ライブのご案内

これからのライブ・イベントのご案内です。

2026ライブ
6/21(日) 音楽茶屋“奏”ソロライブ(国立)
6/28(日) 深代朋子リサイタルに共演(狛江)
7/26(日) ウクレレ&ギター サマーコンサート12(立川)
9/5(土)   ハープ(田中麻里)とギター 2days(雑司ヶ谷)
9/6(日)   ハープ(田中麻里)とギター 2days(小平)
10/25(日)ギターコンサート「相川達也氏を招いて」(立川)

イベント=====================
2026年
6/7(日) 立川市高松学習館まつり(立ギが出演)
6/14(日) 松戸サマーコンサート(カノンが出演)
11/15(日)ギターサークル・カノン第25回定期演奏会
11/28(土)  水永牧子チェンバロ教室発表会・賛助出演
12/6(日) 立川市ギター倶楽部定期演奏会


Photo_20250310182102 3/21 CD販売開始!
J.G.シュタウファーの追憶 
  ~2本の19世紀ギターによる作品集
詳細はこちらをクリック

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2026年6月10日 (水)

原善伸先生宅へ訪問

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もう一昨日になりますが、横須賀は原先生のレッスンスタジオにお邪魔してきました。原先生とは演奏会に伺った際にご挨拶していたり、折に触れてSNSで情報交換をしていたこともあって、「おひさしぶりです!」という感覚は無かったのですが、先回伺ったのがデュオをお手合わせいただいたとき(2022年11月)ですから、こうしてスタジオにお伺いするのは3年半ぶりくらいでしょうか。時が経つのはあっという間と感じます。

この日も原先生と奥さまにあたたかくお迎えいただき、先月のわたしの還暦記念「音楽の集い」のご報告から音楽談義、楽器談義、健康談義にいたるまでいろいろな話題で楽しく過ごしました。
また、今回はリラギターを持参しましたのでご覧いただき、恐縮しつつわたしの演奏でその音色をたくさん聴いていただきました。

原先生のレッスンスタジオは音楽専用設計と言いますか、天井が高く、棚には綺麗に整理され楽譜や資料がみっちりと並んでいたりと正に音楽とギターに満ちた空間。ギターの音もふんわりと響き、とても気分の良いものです。
そしてふと心は十九世紀へと飛びました。少し遠くの街からギターを抱えて集い、あたたかく迎え入れられ、良い音楽、良い楽器、良い空間を囲んで語り合う。そんなビーダーマイヤー的とも言うべき、何物にも代えがたい和やかな時間の喜びを感じたのでした。

写真の楽器3台は全てルネ・フランソワ・ラコートによる、しかも全て1828年のラベルを持っているものです。同年に工房を出たそれぞれの楽器が世界のどこをどう旅してきたのか、それは今となっては想像するしかありませんが、それが奇しくも200年後の21世紀に日本の原先生のレッスンスタジオで再び出会うなんてロマン以外の何物でもありません。ただきっと、この楽器たちもここに至るまであらゆる時代でその都度こうして人々を繋ぎ、交流を温める役をはたしてきたのは確かでしょう。

ギターっていいものですね!

原先生、奥様、この日は本当にありがとうございました。


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2026年6月 1日 (月)

「音楽の集い」~おかげさまで六十歳(かんれき)~ たましんリスルホールにて

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去る(令和8年)5月24日、地元立川市のたましんリスルホールにて「音楽の集い」をおこないました。
わたしの中に、これまでの音楽人生を励まし、彩り、支えてくださったみなさまをお招きし、感謝の気持ちを演奏会形式であらわして恩を返したいという思いがあり、「そうだ、この還暦を機にそれを実現できないか」と思い立ったところから計画は始まりました。
・・・とは言え、思いは有れどこういった企画はいわゆる興行とは違って不慣れも不慣れ。はたして何をしたらいいのか、どこから手を付けたものかと途方に暮れることもありましたが、共演のみなさんお手伝いの方も快く応じてくださり、だいぶ時間はかかりましたが一つ一つだんだん形にしてゆくことができました。意をくんでご来場くださった皆さまも100名を超え、おかげさまで多くのご縁に支えられた温かな集いとなりました。今は感謝の気持ちでいっぱい、感無量の心持ちであります。

音楽人生のご縁をふと見渡した時、「師匠」「友人(仲間)」「弟子(生徒・合奏団)」「贔屓筋のみなさま」・・・こんな方々がいるかなぁと思いました。そこで、これらを象徴する方々をステージにお招きして共演し、それを御贔屓の方々に楽しんでいただくという形はどうだろうと思って構成していきました。

共演くださった師匠:建孝三先生、音楽仲間:植木和輝さん、合奏団の立川市ギター倶楽部のみなさん、どうもありがとうございました。
そして、お忙しい中お集まりくださった皆さま本当にありがとうございました。わたしはこれからも頑張ってまいりますので、皆さま、どうか今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

以下、イベントの様子です。

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植木和輝さんは、はるばる新潟から駆けつけてくれました。ありがとうございます!演目は昨年リリースしたCDからチョイスしました。

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お招きした演者のみなさんにはそれぞれスピーチをいただきましたが、建孝三師匠からもあたたかなスピーチを頂戴しました。
建先生はもちろんのこと、これまで指導を受けたすべての師匠にはたくさんのことを教えていただき、相談に乗っていただき、励まし、助けていただきました。

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尊敬する師匠とのデュオはわたしにとって格別な時間です。あらゆる音色やフレーズが共に美しい音楽を実践することで深い学びとなります。

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司会進行もわたしがホストとしてやらせていただきました(^^)

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わたしのソロのシーン。ギターは山梨は富士川の製作家、リペアでもいつもお世話になっている長沢仁美さんにこの度特別注文で作っていただいた記念ギター(2026年作)で演奏しています。長沢さんにこのギターをお願いしたのは2025年の初頭だったと思います。この日の企画の原動力ともなっています。
ギターやその製作家も時代を超えてわたしの音楽人生に彩りと示唆を与えてくれていると感じています。
長沢さんは親子で当日の会場にいらしてくださいました。ありがとうございました。

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立川市ギター倶楽部のみなさんとコンチェルティーノ第3番(スターク)を演奏。こちらの倶楽部とは今年でちょうど20年のお付き合いとなりました。客席にはわたしの指導する別のサークルの方々もたくさん聴きに来てくださっていました。

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立川市ギター倶楽部の会長:平澤豊さんとあつい握手!

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アンコールのシーン。わたしの音楽人生を良く支えてくれる重要な存在がもう一つありました。「家族」です。いつもありがとう!不覚にも家内のスピーチに心を打たれてしまいました。ここでは短い二重奏曲を披露させていただきました。

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そして最後に本日の演奏者全員でパッヘルベルのカノンを演奏しました。めでたしめでたし。

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終演後はこんな感じでホワイエへ。ご来場のたくさんの方からあたたかいお声がけをいただき、感激しました!赤いちゃんちゃんこはパッヘルベルのカノンの時に着るつもりだったのに、完全に飛んでました(笑)

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ギター製作家の長沢さんも二代目の連くんとともにお越しくださいました!素敵なギターをありがとうございます!

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演奏者で打ち上げ~!たくさん話ができて良かったです。クラブのみなさんは建先生や植木さんと話ができたのも嬉しかったみたい(^^)

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打ち上げ終わって帰宅~。当日だからちょっと笑顔が疲れてるかな(笑)
こんなにたくさんのお花やお祝いの差入れも戴きました。皆さん、本当にありがとうございました。

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当日のパンフレットです。

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還暦ギターのポストカードをつけました(^^)/
長沢ギターの話はこちらで!
「記念のギターという喜び~長沢仁美ギターのこと」

 

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2026年5月10日 (日)

コンチェルティーノ第3番(スターク)

ソロギターとギター4パート合奏のための
小協奏曲(コンチェルティーノ) 第3番(1970年) / ピーター・ファン・デル・スターク(1930-2007 蘭)作曲
Concertino III for solo guitar and guitar quartet(1970)
(Pieter van der Staak, 1930–2007)
演奏
長谷川郁夫(Ikuo,HASEGAWA)
立川市ギター倶楽部(Tachikawa City Guitar Club)

Ⅰ.Allegretto
Ⅱ.Tempo di Minuetto
Ⅲ.Allegretto risoluto

スタークについて
スタークはオランダのクラシックギタリスト、作曲家、音楽教授でした。これまでも彼のいくつかの作品を指導するサークルの演目に推してきましたが、わたしはスタークについて合奏に造詣が深く、アマチュアにも弾きやすく、それでいて楽しさや響きの良さを感じる合奏作品をたくさん提供する方という印象を持っています。

コンチェルティーノ第3番について
かなり以前のこと、楽譜屋さんでいろいろな曲を漁っていた時に手書きの楽譜をそのままコピーした体裁で販売されているこちらの曲を発見しました。コンチェルト形式で書かれた全3楽章のギター合奏曲、しかも合奏部はプライムギターのみの編成…これは珍しい!しかもスタークならきっと響きも親しめるだろうし、いつかきっと演奏する機会があるだろうなんて思ってゲットしたことを覚えています。
知る人ぞ知るくらいの曲かななんて思っていましたが、オランダ文化省の依頼によって作曲されたという背景からか、いま「staak cocertino」で検索するとヨーロッパの人たちのものかな、演奏がよくヒットするのは意外でした。
楽譜は
https://webshop.donemus.com/action/front/sheetmusic/3211/Concertino+III
より入手できるようです。
わたしの持っている手稿譜とは違って清書されていました。

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2026年5月 6日 (水)

第6回アマチュアギターアンサンブルコンサート

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5月4日みどりの日。府中はバルトホールで行われた第6回アマチュアギターアンサンブルコンサートに立川市ギター倶楽部で出演してきました。
我らが立ギは初回から参加させていただいていますが、初回は2020年・・・そう、例の流行り病のせいで録画による開催になってしまったんですよねえ。6回目になる今回は12団体、およそ100名ほどの演奏者が集う、賑やかで楽しい会となっていました。

それで今回の写真。
実は1971年創立の歴史ある立川市ギター倶楽部の指導と指揮をわたしが引き継いでちょうど20年(2006年より)になるのですね。そこでいつもは指揮で出演するところ、これに免じて⁉共演という形で演奏させていただいたというわけです(^o^)丿

選曲は知られた名曲のアレンジも考えたのですが、ギター合奏のオリジナル曲の方がわたしらしいかなとも思って「ギター独奏と4パートギター合奏のための小協奏曲第3番(スターク)」という作品にしました。全3楽章でも7分程度と軽やかな音楽ですが、合奏のみなさんと音を重ねるのは指揮とはまた違った楽しさとがありますし、バックに支えていただいて構成される協奏曲形式ですからその喜びもひとしおです。

この曲は今月末に予定しているわたしの還暦を記念した「音楽の集い」でのエンディングにお願いしてあり、あと今年12月の立川市ギター倶楽部定期演奏会の演目にも入っています。
立ギのみなさん、よろしくネ v(^_-)-☆

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はせがわ音楽教室 第30回発表コンサート

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先週は年に一度の教室発表会(発表コンサート)がありました。門下生のみなさん、よく頑張っていただいて今回も充実した会となってよかったです。 小学校低学年から80代まで、同じステージでドキドキしながら演奏される様子を見ながら「本当にギターは素敵な楽器だな」と思っていました。この日は小学生が二人いたのですが、どちらもお母様と一緒にレッスンを受けていて、わたしと一緒に3人でステージ演奏できたのがとても微笑ましく感じました。

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2026年4月18日 (土)

ライブ告知:6月21日(日)ソロ 国立

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長谷川郁夫クラシックギターソロライブ
リラギターとクラシックギター 愛奏曲集

6月21日(日)音楽茶屋「奏(そう)」(国立)
17:00 オープン 18:00 スタート
料金:2500円+オーダー

お問い合わせ・ご予約:はせがわ i.has@nifty.com

この日は竪琴型の19世紀ギター“リラ”と
こちらのブログでも紹介したわたしの還暦記念ギター(長沢仁美作)を
持ち込んで演奏する予定です。

リラギターの演奏はなかなか珍しい部類と思います。
こちらはリラギターのために作られた作品と、
もう少しイマジネーションを広げたレパートリーをセットしました。
ギターとも異なった幽玄な響きをお楽しみください。
わたしの愛奏曲集と銘打って楽器ばなしとともに好きな曲を弾いていく
おしゃべりライブにしようと思っています。
よろしければ是非聴きにいらしてください。
心よりお待ちしております。

《プログラム》
リラギターで
アイルランド民謡集(ジュリアーニ)
ビウエラのためのパヴァーヌと幻想曲(ミラン)
ジムノペディ第1番(サティ)

モダンギターで
魔笛の主題による変奏曲op.9(ソル)
11月のある日(ブローウェル)
スウィートライフ(ヨーク)
ほか

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ライブ告知:6月28日(日) 狛江

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ギター・ウクレレ・アラモードVol.9
〝深ちゃん&はせどん癒やしのギターデュオ〟

2026年6月28日(日)
会場:泉の森会館ホール  小田急線狛江駅 北口より徒歩2分
13:00開演(12:30開場)料金:3000円

主催・お問い合わせ&ご予約
080-5456-6301 (深代)
guitermimi@yahoo.co.jp


昨年に続いて、今年も来る6月28日(日)に深ちゃん先生のリサイタルシリーズ「ギター・ウクレレ・ア・ラ・モード」の第9回として深&はせデュオの生演奏が決まりました!
いつもYoutubeを通してお聴きいただいている「深ちゃん&はせどんギターデュオ」のレパートリーを生のステージでたっぷり楽しんでいただけるようなプログラムをセットしました。深ちゃん先生のウクレレソロ、わたしのギターソロもあります。
会場の泉の森ホールは狛江駅から徒歩2分ほど。演奏者のバックは大きなガラス窓なのです。この頃のきっと草木の緑が一層深まった様子をイメージして、こんなチラシにしてみました❤

皆様のお越しを心よりお待ちしております(^^)/

チケットお申し込みは
わたしへのメールでも承ります。
皆様のお越しをお待ちしております。楽しくガンバリマス!

《プログラム》
★ギターデュオ
主よ人の望みの喜びよ(バッハ)
シチリアーノ(バッハ)
G線上のアリア(バッハ)
二つのマンドリンのための協奏曲より(ビバルディ)
モルダウ(スメタナ)

★ウクレレソロ
恋のバカンス
スゥイートメモリーズ
ハナレイムーン
虹を

★ギターデュオ
この素晴らしき世界
嘘は罪
我が心のジョージア
エルチョクロ
ひまわり
瑠璃色の地球

★ギターソロ
グランホタ
11月のある日
エンデチャとオレムス
聖母の御子

深代朋子
日本ギター音楽学校卒業。1979〜83年、女性合奏団「ザ・ドリマーズ」として活動。その後、クラシックギターを小原聖子氏、フラメンコギターを故・伊藤日出夫氏に師事。現在、ふかしろギター・ウクレレ教室を主宰。「ギター・ウクレレで貴方の人生を楽しく豊かに」をモットーに活動しています。

深ちゃん&はせどんギターデュオ
「初級の方には目標に、中級の方には楽しみになる」くらいのギターデュオレパートリーを動画で紹介していく企画として2023年8月からスタートし、2026年4月現在で60曲を越えました。流して聴いても楽しんでいただけるように、ていねいな演奏を心がけています。

関連情報
ふかしろHP

ふかしろブログ

深ちゃん&はせどんギターデュオ動画

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2026年3月 8日 (日)

上谷直子さんと動画コラボ!~対談と演奏

去る(2026年)3月1日にギタリスト上谷直子さんのスタジオにお邪魔し、コラボ動画として対談と演奏を収録してきました。

上谷さんとの収録は一年ぶりになりますがこの日のコラボもわたしたちの所有する二つのギターを中心に楽しくおしゃべりしました。
今回のギターは上谷さんがスイスのモーリス・オティガー(Maurice Otiger)作、わたしがドイツのヘルマンハウザー三世(Hermann HauserⅢ)作でどちらも1991年に作られたものでした。
オティガーは少なくとも日本ではかなり珍しい作家でわたしも上谷さんのこの個体しか見たことがありません。リュート製作(ギターも作っています)で高名なヤコブ・ファン・デ・ゲースト(Jacob J.van de Geest)の弟子筋で、リュートとギターを作っているとのこと。サテンフィニッシュのボディ、ブリッジの形状およびメイプル材を使用している点、口輪が一般的なモザイクと異なり刃物で彫りこんだ造形になっているところなどがユニークで古楽器風味を醸していますが、現代の演奏にも対応する豊かな響きを持っていました。
一方わたしのハウザー三世は「ソロモデル」と言われるショートスケールで弦長が625mmとなっています(現代のギターは一般的に650mmが標準と言われます)。ボディシェイプも丸みを帯びていわゆるセゴビア型とは大きく異なり、こちらもハウザーのモダンギターとしてはかなり珍しい部類ですね。
スペインのギターとはまた違ったニュアンス、味わいも楽しんでいただけたらと思います。

動画は前後編に分かれていて以下をクリックしてご覧ください。

なぜ楽器が欲しくなる?ハウザーⅢ (ショートスケール)|クラシックギター談義【前編】
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https://www.youtube.com/watch?v=PUeencrn2dg

上谷直子✕長谷川郁夫 クラシックギター談義~後編
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https://youtu.be/hBxN4VNbyBs

演奏の方はこちらの2曲

デュオ第1番(ソル)~上谷直子さんと
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https://youtu.be/W7xW8P6p8_w


F. カルリ:対話風小二重奏曲 第5番, op.34-5
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https://www.youtube.com/watch?v=Zs5fUuMhKdM

《曲目について》
デュオop.55-1
ソルの
op.55は3つのデュオがセットで、こちらはよく「デュオ第1番」と呼ばれています。アンダンテとアレグレットの二つの楽章で出来ており、伸びやかで品の良いメロディが堪能できる佳曲です。教育目的で書かれた作品で楽譜冒頭にはソル先生からのメッセージが書き込まれています。
曰く「この作品から、私が与えようと努めたすべての成果を引き出そうとする者は、指使いから逸れないよう細心の注意を払い、また常に手を正しい位置に保たなければならない。すなわち、指を指板の前に置き、必要以上の動きを与えないようにすることである。第1パートを弾いたあとには、第2パートを学びなさい。そしてそれを流れるように弾けるようになったとき、自分でも気づかないうちに身についていた進歩に驚くことになるだろう。」

つまり、ソル先生のように上手くなりたければ、
①「この運指は勝手に変えるな」
②「指板(弦)から指を遠ざけてはイカン」
③「指をバタバタ動かさナイ」・・・そして
④「1stが弾けたからと言って終わりじゃないゾ、2ndも弾くノダ」
というあたりでしょうか。
ハハ~ッ!と肝に銘じてアプローチしております。

カルッリの方は6つの小二重奏曲op.34より。カルッリの代名詞とも言えそうなト長調のロンド(第2番)が入っているシリーズからヘ長調の第5番を演奏しています。可愛らしいチャイムが響くようなロンドの冒頭が魅力的ですし、2台のギターが対話するように進む様子やメジャーとマイナーの表情の揺さぶり、突然のパウゼなど人を楽しませるサービスがいっぱいちりばめられた実にカルッリの「らしさ」を感じる一曲です。上谷さんとはこのop.34はぜひ全曲の演奏を収録したいと相談しています。

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2026年1月21日 (水)

記念のギターという喜び~長沢仁美ギターのこと

二十四節気の大寒だった昨日、山梨県は富士川の山中にある長沢仁美ギター工房に伺ってギター引き渡しの儀をおこなってまいりました。
実はわたしの還暦を記念するギターをお願いしてあったのです。長沢さんにはいつかわたしのギターを作ってほしいと思いつつ年月が過ぎていましたが、このタイミングが良いきっかけとなりました。このギターは誕生日がわたしと一緒(1/14)です。還暦だから干支も一緒ですネ(^o^)丿❤ 長沢さんは工房に古くからあるとっておきの材料を厳選して丹精込めて作ってくださいました。あぁ新作のギターなんていつ以来でしょう、これはまた格別に嬉しいものですね。
このギターはわたしにとって弾くたびに、眺めるたびにきっと「人の縁」「木の力、自然の力」「人生と時間」・・・こんなことに思いをめぐらせたり、それらに感謝するスイッチとしても存在してくれるような気がしています。
音はまだ出来たてですからナマっぽい感じはありますが、高音は優しく、低音は深々といい音でよく鳴ってくれます。ただね、ギターの側からも「あなたが最初の主人?フーン、どいういう音をお出しになるの?」とこちらの様子を伺われているような感じもあるんですよ(笑)。まずはブレークインをしっかりしないといけませんね。
ギターはわたしたちよりずっと長生きです。このギターもこの世に存在する限り、いつまでも誰かに愛奏されることでしょう。わたしはこのギターが生まれるきっかけを作った人、そして最初に音を響かせるファーストオーナーとして、これから丁寧にその役割を果たしていきたいと思います。

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工房の応接室にて。
この度は素敵なギターをありがとうございました。向かって左がこのギターを作ってくださった長沢仁美さん、右は二代目の連(れん)君。

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弦長640mm、ドイツ松の表板とブラジリアンローズの横裏板、それとメイプルのブリッジでお願いしました。これらはどちらも40年以上前に入手された材料とのこと。表板は割材の証であるハーゼが全面によく出ています。有名ギターを模した○○モデルということはなく長沢オリジナルですが、内部構造としてはきわめて伝統的なものです。長沢ギターとしては少し小さめの型枠のボディとなり、まとまりの良い響きかつ、構えやすく感じました。

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長沢さんのヘッドデザインはここに富士山が入るのですが、今回は特別なアレンジとしてシルエットはそのままに富士山のかわりに中央にメイプルを配してもらいました。このメイプルはブリッジと同じ材料から取っているとのこと。
このシルエットって「かぜかまえ・かぜかんむり」から来ているのかな?富士山を渡る風みたいなイメージとか。今度行ったら訊いてみます。

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長沢ギターのオリジナルヘッド(富士山)はこんな感じです。

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手の込んだ口輪のデザインですが、これは長沢ギターのスタンダードで特徴のひとつになっています。

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今回の目玉はメイプル製のブリッジ。実はわたしのカミさんのギター(Kazuo Sato’93)がメイプルのブリッジなのです。・・・で、そのきっかけになったのが現ドイツ在住のわたしの師匠=吉田佳正先生がメイプルのブリッジを持った愛器D.J.ルビオをリペアのためKazuo Satoさんお預けしたことがきっかけとなってそのタイプを製作されたらしく、この先まで話すと長くなるんで割愛しますが(笑)、メイプルのブリッジには強い縁を感じています。効果としても、反応の速さと太く伸びやかな音色を実現していて魅力的と思います。

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いいマシンヘッドでしょう(^o^)丿
ナットと指板のポジションマークはアイボリー製ですが、印鑑を扱う仕事をされていた生徒さんから譲ってもらった材料を使っています。長沢さん曰く「硬さのある、良い材でした」とのこと。この生徒さんは長い付き合いだったんですけどね、膝が痛くなってしまって教室に通うのが困難になってしまい、残念ながら昨年退会されたのですが元気にしているかな。連絡してみようと思います。
うしろの金色ケースはわたしの生徒さんの形見としていただいたものなんですが、生前には彼の還暦ギターを収めていました。わたしが当時「この金色のケースがいいよ」ってオススメしたのです。わたしのギターを入れてみるとちょうどピッタリだったのでこれを使わせていただこうかなと思っています。

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製作中の様子もこんな感じにいくつか写真を送っていただきました。横裏板は工房で選ばせていただきました。一番黒っぽいやつを選びましたよ(^^)

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こうやって、ていねいに愛情をかけて作って下さったと思うと胸が熱くなります。

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記念日にこうしてギターを作ってもらうというのは良いものです。
今回の経験で強く実感しました。
ギターを愛するみなさんにも是非おススメいたします(^^)/

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