バロックバイオリンの伊左治君
バロックバイオリン奏者の伊左治道生(いさじ みちお)くん。知りあったのはかれこれ3年くらい前でしたかねえ。ある楽団のメンバーとして一緒に演奏したのがきっかけでした。去年からイタリアに留学していて、この日は一時帰国中に遊びに来てくれました。
バロックバイオリンというのは、また機会があったら「“楽器ばなし”に紹介させてね!」と言っておきましたが、ざっと言うと昔のタイプのバイオリン。あの有名なストラディバリだって17世紀後半の楽器ですから、今聴く超一流名器もみんな古かったりするわけですが、そういう楽器の殆どは実はネックや力木など現代の要求に合わせてドンドン改造されているわけです。伊左治君のようなバロックバイオリン奏者たちはそういうモダン仕様に対して、改造を施されていない昔の楽器を使ったり、改造をもとに戻す復元をしたり、あるいはレプリカなどを使ったりして古い時代の音楽にアプローチをしている・・・というわけです。
この日はまあ、久しぶりなんでランチをしながら「イタリアはどう?」とか「奥さん元気?」とか互いの近況報告にも花が咲いたのですが「来年辺りコンサートやりましょう!」という作戦会議もチラリ。パガニーニとかジュリアーニとかのバイオリン&ギター作品を音出ししながらいろいろシュミレーションをしましたよ。え〜?ジュリアーニとかバロックじゃ無いじゃない!・・・と言うなかれ(^_^;)。実はモダンタイプへの変遷の多くは第1次大戦後くらいがほとんどで19世紀の頃のバイオリンは弓の形状に若干の違いはあっても楽器の方はあまり変わっていないのですよ。
伊左治君の弾くバイオリンの音色は軽やかで美しく、甘く、そして繊細。。。ギターとのアンサンブルでも対話の愉しみを実感できる・・・そんな感じがしましたね。たぶん来年の夏前くらいになりますかねえ、きっとこの音色を聴いていただける機会を作りたいと思っています。お楽しみに!
そうそう、伊左治君の奥さんのマキちゃんがまたヴィオラ・ダ・ガンバっていう古いタイプの低音弦楽器を弾くんですよ。「一緒にやれる曲もねー」なんてとりあえず色々アイデアは出しておきましたよ。
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