原善伸先生宅へ訪問
もう一昨日になりますが、横須賀は原先生のレッスンスタジオにお邪魔してきました。原先生とは演奏会に伺った際にご挨拶していたり、折に触れてSNSで情報交換をしていたこともあって、「おひさしぶりです!」という感覚は無かったのですが、先回伺ったのがデュオをお手合わせいただいたとき(2022年11月)ですから、こうしてスタジオにお伺いするのは3年半ぶりくらいでしょうか。時が経つのはあっという間と感じます。
この日も原先生と奥さまにあたたかくお迎えいただき、先月のわたしの還暦記念「音楽の集い」のご報告から音楽談義、楽器談義、健康談義にいたるまでいろいろな話題で楽しく過ごしました。
また、今回はリラギターを持参しましたのでご覧いただき、恐縮しつつわたしの演奏でその音色をたくさん聴いていただきました。
原先生のレッスンスタジオは音楽専用設計と言いますか、天井が高く、棚には綺麗に整理され楽譜や資料がみっちりと並んでいたりと正に音楽とギターに満ちた空間。ギターの音もふんわりと響き、とても気分の良いものです。
そしてふと心は十九世紀へと飛びました。少し遠くの街からギターを抱えて集い、あたたかく迎え入れられ、良い音楽、良い楽器、良い空間を囲んで語り合う。そんなビーダーマイヤー的とも言うべき、何物にも代えがたい和やかな時間の喜びを感じたのでした。
写真の楽器3台は全てルネ・フランソワ・ラコートによる、しかも全て1828年のラベルを持っているものです。同年に工房を出たそれぞれの楽器が世界のどこをどう旅してきたのか、それは今となっては想像するしかありませんが、それが奇しくも200年後の21世紀に日本の原先生のレッスンスタジオで再び出会うなんてロマン以外の何物でもありません。ただきっと、この楽器たちもここに至るまであらゆる時代でその都度こうして人々を繋ぎ、交流を温める役をはたしてきたのは確かでしょう。
ギターっていいものですね!
原先生、奥様、この日は本当にありがとうございました。
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