見舞われた一年でしたが無事にお過ごしでしょうか。
2021年は世の中が日常が取り戻せるよう願いつつ
みなさまのご多幸をお祈りしております、
我々も明るくがんばってまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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今年の演奏はモーツァルトを選びました。
オペラ「ドン・ジョバンニ」からセレナーデ「窓辺においで」
アレンジは19世紀のギターリスト・ディアベッリのギターデュオ編や
(現代の)ギター合奏譜を参考に自分たちで作りました。
アルペジョーネとウィーンスタイルのギターで弾くには
最もふさわしい曲かなと思います(^^)

わたしの弓さばきは相変わらずつたないのですが
楽しくやっています。

アルペジョーネ(arpeggione)は19世紀初頭に発明された
ギターとチェロのハイブリッド楽器で
ヴィオロンチェロ・ギターなどともよばれていました。
この楽器は長野の名工、石井栄氏による2019年作レプリカです。

ワッペン型ギターはラベルがありませんが
ドイツ・オーストリア系でおよそ100年から向こうのものです。
シールド(盾)型などとも言われ、
ハウザー1世やワイスガーバーなども作っていました。

この個体はヘッドもスクロールしていて、指板もスカロップ加工と
当時のイカしたギターって感じでしょうね。

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2020年12月26日 (土)

ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2021年
5/16(日) ハープ&ギター(国立)
        ハープ:田中麻里

7/25(日) ウクレレ&ギター サマーコンサート8

10/3(日) 建孝三&長谷川郁夫 クラシックギターコンサート
      (立川・玉川上水駅)

イベント=====================
2020年
4/18(日)  はせがわ音楽教室第25回発表コンサート

11/23(祝) ギターサークル・カノン第20回定期演奏会

 

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2020年11月29日 (日)

黒田公子さんと カイロの隊商序曲 グレトリ~カルッリ編 Caravan du Caire /Grétry arr.Carulli 19c Guitar duo

黒田公子さんと カイロの隊商序曲 グレトリ~カルッリ編

11/23におこなわれたギターサークル・カノンの定期演奏会。
その中で演奏した黒田さんとの19世紀ギター二重奏をYouTubeにアップしました。
YouTubeはしばらく更新をサボっていたので久しぶりのコンテンツです(^^ゞ
よろしかったらご覧ください。
以下、わたしが提供した当日の解説用原稿より
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《19世紀ギター》
今からおよそ200年ほど前、19世紀初頭のヨーロッパはギター黄金期とかギタロマニー(ギター狂)の時代であったと言われるほどギターが流行し親しまれていました。
当時のギターはご覧のように現代のものに比べるとほっそりと小型のものが主流で、製作される国や地域によってデザインや音色の趣向が大きく異なっていたり、絢爛豪華な装飾が施されたものがあったりなど好事家にとって興味が尽きない世界です。
そして、それらの楽器は現代でも当時のものが入手可能で適切な修理や調整を施すことで当時の音色を活き活きと表現してくれます。
この演奏で使用した二台も日本で言えば江戸時代後期に作られたギターです。どちらもフランス製で黒田さんがラミー(1850年頃)、長谷川がラコート(1828年)によるものです。

《立奏》
ギターを構える方法として、現代では足台を使うことが主流です。最近ではギターに取り付ける様々な支持具もよく見かけるようになりました。
19世紀の頃も足台使用はありましたし、面白いところではテーブルに引っ掛けるように載せて弾くような絵もありますが、ストラップを使った構えもごく一般的でした。
19世紀ギターのほとんどにはストラップを止めるためのボタンが付いています。今でもフォークギターには当たり前についていますがそれは19世紀やもっと以前のギターからの伝統です。ただし今のクラシックギターではなくなってしまいました。
ストラップを使った構えでは座るだけでなく立って弾くこともできますから、今回は立って弾くことにしました。立奏は体全身を使ってリズムやダイナミクスを感じることができるので非常に楽しい弾き方です。ときどき「流しのおっちゃんスタイルだ!」と声をかけられることもありますが(笑)、これも伝統的な構え方の一つです。

《楽曲》
オペラ「カイロの隊商」はアンドレ・グレトリ(ベルギー1741-1813)の最も成功したとされる作品で1783年の初演からパリでで50年間にわたって演奏されました。
オペラの序曲は物語の幕開けに際して聴衆の気分を盛り上げ公演に惹きこむために奏する、心をワクワクさせる音楽です。
序曲はジャンルとしても人気があり、序曲だけを楽しんだりオペラ本体の無い序曲(風)音楽が作られたりもしました。

一方フェルディナンド・カルッリ(イタリア1771-1841)はナポリに生まれパリで活躍したギタリストで当時のギター界では一番の人気を誇っっていました。
この日演奏した序曲はギターの名手カルッリによって原曲の持つ気分と響きをうまく二つのギターにまとめ、さらにアンサンブルの楽しさも盛り込んだ名編曲といえます。
現代のようにCDやステレオの無い時代にこうした曲を家庭やサロンで奏で、聴くのは無上の愉しみだったと想像します。

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2020年7月18日 (土)

プリンク、プレンク、プランク!(アンダーソン~江部賢一編)

2016.7.16 「ギターをもっと楽しむ会」講師演奏より
演奏:長谷川郁夫・田村功
Ikuo HASEGAWA & Isao TAMURA

「タイプライター」や「ラッパ吹きの休日」などウィットに富んだ楽しい曲で知られるルロイ・アンダーソンの代表曲の一つです。
原曲は弦楽合奏で、すべてのパートが弓を使わないピチカート奏法で演奏します。

ギターデュオアレンジは江部賢一先生。
原曲のイメージを損なわず、楽しく弾けるように作る手腕はいつもながらピカイチの腕前と思います(^^) 演奏にはピチカートの音を再現するために弦をスポンジで挟むグッズを使用しました。

楽譜は現代ギター社刊
GG317 クラシックギターデュオのためのポピュラーコレクション(1) 江部賢一編曲
ただし、現在は絶版となっています。

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2020年7月15日 (水)

魔笛の主題によるファンタジー 江部賢一 作曲

魔笛の主題によるファンタジー
FANTASY ON THEME OF MAGIC FLUTE
江部賢一作曲
Kenichi EBE
演奏:長谷川郁夫
2016.7.16 「ギターをもっと楽しむ会」講師演奏より

楽譜は現代ギター社刊
クラシック・ギターソロのためのポピュラー・コレクション Vol.2
江部賢一編曲

4年前の演奏ですが先日録画を戴いたのでアップしました。

弾きやすく、おしゃれに響き
ソルの魔笛を知っている人なら、聴いて“!”となる
江部さんらしい素敵なアレンジ(作曲)です。
ぜひ皆さんも楽しく弾いてみてください(^o^)丿

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2020年6月21日 (日)

NETDUETTO(5) オンラインギター三重奏ができたよ!バッハのフーガを弾いてみた

2020.6.21
5月からトライしていたネットデュエットでのギタートリオセッション。
なかなか環境が整わず少々苦戦していましたが、この度ようやくここまで来ました。

一番はネット環境。次にオーディオインターフェイスの導入。
そこまでくればあとは設定をいろいろ試していけば何とかなるという感じでした。

この状態でもまだ100点満点とはいかず、
西山さんのところでちょっと音が途切れたり、ピキピキ雑音が出てますよね。
電源関係かなーとも思っていますが今後の課題。
それと録音時にブーンと低い音のノイズが入っているのは
わたしの手元の環境だと思います。
パソコン周りはいろんな電磁波ノイズのたまり場ですからねえ(^_^;)

とは言え、この程度ならまあまあ快適に楽しくセッションを進めることができます。

そういうわけで、この3人でオンラインセッションを重ねて
ステージ発表や自主コンサートができないかなーなんて思っているところです。

こういう形が膨らんでいくと、北は北海道、南は沖縄までメンバーを募って
オンラインギターサークルなんていうのも出来たりするのかなー。

今回の演奏曲はバッハのフーガ。
ギター三重奏用にアレンジされた楽譜だったのですが、
作品番号がないので原曲がよくわかりません(^_^;)。
ちゃんと書いてほしい。
最初に出てくるのが西山英和さん、次に出てくるのが黒川雅代さんで
最後に出てくるのがわたしです。

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