09.動画

YouTubeなど動画とリンクしたものはここに置いておきます。

2019年12月31日 (火)

2020年年賀動画 ロング ロング アゴー イングリッシュ フラジオレットとギター

これで3回目になる年賀動画をアップしました(^^)

謹賀新年
2020年 令和二年
みなさま、2019年は大変お世話になりました。
2020年もみなさまのご多幸をお祈りしております、
我々もますますがんばってまいります。
2020年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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今回の楽器はイングリッシュ フラジオレットという19世紀の笛で
演奏の楽器は当時のオリジナルです。
形を見るとリードのように見えますが、実はリコーダータイプです。
いくつかのキーもついていますが指孔は前面のみの6穴で
ティンホイッスルの先祖とも聞きます。
ごく軽い息圧で鳴り、柔らかく上品な音色を持っています。
運指もごく簡単で、気楽に音楽に親しむことができる感じかな。

ロング ロング アゴーはイギリスのバラッドで
久しぶりに会った昔の恋人と過ぎ去った日の思い出を語り合う
といった内容の歌でした。
日本でもいくつかの歌詞に翻訳され歌われています。

ワッペン型ギターはラベルがありませんが
ドイツ・オーストリア系でおよそ100年から向こうのものです。
シールド(盾)型などとも言われ、
ハウザー1世やワイスガーバーなども作っていました。

この個体はヘッドもスクロールしていて、指板もスカロップ加工と
当時のイカしたギターって感じでしょうね。

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2019年12月29日 (日)

ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2020年
4月12日(日) こもれびコンサートシリーズ10
珈琲とともに楽しむアンティークギターの響き
友情出演:黒田公子(19世紀ギター)
13:30開場 14:00開演 永田珈琲(小平)

4月16日(木) 19:00開演 めぐろパーシモン小ホール
5月31日(日) 14:00開演 ホームギャラリー・ステッチ (玉川上水)
春を彩る19cギターの響き〜トリオを中心に〜
中島晴美・岡野聡子・長谷川郁夫

7月11日(日) ウクレレ&ギター サマーコンサート8
小山葉子(ウクレレ)
14:00開演 ホームギャラリー・ステッチ(玉川上水)

9月11日(金)GGサロンコンサート
「100年前のドイツギター~名工ハウザー一世を聴く」
18:30開場 19:00開演 現代ギター社GGサロン(要町)

イベント=====================

2020年
1月26日(日) ギターサークルカノン第18回定期演奏会
開場13:00 開演13:30 南大塚ホール

3月20日(金・祝) ギターサークル響 第23回定期演奏会
開場12:30 開演13:00 昭島市公民館小ホール

4月25日(土) はせがわ音楽教室 第25回発表コンサート
開演12:00 たましんRISURUホール

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2019年11月24日 (日)

ラ・ロマネスカ(ソル) アイリッシュハープ田中麻里さんと

2019.11.10 音楽茶屋「奏」にて
アイリッシュハープ:田中麻里
ギター:長谷川郁夫
Irish harp Mari Tanaka
Guitar Ikuo Hasegawa

田中麻里さんとは
「ハープとギター de 楽しいおしゃべり」というタイトルで
アットホームなおしゃべりライブを行っています。
もちろん、楽器同士の対話もこのタイトルとかけています。
ハープとギターは互いに撥弦楽器という事もあり
良い相性の組み合わせと感じています。
どちらも制約に癖のある楽器ですが
選曲・演奏ともにそこが楽しさでもあります。

ソル(伝)のロマネスカは
フルートとギターのための楽譜になっていますが
それをこの編成に転用しました。
譜面によると16世紀の作者不詳のメロディだそうですが
コストやメルツがギターソロ用にアレンジを出版しているほか
リストもピアノ用アレンジを(2種類も!)出していることから
当時かなり流行した旋律と思われます。

ライブのレポートはこちら(クリック)

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2019年10月 8日 (火)

グラン・ポプリ op.67(ジュリアーニ) テルツギターとプライムギター重奏


Gran Pot-Pourri Op. 67 (Giuliani) 

2019.9.6 GGサロンコンサート
「19世紀のギターと音楽の花束」より
演奏:岡野聡子(Satoko OKANO) 長谷川郁夫(Ikuo HASEGAWA)

使用楽器
岡野…シュタウファー派レニャーニモデル(1830年頃)
OKANO--Shutauffer school c.1830

長谷川…ヨハン・ゲオルグ・シュタウファー テルツギター(1830年頃)
HASEGAWA--J.G.Shutauffer Terz c.1830

ポプリとはウィキペディアによると
「ポプリ(フランス語: pot-pourri)は、花や葉・香草(ハーブ)、
 香辛料(スパイス)、木の実、果物の皮や苔、精油またはポプリオイルなどの
 香料を混ぜあわせて容器に入れ熟成させて作る室内香のひとつ。
 語源はフランス語で「ごった煮料理」を意味したpot pourri(直訳=「腐った鍋」)で、
 多様な材料を混ぜてつぼに入れて作ったことに由来する。」
とのことでした。

音楽で「ポプリ」と名付けられたものは
(その当時の)流行の音楽をちりばめ、メドレーに仕立てた曲のことを意味します。
パノラマのように展開するジュリアーニのこのポプリは
聴く人をワクワクさせる要素がたくさん詰まった名曲といえるでしょう。

ここに引用された原曲については全てを調べきれませんでしたが

・大序曲op.61(ジュリアーニ)
・交響曲第7番より第1楽章(ベートーヴェン)
・「後宮からの誘拐」より「讃えよ、バッカス(Vivat Bacchus)」(モーツァルト)

が入っていることがわかりました。

ジュリアーニはベートーヴェンの7番の初演にチェロで加わっていたということなので
自分の最新の自信作「大序曲」と並べてモニュメントとしたのかもしれません。

テルツギターは音程が短三度高い(3カポ状態)ギターですが
プライムギターとのアンサンブルがウィーンあたりを中心に多く楽しまれたようで
楽譜がたくさん残っています。
音域拡大としてはそれほど大きなものではありませんが
カンカンとよく響く、鳴るギターでカラフルな演奏効果を感じます。
また、プライムギターとのつながりの良さも短三度までとした効果でしょう。

コンサートのレポート
http://has.tea-nifty.com/blog/2019/09/post-059d6b.html

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2019年10月 7日 (月)

アンダンテとロンドOp.167(モーツァルト~カルッリ編)

Andante et Rondo op.167(Mozart-Carulli)

2019.9.6 GGサロンコンサート
「19世紀のギターと音楽の花束」より
演奏:岡野聡子(Satoko OKANO) 長谷川郁夫(Ikuo HASEGAWA)

使用楽器
岡野…シュタウファー派レニャーニモデル(1830年頃)
OKANO--Shutauffer school c.1830

長谷川…ルネ・フランソワ・ラコート(1828年)
HASEGAWA--R.F.Lacote(1828)

ともにガット弦とフィガロの絹芯銅巻弦を使用しています。

カルッリのアレンジによるモーツァルト。
原曲はアンダンテがソナチネアルバムで有名な
ピアノソナタK.545の第3楽章
ロンドもピアノのためのロンドK.485
特にK.545の方は原曲アレグレットのところアンダンテとし、
序奏のように扱っているところがユニークと思います。

当時も憧れのモーツァルト作品をギターでこうして楽しんでいた
というギター黄金期の様子が浮かび上がってきます。
また、当時の人々が弾きたいと思うような曲を
上質なアレンジで次々と繰り出していたカルッリが
その人気を誇ったのもうなずけます。

ところでK.545の第3楽章については同じくカルッリで
独奏のバージョンもあり、そちらにも「アンダンテ」とありました。
カルッリの支持者でこの曲が好きだった人がいたのかもしれませんね。

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2019年10月 5日 (土)

《試奏》小林正児作「弦月ギター」で月光(ソル)

昨日は小林さんが最新版の弦月ギターを持って
教室に遊びに来てくれました(^^)!

弦月ギターとは振動の専門家、武蔵村山に在住の小林正児さんが
これまでのギターとは異なった視点から製作しているもので、
随所に大胆な創意工夫をこらし、研究と実験が繰り返されています。

いわゆるプロの製作家ではないのですべてが試作品で
わたしはその初期の頃からモニターをさせていただいていますが
これで何度目のアップデートになるでしょうか。
かれこれ8年くらいにはなると思います。

小林さんとの交流は素材(木)の話、音の話、音楽の話
そして板を振動させるという思いとその構造などなど
実験を繰り返し、そこからの発見に驚愕したり感嘆したりと
いつも大変興味深くそして楽しいものです。

弦月ギターは音として
「箱が鳴るというより板そのものが鳴ること」
を目指しているのですが
動画のギターはその最新版。今回のアップデート
(表面板中央の丸型サウンドホールを廃し
 肩の部分に斜めにあけたことが主な変更点)
によって、ずいぶん音が変化し
これまでよりさらに板そのものが鳴る感覚が実感されました。

この加工により表板の形はカッタウェイのようになりましたが
わたしのうちにある19世紀のワッペン型ギターのようだなと思い
並べてみました。
斬新なアイデアで作られたフォルムが
100年以上前のギターフォルムとシンクロするあたりも
なにかユニークさを感じました。

演奏は(弦月だけに?)ソルの練習曲 作品35-22「月光」を弾いています。
まだ、思いつき段階を形にした試作なので調整が詰められていないという事で
表面板のふくらみによって弦高が高まりハイポジションに難がありましたが
なかなか良い音色を醸していました。
この方向は良いと思います(^^)!

関連ページ
弦奏を使ったギター工房での楽器製作(弦月庵ギター工房さん)

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2019年9月29日 (日)

アヴェ マリア 土居千亜紀さんと

2019.9.28
ソプラノ:土居千亜紀
ギター:長谷川郁夫
使用ギター:J.G.シュタウファー作テルツギター(1830年頃・ウィーン)

Chiaki Doi(sop.)&Ikuo Hasegawa(guit.)
Guitar is produced by J.G.Stauffer[c1830] terz

この日はリート歌手の土居千亜紀さんが遊びに来てくれました。
19世紀ギターの伴奏でシューベルトを中心にいくつか合わせて楽しみましたが
なかでも土居さんのそっと語るように歌うアヴェマリアがとても素敵でした。
ガットを張ったオリジナルのジャーマンギターとシューベルトの歌曲、
音がまじりあった瞬間から
シューベルトの時代に飛んだような錯覚がありました。

ギターはテルツを使っています。
当初この楽譜で音程がちょっと低いという事で2カポにしていましたが
それなら、テルツを半音下げて使おうかとなり結果オーライ。
ええと、ただし基準ピッチを415Hzで合わせていますから
440Hzで言うと第1弦がFになります。ややこしい(笑)?

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2019年9月 2日 (月)

スパニョレッタ(プレトリウス) オカリナとギター

2019年8月31日
はせがわギター教室「ギターをもっと楽しむ会」第21回にて
わたくしも一(いち)オカリナ愛好家として参加出演しました。

難しいことは何もできないのですが
気心が知れた皆さんの前でこうして演奏するのは
プロ活動とはまた違う楽しさがあり、素敵だなあと思います。

ややっ、繰り返し手前でオカリナの指がモニョモニョしてしまった(汗)!
まあ、こういうのも楽しみの一つとして・・・
(笑)

ハイ、また精進します~。

伴奏をしてくれている森さんはこのオカリナの製作者です。
MORIオカリナ 
https://mori-ocarina.jimdo.com/
柔らかく、暖かい音色で吹きやすいオカリナ、わたしの愛器です。

ギターをもっと楽しむ会レポートはこちらクリック

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2019年8月11日 (日)

GGサロンコンサートPV 岡野聡子&長谷川郁夫 19世紀ギターデュオ

先日GGサロンにて撮影していただいたプロモーション動画が公開されました!

素敵に編集していただき、気をよくしています (^^)

 

演奏の方も「ギター黄金期」の愉しみを追及して、

良い感じにまとまってきました。

みなさまのお越しをお待ちしております。

ご予約お申し込みは是非演者までよろしくお願いいたします。

メールやこのブログへのメッセージでもご予約承ります。

 

宣伝ページはこちら
ライブ告知:9月6日(金)要町(池袋)

 

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2019年7月23日 (火)

ソナタニ長調(シャイドラー)より 第2第3楽章 中島晴美さんと

先日の中島晴美さんとのセッションから
シャイドラーのソナタ、第2第3楽章をアップしました。
この時代には集った時にパッと弾いて楽しめる、
弾きやすくかつ作品として美しく質が高い曲が多くあります。
もちろん普通のギターで弾くのもよいのですが、
19世紀ギターで奏でるとさらに軽やかで気分よくセッションできます(^^)。

19世紀ギターで楽しく遊びましょう!

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2019.7.21
2mov.Romanza & 3mov.Rondo
from Sonata in D / Christian Gottlieb Scheidler
Harumi Nakajima & Ikuo Hasegawa

中島晴美さんのレッスンスタジオにて
ギターデュオセッションの第3回目。
今回も楽しい時間を過ごしました。

シャイドラー(1747-1829独)はリュートおよびギター奏者ですが
ヴァイオリン演奏でも評価されていたようです。
昔の人たちは本当に何でもいろいろこなしますね。

このソナタはヴァイオリンとギターのために書かれた作品ですが
このようにギターデュオ編成でも良く弾かれています。
この曲のヴァイオリンパートは実は伴奏としての位置づけで
つまり「ヴァイオリン伴奏つきのギターソナタ」というような作りになっています。
晴美さんが弾くパートが元のギターパート、
長谷川がヴァイオリンパート(のアレンジ)を弾いています。

古典的で簡潔に書かれた爽やかなサウンドと楽しい掛け合いが快い音楽です。

使用ギター
中島・・・ガダニーニ(伊)(Guadanini)1829年
長谷川・・ラコート(仏)(Lacote)1828年
それぞれの楽器の鳴り方の違いも興味深く思います。

 

中島晴美公式HP
http://www.asa-inter.com/

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