終了:珈琲とともに楽しむヴァイオリンとギター ~二種の弦楽器による親密な響き~
2017年9月10日(日) 永田珈琲店「こもれび」にて
ヴァイオリン:宮林陽子さん
ご来場のみなさまありがとうございました。
今回のライブは一か月くらい前に満席となってしまい
何人かの方にはお申し込みを受けられず、
申し訳ありませんでした。
さて、今回のプログラムはヴァイオリンとギター。
共に弦楽器としてポピュラーな存在ですが
意外と一緒に演奏することが少ないような気もします。
でも、曲は結構あるのです。
シャイトラーのデュオは1番ばかりがよく弾かれますが
2番もなかなか爽やかで良い曲です。
まあ、1番と雰囲気は似ていて調も一緒ですが ![]()
パガニーニはさすがにヴァイオリンとギターを熟知した人物。
チェントーネ・ディ・ソナタの1番はよく弾かれる曲ですが
大変効果的なフレーズと構成でできています。
続くギターソロはアルハンブラとバリオスのワルツ。
バリオスはそのうち何曲かまとめて弾けたらなあと思っています
20世紀初頭の楽器で ![]()
後半は無伴奏ヴァイオリンソナタ
ヴァイオリンはギターと違って
ソロっていうのは伴奏つきのものなので
ホントに一人で弾く曲は「無伴奏」とことわりが付きます。
たった4本の弦で奏でるポリフォニー。
本来、大変な制約の中で作られているはずですが
無限の広がりを感じます。
ヴァイオリンの宮林さん、素晴らしい集中で素敵な演奏でした。
無伴奏のこういった曲を間近で聴くのは感激です。
楽譜もバッハの自筆譜を見ながら演奏していました。
後半はアレンジもの。
・・・と言っても、
シューベルトのセレナーデの伴奏譜はコスト編だったり
モーツァルトはカルッリ編だったりと
ロマン派時代のギターアレンジにしました。
なかでもこのカルッリのモーツァルトは
2つの楽器の対話という室内楽的な楽しみも保ちつつ
モーツァルトを弾く(聴く)楽しみも満足させるような楽譜で
カルッリ先生のさすがの腕前を感じながら取り組みました。
アリオーソはG線上のアリアと並んで
ヴァイオリンで聴きたいバッハの名旋律の一つですが
宮林さんの滋味あふれる深い響きを堪能しました。
ラストはチャールダーシュ。
この曲だけ、これまでと若干毛色が変わりますが
ラストにふさわしい、盛り上がる曲ですね。
わたしが30年くらい前にアレンジした伴奏譜で演奏しました。
懐かしかったなー!
お客さんがこんなに近いライブ!
でも、永田珈琲では毎回こんななんで慣れてきました~ ![]()
宮林さんとのアンサンブルは音楽の対話に溢れていて
実に音楽をやったという充実感があって、とっても楽しかったです
宮林さんとはまたどこかでこういうライブをやりましょう!と話をしてお別れしました。
ヴァイオリン 宮林 陽子プロフィール
山形大学特設音楽科卒業。東京フィルハーモニー交響楽団に在団後、渡独。
ダルムシュタット国立歌劇劇場管弦楽団、北ドイツ放送管弦楽団などで演奏活動、
フランクフルト音楽大学で研鑽を積む。
帰国後はロザムンデ弦楽四重奏団、薔薇のデュオを結成、
2006年音楽の友ホールでリサイタル。
2015年ヤルヴィホールでコンサート。
2013年と2017年に神野優子と松代文化ホールでデュオコンサート。
現在はソロ、アンサンブルの分野で活動を展開している。
後日お客様よりレポートの投稿がありました。
ニアフィールドで聴く 「生バイオリン&ギター」 の迫力!!(クリック)
この日の演奏をYouTubeにアップしています。
パガニーニ チェントーネ・ディ・ソナタ
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